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令和3年6月3日市長記者会見

[2021年6月4日]

ID:30372

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令和3年6月3日市長記者会見

  • 令和3年度6月補正予算(案)について
  • 新型コロナワクチン一般接種の実施について

令和3年6月3日市長記者会見資料

市長記者会見動画

令和3年度6月補正予算(案)について

補正予算(案)について説明する大森市長

 皆さんおはようございます。
 それでは、定例の記者会見を始めさせていただきます。
 まず、最初に令和3年度6月補正予算(案)の概要についてお話を申し上げます。
 まずは、新型コロナウイルス感染症の関係でございますが、緊急事態宣言が延長されるなど引き続き厳しい状況が続く中、感染者等へのきめ細かな対応が行えるよう保健所機能や検査体制の強化をするとともに、感染症による影響が長期化する中で低所得の子育て世帯に対し、その実情を踏まえた生活支援を行う観点から子育て世帯への支援を実施するための予算として編成するものであります。

 その他、国庫支出金の決定に基づき道路新設改良事業、市街地再開発事業、仮称ではありますが岡山西部総合公園整備事業などを実施いたします。国の事業計画の決定に基づき、国直轄事業負担金を増額しております。また、浦安幼稚園・芳泉幼稚園を統合して整備する認定こども園の整備に係る事業費なども併せて編成いたします。
 一般会計で39億円余の増額、補正に要する財源については、国庫支出金や市債のほか一般財源4億円余となっており、これについては令和2年度決算により生ずる見込みの剰余金で対応いたします。
 それでは、コロナウイルス感染症関係の予算について詳しく説明いたします。
 資料7ページですね。御覧ください。
 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い感染者等への対応など保健所の業務量が急増していることを受けて、5月20日から市職員の応援職員による増員や電話回線の増設を行うなど保健所の体制強化を実施しています。このたびの6月補正予算では、保健師など有資格者の外部派遣職員の活用による増員や、市内医療機関等の協力を得ながら自宅療養患者の健康観察や濃厚接触者等のうち無症状者へPCR検査を委託する経費を計上するものです。これらのことを実施し、きめ細かい患者対応や市民からの相談体制等を維持してまいります。
 子育て世帯生活支援特別給付金でございますが、低所得のひとり親世帯については特別給付金の支給を開始していますが、今回新たに低所得のその他の子育て世帯に対して、子育て負担の増加や収入の減少に対する支援を行います。
 具体的には、令和3年度、市民税非課税等世帯であって児童手当及び特別児童扶養手当の受給世帯に対しては申請不要で、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金その他世帯分を児童1人当たりにつき一律5万円支給する。また、新型コロナウイルスの影響を受けて家計が急変し令和3年度市民税非課税世帯と同様の事情にあると認められるその他の子育て世帯にも支給するということであります。これに加えて岡山市独自分を1世帯当たり2万円支給いたします。なお、令和3年4月以降、令和4年2月末までに生まれる新生児も対象となります。支給対象児童は、約1万2,000人を想定しております。
 今後、補正予算の議決後、コールセンターや申請受付専用窓口の開設等を行います。申請不要の方へは8月を目途に支給を開始いたします。また、家計が急変した方など新たに申請が必要になる方へは8月に申請受付を開始した後、可能な限り速やかに支給してまいります。
 ちょっと財源のことでありますけれども、先月行った5月補正であります。これも市民生活や地域経済に対して緊急支援を行うため32億円の予算を編成いたしました。国の第3次補正により追加配分された新型コロナ臨時交付金23億円を全額使い、併せて財調、財政調整基金を4億円取り崩して予算を編成しております。さらに今回の6月補正においても新型コロナウイルス感染症対策に係る予算を11億円計上し、そのうち市負担は3億円であります。この3億円は令和2年度決算により生ずる見込みの剰余金で対応しているところであり、5月補正と6月補正を合わせて一般財源で計7億円を投入しているところであります。今後についても感染状況に応じて必要な対策を速やかに講じてまいりたいと思います。また、地域経済の回復や消費喚起に向けた取組などについては、感染症の収束状況を見ながら、国の経済対策等の動向も踏まえて活用できる財源を駆使しながら機動的に編成していきたいと思います。

