岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」（124）12月9日号

こんにちは　岡山市長の大森です。

12月6日に、全英女子オープンを制覇するなど、今年大活躍したプロゴルファー・渋野日向子選手が、国内ツアーを終えて岡山市へ帰ってこられました。

岡山市では、渋野選手の歴史的な偉業を称えるため、本市のスポーツ分野で最高賞に当たる岡山市人見絹枝スポーツ顕彰「岡山市民スポーツ栄誉賞」の表彰式を行いました。

受賞式の前に、私が渋野選手に、プロ一年目の昨年と、大きく飛躍した今年とで何が変わったのか尋ねたところ、渋野選手は、「技術面の成長もあるが、気持ちが大きく変わった。」と答えられました。

5月に国内の4大大会で初優勝を飾った後、「いろいろとプレッシャーを感じ、もう優勝できないのでは、もうだめかな。」と、不安に思ったこともあったそうです。

しかし、「自分は本当にたくさんの周りの人達に支えられて今までやって来られた。これからは自分を支えてきてくれた人達のことを考えてゴルフをしよう。」と思うようになったそうです。

このように吹っ切れて臨んだ結果が、8月の全英女子オープン優勝の快挙であり、国内でもツアー4勝、賞金ランキング2位という見事な成績に繋がったのではないでしょうか。

授賞式では、渋野選手からは、「全英女子オープンを優勝した時に、海外の方から『ゴルフを笑顔でしてくれてありがとう』と言われたことが本当にうれしかった。これから私がやっていかなければならないことは、日本、世界の皆さんを笑顔にできるようなプレーヤーになることであり、岡山の代表として、岡山を誇りに思って、世界へ羽ばたいていきたい。」というメッセージをいただきました。

渋野選手、この一年、本当にお疲れ様でした。昨年の西日本豪雨で大きな被害を受けた渋野選手の地元、東区平島地域だけではなく、岡山全体が渋野選手の明るい話題で盛り上がり、大変元気づけられました。

まずは、ふるさと岡山で、おいしいものをたくさん食べて、しっかりと休んでください。そして、来年のさらなる活躍を心から期待しています。