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岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」(112)2月20日号

[2019年3月25日]

ID:12938

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災害に強い岡山市実現予算~そして住みやすさと力強さ

こんにちは、岡山市長の大森です。

去る18日、平成31年度当初予算案を発表しました。

この予算は、昨年の7月豪雨以降、最初に編成する年間予算であり、「災害が少ない岡山市」から、「災害が起きても、強い岡山市」へレベルアップするための施策に重点を置く、名付けて“災害に強い岡山市実現予算”です。

ポイントは何と言っても防災・減災対策。

ソフト・ハード合わせて約15億円(前年度9,670万円の約15倍)を計上しています。

  • 共助の要である自主防災組織の単位町内会組織率わずか44.8%という現状を変えるため、防災意識が高まっている今、結成時の準備や活動に対する支援制度を抜本的に見直し、拡充するとともに、結成手続きを簡素化し、来年度中の組織率100%を目指します。
  • 約7,700棟が被害を受けた浸水の防止策として、河川整備への協力やポンプ場整備に向けた測量・地質調査、用水路事前水位調整のための現況調査、市内86か所の排水機場の点検強化や監視カメラ設置検討などを行います。

次に保育士確保策。

  • 全国ワースト2位の待機児童と言われてきましたが、ようやく入園申し込みを上回る受け皿が整備できてきました。しかしながら、それに見合う保育士の確保が難しい状況です。市単独での民間保育士の賃金2%上乗せ(月約6,000円)を継続するとともに、民間保育施設に新たに就職する保育士等を対象に、宿舎借上げ(上限月60,000円)と奨学金返済(上限月10,000円)に対する支援を行います。

その他の重点施策として、

  • 桃太郎線のLRT化や路面電車の岡山駅前広場乗入れ、岡山芸術創造劇場(仮称)整備などの「まちづくり」
  • 放課後児童クラブの新たな運営体制の準備や学力・問題行動等の教育大綱の目標達成に向けた取組などの「子育て・教育」
  • 新たな健康ポイント事業や精神障害者への医療費助成などの「健康・福祉」
  • 民間の起業・事業展開の後押しやG20岡山保健大臣会合、岡山芸術交流2019などの「産業・観光」

これらによって、一般会計総額は3,311億円と過去最大規模となりましたが、景気の回復基調に伴う個人所得の伸びなどによって市税が42億円増える見込みであり、財源調整のための基金残高が前年同期比17億円増、市債残高が前年同期比23億円減と、財政指標とともに健全性を確保しています。

将来に負担を先送りしない健全な財政を維持しながらも、災害に強い「安全・安心」、住む人に温かい「住みやすさ」、圏域を牽引する「力強さ」を兼ね備えた岡山市の実現のために、必要な予算をしっかりと確保できたものと考えています。

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