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岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」(132)2月24日号

[2021年5月7日]

ID:29682

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未来を守り・拓く予算

こんにちは、岡山市長の大森です。

去る2月15日に令和3年度当初予算案の「未来を守り・拓く予算」を発表しました。

令和3年度は、市長2期目の集大成の年であり、また、岡山市第6次総合計画・長期構想に基づく都市づくりの方向性を示す後期中期計画のスタートの年でもあります。

しかしながら、新年度予算を考える上で最大の課題は、やはり、新型コロナウイルス感染症への対応でした。コロナ禍は、地域の社会経済に多大な影響を及ぼすとともに、過密都市が抱える脆弱性や経済格差など、社会のひずみを明らかにしました。

東京一極集中の是正や、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念の実現が、これまで以上に求められており、この困難を市民の皆様とともに乗り越え、また、変化の兆しを的確に捉えながら、より良い社会を次の世代に引き継いでいかなければならないと、思いを新たにしたところです。

新年度は、引き続き、新型コロナ対策を市政の最重要課題として、感染拡大防止と社会経済活動との両立に全力を尽くすことにより市民を“守り”、また、これまでの重点施策を着実に前進させるとともに、人々の価値観や生活様式の変化、地方回帰の機運の高まりなど、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えた施策を展開することにより、岡山の未来を“拓く”、再起の年にしていきます。

令和3年度当初予算の一般会計の予算額は3,441億円(前年度比0.2%増)となっています。コロナ禍により市税収入が大幅に減少するなど厳しい財政状況の中、経常経費の抑制や事業の進度調整、合併推進債等の有利な財源の活用等により、収支不足の圧縮に努め、市財政の貯金である基金の取崩しも前年度並みに抑えています。
財政の健全性を確保しながら、将来の発展と市民生活の向上に資する予算が編成できたものと考えています。

かつて、松下幸之助さんは人材を採用する際に、「運の良い人」を選んでおられたとのことです。そして、この運の良い人とは、「困難な問題に直面した時でもポジティブに考えられる人のこと」と関係者から伺ったことがあります。これは、人が想定外の困難に直面した際に、それを乗り越えようと、状況を冷静に分析し、柔軟さを持って課題に挑み続けることが大切であり、その結果、人はピンチさえもチャンスへと変えてしまうと、幸之助さんは伝えたかったのではないでしょうか。

今まさに、全人類がコロナ禍という困難に直面している時だからこそ、この言葉を我々に対する応援の言葉として捉え、私は、新たな時代の要請に応えながら、克服すべき課題に積極果敢に挑み続け、岡山の未来を「守り、拓いて」いく所存です。

なお、令和3年度当初予算の詳細につきましては、以下のホームページをご覧ください。

【PDF】令和3年度当初予算のポイント別ウィンドウで開く

【PDF】令和3年度当初予算の概要

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