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令和4年3月30日市長記者会見

[2022年4月1日]

ID:36118

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令和4年3月30日市長記者会見

  • 新庁舎実施設計の概要について

令和4年3月30日市長記者会見資料

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市長記者会見動画

新庁舎実施設計の概要について

新庁舎実施設計の概要について説明する大森雅夫岡山市長

 皆さんおはようございます。
 それでは、令和3年度最後の記者会見を行いたいと思います。
 今日は、新庁舎の実施設計の概要がまとまりましたので、そこのお話を申し上げたいと思います。それから、あとは少しワクチンの話も申し上げるということで今日の会見を終えたいと思っております。
 この新庁舎ですが、基本設計を終えたときにも皆さん方にご説明をしたと思います。実施設計に当たっても基本的なコンセプトは変わっておりません。もちろん個々の様々な設備等々の議論をしていく中で、予算もより精度が高くできておりますので、改めて今日お話を申し上げるということとともに、あと右側に模型を作っております。今日の午後から1階に展示をしてそれぞれ市民の皆さん方に、令和8年度からこういう庁舎ができるんだと、これは2期工事部分も入っての話になりますけども、将来的にはこういう庁舎ができるんだということを感じてもらえるようにしようと思っております。

 まず、大きな面でいきますと、「岡山らしさあふれるランドマーク」ということであります。17階建てではありますけれども。皆さん見てください、これ。今ある大供公園がこちらに来るわけですね。それで、岡山城の一の段、二の段、三の段を模した大きなこの公園がここに出来てくる訳でありまして、この庁舎と合わされば、なかなか他の都市にはこれだけのスペースを持った庁舎というものはない、非常に岡山にとって大きなランドマークになってくるかというように思っています。今、一、二、三の段を模したと申し上げましたけども、庁舎のここに各庇があります。この庇自身も天守閣の屋根の重層感、こういったものを表現しているところであります。本年中に業者も決まり、令和5年から具体的な工事が始まっていくということになってくるわけであります。
 次、お願いします。
 新庁舎の建設の必要性ということでありますが、実は私が市長に就任したのは平成25年であります。その際、皆さんの意識として、新しい庁舎の必要性についての問題意識は持っていました。議会でも随分議論をされ、各担当の方々からこの必要性についての議論もありました。一方で、財源的に対応が可能なのか等々もあり議論を重ねているときでありました。
 その最大の要因というのが平成9年の耐震診断でありますけれども、耐震診断の結果が非常によくない。特に一番悪いのはこの3階でありますけれども、震度6強とかの大地震が来ると倒壊してしまう恐れがあるということで、何とかしなければということがありました。そういう中で幾つかの検討をいたしました。例えば、東京の豊島区で土地信託の制度を活用して安価に建てたと。岡山市でも出来ないかというような話がありましたが、専門家の皆さん、いろいろと検討している中でやはり今、岡山市としてそういった制度を設けていくとのはなかなか難しいのではないかという結論に至り、何とか庁舎を造っていかなきゃいかんという、我々単独で造っていかなきゃいかんということがありました。

 最も重要な問題は財源問題でありました。当時議論をしていくと、やはり当初の一般財源は100億円を超えるぐらいの額になってくるだろうということも想定をいたしましたので、たしか平成29年だったと思いますが、基金をつくってそこにいわゆる預金をしていこうというふうになったわけであります。それで、預金を各年に少しずつ貯めていったということでありますが、一方で国に対しては、合併推進債を延長してくれないかという話を申し上げていました。合併推進債というのは、岡山市として最終的には建部、御津等々と合併をして政令市になっていったわけですが、それから10年の間、合併を促進したということで、その見返りとして合併推進債という債券を発行することができるということになっております。この推進債を活用すると、全体の事業費のうちの9割が起債対象になり、そしてその5割が国の交付金として、いわゆる交付税として将来的に返ってくる。国に対してそういう運動、働きかけをやっていたというのが現状であります。そういう中で平成30年7月豪雨を我々は経験したわけであります。庁舎を造る直接のきっかけではなかったものの、内水氾濫の危険性というものを肌で感じたところであります。あのときも旭川が溢れるのではないかというような危険性を我々は身をもって感じ、この庁舎の建設の必要性というものを改めて感じ、そして現在に至っているわけであります。
 その総務省との協議の過程で、新型コロナウイルスがいろんな面でマイナスに働いていますけれども、合併推進債に関して、なかなか建設が順調にいかないだろうというようなこともあり、総務省のほうから若干期限の延長を認められました。これにより我々としてこの合併推進債がぎりぎりのところで使えるようになったわけであります。先ほど基金の話を申し上げましたけども、今90億円基金として積立てしております。一部使いましたから80数億になっているわけでありますけれども、そういう面では一般財源も予定したものを使う必要がなくなったということで、これは市の財政運営にとっては非常にいいことだろうというように思っております。これが、私が8年間、9年間、この庁舎建設に関して肌で経験してきたことを要約したものであります。

