岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」（106）10月11日号

こんにちは、岡山市長の大森です。

現在のJR岡山駅と路面電車の最寄りの電停は、大通りを挟んで距離が約180m離れ、いくつも階段や横断歩道を通らないと辿り着けません。

そのため、市民にとっても来訪者にとっても使いやすいものとなるよう、路面電車の岡山駅前広場乗入れの早期実現を目指します。

この路面電車の乗入れや、併せて行うタクシーゾーンと一般車送迎ゾーンの入替えに伴い、噴水周辺・桃太郎像といった憩い空間や歩行者動線に影響が出ることから、改めて駅前広場全体のデザインを検討することとしました。

留意点は以下の3点。

まず、岡山らしさ。

どの駅に降りても同じような、金太郎飴のような風景には魅力がありません。
「岡山に来たな」と実感できるような、岡山らしさ満載の印象的な空間をつくりたいと考えています。

次に、機能性。

地元商店街の方々から、路面電車の乗入れによって歩行者動線が変わるのではないか、との不安の声をいただいており、関係者の意見をよく聴きながら、動線の確保を図ります。

最後に、賑わい創出。

緑の量を増やし、自然に人々が集う賑わい・憩い空間をつくりたいと考えています。

駅前広場のデザインについては、11月中にデザイナーを決め、年度内を目途に大まかなデザインを決める予定です。

その過程で、有識者と共に、広く市民の皆様からご意見を伺いたいと考えており、パブリックコメントや意見を伺う会などを通じて、お気軽にご意見をお寄せいただきたいと思います。

• 路面電車乗入れ
  2018年度　都市計画決定
  2019~20年度　軌道法許認可、詳細設計
  2021~22年度　工事
  2023年度　供用開始
• 駅前広場整備
  2018年度　デザイン案決定
  2019~20年度　詳細設計
  2020~22年度　工事
  2023年度　供用開始

※可能であれば、前倒しを行いたい。