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令和3年7月29日市長記者会見

[2021年8月6日]

ID:31600

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令和3年7月29日市長記者会見

  • 旭川河畔(出石町地区)賑わい創出事業の開始について
  • 「再エネ100宣言RE Action」への参加及びアンバサダーへの就任について
  • 劇場愛称の決定に向けた市民等による最終投票の実施について
  • プレミアム付きタクシー券の販売について

令和3年7月29日市長記者会見資料

市長記者会見動画

旭川河畔(出石町地区)賑わい創出事業の開始について

市長の写真

 皆さんおはようございます。
 まずは、旭川河畔の賑わい創出事業の開始であります。皆さん、地図を、この広報連絡資料の地図を見ながら、実はこの旭川右岸、後楽園から鶴見橋がありますよね。鶴見橋を後楽園側から見たら渡ったところでありますけれども、そこが100メーターの区間で堤防が未整備でありました。実は、3年前の西日本豪雨でも非常に危ない状況になって、あのときは百間川の整備が完了したところであったんで、そこからの越水というのはなかったんですけれども、当該部分というのは、岡山の中心部の浸水が出るかどうかという大きなキーポイントでありまして、27年度から国が堤防整備工事に着手していただいたということであります。令和2年度に完了しております。浸水する危険性は、これで大幅に減少したということになっております。
 この国の堤防整備、地図の右上のところですね。写真が出ていますけれども、通常の平常時であればいいんですけれども、増水期、降水期になると、右の写真のようになっていたわけであります。この国の堤防整備と併せてせっかく整備ができたわけであります。賑わい創出と回遊性の向上に向けた取組を行うため、今月幅員が12メーターの歩行空間が完成をいたしました。資料には12メーター自身が少しはっきり出てませんけれども、この次のページの左の上を御覧いただければ、左上ではなく、右側のところですね。12メーターの空間というのが分かるのではないかというように思います。
「事業場所」、左上は事業場所と書いてますし、右側の(1)から(2)、(3)は下の遊歩道ですけれども、(4)にもその空間が現れていると思います。この水辺空間自身は、都市部の貴重なオープンスペースとなっております。各地でもこの水辺の空間を活用する取り組みが多く行われているところであります。
 それで、私としてその岡山市の中心部を歩いて楽しいまちづくりという名称で言ったり、また憩いの空間を広げていこうということを申し上げてきたところでありますが、岡山城、後楽園周辺というのは、その中の大きなキーポイントとなる事業であります。観光客や市民の誰もが憩い、賑わう空間の創出ということになろうかと思います。
 これまで、旭川河畔における「さくらみち」、遊歩道の整備を行うと、これが先ほどの資料でいきますと、ページ数が打ってあるんですけど、地図の左下、整備状況を見てください。ここで「さくらみち」、この空間自身はもう完成しているところでありますが、これも桜を残こすかどうかという議論になったところであり、今は桜が残ったまま本当に市民の憩いの場になっているところであります。それで、今申し上げたのが「おしろみち」というふうに書いてますけども、それで左下の出石町地区というこの100メーターの区間の長さの、区間のことを言ってますが、この下にも今河川敷のところが整備もされてまして、これが右、ちょうど右側の資料を見ていただければ、今までは石積みだったんですけど、これだと人が歩けん、ジョギングもできないということで変えていただいて整備後はこのような形になっています。
 それで、今後はそれをずっと岡山城から相生橋のほうまで続けていく、こうなると岡山に泊まった方が朝ジョギングしたり、またこの付近の方が毎日散歩したり、非常にやりやすくなるんじゃないかなというように思っております。それで、今、話が少しそれましたけれども、この100メーター区間の内60メーター区間について、さらなる賑わいの創出、回遊性の向上を図ろうということで社会実験をやっていこうということであります。
 それで、この社会実験の事業者は公募をいたしまして、一般社団法人旭川しろうちアライアンスに決定いたしました。事業期間は、8月1日から11月30日までの予定であります。事業者からは、川辺での自由な過ごし方をアシストし、川と市民の日常的な距離を近づける場づくりを目指す事業の提案があり、様々な取組が行われることとなっております。
 具体的な取組としては、コロナ禍で打撃を受けた岡山県内の飲食事業者がキッチンカーや屋台形式の飲食店を出店する。事業者があらかじめ用意した椅子を好きな場所に置いて自由にくつろいでもらうチェアリングを実施、他団体が実施しているカヌー体験、ヨガ教室及びRUN・WALK企画等と連携し、その休憩地点として場所を提供するなどであります。この社会実験を通じて、堤防上で多様な利活用が進み、旭川河畔の魅力向上と賑わいづくりに寄与することを期待しております。
 最後にちょっとコメントをすることにしております新型コロナウイルスとのこの関係が多分皆さん気になるんだろうというように思いますが、取りあえずは出店店舗に自動体温計を配置し、手指の消毒やソーシャルディスタンスの確保の呼びかけを行うこととしております。また、来場者が多く密になる場合には、入場制限等も含めて対応しようとも思っています。もちろんこれからの状況に応じては、適宜対応を強化することも考えられると思います。

