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岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」(129)9月3日号

[2020年10月19日]

ID:25562

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人生の3つの坂

こんにちは、岡山市長の大森です。

「人生には3つの坂がある」とよく言われます。それは、上り坂、下り坂、そして、「まさか」です。新型コロナウイルス感染症が世界的に拡がり始めた3月以降は、百年に一度とも言われる未曽有の危機に、人類全体がこの「まさか」の事態に陥り、個人、地域、国それぞれが、先を見通せない中で、懸命に対策を模索し続けてきたのではないかと思います。
私は、このような状況であるからこそ、冷静さが必要であると考え、専門家の意見を踏まえ、感染拡大防止を基本としながらも、社会経済活動とのバランスを取りながら、課題に対応してきました。

そして、このウイルスと向き合って半年以上が経ち、感染の多くが飛沫等により発生しているなど、次第にその特徴が明らかになってきています。一人ひとりがこの感染症について、正しく理解し、過度に恐れることなく、正しく恐れて落ち着いて行動することが求められていると考えています。


そうした中、先般、新型コロナウイルス感染症の対応として、9月補正予算案を発表したところです。そのうち、PCR検査の拡充と文化芸術活動への支援の内容について紹介します。


まず、PCR検査の対象について、2つの視点から大幅に拡充します。


1つ目は、社会生活を支える上で欠かせない業種の方が、積極的にPCR検査を受けられるシステムづくりです。具体的には、
・医療、介護、福祉、教育、保育等の施設設置者には、従事者に対し、PCR検査の受検を念頭に、積極的に医療機関を受診するよう指導していただく


2つ目は、集団感染の発生やその恐れがある場合には、検査対象者をより幅広く捉えていきます。
・感染者の接触者等の検査結果を待たずに、その関係者にもPCR検査を適宜実施(関係者の例:接触者等の家族)
これらの取組により、感染拡大に繋がりやすい対象者へ積極的にPCR検査を実施できる仕組みを構築していきます(8月末で累計約3,500件検査実績→10月以降半年で約20,000件の検査対象を想定)。


次に、文化芸術活動の再開などについて、市民自らの活動をきめ細かに支援するとともに、ワンストップ総合相談窓口を設置します。
今回、市民自らの活動を支援するメニューは次の3点です。


1つ目は、「文化芸術活動の再開に向けた支援」で、活動再開に向けて行われる事業に対し助成します。
具体例としては、
・文化団体が市民会館で行う演劇やダンスの定期公演
・高等学校の吹奏楽部がホールで行う発表会
・公民館で行う生け花やお茶等の伝統文化の発表、囲碁や将棋の大会等


2つ目は、「発表の場の確保の支援」で、岡山市民会館、岡山シンフォニーホールの会場費等を助成します。


3つ目は、「キャンセル料等への助成」で、文化芸術活動がキャンセルになった場合のチラシの作成費などの必要経費を助成します。

今後とも、感染拡大防止を基本としながら、社会経済活動との両立を図るべく、必要な対策を機動的に講じていきたいと考えています。


お問い合わせ

市長公室 秘書課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1023 ファクス: 086-234-7065

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