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岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」(125)12月27日号

[2020年4月19日]

ID:21334

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読書のすすめ2019

こんにちは 岡山市長の大森です。

年末恒例になりつつありますが、今年もこの一年で読んだ中で印象的だった本を紹介させていただきたいと思います。

歴史のジャンルでは、『関ヶ原連判状』『等伯』『血の日本史』(安部龍太郎)、『のぼうの城』(和田竜)、『日本を創った12人』(堺屋太一)が挙げられます。

中でも『血の日本史』は、1300年にわたる我が国の歴史を46の短編小説によって俯瞰したもので、11月にブルガリアを訪問した際に、機内で読みました。それぞれの史実を元々知ってはいましたが、歴史の一コマに作者が独自のストーリーを付けているところが印象的で、その想像力(創造力)には感心させられました。

時事・社会のジャンルでは、『範は歴史にあり』『宿命に生き 運命に挑む』『総理の器量』(橋本五郎)、『日本人の誇り』(藤原正彦)、『日本人としてこれだけは知っておきたいこと』『日本人が知らない世界と日本の見方』『日本人のこころとかたち』(中西輝政)、『世界地図を読み直す』(北岡伸一)を読み、ないしは読み返しました。

橋本五郎さんとは、先日、岡山で講演された際に、20分ほどお話しする機会を得ました。その際に、例えば、高齢者福祉を考えるにあたっては、これまで社会を築いてこられた高齢者を敬い、その尊厳を支えるという気持ちが何よりも大切といったように、人間としてあるべき心の持ち方について、示唆をいただいたように思います。

気軽に楽しめる、“ほのぼの系”で挙げると、『昨夜のカレー、明日のパン』(木皿泉)、『昨日がなければ明日もない』(宮部みゆき)、『ペンギンは空を見上げる』(八重野統摩)、『きみはいい子』(中脇初枝)、『蜜蜂と遠雷』(恩田陸)。
そして、「市民の童話賞」の第35回入賞作品から、『小竜の翼』(高岡芽美さん)、『のぞきこむと……。』(中川祐樹さん)。

岡山市長になって、岡山市名誉市民である児童文学作家の坪田譲治氏を顕彰する「岡山市文学賞」の関係で、児童文学に触れたことがきっかけとなり、最近では、“ほのぼの系”もなかなか面白いなと思って読んでいます。

その他にも、岡山旭東病院の土井章弘院長のエッセー『院長のひとりごと』(第1巻)は、先生のお人柄そのものが文章に表れているようでした。いただいた第2巻、第3巻は、残念ながらまだ読めていません。

友人から勧められて読んでみた本では、『スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック』(ジェームズ・ドゥティ)、『幼児教育の経済学』(ジェームズ・J・ヘックマン)。
普段あまり手にすることのないジャンルであり、良いアクセントとなりました。

皆さんも、興味の沸いた本があれば、ぜひお手に取ってみていただければ幸いです。

寒さの厳しい折、ご自愛のうえ、良いお年を迎えられますことを心からお祈り申し上げます。

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