「再エネ100宣言RE Action」への参加及びアンバサダーへの就任について

市長の写真

 次に、「再エネ100宣言RE Action」への参加、アンバサダーへの就任であります。ちなみに、RE(アール・イー)って分かりますか。私は最初リアクションって、もう一度行動し直すと読んでしまったんですけど違うということでありまして、REはリニューアブルエナジーということで、再生エネルギーですね。岡山市は、皆さんご存じのように、今年の2月に「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ宣言」を連携中枢都市圏の12市町と共同で発表し、現在CO2排出実質ゼロに向け、研究会を立ち上げて検討を行っているところであります。我々市域でのゼロカーボン実現のためには、市内の大規模事業所である我々市役所自身が積極的に取り組む必要があると考え、本日付で「再エネ100宣言RE Action」への参加、アンバサダーへの就任を決めたところであります。中四国、九州、中四国以西では初めてだと思います。
 この「再エネ100宣言RE Action」は、グリーン購入ネットワーク等々の環境に関する4団体で組織される再エネ100宣言RE Action協議会が主催する枠組みで自治体などが自らの使用電力を100%再生可能エネルギーに転換し、再エネ100%利用を促進していこうという取組であります。環境省の外郭団体、地球環境戦略研究機関が構成団体の一員で環境省もアンバサダーとして参画をしております。
 ちなみに、岡山市役所の事業活動でありますが、令和元年度で1億5,913万1,000キロワットアワーの電力を消費しております。他のエネルギー利用分も含めたCO2の排出量は市域全体の約3%となっているところであります。特に排出量の多いところ、電力消費かな、この前出したのは。電力消費だな。電力消費はやっぱり浄水場とか、下水道の処理場とか、あと市場とか、そういったところが非常に大きな、環境のごみ処理センターとか、そういったところが非常に大きくなっているところでありまして、我々としては、新庁舎では広域処理施設の発電、電力を使っていくというのはこの前お話をしましたけれども、それ以外に太陽光発電等を活用した再生可能エネルギーのより一層の導入拡大や、照明のLED化による省エネルギー化の促進を積極的に進めることで、2050年のRE100を目指していきたいと思います。
 岡山市が率先して取り組む意思を表明し行動することは、広く岡山市内の事業者の皆様の積極的、自発的な取組につながり、ひいては岡山市域全体のCO2削減の促進に寄与するものと考えております。岡山市の環境基本計画推進本部がございますけれども、先日26日に実施可能な取組を積極的に検討するよう各局長には指示をしたところであります。これから積極的に取り組みたいと思います。

