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岡山市・倉敷市・真庭市連携「SDGsパートナー交流会」

[2026年3月19日]

ID:80385

岡山市・倉敷市・真庭市連携「SDGsパートナー交流会」

2026年3月12日(木曜日)午後、岡山市主催、倉敷市と真庭市の協力によって「SDGsパートナー交流会」が開催されました。県内企業を中心に、SDGs推進の担当者など約50名が参加しました。

岡山市SDGs推進パートナーズ登録者を対象にした交流会はこれまでにも開催されてきましたが、倉敷市・高梁川流域SDGsパートナー、真庭SDGsパートナーに加入・登録する企業や団体に参加対象を拡げて交流会を実施するのは今回が初めてです。SDGsパートナー制度を持つ県内の自治体が連携して実施することで、SDGsの達成という同じ目的に向かって取り組む組織同士が地域の垣根を越えて新たに出会い、連携のきっかけが生まれることを期待して企画されたものです。

当日は、SDGsに関する取組の事例紹介、パネルディスカッション、グループ交流、PRタイム、自由交流の時間がもたれました。
会場写真
会場写真(2)

事例紹介

以下の3者からSDGsに関する取組の概要や、取組を進める中で大切にしていることなどが紹介されました。

  • リコージャパン株式会社岡山支社 岡山第一営業部 コーディネートグループ リーダー 神田恭行 氏
  『“はたらく”に歓びを―サステナブルな仕事がサステナブルな社会をつくるー』
  • 下津井シービレッジプロジェクト 事務局長 正田順也 氏
  『限界集落目前!下津井地域の活性化に挑む』
  • 銘建工業株式会社 総務人事部 瀬﨑景己 氏
  『あるものを使い切る あるものから新しい価値を作り出す』

リコージャパン株式会社岡山支社の神田氏は、社内副業制度を活用してスタートアップ企業と関わる中で得た気づきについて語りました。社会課題の解決に楽しそうに取り組む若者たちの姿に触れたことや、社会課題へのアプローチが新たなビジネスの可能性につながると実感したといいます。社内外の人が集う学びの場「SDGs講舎」を年4回開催する中で、新たにごみ拾いイベントが生まれるなど、小さな出会いや小さな一歩が未来を変えていくことを実感していると話されました。

続いて、下津井シービレッジプロジェクトの正田氏が登壇。高齢化率が高く、空き家率も倉敷市内で最も高い下津井地区での地域づくりの取組を紹介しました。建物などのハード整備よりも、酒場での交流やラジオ収録といったソフト面の活動を重視し、補助金に過度に依存せず、地域経済が循環する仕組みづくりに取り組んでいるといいます。地域住民や移住者が関わりながら、地域の魅力を生かした活性化が進められている様子が語られました。

最後に真庭市に本社を置く銘建工業株式会社の取組が紹介されました。同社は、大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」に使われた木材の約3分の2を提供した大手製材メーカーです。木を多く扱う企業として、森の循環を意識しながら事業を展開。製材の過程で生じる木くずをバイオマス発電などに活用し、エネルギー創出へとつなげています。資源を無駄なく使い切り、新たな価値を生み出す同社の姿勢が紹介されました。
事例紹介1
事例紹介2
事例紹介3

パネルディスカッション

事例紹介をした3者が登壇したパネルディスカッションは、フリーアナウンサーの加藤昌美氏の進行のもと、それぞれの事例への感想や、自社の取組の課題、今後期待することなどについて意見が交わされました。

銘建工業株式会社の瀬﨑氏は、ものづくりをしながらどのように資源循環するか、といった視点から考えることが多い自社の特徴を改めて感じたと振り返ります。そのうえで、リコージャパン株式会社岡山支社の神田氏や下津井シービレッジプロジェクトの正田氏の話から、「人と人とのつながりを生み出すこと」や「楽しさを大切にしながらソフト面から取り組む姿勢」を学んだことが共有されました。

また、SDGsの推進における課題についても率直な意見が共有されました。神田氏は、「SDGsと日常業務が分離していると感じる」「業務としてやらなければならないものになっている」といった声に出会うことも多いといいます。その一方で、人生の中で多くの時間を占める仕事の時間が楽しいものであること、そして社会をよりよくすることにつながるものであることを大切にしたいと、自身の思いを語りました。

地域づくりの現場では、資金調達が大きな課題となることも少なくありません。下津井地区で活動を続ける正田氏は、その壁を乗り越えるために、補助金や助成金に依存するのではなく、自走できる体制をつくることが地域の活性化につながると、地域の中で経済が循環する仕組みづくりの重要性を強調しました。

瀬﨑氏からは、真庭SDGsパートナーの取組について、イベントの司会などで高校生が活躍していることや、企業による出前授業が行われていることなど、地域ならではの取組が広がっていることが紹介されました。一方で、社外で多様な人と出会い、意見を交わす機会を多くの社員が持てるわけではないという現状もあり、SDGsの社内浸透を図る上での担当者ならではの悩みが共有される場面もありました。

パネルディスカッション
パネルディスカッション2

交流とPR

パネルディスカッションの後は、参加者がグループに分かれて交流する時間が設けられました。各テーブルでは、SDGsに関する取組の紹介や取り組む上での課題、今後予定している取組や協働で取り組みたい内容など、参加者同士でしっかりと意見を交わす有意義な時間になりました。

続いて行われたPRタイムでは、約15者が登壇。カーボンニュートラルをはじめとしたSDGsに関する自社の取組や、その背景にある思い、他社とともに実現していきたいことなどが紹介されました。限られた時間ながら、各社の熱意が詰まった発表が続きました。

その後、自由交流の時間へと移り、参加者はそれぞれ関心のある企業や団体のもとを訪れながら、時間の許す限り交流を深めました。新たな出会いとつながりが生まれる中、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。
交流の様子1
PRタイム
交流の様子2



岡山市、倉敷市、真庭市は、それぞれSDGs未来都市に選定されている自治体だよ!
その取組の中で、各地域に企業や団体を対象にしたSDGsパートナーの制度があるんだね。
今回の交流会は、自治体の枠を越えた新しいチャレンジ!まさに目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」の取組そのものなんだ。
SDGsという共通のゴールに向かっていくからこそ実現できた交流の場。参加者がお互いに学びながらヒントを得て、小さなタネを育てていってほしいな~★

お問い合わせ

市民協働局市民協働部SDGs・ESD推進課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1351 ファクス: 086-803-1777

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