新型コロナワクチン一般接種の実施について

新型コロナワクチン一般接種の実施について説明する大森市長

 次に、新型コロナワクチンの一般接種であります。
 皆さん方、ここのモニターに全体のスケジュールを出させていただきました。まず、全体像が分かりやすいように、私のほうから口頭で話をした上で若干このモニターを使ってご説明を申し上げたいと思います。
 現在、高齢者の方への接種が順調に進んでおります。1回目の接種が終わった方が6月2日時点、昨日時点で約5万5,600人であります。接種見込み対象者、我々15万6,000人と読んでおりますが、その35%となっております。ちなみに全体は19万5,000人でございますので、その割合は28.5%ということであります。それで、また各医療機関等々のご協力がありまして、週当たり接種可能回数も市全体で4万2,000回程度まで上がってきており、7月中旬には高齢者の接種がおおむね完了できる見込みとなりました。

 昨日から接種予約の枠に空きがある医療機関の情報について、市ホームページやコールセンターでの案内を開始したところであります。昨日時点で53の医療機関で空きがある状況であります。私も見ましたけども、まだ6月でも十分打てる医療機関がございました。予約ができていない方、また予約をされていない方はぜひ参考にしていただきたいと思います。
 また5月末時点で、これはちょっとダブりますが、5月末時点で接種医療機関登録数は市内380、この中には手続中の機関も入っておりますけども、市内で380となっております。接種開始当初の約360から20程度増えております。改めてご協力をいただいている医療関係者の皆さんに感謝を申し上げます。
 64歳以下のワクチン接種、いわゆる一般接種については、全対象者宛てに6月下旬に郵便局から発送いたします。順次接種券が届きます。接種券には予診票が同封されております。なお、先月末対象に加わった12歳から16歳未満の接種券は準備が出来次第発送いたします。
 岡山市の現在の接種能力からいたしますと、11月末までには全ての方、これは我々としては接種対象者42万7,000人の8割と考えておりますが、その方の2回目の接種まで終えられる見込みとなっております。もう一度言いますと、全ての方の2回目の接種が11月末までに終える見込みとなっております。
 今後、国のほうでご検討いただいている企業や大学単位での接種及び大規模接種を促進することにより前倒しも可能であると考えており、その際には定量的な分析が出来上がった段階で改めて完了時期をお知らせしたいと思います。
 接種については、国の基準である基礎疾患がある方や、60歳以上の方に加えて岡山市の独自基準として介護、障害者支援施設等の従事者、そして教職員、保育士、幼稚園教諭の方などについても優先接種の対象とし、先行して予約を受け付けます。これにより高齢者、障害者の方が安心して各種サービスを受けられ、学校や保育所等で子供たちが安心して集団生活ができる環境を一日も早く整えたいと思っております。
 また、電話の混雑をできるだけ緩和するため、コールセンターの回線数拡大に加え、先行予約の対象ではない方について、年代別に順次受付を行うなどの手法を考えております。こういった取組でスムーズな予約、接種を実現し、少しでも早い時期に希望される全ての市民の方への接種が完了することを目指していきます。ワクチンは十分な量を準備できると見込んでおります。市民の皆さんには落ち着いて予約、接種に臨んでもらいたいと思います。
 ちょっとこのモニターで説明します。
 幾つかの特徴がありますので、まずは高齢者への接種、そして高齢者施設従事者、7月の中旬に2回目接種まで完了、徐々に徐々にこういう形になってくるだろうというように思ってるんです。
 それで、基礎疾患がある方、または60歳から64歳の方は岡山市で約9万9,000人おられます。それで、それとともに先ほど申しましたように、デイサービスのような居宅サービス事業所など、またあと障害支援施設等の従事者約1万5,000人、そして教職員、小学校、中学校、高校等の教職員が約8,300人、それから保育士、幼稚園教員が約7,000人、トータルで約3万300人ですから、この方々については先行予約をしてもらいます。予約時間を2週間設けて、こちらのほうがしたがって早く接種が開始できるだろうというように思っております。
 それで、その後で一般の方、12歳から59歳の基礎疾患のない方、約30万人ほどそれ以降にお願いをするということであります。7月中旬以降に一般の予約開始となりますが、人数が多いので相当混乱をすることが予想されます。したがって、50代、40代、30代、20代以下と分けて予約の開始を行う。それぞれ5日間程度分けて行うと。それで今のトータルに人数を1週間の接種可能回数で割っていくと、11月末というのが一つの目標になるだろうというように思っていますが、ただ大学、企業等々で職域接種が予定されています。それで、また岡山市内でも2か所県による大規模接種が行われます。これらの動きによってはこの11月末もある程度前倒しができるだろうと、こんなイメージであります。
 私からは以上です。