劇場愛称の決定に向けた市民等による最終投票の実施について

市長の写真

 3番目の話題でありますけれども、岡山芸術創造劇場の愛称決定に向けた投票の実施であります。岡山芸術創造劇場の愛称決定に向けた投票を実施いたしますのでお知らせをいたします。令和5年夏頃の開館に向けて、多くの人に親しまれる文化芸術施設となるよう、新劇場にふさわしい愛称を6月末まで募集をいたしました。その結果、全国から1,000件を超える応募、正確に言えば1,031件がございました。メディアでも多く取り上げていただきまして感謝を申し上げます。
 このたび応募作品の中から、最終候補として3つの作品を選考させていただきました。選考手続は外部の有識者にも入っていただきまして、市と財団の共同による選考委員会で行ったところであります。具体的な選考理由は、資料として添付していますので、そちらを御覧いただきたいと思います。
 劇場にふさわしい愛称としては、選考基準が5つございますが、親和性、施設の特性、地域性、独創性、国際性、こういった選考基準をつくり、それに基づいて審査をしたということであります。また、言葉が持つ意味だけでなく言葉の響きも重視したということでありまして、こうして選考した作品が皆さん方のお手元にありますように、「岡藝(おかげい)」、「mirare(ミラレ)」、「ハレノワ」、この3つであります。本日より3作品のウェブ投票を開始し、その結果によって愛称を決定したいと思います。投票の概要は、配付資料のとおりでございます。投票期間は、7月29日から8月13日まで、市民の皆さんをはじめ誰もが投票することができるということであります。愛称選考も大詰めでございまして、岡山の新しい顔となる新劇場にぴったりな愛称を皆様の1票で決めていただきたいと思います。
 ちなみに、決定した愛称に投票いただいた方に対しての記念品は、これは抽選で100名でありますけれども、オリジナルで作製したマスキングテープをお送りするということになっているというように聞いております。

プレミアム付きタクシー券の販売について

市長の写真

 話題としては最後でありますが、プレミアム付きタクシー券の販売であります。
 タクシー事業者は、新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい経営状況が続く中、地域の生活や経済活動を支えるため、感染防止対策を講じながら運行を継続しているところであります。できるだけ早期に支援を行うため、5月補正予算で計上したプレミアム付きタクシー券の販売に対して準備を進めてきましたが、8月1日、日曜から販売を開始することができることとなりました。これは、1冊で4,000円分の利用が可能なタクシー券を3,000円で販売するものであります。販売冊数は4万冊で、販売期間、利用機関ともに来年の1月31日までといたします。
 なお、岡山県においても同様のタクシー券を4万冊販売しているところであり、岡山市には県全体の約半数のタクシーが存在することから、単純計算すると2万冊が岡山市分となります。これに岡山市販売分4万冊を加えることになり、単純計算ですが6万冊が岡山市内に流通していくということになろうかと思います。市内におけるタクシーのより一層の利用促進を図り、市民の重要な移動手段である公共交通を守っていきたいと思います。

新型コロナウイルス関連について

市長の写真

 最後に議題外ですが、コロナウイルスに関してのコメントを少しさせていただきたいと思います。昨日の新規感染者は39名となりました。前の週の同じ曜日と我々はずっと比較しているんですが、たしか7月10日から増えてきています。そういう面では、昨日までで19日間、3週間近くずっと前の週の同じ曜日より増えてきている。こんな状況に今なっております。直近1週間の新規感染者は143名、人口1万人当たり20.4名ということになっております。
 感染者の内訳ですが30代以下が全体の66%、約3分の2になっております。60代以上は4.7%ということで、やはり後でワクチンの話を述べますけれども、ワクチン接種の効果は出ているのかなというように思いますが、若い人たちの感染が続いている。これは、よく報道で首都圏の報道がテレビなどで言われておりますけれども、全く同じ傾向になっております。
 ただ、全体として見ると、昨日のこの39人、全員が軽症でありまして、入院患者数は低く抑えられているということで、現段階では私としては医療提供体制が逼迫しているという状況ではないというように思っております。
 感染拡大の要因ですが、昨日、保健所長、そして担当の局長たちとも意見交換をいたしました。それによると、やはり夏休みに入ったというのは一つ大きくあります。それから7月22日からの4連休で人と接する機会が増加したこと。また、昨日の話は連休明けに医療機関を受診する結果が現れたということも要因になっているんではないかというような話でありました。
 それで、感染源なんですけれども、数字的な、定量的な分析までは昨日の段階ではできてませんが、やはり東京などの感染拡大地域との往来、それからやはり飲食の機会、また部活動、特に大学、高校での部活動、夏の影響があるのかなということでありました。
 市民の皆様には、基本的な感染対策の徹底とともに、感染拡大地域との往来を控えるようお願いしたいと思います。また、飲食店における感染対策についても、飲食店側の皆様方にもより徹底するようにお願いしたいと思いますし、利用される方も感染がもう拡大しないようにという考え方を持って行動をしていただくようにお願いをしたいと思います。
 先ほど申しました大学や高校などの部活動の際にも感染対策を十分行った上でやっていただければと思います。先ほど申しました4連休でどの程度感染が拡大したかにはもう少し時間が必要だということで今週末まで様子を見ていきたいと思います。