 次、お願いします。
 市民の安全・安心を守る防災拠点ということでやっぱり最初に上げさせていただくのは防災面であります。いざというときに庁舎が機能しないと大変なことになります。皆さん覚えていますかね、宇土市役所が崩壊した熊本の地震。ちなみに、その直前までの市長は私と一緒に熊本県で働いていたメンバーでありました。その悲惨さというのを当時の田口という市長からも話を伺ったことがあります。ここの庁舎が同じように倒壊していくと、岡山72万の人たちの指揮というものをどうやって執っていくのかというのは、相当の問題になってくるということがあるわけでありまして、今回、免震・制震構造のハイブリッドとした中間層免震構造だということで、詳しいところは担当課に、質問してもらえたらと思います。

新庁舎実施設計の概要について説明中の大森雅夫岡山市長

 それから、この災害関係施設と市長関係施設。これは難しい言葉を使っていますが、幹部と災害関係、これを近接させています。これは大変だったんですよ。平成30年7月豪雨の際、保健福祉会館の7階が災害対策本部です。それで、いざとなるとエレベーターは使えませんから本庁3階から1階に降り、保健福祉会館まで歩いて、また7階まで上がっていく。これを1日何回も繰り返していくんです。1階や2階だと何の問題もないんですけれども、やはりそこは近接をしていかなければならないということであります。
 そもそも私は7階に災害対策の本部があること自体に問題があると思いましたし、国も2階ないしは3階に本部を必ず作っています。官邸のほうも近くに造っていて、すぐに行けるようなシステムになっているところであります。そういう面ではやはりもっともっと機能的にしていかなきゃならないという要素もあって、近接させるということにしております。

 それから次に、市民に開かれた集い、憩い、にぎわいの拠点でありますが、大供公園、駐車場は、都市計画を変更し北側へ移転していきます。現庁舎と大供公園との間の道路は廃止していくわけです。これもやはり市としての事業ということだからできるんですけれども、そういう面から見ると、先ほど申し上げましたけども、庁舎と公園がこれだけ一体となっている。こういったものは、私が承知している限りはあまりないような気がします。これは調べたわけじゃありませんけども。ここの前の公園、これは本当に有効に活用できるんじゃないかなというように思っています。これは2期工事になりますので、まだまだ先の話になりますから、今から運用のところまではできないものの、我々としてこれを、活用を本当に考えていきたいと思っています。

 次に、環境の問題ですが、いろいろと書いています。
 環境面に配慮したものにしているところでありますが、特に強調したいのは今、岡南環境センター、岡南の広域ごみ処理施設を玉野市、久米南町と一緒に造っております。そこで出てきている電力、そこで発電をして当該施設での発電量を全部賄うのですが、併せて余剰電力を他に活用していく。それをこの岡山市の新庁舎の電力に送ってもらってそこで賄っていく。そういう仕組みで再生可能エネルギーの活用というのができるところであります。この前オンライン会議で環境省の幹部ともお話ししましたけれども、私はこの点を申し上げ、新庁舎では、ごみ処理施設等で発電した再生可能エネルギーで全部賄うように計画しているということであります。本当にこれは随分便利な話です。あとは先進環境技術により省エネで50%以下まで電力量を削減するということであります。この実現を目指していくということも考えているところであります。

