ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

未来わくわくSDGsフェスタ ~みんなで楽しもう!SDGsゆうえんち~

[2023年9月14日]

ID:53019

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

2023年8月24日(木曜日)「未来わくわくSDGsフェスタ~みんなで楽しもう!SDGsゆうえんち~」がイオンモール岡山1階未来スクエアにて開催されました。

ステージイベントやワークショップ、展示などから、日々の暮らしとSDGsの関わりについて改めて考える機会、新たな気づきを得る機会として岡山市が毎年開催しています。

オープニングセレモニーの写真

オープニングセレモニー「わたしたちのSDGs宣言」

会場の様子の写真

会場の様子

ステージプログラム

ステージでは、「地域貢剣ミマダインによるSDGsヒーローショー」「おかやまSDGs王決定戦」「高校生によるSDGs取組発表」などが行われました。

SDGsヒーローショー「地域貢剣ミマダインショー」

美作大学の学生サークル「チームミマダイン」は、ヒーローショーを通じてエシカル消費について発信しました。賞味期限の近い手前の商品を選ぶ「てまえどり」や、食料品は必要なものを必要な分だけ購入してフードロスをなくすことの大切さなどを、多くの子どもたちが楽しみながら学びました。

SDGsヒーローショーの写真

SDGsヒーローショー

おかやまSDGs王決定戦

「おかやまSDGs王決定戦」では、津山市、赤磐市、久米南町、岡山市、瀬戸内市の順に、各市町のSDGsに関するクイズをそれぞれのマスコットキャラクターが出題しました。参加者は、岡山市のレンタサイクル「ももちゃり」や、赤磐市の廃棄ぶどうを使って制作した除菌ウェットティッシュなど、SDGsの達成につながる各市町の取組について学びながらクイズに挑戦しました。

全問正解者にはプレゼントが配られるとあって、会場は大いに盛り上がりました。最後に瀬戸内市のマスコットキャラクター「セットちゃん」が出題した、「瀬戸内市にある日本最大級の太陽光発電所「瀬戸内Kirei太陽光発電所」には、何枚の太陽光パネルが設置されているでしょうか?」というクイズは難問で、なんと、90万枚もの太陽光パネルが設置されているとのことです。

おかやまSDGs王決定戦の様子の写真

おかやまSDGs王決定戦

おかやまSDGs王決定戦の様子の写真

おかやまSDGs王決定戦

高校生によるSDGsの取組発表

清心女子高等学校、岡山学芸館高等学校、岡山県立興陽高等学校、岡山高等学校の4校がステージ上で日頃の取組を発表しました。

清心女子高等学校は、NPO法人チャイルド・ファンド・ジャパンを通じて寄付で支援している子どもたちが暮らす、フィリピンを訪れた際の経験、岡山学芸館高等学校は、超高齢化社会となり独居老人が増加する中で地域とのつながりをつくっていく取組などを話されました。岡山県立興陽高等学校の農業科は自然環境にやさしい農業の実践や若い世代への農業の魅力発信の取組について、家庭クラブは入院中の子どもが点滴中でも着脱しやすいパジャマの開発について発表しました。岡山高等学校は、おかやまSDGsフェア2023への出展や学校・企業・団体との協働による活動を報告し、「自分たちも楽しむ」ことを大切にしていると話されました。

高校生発表(清心女子高等学校)の写真

高校生発表(清心女子高等学校)

高校生発表(岡山高等学校)の写真

高校生発表(岡山高等学校)

ワークショップ・展示

会場では、「段ボール迷路SDGsクエスト」「人力発電アトラクション」「木工クラフト」「SDGsかるた」のワークショップが行われたほか、「SDGsチャレンジカード」の記入やエシカル商品の展示、環境や協働のまちづくりに関する各種パネル展示も実施されました。

ワークショップ

段ボール製の迷路を巡りながら、途中に用意されているSDGsに関するクイズを解いていく「段ボール迷路SDGsクエスト」では、子どもたちの笑顔が目立ちました。大きな段ボール迷路を楽しみながら、「SDGsは何個の目標があるか」などをクイズ形式で学んでいく、子どもの冒険心をくすぐる仕掛けで、楽しみながらSDGsを学ぶことができました。

「人力発電アトラクション」では、参加者自身がペダルをこいで発電して、しぼんでいる恐竜に空気を入れて膨らませたり、小さな車両を動かしたりしました。一生懸命にペダルをこぐことで、エネルギーの大切さを感じる機会になりました。恐竜が膨らむまでの時間、車両が一周する時間を競い合い、各コーナーからは声援や歓声が沸き、会場全体が盛り上がりました。

SDGsチャレンジカードは、イベント参加者が日常に取り入れたいSDGsを記入するもので、段ボール迷路の外壁に貼り出されました。段ボール迷路や人力発電アトラクションに参加した子どもたちを中心に、「自分ができることは何か?」を考え、カードに思いを書き込みました。多くの参加者がカードを記入し、夕方には外壁を埋め尽くすほどたくさんのチャレンジカードが並びました。

段ボール迷路SDGsクエストの写真

段ボール迷路SDGsクエスト

人力発電アトラクションの写真

人力発電アトラクション

展示

会場では環境4R啓発展のほか、おかやま協働のまちづくり賞の応募受付や岡山連携中枢都市圏の取組を紹介するパネル展示などが行われました。企画の参加者にエコバッグなどのSDGsに関連したノベルティグッズを配布して理解を促進するなど、出展者それぞれの工夫がみられました。

パネル展示の様子の写真

パネル展示の様子

SDGsチャレンジカードの写真

SDGsチャレンジカード

終わりに

「未来わくわくSDGsフェスタ」は、今回で4回目の開催となりました。今回は「みんなで楽しもう!SDGsゆうえんち」というテーマとあって、特に夏休み中の小学生や、小さい子どもを連れた親子での参加が目立ちました。ステージプログラムやワークショップなどにより、普段とは少し違った学びと体験の機会となりました。

SDGsチャレンジカードには、「ものを大事にする」「むだに木を切らない」「いじめをしない」など、参加者それぞれの観点でチャレンジしたいことが書かれています。ステージ・ワークショップ・展示などから学んだことをふまえて、チャレンジを言葉にできた参加者がたくさんいたことがわかります。

参加者の「チャレンジ」の写真

参加者の「チャレンジ」

マスコットキャラクターの画像

今回のイベントでの学びと体験を、日常の中に活かしていってほしいね!(by ESDマン)