新型コロナウイルスワクチン接種について

市長の写真

 次に、ワクチン接種でありますが、昨日までの時点、7月28日時点であります。高齢者の1回目の接種率は、人口に対して85%、2回目の接種を終えた方も74%となっております。我々は政令指定都市の比較を常にやってるんですけれども、政令指定都市平均をやや上回るペースで進捗しているということであります。高齢者に関しては、ほぼ予定どおり接種は進んでいると、そこはできるだろうと思います。
 次に、7月12日から8月以降の新規の接種予約を停止していることについて、改めてお詫びを申し上げたいと思います。現在予約の再開時期を検討しているところでありますが、我々として、いつ再開をするかということに欠かせない情報は、ワクチンがどのくらい来るか、いつ来るか、量とこの時期が必要なわけであります。
 それで、8月後半の量と時期ですが、量については60箱、これは7万200回分ですが、それは確定いたしました。ただ、配送日が確定しない。それで、確定するのが8月4日となっております。8月4日は水曜日であります。したがって、我々としては、4日にいつ来るかが分かりますので、早急に分析を進め、その週にはいつから予約の再開ができるのか判断をしたいと思います。そのまま本部会議を開かせていただいて、その場で様々な状況とともにお話をさせていただきたいというように思います。
 感染者の数が増加しております。私も今いろんなところを回って話を聞いていると、早くワクチンを打たせてほしいという声は多く聞きます。我々としても、できるだけ早く、そして円滑にワクチン接種を進めたいというように思っておりますが、先ほどの事情で一体いつワクチンが入ってくるのか分からないと、予約だけを先行させても実際上できるかどうかという問題も出てきますから、もう少しだけお待ちいただいて8月4日の後速やかに決めさせていただきたいと思います。
 私からは以上です。

質疑応答

市長の写真

○記者
 プレミアム付きタクシー券ですが、市が独自に発行して、これを使って今の経済、岡山市内をどういうふうにしていきたいか、どういうイメージをお持ちなのか一言お願いいたします。

○市長
 タクシーは、昨年の全国での緊急事態宣言等々からずっと人流がどうしても抑制されている。そういう面で、タクシーに乗られる方が極めて減少しているということを伺っております。タクシーそのものは、今感染対策も相当やっていただいているところで、我々としてはタクシー会社の経営状況が非常によくない状況であるので、我々としてもそれを支援して公共交通の確保に努めなければという意識でやらせていただいております。

○記者
 まず、コロナのことですけれども、先週の同じ曜日を上回ってきているということで、第5波が来ているというようなご認識になるのでしょうか。

○市長
 そうですね。昨日が東京都3,177人、今までにない数字が出てきているところであります。大阪も相当数出てますね。そういう面からいくと、第5波にもう入っていると私は考えていいんじゃないかなというように思っております。
 そういう意味で感染対策、防止対策というか、それは徹底していかなければならないと思いますが。一方で、一番医療、一般にいろいろとお医者さんに行って診療を受けたいという人が受けられなくなる状態、そして入院しなければならないっていう人が入院できなくなるような状態、それは何としても避けていかなきゃならないということでありますけれども。それに関していくと、高齢者が全体としてのパーセンテージが非常に低いので、入院の必要性っていうのはそれほど今のところ多くない。そういう病床の使用率とか重症者の数とか、そういうことを見ながら次の対策をどう打っていくかっていうのは、それは県とも相談しながらやっていかなければならないというように思ってます。

