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岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」(100)5月9日号

[2018年5月23日]

ID:12912

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読書のすすめ

こんにちは、岡山市長の大森です。

私が市長に就任してから始めたメールマガジンが、今回で記念すべき100号を迎えました。

この節目に、皆さんに何をお伝えしようかと悩みましたが、今回は少し趣向を変えて、私の愛読書についてご紹介したいと思います。

なお、私がメールマガジンを始めようと思ったきっかけは、国土交通省に勤めていたときに前長野市長の鷲澤正一氏と名刺交換をし、送っていただいていたメールマガジンが、非常に参考になったことです。

中でも、鷲澤氏の愛読書の紹介はおもしろく、同じ行政に携わる身としての参考にもなりました。

ただ、ご紹介する本を整理しようにも、学生時代から10回以上の引越しを繰り返すたびに本を散逸してしまい、過去の記憶に頼らざるを得ない部分がありますことをお許しください。

また、私の読書は若干歴史小説に偏りがありますが、その時々でおもしろそうな本を見つけては読むというスタイルなので、ジャンルの統一感はありません。

まず、若いころに読んだ本の中では、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『菜の花の沖』…、山岡荘八の『徳川家康』などが特におもしろく、当時、夢中になって読んだ記憶があります。

やはり、前を向いて進んでいこうという気持ちが強かったのかなと思います。

少し年齢を重ねてからは、歴史のドラマの中で、勝者敗者それぞれに理があることに関心を持ち、よくある勝者の側の視点で書かれた本だけでなく、敗者の側の視点で書かれた本もよく読むようになりました。

高橋克彦の『炎立つ』『火怨北の耀星アテルイ』…、浅田次郎の『蒼穹の昴』『中原の虹』…、ユン・チアンの『ワイルド・スワン』などはどれも素晴らしく、歴史ものでは、小前亮の『李世民』…、五木寛之の『親鸞』、山本周五郎の『樅ノ木は残った』、城山三郎、堺屋太一、黒岩重吾、北方謙三などをよく読みました。

最近では、岡山市出身の磯田道史氏の本もよく読んでいます。

また、気軽に楽しめる読み物では、池波正太郎の『鬼平犯科帳』…、池井戸潤の『下町ロケット』…、佐藤多佳子の『一瞬の風になれ』、宮部みゆき、赤川次郎などを読むと、間違いなく夢中になります。

その他、企業小説では高杉良、エッセイでは藤原正彦、中西輝政、養老孟司、最近読んで「これは」と思ったものに、出口治明の『仕事に効く教養としての「世界史」』や、丸山俊一の『欲望の資本主義』などがあり、梯久美子の『散るぞ悲しき硫黄島総指揮官・栗林忠道』も忘れられません。

最後に、岡山に関係するおもしろい歴史ものとして、あさのあつこの『岡山藩物語吉備の風に吹かれて』、縞田七重の『宇喜多秀家の松』、黒川十蔵の『享保に咲く』などが挙げられるのかなと思います。

ゴールデンウィークの合間、ふと、私自身の読書遍歴を振り返ってみましたが、やはり中途半端なものになってしまいました。

でも皆さんも、この心地よい春の季節に、新しい本を手に取ってみてはいかがでしょうか。

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