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令和3年5月31日市長記者会見

[2021年6月1日]

ID:30304

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令和3年5月31日市長記者会見

  • 6月定例市議会提出の主な議案について
  • 岡山市障害者基幹相談支援センターの開所について

令和3年5月31日市長記者会見資料

市長記者会見動画

6月定例市議会提出の主な議案について

6月定例市議会提出の主な議案について説明する大森市長

 皆さんおはようございます。
 5月31日の記者会見を始めさせていただきます。
 まず、今日は6月定例市議会提出の案件、主な議案でございますが、2つお示しをしたいと思います。
 まずは、岡山市の第六次総合計画、後期中期計画の策定でございます。
 この後期中期計画は、長期構想に掲げる「都市づくりの基本目標」の実現に向けた具体的な施策展開の方向性を示すものであり、令和3年度から令和7年度までの岡山市の都市づくりを総合的・計画的に進めていくための指針となるものでございます。
 この計画は、前期中期計画における様々な成果や取組を踏まえつつ、従来からの構造的な課題に加え、新型コロナウイルス感染症に伴う新たな課題に対応し、30の政策と94の施策を体系的に示した分野別計画と区づくりの将来目標や施策の方向性等を示した区別計画で構成をしております。

 ポイントを説明させていただきます。
 まず、新型コロナウイルス感染症への対応については、保健所の体制やワクチン接種体制の整備といった感染症対策をはじめ、業態転換やデジタル技術を活用した事業者の新たな取組の支援、避難所内の感染症対策、行政手続のオンライン化など各分野において必要な施策を新たに盛り込んでいます。
 次に、まちづくりでは、岡山芸術創造劇場の整備、路面電車の延伸など、魅力とにぎわいのある中心市街地の創出、地域振興基金を活用した周辺地域の活性化、観光分野では歴史文化資産の観光資源としての魅力向上などについて新たに盛り込んでいます。
 次に、子育て分野では、先週の会見でご説明したとおり、引き続き安心して子供を生み育てることができる環境づくりに努めてまいりたいと思います。また、学校教育においては、選択と挑戦を繰り返し、自らの力で未来を切り拓いていける子供の育成について新たに盛り込んでいます。
 次に、防災分野では、平成30年7月豪雨を教訓として自主防災組織の結成促進や活動の活性化に加え、新たに流域治水の促進を盛り込み、環境分野では脱炭素社会の実現に向けた新たな取組の検討などについて盛り込んでいます。さらに大都市としてのポテンシャルを最大限発揮できるよう特別自治市構想の実現を見据えつつ、さらなる事務、そして権限、税財源の移譲を国に対して働きかけることなどについて盛り込んでおります。
 今後計画に盛り込んだ諸政策を着実に推進し住みやすさに磨きをかけつつ、都市の魅力と活力を高めることにより、未来志向の躍動感のあるまちづくりを進めてまいりたいと思っております。

 もう一つの議案でありますけれども、岡山市公園条例の一部を改正する条例の制定でございます。
 この条例案は、2つの事項について改正するものであります。
 1点目は、令和5年4月の全面オープンを目指し現在整備中の岡山西部総合公園、仮称ですが、この公園において立体駐車場及び管理棟の供用開始に向け、駐車場の使用料を定めるとともに管理棟などを活用したにぎわい創出の社会実験の実施に伴い、管理棟の使用料に関する規定を現行条例に追加するものであります。
 2点目は、公立幼稚園の仮設園舎が都市公園を占用できるようにするものであります。
 まずは、社会実験のほうですけれども、岡山市西部総合公園におけるこの社会実験は魅力向上とにぎわい創出を図るため、公園全面オープンまでの間、管理棟の管理運営と供用開始済みの公園施設を活用したにぎわい創出に取り組む民間事業者を公募し、管理運営の課題や効果等を検証するとともに、全面オープン後の公園の管理運営の仕組みづくりに活用することを目的として実施いたします。
 具体的には、管理棟を民間事業者に1棟貸しを行い、施設の管理・運営を行うとともに、岡山ドームなどの供用開始済みの公園エリアを活用したイベント等を実施し、にぎわい創出に取り組んでまいります。
 また、幼稚園の仮設の話でありますけども、大元幼稚園を民間移管するに当たり、現在の園舎を撤去し同一敷地内に新しい園舎を建てる計画となっております。このため、工事期間中に仮設園舎が必要となるわけでありますが、近隣に適地がなく、また大元中央公園に設置した場合にも公園としての機能が確保できることから、公立幼稚園の仮設園舎が都市公園を占用できるようにするものであります。