○記者
 今、次の対策という言葉が出ましたけども、これから夏休みで人流も増えてくるという局面において、もう一歩踏み込んだまん防なり、緊急事態宣言だといった実行力のある対策等も必要ではないかという見方もあると思うんですが、そのあたりはどう考えておられるでしょうか。

○市長
 先ほど言ったように、まず感染者の数については、もう10万人当たり20を超えるような形になってきているということは、そこはご指摘のとおりですが、病床の使用率などはまだまだ低い状態である。これからどのように推移をしていくかによって、多分対策というのは変わっていくんだろうというように思います。それは、状況を見ながら的確に市として打てる手は何か、そして県と調整しながらやっていくものは何なのかということをやらせていただくということに尽きるので、まだちょっと具体的な対策をこうだというところまでは言える段階ではないと思います。

○記者
 あと一点、タクシー券ですけれども、当初の予定よりも感染状況を見ながら時期を見計らっておられたと思うんですが、この8月1日からの局面っていうのは、感染拡大の中の挟まってしまっている部分もあると思うんですけど、このあたりのご判断というのはどういうもので判断されたんですか。

○市長
 ちなみに、我々のタクシー券に関して言うと、これは5月の補正で上げさせていただきました。それから、上がってすぐ準備をして、できるのが8月1日だったということで、今回の感染状況との調整を図って遅らせたわけではない。ただ、記者さんがおっしゃるように、これから人流の抑制を大きくしていかなければならないような状況になれば、その利用についてどうするかということは、また検討も俎上に上げなければならないと思ってます。

○記者
 状況を見ながら、1日からですけども、途中で止めたりとか、そういう感染状況を見ながらそのあたりを柔軟に対応されていくということですね。

○市長
 そうですね。取りあえず8月1日からはやらさせていただく、今後の状況を見てどうするかっていうのは、我々も考えていかなければならないというように思っています。
 この点について言うと、我々4万冊、県のほうから単純平均すると岡山市に2万冊。この6万冊が、お互いが全然違う形で動いちゃうとまずいと思うので、そこも県とは調整しなければならないというようには思っています。

○記者
 ワクチン接種率について、当初目標の7月末終了おおむね完了見込みで、この点自体はおっしゃるとおりかなとは思うんですけれども、すごく細かく数字を見ると、市の目標である8割に残り3日、若干足らない部分はあるのかなって。
 到達しない部分、はい。8割が目標だったかのように承知しているんですけれども、若干足りない部分は、それはもう誤差の範囲というイメージなのか、あるいはVRSで打っていけば最後はそこに追いついてくるのか、どういうご認識でしょうか。

○市長
 まず、8割っていうのは、接種見込みとして8割ぐらいの方が打たれるのではないかなというように思っているというのがまず第1点で、実際上はもっと多くの方が新型コロナの感染を防止したいということで、多くの方がワクチン接種をしたいということから、これは我々としては歓迎すべきことだというように思っております。
 1回目接種を終えたのが85%と申し上げたと思うんですが、そういう面で1回目接種を終わった方っていうのは、当然ながらもう2回目、これは3週間後に行うということは固まっているわけでありまして、我々としても2回目のワクチン量は十分確保させていただいているんで、7月中に全てを、手を挙げられた方が終えてはないわけですけれども、多くの、これを全体として見たときに、ほぼ予定どおりの動きにはなっているというように申し上げたということであります。

○記者
 旭川の賑わい創出事業についてお伺いしたいのですが、社会実験をこの秋までやって、その後この実験を受けて、どういった施策を、どういったスケジュールで考えてらっしゃるのでしょうか。

○市長
 実は、やはり岡山城、後楽園周辺というと、我々にとっては本当の資産だと思うんですね。岡山の観光資産であり、憩いの資産である。こういったものをどうやって定着させていくか、これは大きいと思うんですよ。取りあえず社会実験、今のこのコロナ禍の中でどこまでこれが機能するかっていうのは、若干確かに不安なところもあるんですけれども、私としては、当該場所っていうのは、これから必ず岡山にとってなくてはならない場所になってくるだろうというように思います。
 取りあえずは社会実験ということで、それ以降のスケジュールについては整理ができているわけではありませんけれども、他の市の先行的な動きを見ても、大阪の淀川で、広島も動いています。そういう面で、あそこにオープンカフェが並び、そして人が散歩し、ジョギングする、観光客があの辺りを散策するそういうふうな状態に持っていきたいというように思っております。具体的なものはないんですけど。