 次、お願いします。
 事業費と財源で、当初よりも10億円ばかり増えていますけれども、これは資材高騰等々で増えている。ただ、その分、国庫補助金を新たに取りました。防災面とかそういった面でも補助金がございますので、それをできるだけ取っていったということであります。残りの額の9割を起債に、そして残りを一般財源という形にしていると、そういうことであります。先ほど申しましたように、合併推進債ということで、この起債の償還の半分が交付税で国からやって来るということになってまいります。
 事業スケジュールですけれども、令和4年度は鹿田駐車場の解体を行っていきます。それで、今年中に建設等々の発注行為を行っていくということであり、担当していただける企業群を決めていくと。その後、令和8年度にかけて庁舎の建設工事を行うということであります。そして、令和8年度に終わればそこから2期工事を行う予定であります。先ほど言いましたように、これから使う額は90億円、88億円だったかな、基金の残金は。このうち、この34億円をそこから賄っていきますが、残り50数億円が残るわけでありますが、これを2期設計に充てていくというのは基本的な考え方であります。ただ、これから様々な環境変化もあるかもしれません。それに応じて基金の使い方等々については、議論をしていきたいというように思っております。

 新庁舎の模型ですが、これは300分の1のスケールであります。ちなみに、これは一期完成時の状態にすることも可能だということです。多くの市民の方にご覧いただきながら、この模型を見ながら、先ほど申し上げたような特徴を感じていただければというように思います。
 最後に、1年前、皆さん方にVRの映像を見ていただきました。実施設計が終わったということで、さらにバージョンアップをしておりますので、ちょっとご覧ください。

 以上です。少しきれいに作り過ぎているんじゃないかっていう気はしましたけれども。

 以上で新庁舎の関係を終わらせていただきます。

12歳から17歳への3回目ワクチン接種券送付について

12歳から17歳への3回目ワクチン接種券送付について説明する大森雅夫岡山市長

 あと12歳から17歳への3回目ワクチン接種券送付についてお話し申し上げます。
 昨日、広報連絡でお知らせをしたと思いますが、市内の対象者およそ2万6,000人のうち2回目接種から6か月がたったおよそ3,500人に発送いたします。
 3回目接種は、現在高齢者では8割、12歳未満を含む市内全人口対比では4割程度の方に接種をいただいているところですが、12歳から17歳の方においても接種を前向きに検討いただくようお願い申し上げます。特に若い世代の感染が多くなっているということもあって、ぜひ前向きにお願いできればというように思います。
 私からは以上です。

質疑応答

質疑応答中の大森雅夫岡山市長

○記者
基本設計のときにもお伺いしたんですけれども、改めて新しい庁舎、市民の皆さんにとってどんな存在になるように手がけていきたいかというのをお願いいたします。

○市長
 庁舎建設っていうのは、通常5、60年に1回ということであります。今の時代に合ったものにしていくということで考えておりますが。やはり最初申し上げたように、岡山のランドマークとしてぜひ定着をさせたいなというように思っています。
 ランドマークとして定着するためには、市民の方がここで集い、憩っていくような、そういう存在である必要があるだろうと思っているところであります。そして、いざというときに役立つ庁舎じゃなければならないということで考えているところであります。
 そういう面で、もう少し時間はかかりますけれども、この庁舎ができれば今申し上げたような機能を十分果たしていけるのではないかと思っています。

○記者
 新庁舎で1点ご確認させてください。
 先ほどの回答でランドマークという言葉がありました。そういう中で、新庁舎の特徴としてやはり防災拠点のことを一番に挙げられてましたけれども、そういう中でどういう形で防災拠点として担う役割といいますか、これまでとどう変わっていくことを期待されますか。

○市長
 岡山は全体として災害がない街ということで評価をいただいているところでありますが、平成30年7月豪雨にあったように、いつ災害って来ないとも限りません。特に、今これだけ温暖化が進んでいる中で、大雨というのが局地的に相当降ってくるということで、我々としてどんな時でも対応できるものにしていかなければならないというように思っているわけであります。

 今の災害対策本部が保健福祉会館7階っていう話しましたよね。これ、7月豪雨の時は、電気は来ていました。したがって、繰り返し7階までの上り下りっていうのは大変でしたけれども、そこはそれなりの対応をすれば大丈夫だったのですが、いざとなると停電が起きてきます。今回の東北地震でもやはり停電が相当ありました。そういうことを前提として、どんなときでも市民の皆さん方の司令塔になれる、ここはそういう存在でなければ私はならないというように思っています。

