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岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」(99)4月5日号

[2018年4月5日]

ID:12908

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桃太郎線(吉備線)を地方都市交通の成功モデルに

こんにちは、岡山市長の大森です。

昨日、長年にわたり検討を進めてきたJR桃太郎線(吉備線)のLRT化について、岡山・総社両市とJR西日本の3者で、役割分担と費用負担に関する合意を結ぶことができました。

LRT化といっても分かりにくいと思いますので少し説明しますと、今回想定するLRTは、路面電車のような外観の低床車両が道路を車と併用して走る区間と、鉄道と同程度の速度で走る専用区間の両方を走るものです。

LRT化することで、駅舎やホームの規模は小さくてすみ(路面電車の電停を想像してください)、新駅の設置が容易になるほか、電車とバス・タクシーの乗降場を隣接させることが可能で、とてもアクセスしやすくなります。

また、例えば、渋滞多発箇所として有名な備前三門駅の西側(関西高校前)などでは、踏切を無くし、車とLRTを一緒に信号管理することによって、渋滞を緩和することができます。

併せて今回の事業では、駅数や便数を増やすことで大きく利便性が高まり、沿線や周辺地域のまちづくりが促進されるなどのメリットも期待されます。

欧米では既に盛んに導入され、多くのメリットが期待できるLRTですが、今回の合意に至るまでの道程は険しく、平成15年にJR西日本からLRT化構想が発表されてからも、なかなか具体的な検討に入ることはありませんでした。

私が市長に就任した後の平成26年に、ようやく3者でこの事業の有用性を共有し、本格的な検討が始まりましたが、その後も、役割分担や費用負担に関して見解の相違を容易に埋めることができず、一時は断念する可能性が高まったこともありました。

しかし、3者が真摯に検討を進め、歩み寄り、ここ2~3か月の間に急速に合意点が見出せる状況に至りました。

LRT化事業は、今後次のステップ(基本計画策定)に進みますが、まだまだ解決すべき課題は多く残されています。

私としては、このLRT化は岡山の将来の都市像を描く上で重要なものと捉えており、3者で協力してできるだけ早く実現したいと考えています。

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