岡山市都市ビジョン／3-2最適な健康医療システムプロジェクト

生涯を通じて心身ともに健やかであることは、幸せな暮らしの基本です。そのために、本市の持つ先進的な医療分野の強みをいかしながら、病気治療のための最適な医療システムを整えます。
さらに、これからは病気を予防する「予防医学」が重要になってきます。自分の健康は自分で守るという意識と知識を身につけ、健康の保持・増進により健康寿命を延伸し、市民が健康で心豊かに生活できる活力ある社会を築きます。

市民一人ひとりの主体的な健康づくりを図るための教育、相談、診査などを実施します。また、身近な地域コミュニティ活動の核に健康づくりを位置付け、地域単位の健康づくり活動や地域スポーツクラブなど市民スポーツの推進による健康増進を図ります。

市民が最適な医療を受けられるように、診療所と病院や病院同士の有機的な連携を促進します。また、治療後のケアのため、病院と保健・福祉分野との連携を促進し、切れ目のないサービス体制をつくります。
その連携の核となる情報の受発信などの機能の充実を図ります。さらに小児・母子医療、医療リハビリなどの充実や、いつでも受診できる総合診療・救急医療体制の確保に努めます。

感染症や食中毒など、市民の健康を脅かす事態の発生時に被害を最小限にとどめるため、発生時の調査や情報の収集分析により迅速かつ正確に市民へ情報提供ができるよう、大学等研究機関とのネットワークを構築し、原因究明等のための衛生検査研究体制の充実を図ります。

市民の心の健康づくりのために、初期段階での相談機能の強化など適切な支援を受けられる体制を充実します。また、職場・学校・地域や専門機関との連携を進めるとともに、心の健康についての正しい理解の普及を図ります。

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