 耐震の構造、そして先ほどは説明しませんでしたけども、災害対策本部を少し高いところに持ってきていますから、停電になっても、少なくともなかなか浸水しにくい、そして非常用電源も動きやすい、そういったことがあります。だから、どんな場合でも対応できるように我々としてセットさせていただいているつもりであり、安心をしていただければと思っています。

○記者
 本年度最後ということで、項目外で恐縮なんですが、3点ほど合わせて伺います。
 まず1点目なんですが、ウクライナの難民支援ということで政府専用機を飛ばすということで、こういう動きが出てますけども、岡山市としてのスタンスと、新たな動き等がもしあれば教えてください。

○市長
 ウクライナ支援については、まずはこの前の議会でも人道支援についてはきちっとやっていこうということで、議会で決議をされました。我々も十分それを認識しているつもりであります。そういうこともあって、先週相談窓口を置かせていただきました。そこでうちの担当から話をさせていただいているとは思うんですが、国に対しても我々としては前向きに受け入れるという旨を連絡をしているところであります。
 そういう中にあって、複数のウクライナ人の方々が岡山に避難を検討したいということを今言ってきておられます。複数のっていうのはそれぞれ複数なんですけど、要するに関連しない2ケース、2ケースと言っていいんだと思いますけど、の方が今岡山に来たいということをおっしゃっているところであります。

 話を聞いていると、やはりポイントになるのは住居、住宅が1つ。もう一つは当面の生活費ということだと聞いております。これをどうするかっていう話を今相談をしているんですが、これはまだ決定したわけではありませんが、これも2つのやり方があって、1つは国の対応を待つ、国はまだ何も示してませんから、国の対応を待つ。それから、2つ目としては、岡山市として独自に対応していく。

 ということで、私はもう今そういうふうに具体的に岡山市に避難を検討されている方がいるっていうことであれば、市独自で対応すべきだということで、今具体的に動いているところであります。
 どういうやり方をするのか、これは補正を待っていては多分間に合わないことなんで、今の既存の経費の中で対応していくっていうことをしていかなきゃならないかもしれません。まだ議会とは話をしておりませんけれども、議会のほうも、このウクライナの人道支援については非常に前向きに対応されているところもあって、我々としては今複数の方々と相談をしておりますが、大体のイメージが固まれば、もうゴーサインでやっていくっていうことを考えているところであります。

○記者
 分かりました。あと、別件なんですけども、路面電車のJR岡山駅前乗り入れ事業で、いろいろな経緯がございましたが、2月定例議会で関連予算が可決されまして、この夏ぐらいに工事が多分本格化、着工される見通しだと思います。市民の方にも動き始めるというのが分かる局面に入ってくるんだと思うんですけれども、改めて1年後その受け止めと、いよいよ動き出すといったところに向けての思いっていうのを教えてください。

○市長
 まず、事業費のほうなんですけれども、我々の建築基準法の解釈が不十分だったということもあって、事業費が大幅に増えました。私はこれでは市民の皆さんの納得が得られないんじゃないかということで、一部予定した事業をカットして議会に提案をさせていただいたところであります。
 議会の皆さん方ともいろいろと話をさせてもらいました。結論から言うと、やはり重要な事業だと、高齢者の方、障害者の方、また岡山に初めて来られる方にとっては路面電車の乗り入れが相当利便性は増してくるだろうということで、事業をやるべきだというご判断をいただいたということで非常に私自身はうれしく思っております。

 また、相当数の会派の方々から、岡山の駅前っていうのは岡山の顔になるわけだから、今まで考えた全体事業費をそのままやるべきではないかっていうようなお話もいただいたところであります。今、それについて判断する時期ではありませんけれども、全体の事業に対して前向きに対応しろよというふうに言っていただいたということで、意を強くしております。あとは、今のスケジュールをこなしていき、早く市民の皆さんにこの利便性を感じてもらう、こういったことをやっていかなければならないというように思っております。
 令和4年度から本格的に動き出しますので、我々としては遅滞なく事業ができるよう動いていきたいと思います。

質疑応答に対応中の大森雅夫岡山市長

○記者
 分かりました。最後1点なんですが、G7の関係閣僚会合誘致を岡山市が表明しています。政府としては9月頃にサミット本会議で開催地決定ということで時期も近づいてきてますけども、改めてG7関係閣僚会合ということで意気込みと、開くことによって市にどういうメリットがあるのかというところ、あとどういう動きを残された時間でしておきたいかというところを教えてください。

