岡山市都市ビジョン／3-4安心の子育てプロジェクト

明るく楽しい社会を進展させるためには、未来を担う子どもが心身ともに健やかに成長することが最も重要です。
そのために、子どもの立場が最大限尊重されるとともに、すべての人が安心して、ゆとりを持って子どもを産み育てることができるよう、子育て、子育ちを社会全体で支えるまちづくりを進めます。

保育ニーズの増大・多様化に対応するため、病児・病後児保育や障害児保育など保育サービスの充実を図ります。また放課後児童対策の拡大や質の確保に努め、就学前児童についても、保護者の就労の有無等にかかわらず、教育、保育できる体制の整備を進めます。
さらに、働きながら育児ができるよう、企業や事業所での男女の子育て支援を促進します。

子どもの人権侵害への対応と防止のため、相談窓口としての児童家庭相談体制の充実・強化を図ります。また、出生時からの健康状態や育児の状況を把握し、支援する体制を充実させます。特に、発達障害児などに対し、保健・医療・福祉・教育の連携による支援を行います。
さらに、子育て世代の居住等をはじめとした様々な子育て環境の向上を図ります。

豊かな遊びと体験活動による子どもの健全育成を進めるためにも、地域の子育て支援拠点の充実を図り、地域の中で安心して遊べる環境づくりを行います。
また、地域の結びつきを強化し、学生やキャリアを持った人材、高齢者など幅広く子育て支援の人材として育成しながら、地域の子育て力を高めるよう支援策を展開します。

次世代の親となる若者が、子育てについての自覚、責任感や能力を持ち、自立することができるように、他者と自分や家族を大切にすることと命の尊さを学び、勤労観や社会観を育成する機会を広げます。また若者がスムーズに社会参画できるよう、職場や地域での受入体制の整備を促進します。

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