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平成22年度 第26回市民の童話賞

[2020年5月25日]

ID:21476

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第26回市民の童話賞

しみんのどうわ2011

第26回市民の童話賞
最優秀賞「にじのアイスクリームやへようこそ」
吉田みづ絵

選考経過

 第26回市民の童話賞選考会は、「一般の部」が10月25日(月曜日)午後6時00分から、みごなごみ、森田恵子、山根知子、山本和雄の各選考委員が出席し、「小・中学生の部」が11月13日(土曜日)午前10時から小野信義、片山ひとみ、中川貴夫、疋田久美子の各選考委員が出席し、それぞれ行われた。
 今回は小・中学生の部で351作品(小学生の部70作品、中学生の部281作品)、一般の部で48作品(第1部20作品、第2部28作品)、合計399作品の応募があった。
 小・中学生の部については、市立小中学校図書館司書10名による予備選考を通過した42作品(小学生の部14作品、中学生の部32作品)の中から、着想・文章構成・情景描写が優れたもの、テーマ性を意識して自分の思いを込めたものなど、小学生の部から3作品、中学生の部から5作品の計8作品が入賞した。
 一般の部では、学校教諭など5名による予備選考を通過した20作品(第1部8作品、第2部12作品)の中から、『にじのアイスクリームやへようこそ』が最優秀作に選ばれた他、2作品が優秀に、また、入選が2作品選ばれた。

最優秀賞受賞者コメント

 三年前、二人のやんちゃ坊主が一度に入園入学し、私は人生で初めて一人で過ごすまとまった自由時間を手に入れました。映画、コーラス、一人で遠出、手芸に工作、友達とランチ、それまで我慢していたことややってみたかったことを次々こなす毎日。でも全力で熱中できることには出会えず、「まぁ、楽しい」に甘んじていました。
 そんな中、「お母さんになったらお話を作る人になりたい」と思っていた小学校時代を思い出してゆるゆると書き始めた物語が、いくらでもおかわりしたい趣味になりました。
 次はどんな子を動かそうか、何を登場させようか。好きな物をちりばめて自分好みのお話を作る。そのお話を我が子が聞いて笑ってくれる。それだけでも充分なご褒美ですが、今回はふるさとで賞をいただけるということで、大変うれしく思っています。短編ひとつ読ませたことがないのに「こんな募集してるよ」と教えてくれた母にも、ちょっとだけ感謝です。

作品の概要

 空に虹がかかると現れる虹のアイスクリーム屋さん。大男がふるまうその店のアイスクリームは、食べたい気持ちがあれば誰でも食べることができます。食べる人によって違う味をかもす不思議なアイスクリームが、食べた人の背中をほんのちょっと押してくれる小さな物語です。

お問い合わせ

市民生活局スポーツ文化部文化振興課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1054 ファクス: 086-803-1763

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