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令和3年10月26日市長記者会見

[2021年10月29日]

ID:33054

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令和3年10月26日市長記者会見

  • 下石井公園における人工芝による憩いの空間創出社会実験について
  • 桃太郎伝説ゆかりの地を周遊する謎解きイベント「謎の鬼ヶ島パーク出現!!の巻」を開始します
  • 岡山城のイメージカラー「金」と「黒」で市内を盛り上げます

令和3年10月26日市長記者会見資料

市長記者会見動画

下石井公園における人工芝による憩いの空間創出社会実験について

下石井公園における人工芝による憩いの空間創出社会実験について説明する大森雅夫岡山市長

 皆さんおはようございます。
 それでは、記者会見を始めさせていただきます。
 まずは、下石井公園における人工芝による憩いの空間創出社会実験ということであります。
 これが下石井公園であります。もう皆さんよくご存じのように、西川緑道公園に面した市の中心街の、言わば象徴的な公園であります。そこに、今回、人工芝を設置して憩いの場にしていこうという趣旨でありますが、中心街の割にはなかなか日常的にこれが憩いの場になり得ていないんではないかという状況であり、そういう指摘も受けております。昨年一日限りでありましたけども、これですね、これが昨年の模様でありますが、200平方メートルっていう非常に小さな空間でありますけども、多くの方が楽しんでいただいたということであります。

 今回は900平方メートル、まずはこの西半分に人工芝を張っていく、11月2日から11月30日、そしてその翌日12月1日から12月19日は東半分にこの人工芝、これを移していく、こういったことをやらせていただいて憩いの場にしていく、社会実験としてやっていくということであります。
 この人工芝の設置期間中には、花・緑ハーモニーフェスタin西川、そして防災キャンプなどの催物も予定されております。そういった催しがさらに充実したものになるんではないかなというように思ってるところであります。
 今年はこういう社会実験でありますが、我々としてはやはりできれば定着させていきたいなというように思っております。この社会実験を経て、どんな使い方が一番望ましいのかということを考えていきますが、将来的には全面的に人工芝ないしはいわゆる芝を張っていく、本物の芝を張っていくということも考えていくべきではないかなというように思っているところであります。そういうことをすることによって、緑っていうのは人に優しいものでありますから、多くの人がここに来て楽しんでいただく。そして、最初に申し上げましたように西川緑道公園がここに隣接をしております。そして、今県庁通りの一車線化も、ちょっと北になりますけどもあるわけでありまして、それらが相まって人の回遊性っていいますか、そういったものの向上につながっていくんではないかなというように思っているところであります。
 天然芝、既存のものが少しここだけありますけれども、これを全体に拡大していく、こういったことも考えられるんではないかというように思っております。

桃太郎伝説ゆかりの地を周遊する謎解きイベント「謎の鬼ヶ島パーク出現!!の巻」を開始します

桃太郎伝説ゆかりの地を周遊する謎解きイベント「謎の鬼ヶ島パーク出現!!の巻」を開始しますについて説明する大森雅夫岡山市長

 次の話題ですけれども、11月3日に桃太郎伝説ゆかりの地を周遊する企画を開始いたしたいと思います。
 昨年度は「桃太郎ランドからのナゾの招待状!の巻」っていうのを、コロナウイルス禍であり、ステイホームに適したオンラインによる、そういう謎解きゲームをやりました。サイトの閲覧数は26万3,491回、またオンライン型謎解きには延べ9万2,919人の参加があり、一定のいわゆる桃太郎のまち岡山の発信、そして観光への興味、こういったものを喚起したことになるんではないかなというように思っております。
 今回は、皆さん方のお手元にこういう冊子が行ってるんではないかと思いますが、「謎の鬼ヶ島パーク出現!!の巻」ということであります。これは昨年のそういう桃太郎電鉄の謎解きゲームとは少し様相を異にいたします。