○市長
 まず、メリットに関していくと、G20の保健大臣会合がありました。その前もESDの世界会議、日中韓の地方政府の首脳会議等々が岡山で行われました。そういう面では経済効果もありますけども、岡山の魅力発信にも大きくつながったんだろうというように思っております。G7の関係閣僚会合が岡山でやられるということになれば、より岡山を発信するいい機会になり、岡山のおもてなしを皆さん方に感じてもらえるいい機会になるだろうというように思っております。

直接私が大臣にお会いしているのは、交通系の大臣だけであるんですけれども、なぜ交通大臣会をお願いしたかということでありますが、やはり地方の公共交通っていうのは非常に難しい時期に差しかかっております。今、新型コロナウイルスということもあって、より事業のほうが厳しくなっているところでありますが、どちらにしてもこれから人口減少が出てくる中で、地方公共交通ってどうするのかというのは避けて通れない問題であります。私は国土交通省の皆さん方にそういう問題意識は常に申し上げているところであって、今回交通大臣会合が開かれれば、それを議論していただく。特に、テーマではどうもないようですけれども、我々としては岡山市の問題意識をそこで話をしていくっていうことはできるんではないかなというように思っているところであります。

 これからどう具体的に動かしていくかっていうことですが、実は1回、もちろん事務的には何度かやっておりますけども、私、それから議会の議長以下、それから岡山市選出の国会議員の皆さん方、また公明党ということもあって谷合代議士も一緒に国土交通大臣のところに伺いました。それ以降も、外務省とかその他一部の役所に私も議会も一緒になってやっていこうっていう話があったんですが、このウクライナの問題で今G7の関係であまり動くのはどうかという声があり、それは断念をいたしました。そこは今言った交通大臣会合ほか、我々にとってこんなことやってるんだということも説明したと思うんですけれども、我々が強調したのはG20のときにグランヴィアでやったんですね、あれ。非常にコンパクトで、G20の人たちもすぐ帰る人が結構いたんですよ、実際のところ。となると、交通の至便性っていうのは、私は群を抜いていいんじゃないかと。空港もありますしね。もうグランヴィアであれば岡山駅、東京から3時間9分。あと5分あれば会場に着くわけだ。というこの利便性みたいなものを外務省の人間には強調したというふうに担当から伺っております。

 それが今までのところなんですけど、実際これから6、7月にかけてどうするのかっていうのは固まっていないんですよ。これG7がなかなか難しい状況なんで、そこは関係者と相談しながらこれからの動きは決めていきたいと思います。

○記者
 補足で、そのアピールポイントですけども、交通の至便性ももちろんだと思いますが、こうやって岡山市が進めている中心市街地の大型事業です、県庁通りの1車線化、市民会館、岡山城リニューアル、こういったものが非常にできる時期に重なっているのかなと思うんですけど、その辺もアピールしていくということになる。

○市長
 記者さん、1回来ていただければペーパーをお見せしますから。そこには、今の町なかの整備、それから岡山城もそうですけども、ちょうど劇場ができるんですよね。来年の9月に劇場が完全に稼働しますから。具体的にはものは12月末には引渡しされますので、それまでだったら自由に、逆に我々のほうは自由に使えるというところもありますから、私は国土交通大臣の前でもその話は強調させていただいております。外務省との会話であったかどうかはちょっと聞いてませんけれども、アピールポイントの一つだと思ってます。

○記者
 話を戻しますが、新庁舎の模型について伺いたいんですけれども。今日、午後から設置されるということで、市民の皆さんに改めて、それを見てどういうふうに思っていただきたいか、どういうふうに市長がお考えか、伺ってもよろしいでしょうか。

○市長
 新聞、テレビ等々で新庁舎については何回か報道をしていただいております。非常にありがたいと思うのですけれども、我々としては先ほどお伝えしたような特徴を持つ庁舎ができる、そして我々にとってのランドマークが新たにできるということを、ぜひ市民の皆さんに形でもって見ていただいたらいいのではないかなと。これ、新庁舎完成まで置かせてもらいますので、目で見て感じ取っていただければと思っています。

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