質疑応答

質疑応答中の大森市長

○記者
 ワクチン接種の関係で教えてください。今回一般の方も8割程度の接種を見込んで、接種可能の人数が集まるということなんですが、今回の一般接種に関しても高齢者と同じようにかかりつけ医を基本として集団接種を補完的に。

○市長 
 基本的には変わりません。

○記者
 あと、その中で一般の方には、かかりつけ医のない方もたくさんいらっしゃるんじゃないかと思うんですが、その受皿として集団接種の会場を拡大するようなことはお考えですか。

○市長
 ちょっと状況を見なきゃいけませんけれども、今ホームページで医療機関を公開させていただいてますよね。高齢者の方も内科医はかかりつけ医ということでありますけども、小児科であったり耳鼻科であったりですね。いろんな診療所が接種を行っておられます。そういうことでいくと、かかりつけ医というよりは、どちらかというと近所で行きやすい医院ということになるんだろうと思うんですね。
 だから、そこには若い方ですからネットの使い方も非常に上手でしょうし、近くのところで便利な方法でやっていただければいいなと思います。ただ、現実を見ながらどうしていくかというのはまだ秋までの話ですから、7月前後に議論するということはあり得るだろうと思います。

 ○記者
 そこも今回岡山市独自に優先接種の対象を決められていると思いますが、この方たちを優先接種の対象とする一番の理由を教えてください。

○市長
 はい。まずは、デイサービス等のいわゆる居宅サービス、これもやはり高齢者の方にうつりやすい、もちろん高齢者の方はワクチンを打って、感染のおそれがないと言えればいいんですけれども、全員が打っておられるかどうかも分かりませんし、そういったところ、弱者というか、そういった方への配慮、もう一つは学校、保育園、幼稚園、幼児たちへの感染をできるだけ抑える、そういう意味から我々のほうもやらせていただいております。
 これは、議会側とも議論をしているところでありまして、昨日も幼稚園の園長会からもお話がありました。ぜひそういった子供たちが伸びやかに過ごすためにも、従事する方に優先的な接種をお願いしたいという声があり、それらを踏まえて対応させていただいたところであります。

○記者
 2点、新型コロナでお尋ねさせてください。
 1つ目が、改めてなんですが、ワクチン接種のスケジュールが公表されたことで、市民に今後望むこと、期待されることを教えてください。

○市長
 我々としては、やはりまずは一日も早く打っていく、そして円滑に打っていく、こういったことであります。そういう面では、スケジュールを示し、また実際上、若い人たちと話すと、記者さんもそうかもしれないけど、自分が一体いつ打てるんだろうという声をよく聞くんですよ。そういう面では、スケジュールをお示しすることで大体自分はどんな感じになるのかなっていうのが分かるじゃないですか。7月の下旬にもうここから予約ができますよってイメージが湧く、となると皆安心していくわけですね。そういう安心材料にもなります。先ほど言ったように、10歳違いで5日間ぐらい分けていってるわけです、ずらしていってる。こういったことで混乱もなくし、円滑にやっていくということであります。
 私は、今、国で議論していただいている職域での接種、最初は大企業からやるっていう話がありますが、ああいったことも大賛成ですね。例えば大学が行っていく、企業が行っていく、そういった方が早く抜けてくるわけですから、この11月末が少しでも早めにできる、こういったことがプラスになると思いますので。ただ、それを全部承知した上でスケジュールを作るっていうのは、今の段階では難しいので、まずは我々ができることを示していくということをやらせていただいている。

