令和8年2月8日(日曜日)に日本教育会館(東京・千代田区)で行われた、「ユネスコ日本ユース・フォーラム2025/26」に参加しました。遠方での学習機会ではありましたが、「令和7年度ユース活動支援助成金」を活用することで、地域差を感じずに充実した時間を過ごすことができました。
私たちは普段、岡山県のユネスコスクール加盟校の高校生たちと一緒に活動しています。日々、答えのない問いや課題に直面する中で、岡山県の枠を超えた対話や学びの機会を得たいと感じていました。また、岡山県ユネスコスクール高等学校ネットワーク学生スタッフの中に、次世代ユネスコ国内委員会のメンバーがいるということもあり、次世代ユネスコ国内委員会の企画する、本イベントに参加することにしました。
まず、次世代ユネスコ国内委員会の橋本武龍委員の講演の中から、私たちの周りの多くの諸問題を「誰かの問題ではなく、自分自身の問題、自分事として捉える」ことの重要性を学びました。講演では、気候変動による食糧問題や食糧危機を途上国の問題とせず、自身が今日を生きる問題、明日を迎えるための問題のように、より身近に自分事として考えることが強調されていました。インターネットやニュースでよく見る世界課題をいかに自分事として捉えることができるか、私たちの日常生活にどう関係していて、何を意識して暮らしていくのか、こういったことを改めて省みる貴重な時間となりました。
さらに、株式会社ユーグレナの出雲充代表取締役社長がパネルディスカッションにおいてされていた「get out of your comfort zone」の話も印象に残りました。具体的には、母語が通じないところ、行ったことがないところ、社会的なつながりがないところに自分の身を置くことで、さらに飛躍し脱皮した自分に出会うことができるという内容でした。我々もコンフォートゾーンに居座らず、色々なことに挑戦していきたいと改めて感じました。
※get out of your comfort zone:自分にとって居心地のいい場所からはなれること
ポスターセッションでは、岡山県ユネスコスクール高等学校ネットワーク学生スタッフとしての活動をポスター発表し、いただいた意見や質問にお答えしながら交流を行いました。ここでは、発表するに留まらず、実際に関東地方在住の高校生とも交流することができました。高校生が学校で取り組んでいるエコ活動について伺い、国際レベルや国レベルではない、家庭内でできる活動を続けることの大切さを実感しました。
今回のポスターセッションでは、様々な年代・バックグラウンドを持った方々から興味を持っていただくことができました。複数のユネスコスクール加盟校を大学がハブとなって繋ぎ、まとめている体制を評価いただいたほか、我々が行っているイベント(事前学習会・実践交流会)のような学びを深めたり、つながりを作ったりする機会がないという高校生の声も聴かれました。まさに、個別の学校を飛び出した「地域」にこのような場を作っていることの重要性と意義を再認識した次第です。
今後は、イベントの企画・運営をより丁寧に行い、問題を改善しながら進めていくことを最優先に考えます。さらにそこからどのように発展させ、今まで以上の貢献ができるのかを模索していきたいと思います。具体的なことはこれから検討せねばなりませんが、岡山県内の現参加校以外の学校にもイベント参加の門戸を開けば、地域にESDの輪がより拡がっていくのではと考えます。所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1351 ファクス: 086-803-1777