岡山市障害者基幹相談支援センターの開所について

障害者基幹相談支援センターの開所について説明する大森市長

 次の議題であります。
 岡山市障害者基幹相談支援センターの開設であります。
 岡山市障害者基幹相談支援センターを6月1日に開設いたします。近年8050問題など、世帯に課題を抱える困難ケースや医療的ケアが必要となる子供など、医療機関との連携が必要なケースなど、きめ細かな支援が必要なケースが増えてきております。
 そこで、障害者の相談支援体制の強化を図るため、相談支援の司令塔となる障害者基幹相談支援センターを委託設置することにいたしました。経験豊富な相談支援専門員や医療的ケア児等コーディネーター等を配置し、総合的・専門的な相談支援や一般の相談支援事業者の人材育成を行うとともに地域共生社会の実現を目指し関係機関の連携強化を図ります。
 委託先は、社会福祉法人4か所、旭川荘、岡山市手をつなぐ育成会、泉学園、浦安荘による共同運営事業体に委託します。設置場所は、「ひらた旭川荘」内で8時半から17時15分まででありますが、明日の6月1日から開所いたしますので、皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

岡山市民の日(6月1日)の啓発について

岡山市民の日(6月1日)の啓発について説明する大森市長

 次に、案件外でありますけれども、明日6月1日は、岡山市民の日であります。
 岡山市民の日は、岡山市がますます発展していくためには市民一人一人が岡山のまちを愛し誇りに思い盛り上げていくことが必要であります。郷土岡山への理解と関心を深め、愛着と誇りを育み、魅力あるまちづくりを進めていくきっかけとして市制施行日である6月1日は市民みんなが岡山市のことを考える日、岡山市民の日と定めております。
 例年であれば岡山市民の日を中心に様々な関連行事が行われるわけですが、今年も昨年同様新型コロナウイルスの影響で、ほとんどの行事が中止となっております。改めて市民の皆さんに6月1日が岡山市民の日であることを広く知っていただき、市民協働で岡山市を盛り上げていきたいと考えております。ご理解とご協力をお願いいたします。
 本日は以上でございます。

質疑応答

質疑応答に対応する大森市長

○記者
 いきなり案件外で恐縮ですが、コロナについてなんですけれども、昨日の時点で感染者数が9人に目に見えて減っているのかなあとは思うんですけれども、一方で自宅療養を続けていらっしゃる方も多数いらっしゃると。こういうことを考えて、今の市内の感染状況をどう見られているのかというのが1つ。
 それで、2つ目なんですが、もう一つは宣言が延長されるということで、この前、県の対策本部会議では大型の商業施設については休業要請を解除するといった話がありましたが、そういった対策についてどう考えていらっしゃるのかというところを2つお願いいたします。