○記者
 あと一点、ワクチンの廃棄処分についてお尋ねさせてください。
 自治体によっては、ほかの自治体ですけど、市当局側が自ら公表している自治体もありました。先月岡山市の廃棄処分があったということがありましたけれども、公表の必要性の有無についての見解をお願いします。

○市長
 公表ですか。ケース・バイ・ケースかも分かりません。中で十分議論しているわけではありませんから、終わった後に若干訂正するかもしれませんけれども、実は今回、岡山市はたしか5回分のワクチンを廃棄したという話がありました。私も連絡を受けましたけれども、当該場所に行かれた市民の方の接種に何の問題もなかったということで、大きな迷惑はおかけしてないのかなと。ただ、非常に大切なものですから、そこは十分気をつけてやる必要があるだろうと。常温で管理しちゃったんでしょうね。そうは思います。そこのところは、気をつけていかなければならないと思いますが、どこまで、それらを全て公表するのかどうかっていうところに関しては、若干違和感といいますか、そういうのを感じます。

○記者
 そういう意味で、今回公表はされてないと思うんですけれども、それは必然なんでしょうか。

○市長
 公表したかどうかも明確に承知せずに申し上げて、申し訳なかったですけども。今、言ってるように、今回の案件自身は、岡山の市民の方にご迷惑をかけたものではないというところから、どこまで公表しなきゃならないかっていうところ、これは議論しなきゃいけないかもしれませんが、私のイメージでいくと、そこまで今しなければならないっていう感じではないような気がします。

○記者
 補正予算で教えてください。
 市長は常々、市民へのコロナの影響の目配せが必要だというふうにおっしゃっておられますが、今回の補正予算の狙いを改めてお願いします。

○市長
 そうですね。今回というのでいくと、感染拡大の防止ということで保健所の体制の強化などで、市民、特に感染された方への目配り、気配りがきちっとできるようにということが1つと、それからやはり生活支援というか、低所得者の方々に対する配慮をやっていくということだろうと思います。
 ただ、この6月の補正っていうのは、5月の補正とこれはほぼ一体として見ていただいて私は良いのではないかなと。5月補正も感染拡大の防止の議論はありましたが、あそこで出ているのはたしか18億円だったっけ。20万円、10万円の。18億円を使って、売上げが3割以上落ちた事業者に対しての助成をやらせていただいているわけですね。だから、そういう面では、こういう事業者への支援、最初に言った感染拡大の防止、事業者支援、そして市民生活の支援、この3本柱をうまくバランスをとりながら予算を組んで、市民の皆さん方にお示しをしていくっていうのが私のミッションじゃないかなと思っています。

○記者
 関連ですけども、先ほどの市長のお話では、コロナ臨時交付金を使い切ったというのもありました。それから、一般財源7億円投入ということです。市の財政負担の一方で、財源とかではどういうふうにお考えでしょうか。

○市長
 この前、政令指定都市の市長会議があったんですね。そこの会議の場で、市長さん方が口をそろえておっしゃったことがあります。それぞれの政令市、やっぱり各県で約半数の感染者を出している。したがって、それに見合う権限と予算が必要だということで、私もそういう発言をさせていただきました。
 今回、5月と今6月が一体と申し上げましたけど、一般財源、もう交付金は使い切って、7億円を投入しております。昨年の2月補正からいきますと、交付金以外のいわゆる一般財源投入が65億円になっているんです。これだけ投入していかなければならない理由っていうのは、岡山市において昨日段階で感染者53%です、県内の。ちなみに倉敷が26.何%ですから、合わせると8割が岡山と倉敷で出ているんです。そういう中で、国のこの臨時交付金、予備費を活用した5,000億、これが都道府県にのみ交付をされているという実態になっております。私は、これは変えていただきたいというように思うわけであります。
 岡山市、こういう基礎自治体として岡山市の経済というのはよく承知をしているわけであります。実際上、5月補正に至る過程ではいろんなアンケート調査、実態調査もやらせていただきました。そういうのに基づいて行わせていただいているわけですが、それが交付金の対象にならない。ならないわけじゃないんですけども、国が出した5,000億の交付金では対応できてないと、これは事実であり、やはり国の交付金、こういう政令市、中核市も含むことになるかもしれませんけれども、こういう大都市部に光を当てていただきたいというように思います。