○記者
 ワクチンの接種のスケジュールの関係で確認をさせていただきたいんですけれども、8月後半以降で、取りあえず量が決まっているのが7万200回ですかね。8月4日には、国から配送スケジュールが示されるという。それを受けて、8月4日に本部会議が開かれて、予約再開、いつ頃からやるかということを決められるという。

○市長 
そうなんです。ちなみに、7月31日から8月15日のワクチンの配送っていうのは、結局8月7日になったと思う。7日だったよね。

○担当者
 配送日は4日です。

○市長
 違う。7月の末から8月の、いわゆる上旬全般のワクチンが来たのは。
 私が言いたいのは、7月の下旬の配送日も下旬が始まる7月16日には来てない、国から。

○担当者
 2週間の中の、2週間の頭では来ているわけではないということです。7月23日と30日になります。さっき、8月4日に本部会議っておっしゃったんですが、8月4日のが分かって速やかに行う。

○市長
 7月下旬の配送日も16日から始まるのに、本来ならば、15に来ると、それはその分非常に計算しやすいんですけども、7月の下旬のやつも7月23、そして30日に来てるんですよ。それが、我々として使用可能なのが一体いつなのかっていうのが分からないと、医療機関等々への提供ができない。これでも政府側もどうしようもないっていう話を、私は国に言って、今確認してます。多分、ここからは皆さん方のほうがよりご存じなんでしょうけど、ファイザー社との契約の問題なんじゃないでしょうかね。これは、私の推測ですけど。

○記者
 では、8月4日以降に予約の再開がいつになるかが決まると。

○市長
 予約の再開がいつできるか、多分速やかにできると思うんですけれども、供給量と供給時期を見た上で決めていく、供給量自身は今言ったように7万200回というのは決まったんですが、供給をされる時期が固まってないので、その時期を見た上で、いつから予約再開、予約再開をするんであれば、接種も当然ながらいつからっていうことを決めていかないとできないので。そういう面では、8月4日に配送日がはっきりしますので、それを組み込んで、その週には我々として具体的にいつから予約開始、いつから接種開始というものを決めていくということになると思います。どういうプライオリティーで予約を開始するかっていうことも供給量などに併せて議論されることになると思います。

○記者
 この7万200回という数字は、12歳から64歳までの見込み数の2倍ということですか。

○市長
 いやいや、もうそれは人口比と、あとは県の調整枠を合わせたもので、我々として8月の下旬には60箱ということを聞いているということであります。

○記者
 岡山市の、市内の中小企業でも職域ができるように独自にやるということを、これも今ストップしているということなんですけども、これの再開っていうのはいつぐらいになりそうですか。

○市長
 我々は、国が職域接種をやるという話をされました。我々としても、当時1,000人以上はなかなか集められない。したがって、市として同様の職域接種ができないかという話があって始めさせていただいたわけであります。7,700人分、ちょっと正確な数字は変わってるかもしれませんけれども、一定の数の職域接種はやらせていただいたんですが、今のように基礎疾患を持っている方もまだ予約を停止させていただいているようなところで、なかなか第2期といいますか、職域接種をどうするかっていうところまですぐには議論は行かないんじゃないかなという感じはちょっとしています。ただ、それも全体の供給量、供給時期が固まった上で再度整理をして、次の本部会議でお話し申し上げたいと思います。

○記者
 コロナの感染状況について2点質問させてください。
 先ほど、市長は5波に入っていると認識を示されたと思うんですが、第4波のときの感染者の状況を見ると、4月25日の週などが今週の週に感染者数が非常に近いと思うんですが、翌週にはもう感染者が2倍、2.5倍というような数字になって、感染の拡大のスピードというのが非常に早かったと思います。今回も、まず一定程度今週様子を見るというお話もありましたが、ある程度スピード感を持った対応が必要ではないかと思うんですが、そこのお考えを教えてください。