 ちょっと中身を見ていただけますか。どこでもいいんですけど、これ中を見ていると分かりやすいと思いますが、どこでも。
 まずは、造山古墳を見ていただけますか。謎の3を見てください。これ造山古墳にいって、鳥居を抜け、進んでいき、左手に鐘がある、神社の前に着いたら矢印のように移動しよう、たどり着いた場所で屋根を見よ、そこにあるものからあみだくじをたどろうと、行ってみないと分かんないですね、これ。
 その前の吉備津神社を見ていただけますか。謎の4でありますけれども、さい銭箱の前に立ち、消えた線を見よ、計算した結果が答え。
 これは、実際上行ってみないと謎は解けないわけであります。こういう謎解きゲームっていうのは、今全国で行われております。関心を持つ人が年々増えているということであります。我々もぜひ日本遺産、桃太郎のまち岡山を売り出すには、こういったことをやっていくのも一つではないかということでやらさせていただきました。
 この冊子を入手できるのは、岡山市のももたろう観光センター、そして、吉備津神社、吉備津彦神社、造山古墳、この4か所であります。そして、実際上行っていただくのは、先ほど申し上げました吉備津神社、そして吉備津彦神社、造山古墳ということになっております。
 ちなみにこの謎解きゲームでありますけど、事前告知とこのメッセージを発信しようということで、10月9日からオリジナルマスクが当たるSNSのキャンペーンを実施しました。こちらにももう約2,000名の方が応募をしていただいているところであります。こういった我々の企画を通じて岡山への興味、また桃太郎への興味、そして滞在時間も拡大していければなというように思っております。

岡山城のイメージカラー「金」と「黒」で市内を盛り上げます

岡山城のイメージカラー「金」と「黒」で市内を盛り上げる事業について説明する大森雅夫岡山市長

 次の話題に移ります。
 皆さん、今岡山城の外観が大規模改修中ということで覆われて、なかなか岡山城を楽しめない状況になっております。磯田道史さんにお願いして、令和4年11月リニューアルオープンの予定でありますけれども、私はすばらしいものができるんだろうというように思っておりますが、その前にやはり岡山城をどんなものができるんだろうというようなことを含めて、盛り上げていくことをやっていかなければならないというように思っております。
 シティミュージアムでは、岡山城に保存されていたものを展示したりしているところでもありますし、その第2弾も考えているところであります。そういったこと以外に、今回は2つの事柄を、この盛り上げのためにやっていくということをご紹介をしたいと思います。
 岡山城のラッピング路面電車であります。MOMOが岡山駅から東山電停まで走っているというのはご存じだと思いますが、ここにラッピングをしていく、色は金色と黒であります。黒は、岡山城は別名烏城と言われますので、そういう黒の色、一つの象徴的な色が黒であります。もう一つの象徴的な色は金箔瓦でありまして、その金色、金烏城とも言われてますんで、金と黒をあしらってラッピングをしていくということであります。宇喜多、小早川、そして池田家の家紋とか、ここには忍者もデザインしたものをこれから走らせていくということになっていくわけであります。
 もう一つは、岡山城のPRのバナーフラッグを掲出させていただくということで、こういったことで岡山城のリニューアルを宣伝し、盛り上げていきたいというところでございます。

岡山芸術創造劇場の整備の進捗状況等について

岡山芸術創造劇場の整備の進捗状況等について説明する大森雅夫岡山市長

 最後、皆さん方の議題には入っていないかもしれませんけれども、岡山芸術創造劇場関連について何点か申し上げたいと思います。
 千日前、通られることは結構あるんじゃないかと思いますよね。だんだんと劇場の威容が現れてきているということでありますが、実は私18日月曜日に、先週ですけれども行かせていただきました。だんだんとできてきてるなっていうわくわく感を感じているところであります。
 (モニターの画像を指しながら)これが、劇場のいわゆる中劇場と言われるものであります。客席の2階、1階というのが次第に出来上がってる様子が見えているところであります。
 これが大劇場であります。
 そうですね。ここが、こちら側が大劇場、この向こう側が中劇場で、これは南北に走っている、いわゆる昔の商店街のところから見たもので、にぎわいスペースとしてできてくる、ここにはオフィスビルであるとかマンションもこちらに入ってる、そんな状況であります。

