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「地域のえんがわ」としてみんなが集まれる場所を【NPO法人まんなか】

[2022年10月21日]

ID:42569

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NPO法人まんなかとは?

「NPO法人まんなか」の前身となる「子育てひろばまんなかカフェ」は、2019年に設立され、子育て中の親子の居場所づくりのために活動を行ってきました。旭竜幼稚園が2022年4月に閉園になる際、園庭と園舎を活用して遊び場を作るために、自分たちもなにかできないかと考えたことがきっかけで法人化しました。

最初は乳幼児の親子向けの活動を中心に始まりましたが、小学生も近隣に遊び場が少ないということが分かり、小学生にも開放するようになりました。


現在、スタッフは10名。ほとんどがお父さんお母さんです。スタッフのほかにも地域の人がイベントや見守り活動、畑のお世話や草取りなどを一緒に協力をしてくれており、地域のコミュニティの場になっています。

NPO法人まんなかのスタッフのみなさん

地域のえんがわプロジェクト

旧旭竜幼稚園を「地域のえんがわ」にできないかということで、地域内外を問わず誰でも使える居場所づくりを始めました。地域の方からは、ゆっくり本を読むことのできる図書館のような居場所をつくって欲しいという声が多く聞かれました。しかし、多くの蔵書を持つことができなかったので、まず本の寄付を募り本を集め、「本のぶつぶつ交換」をはじめました。読み終わった本を別の新しい本と交換したり、気に入った本は100円で購入することができます。もちろん本を読むことのできるカフェスペースも併設しているので、その場で読むこともできます。


また、卓球ができるスペースでは、講座やイベントの前後に楽しむ姿はもちろん、放課後には小学生が楽しむ姿も見られるなど、地域の人が思い思いの過ごし方をすることができる場所になっています。

子ども達が卓球をする様子
水遊びをしている様子

そのほかにも講座やイベントがたくさん

「地域のえんがわ」では、居場所づくりの他にも様々な講座やイベントを開催しています。離乳食の講座や抱っことおんぶについての話、親子防災などについて学ぶことのできるスマイルプログラムをはじめ、双子や三つ子を持つ親同士がゆるりと交流や情報交換ができる双子の会や、地域の人たちのできることをみつける人材発掘おしゃべり会、地域の人を中心に年に1回開催しているマルシェなど、親子を中心に様々な年代の地域の人が参加できる学びや交流の場になっています。

コロナ禍でも対面での交流を重要視して、屋外での活動を積極的に行い、室内の活動では人数制限や予約制、換気などの対応を行いながら開催しています。

利用者の声

利用者からは、

「子どもが生まれて遊ぶ場所を探しているときにインスタグラムで活動を知り、参加している。室内は広く、おもちゃがたくさんあるので安心して子どもを遊ばせることができ、とても助かっている」

「講座で実際に育児を経験した人から育児を学ぶことができたり、他のお母さんと悩みを共有することができ、育児の不安を解消することができる」

といった感想が聞かれました。子どもたちだけではなく、講座や交流を通じて親同士もつながり、安心して過ごせるコミュニケーションの場となっているようです。

親子で育児の講座を受けている様子1
親子で育児の講座を受けている様子2

NPO法人まんなか 代表理事 岡田直子さん

利用者からは子どもをちょっとの時間でも預かってほしいという声が多く聞かれるので、今後はそれを実現するための仕組みづくりを考えていきたいと思っています。

また、ここに行けば誰かに会うことができて、親は親で交流でき、子どもは子どもで遊び、交流できるような、大人も子どもも地域の人もみんなが使えて気分転換できる場所にしていきたいです。

NPO法人まんなか 代表理事 岡田直子さん

お問い合わせ

市民協働局市民協働部SDGs・ESD推進課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1351 ファクス: 086-803-1777

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