○市長
 記者さんのおっしゃるのも一つ理屈としてそのとおりだと思います。ただ、例えば先ほど申し上げましたように、直近1か月で60代以降のパーセンテージっていうのが、4.7%であります。そして、岡山市、今の数字も入れて全体で見ていくと、60代7.6、70代7.8、80代以上5.7という数字になって、高齢者が全体でいくと20%を超える感染だったんですよ。ということは、高齢者の方が感染すると、これは即入院に直結しやすいんですね。したがって、当時、4月の下旬からゴールデンウイーク、5月の上旬にかけて、非常にすごい勢いで増えていきましたが、病床の占有率、使用率、非常に高くなりました。そして、自宅療養の方が圧倒的な数となったわけであります。それは、高齢者の方も含めて自宅療養をお願いせざるを得なかった状況になっているということでありまして、今は少しその面では状況が違う。それをどう判断していくかっていうのは、これからやっていかなければならないことだと思います。
 私も分析はできてませんが、皆さん方の記事やそういう報道を見ていると、首都圏では相当病床の使用率も圧迫しているというような状況もあります。それらが岡山にこれからどういう影響を来していくのか、そういったことは十分議論をしていかなければならないだろうというように思ってます。
 それによって、先ほど一番最初に記者さんから話があったように、次の手をどう打っていくのかということをやっていくということになろうかというように思っています。

○記者
 再エネ100宣言の関係で教えてください。これは、もう全国的な運動ということなんですが、今どのぐらいの団体が全国で参加をしているか。

○市長
 先ほど言ったように、自治体としては中国四国、九州では初めてであります。我々が伺っているのは、参加自治体としては、政令市レベルで言いますと、大阪市、川崎市、京都市、さいたま市、新潟市、浜松市、横浜市ということであります。県のほうはまた幾つかのところがやっているようですけれども。
 こういう面では、これを全国的な傾向と呼ぶかどうかはよく分かりませんが、政令市では、私が2050年カーボンゼロ宣言、政令市みんなでやりましょうというふうに声をかけたんですけれども、名古屋市さん以外は、19の都市は皆さん一緒にやろうということになったということで、政令市レベルではこれからもどんどん続いていくだろうというように思っております。
 そういう面では、我々は遅かったぐらいなのかもしれないということで、私もそれから調べてみたら、先ほど言ったように、岡山市役所も結構電力を使ってるんですね。CO2を出している。全く違う立場の話で、私、下水道協会の会長というのをやっているんですよ。今回、下水道の関係者の方々と議論をしましたら、やはり下水道の処理場の電力の使用っていうのは非常に大きい。機器も新しい機器を導入していくと、省エネ効果というか、非常に大きいものがあるらしいですね。私はよく知らなかったんですけれども、もちろんコストの問題もありますから、そう簡単にいく話ではないんですけれども、そういう目標を持って対応していくことというのは非常に重要だろうと思っています。

○記者
 新庁舎が完成するまでに、何か市としてできる取組っていうのはお考えとしてございませんでしょうか。

○市長
 新庁舎の完成とは関係なく、新庁舎はもちろん再生エネルギーでやりますということは申し上げたんだけど、関係なく各部局考えて、具体策を出してくるようにということをこの前指示しております。具体的にどうやれるのかは今後の問題で、来年度の予算に向けての議論になろうかと思います。

○記者
 最後、アンバサダーにも就任ということですけども、これは岡山市内の企業に対して参加を促すっていうような役割なのかなと推察するんですけれども、こういう活動の場を広げるための何か政策というものもこれから検討していくお考えがおありでしょうか。

○市長
 おっしゃるとおりです。事業者、そして近隣の自治体、そういった方々に一緒にやっていこうということを広げていく、こういう役割を果たしたいと思っています。

○市長
 違うところを読んでいるという指摘がありました。各自治体のほうで、再エネ100宣言 RE Actionに関しては、神奈川県、さいたま市、加賀市、久慈市、福知山市、一戸町であります。今、私が申し上げた大阪市ほかの政令市は、再エネ100宣言 RE Actionのアンバサダーだけの参加自治体のようであります。

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