ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

Language

岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」(127)5月1日号

[2020年5月15日]

ID:21612

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

令和2年度5月補正予算案について

こんにちは 岡山市長の大森です。

本日5月1日、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応として、5月補正予算案を発表しました。

今回の補正予算案は、現時点で最大の課題である、保健医療体制の強化などの感染拡大防止に向けた取組や、大きな影響を受けている地域経済、市民生活を守るために必要な措置をできるだけ速やかに実行していくために編成するものです。

補正予算額は一般会計で約777億円の増額であり、その財源は主に国の支出金での対応となります。

市の一般財源は約36億円の歳出増となり、今回のような不測の事態に活用するために積み立てている財政調整基金144億円の約4分の1を取り崩して対応します。

今後の財政運営を考える上でも、大きな取り崩しとなりますが、現時点で最大限の予算を確保しています。その主な内容について紹介します。

地域経済への対応では、「事業活動なくして街は成り立たない」という思いから、大きな打撃を受けている中小企業等に対し、市単独で25億円という、今できうる限りの支援を行います。

まず、中小企業等の事業継続を下支えするため、市独自の「事業継続支援金」を創設します。

今年2月から6月までのいずれかの月で、売上が前年同月比で20%以上減少している市内の中小企業に20万円、小規模事業者に10万円を緊急的に支給します。
当支援金は、本日から申請受付を開始しています。なお、感染防止のため申請は郵送のみとしています。

また、外出自粛等の影響から業態の転換を行う事業者を支援するため、「事業向上補助金」を創設し、インターネット通販やデリバリー等の販路開拓、テレワークの導入等に必要な経費について、中小企業に上限20万円、小規模事業者に上限10万円の補助を行います。
対象は、対前年度比50%以上の売上が減少している事業者とし、6月受付開始に向けて早急に準備を進めます。

これらの受付窓口は、岡山商工会議所と市内各商工会にお願いしています。

そして、市民生活への支援では、一人10万円の「特別定額給付金」を一日でも早くお届けできるよう、全力で準備を進めています。
大型連休中の対応など、関係機関や業者の方々にもご協力をいただき、マイナンバーカードを利用したオンライン申請では、本日から申請を受付け、最短で5月12日頃の入金、郵送申請では、申請書を5月14日頃から発送し、最短で5月25日頃の入金となる見込みです。

また、5月20日まで臨時休校を延長する市立の小中学校では、これまで取り組んでいる学習プリント等に、ICT教材を加えて家庭学習の支援を行います。

このたびの予算案は、特に早急に対応すべきものについて編成したものです。
これほど大規模な支援策はリーマンショック時でも行っておらず、中四国においても、市単独事業として事業者継続支援を実施している自治体は、現時点では、ほとんど見受けられません。

今後とも、感染の収束状況に応じて更なる緊急対策が必要になれば、速やかに支援策を講じていくとともに、収束後の反転攻勢として実施する経済回復・消費喚起の取組についても国の動きに呼応しながら、機動的に予算を編成していきたいと考えています。

添付ファイル

添付ファイル

お問い合わせ

市長公室 秘書課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1023 ファクス: 086-234-7065

お問い合わせフォーム