 皆さん方も、これ行くと行かないで全く違いますから、ぜひ一度足を運んでいただきたいなあというように思います。来年の12月には引渡しがされるということですが、刻々と様子が変わり、様々な動きが見えるところでありますので、記者の皆さんもぜひ、できれば幹事社のほうでまとめていただいて、いつ見るとかというようなことを言っていただければ、我々のほうで手配させていただきたいというように思います。
 2点目でありますけれども、緞帳の提供者が決まりました。7月15日から先月まで約2か月間募集し、このたび提供者が決定いたしました。大劇場のほうは、株式会社天満屋、また株式会社源吉兆庵ホールディングスによる共同事業体からご提供いただけることになりました。中劇場は、株式会社源吉兆庵ホールディングスから1社単独でご応募いただき、提供できることになりました。大きなお力添えをいただきまして、ありがとうございました。
 なお、この緞帳の今後の制作スケジュールですが、寄附していただく2者と調整を進めていきます。そして、開館時には皆様方にお見せできるように準備を進めてまいりたいと思います。
 最後に、今週の土曜日30日ですが、「いどばたシンポジウム」の開催を行います。創造型劇場とは何かということをテーマにシンポジウムが開催されます。国内外で活躍するアーティストやプロデューサーをゲストに迎えて語り合う場にしていきたいと思います。私も出席させていただきたいと思います。
 私からは以上です。

質疑応答

質疑応答中の大森雅夫岡山市長

○記者
 2点質問があるんですが、まず各事業の予算を教えていただけますか。

○市長
 各事業は、まず、下石井公園自身は130万だったんだよね。

○担当課 はい、130です。

○市長
 まず、下石井公園の芝生化について、取りあえずの今回の予算でありますが、約130万。人工芝が90万円、それでジョイントテープ6万円、その他が施工費等々であります。
 そのほかの「未来へ躍動する桃太郎のまち岡山」のプロモーションの予算は出てますか。

○担当課
 この周遊事業だけではなくて、桃太郎のまちのプロモーション全体ということで、今年度は予算1,700万円ということで計上しております。

○市長
 あと、予算というわけではありませんが、金額的な面で少しお話をしたいのは緞帳ですけれども、市で整備した場合、大劇場と中劇場を合わせて1億円程度になるのではないかというように思っております。これはあくまで市が制作業者をプロポーザルで選定し、デザインから搬入までを含めた作製委託をする場合でありますけれども、大体そのぐらいになるのではないかというように思っております。

○記者
 2点目なんですが、今回ご提案いただいた3つともアフターコロナに備えての施策なのかなと思うんですが、改めて市長の今後の観光等の意気込みなどを教えていただけますか。

○市長
 できれば下石井公園の芝生化なんていうのは、もう少し前からやりたかったところであります。しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大に関連して、やはり落ち着いてからやろうということになり、11月からの実施になったということであります。
 先ほどの謎解きゲームも同じなんですけどね。ただ、まだ感染が終息したわけではありませんから、それぞれ感染拡大防止に皆さん意を用いていただいて、ご参加をいただきたいというように思っております。
 今後は、もちろん感染拡大の防止に意を払いながらでもありますけれども、経済活動そして社会活動を本格的に再開していかなければならないというように思っておりますので、皆さん方よろしくお願い申し上げたいと思います。

○記者
 MOMOのラッピング電車も、やはり観光の回復ですとか、アフターコロナを見据えた期待感っていうのもお強いのでしょうか。改めてお気持ちをお聞かせください。

○市長 
 令和4年11月に岡山城がリニューアルオープンする予定であります。我々としては、岡山城の歴史、宇喜多、そして小早川、池田、その歴史を生き生きと岡山城の中で再現をしていきたいというように思っております。
 来年の11月、コロナの状況がどうなっているかはっきりはしませんけれども、先ほどの話があったように、我々としてはここまで感染が落ち着いてきている、そういう面での経済活動の再開というのはやっていかなければならないというように思っているところであります。そういう面で、来年の11月をにらんで岡山城のリニューアルを大いに盛り上げていきたいというように思っております。
 ちなみに、MOMOのラッピングですが、フルで行うのは初めてというようなこともあります。大いに皆さん方に関心を持っていただければと思っています。

○記者
 下石井公園の芝生化を教えてください。これは、考えようによっては一気に天然芝に持っていくことも可能だと思うんですけど、あえてこの社会実験を踏まれる理由と、それから社会実験ではどういったところをデータとして抽出されるのかという、そこを教えてください。