○市長
 昨日、本当に久しぶりに1桁の数字になったわけですが、この2週間ずっと前週の同じ曜日に比べて下がっているんですね。そういう面では、この前本部会議での資料も提出させてもらいましたけど、中心部の人流も相当抑えられている。そういったことがこの感染者の減になっているということだろうというように思います。
 この直近1週間を今直前に計算したら28.8人なんですね。そういう面ではステージ4、これは、本来は県全体の数字でありますが、それを岡山市に当てはめてみると、やはりステージ4の基準よりも少し高いということで、やはり相当注意をしなければならない状態であることは否めないし、病床の占有率も高い状況にはなっていると。しかしながら、これだけこの感染が、感染者が減少しているっていうのは明るいことではあるんだろうというように思っております。
 この緊急事態宣言もこういう人流を抑えるには本当に役立っているところでありますけれども、こういう傾向が続けば次のステップに移行できるのではないのかなあというように思っています。記者さんの質問からちょっと飛び越えているかも分かりませんけれども。
 それで、2つ目は、県の方針でそういう商業施設の一部緩和がなされているということでありますけれども、私としてもその県のこの動きは納得がいきます。やはり今の状況を的確に見ながら施策に移していかなければならない。通常の社会生活、通常の経済生活を送っていくのは我々にとって本来は当たり前の話なので、そういう状況を鑑みて一つ一つの政策を改めていく、変えていく、こういったことは必要なんじゃないかなというように思っています。
 以上です。

質疑応答中の大森市長

○記者
 今の質問に関連ですけども、緊急事態宣言、6月20日まで。感染状況が改善されれば、そこまで行かなくても短縮してもいいのじゃないかという議論も一部出ているようですけど、そのあたりの市長のお考えをお願いします。

○市長
 さっきの記者さんの質問にお答えをしたのと若干重複しますけど、本来であれば我々通常の社会生活を送っていくというのが基本だろうというように思います。ただ、感染状況が今まで非常に厳しい状況にあったということで、私も緊急事態宣言、これはやむを得ないというふうに判断をせざるを得なかったわけでありますけれども、昨日の9人、今日も正式にまだ発表されてないと思いますが、昨夜私が伺った数字からいくと、決して悪い数字ではない。こういう状況が続いていけば、そして医療の逼迫度合いを鑑みて、これらを総合的に判断すれば、私は緊急事態宣言、6月20日と言っているその期限を早めることというのはあり得ることだろうというように思いますし、そういう状況を国として的確に判断していただきたいというように思います。

○記者
 追加ですが、市長の中でのラインというか線引きというか、要するに数字的にどうなったらというのが、これはありますでしょうか 

○市長
 私自身が一つ一つ定量的に申し上げる立場ではないと思いますけども、少なくとも昨日の新規感染者、1日、日曜ということを差し引かなければならないわけですが、これはステージ3にも新規感染としては達していない。今日の数字も、ここは朝数字が急に上がっていればちょっと別ですが、今の段階でいうと15人には至らないというような状況になっています。日曜、月曜ということを差し引いて少し考えなければならないんですけども、やはりそういう一つの基準を下回っていく。これが県下全体でいくと、よりそういう数字になってくるんではないかなあというように思います。
 あとは、やはり医療の問題は大きいと思いますね。病床の占有率の数字もやはり常識的な数字に入ってこないと、そこは解除ということは難しいと思いますけれども、このような新規感染が減ってくれば当然ながらこれは病床の占有率も減ってきます。若干遅れて減ってくるわけでありますけども、そういう状況を見て、国として、私は解除の時期を的確に判断していただきたいと思っています。

○市長
 ちなみに北長瀬はよくなるんですけどね。あの操車場跡地、いろいろと随分話題になってきてようやく最終形が見え出したということで、ぜひ北長瀬も利用できるようにお願いしたいなというように思っています。

○記者
 これも案件外で恐縮ですけど、市長選の時期が近づいて徐々に動きが出始めてきていると思うのですが、ご自身の出馬を含めたご見解というか、お考えをお聞きしたいと思います。

○市長
 そうですね、まだ正月にちょうど記者さんから質問があってから、もちろん、ずっと考えさせていただいているところであります。予定としては、明日にも市議の皆さん方から要請をいただけるというようなお話も聞いているところであります。我々は、お互いこれ今の憲法下、法律の下で二元制を取っているわけであります。もちろん当局として様々なものを提案し、予算を執行していく。それで、彼らのほうは、予算を承認していく。ただ、市議の皆さん方もいろいろな地域、そして関係者を代弁して我々とお話をさせていただいているところでもあります。そういう意見を十分聞きながらもう速やかに結論を出していきたいというように思っております。

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