○記者
 ワクチン接種のスケジュールのことで2点お聞きします。
 基礎疾患ありの方は先行予約の対象になっているかと思うんですが、岡山市に限らず基礎疾患が誰にあるのかを把握するのは結構難しいことじゃないかと思いますが、このあたりこの5万9,000という対象の把握はどのように進めてきたかをお伺いします。 

○担当者
 基礎疾患のある方に関しましては、基本的に本人申告となっております。その手法については現在検討しているところでございます。

○市長
 ごめんなさい、まだ。とにかく、お医者さんの一部はもちろん把握しているにしても、申告してもらわないと分からないんですね。

○記者
 見込みの方は医師会の情報提供とかは。

○市長
 そこまで、どこまでができるかとか、ただそれでも多分100%はあり得ないだろうとは思うんですね。転勤とかいろんなこともありますからね。

○記者
 今回、先行予約の対象の方と一般予約で時期が違う人に同時に6月下旬から接種券を発送してますが、高齢者のときは全対象の人にどんと出した人からもらえばいいと思うんですけど、今回、人によって誰が先行かと区別して対応しないといけなくて対応が難しいと思うんですが、そのあたりの工夫は。誰が先行対象で、誰が先行じゃないかというのを分けて対応する必要が。

○市長
 自分が例えば保育士だと。

○記者
 それもだし、岡山市さんが予約を受けるときに、誰が先行対象者だと判断する基準。

○市長
 要するに、我々が、Aさんが保育士だということは分かってないですから、それをどうやってチェックするのかということですよね。

○記者 
 そのあたり手続が難しいんじゃないかと。

○担当者
 そのあたりにつきましては、システムで対応できるかどうかも含め、検討しているところでございます。

○記者
 項目外ですけれども、おとといか広報連絡で、コロナのワクチンを誤って3回接種したという事例があったと思うんですけれども、それについて原因がどういったところにあったのかっていうのと、体制チェック、チェック体制を見直すっていうのをどのように変えていくのですか。

○市長
 若干手続が十分でなかったというように聞いています。その手続に関しては、後で担当から話をさせていただきますが、私も早速状況は聞かせてもらいました。3回接種をして、やはり体に影響があると大変なことになるんで、そこがまず一番だろうということで我々が話を聞いたところ、体調は非常に順調だということで、もちろん経過観察をこれからしていくわけでありますが、そういう面ではまずほっとしているところであります。ただ、こういうことがないように、これから体制の整備、手続の整備をさらに厳格にやっていきたいと思います。どうしてなったかということについては、担当から話をさせます。

○担当者
 どういった経緯でなりましたかと申しますと、高齢者につきましては、4月に接種券をお送りして接種を開始しておりました。その後、65歳以上の方、一般の方に接種券をお送りいたしまして、ご家族の方には届いた接種券については廃棄ということを施設側にも説明していったところですが、ご家族の方が接種券が届いたので、もしご本人さんが接種していないのであれば、施設で打ってくださいと申し上げましたところ、施設側が接種したか否か十分な確認をせずにそのまま接種を行ってしまったという経緯でございます。

○記者
 体制をどう見直すかっていうのはこれからなんでしょうか。

○担当者
 体制につきましては、従来接種した方と接種されていない方、名簿を両方管理していたところを、きちんと分けて接種済みの方、未接種の方の名簿を分けるということで対応しております。

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