○市長
 まずは、昨年200平方メートルという小さな面積で、また1日という短い日時でやらせていただきました。先ほどモニターで見ていただきましたように、非常に多くの方に参加していただいたところであります。
 最終的には、記者さんがおっしゃるように天然芝のことも念頭にはあるんですけれども、まず今回は昨年より広げていこうと、広げて、市民の皆さん方がどういうふうに関心を持っていただくのか、どういうふうに使っていただくのか、それをもって、そこをまず少し調査をさせていただく必要があるだろうということで、今回の社会実験になりました。
 市民にとって緑っていうのは、私は非常に大きなものだというように思っておりますので、この社会実験を通じて市民の皆さんの楽しみ方というか、それを整理していき、人工芝になるのか、天然芝になるかは分かりませんけれども、もう少し緑を増やしていく、そういったところをやらせていただければというように思っております。
 また、ちょっと話は記者さんの意図とは違うのかも分からないですけれども、あそこに今ヨータスという形でトイレも民間の活力を使ってやらせていただきました。あれも非常に好評であります。今回、また障害者の方の絵を飾ったり、またカフェも併せて併設するといった建物もできております。したがって、下石井公園を、今までもシンボルだったと思うんですけれども、より一層市民に日常的に使っていただける、日常的に楽しんでいただける、そういう公園にしていきたいなという意図でやらせていただいております。

○記者
 関連ですけども、岡山市の県庁通りの歩道拡幅などは、ウイズコロナのまちづくりの一つの事例として国交省の事例でも紹介されるなど、注目されている部分もあります。あそこは全線化、全線の開通が本年度中にできるということで、改めてこのウイズコロナのまちづくりっていうのは、市長は下石井公園の芝生化も含めてどういうふうに反転攻勢を描いているのかっていうのを改めてお願いできますでしょうか。

○市長
 ウイズコロナ、アフターコロナになっていくわけですけれども、やはり街っていうのは基本的に人が楽しむっていうところにあるんではないかというように思っております。そして、楽しむにはどうするか、憩いの場っていうのが必要なわけであります。
 県庁通りの1車線化にしても、今回の下石井公園の緑化にしても、同じ方向性があるわけであります。したがって、中心市街地を楽しんでいただき、そしてもっと大きな面でいくと、岡山駅の周辺が当然ながら一つの拠点になってくるわけです。
 もう一つが、今後は表町のかいわいだろうと思っています。今日も劇場の話をさせていただきましたが、それも大きなポイントになってくる。そして、岡山駅と表町を結んでいく県庁通り。そして、中心にある、先ほどの下石井公園、西川緑道公園、こういったことで市民の皆さん、また県民の皆さん、国民の皆さんが楽しんでいただける、そういう街をつくっていきたいなというように思っております。

○記者
 同じ芝生化の件でなんですけれども、すみません、冒頭にお話があったかもしれないんですが、街を楽しむ、憩いの場をつくるっていうのがテーマだとは思うんです。資料の中にも南池袋公園とかほかの事例とか挙げていただいていると思うんですが、市長としては例えばこんなふうに活用してほしい、市民の方にこんな形で活用してほしいとか、何かイメージされているようなものがあればぜひ伺いたいなと思います。

○市長
 はい。じゃあ、最初のモニターの2番目、3番目を出していただけますかね。
 これが昨年の9月の1日限りでしたけど、約200平方メートルの人工芝を敷いたときの様子であります。
 これも同じですね。ここで屋台といいますか、店が出てるということもあるんですけれども、やはりこういった家族が思い思いに話をしながら食事をして楽しんでいる。今、下石井公園はこういう使い方はされていません。このような公園っていうのは岡山にそれほどあるわけではありません。したがって、もちろんイベントがある日も含まれるわけですが、そうでないときも家族の皆さんが一緒になってここで話をする、そして友人たちが一緒になって話をする、そういった光景っていうのが見られればいいなというように思っております。そぞろ歩きもいいでしょうし、緑自身は人を優しくしてくれます。私としてはそういう光景をぜひ見てみたいなというように思っております。

○記者
 私もこの芝生化についてなんですが、実験期間中の利用者数であったり、使われ方など成果をどのように、何らかの調査などでつかむ方法、考えがあるのか、そのあたりをお伺いできますでしょうか。

○担当課
 実験中の情報収集につきましては、アンケート調査等で皆さんの使い心地であったりだとか課題等を抽出して、今後の施策に反映していきたいというふうに考えております。

○市長
 今の数字は持ってるの。

○担当課
 前回9月にさせていただいたときのイベント自体は4,000人ぐらいの方がお越しいただいてにぎわったんですけれども、そのときも若干アンケート等は取って、またやってほしいとか、すごくよかったっていうような情報は得ておりますが、若干そのときは1日だけということで情報量が少ないので、今回は48日間という期間の中でそういったアンケート調査等で情報を集めていきたいというふうに思っております。

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