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「OKAYAMA×SDGsユースの集い」

[2021年3月10日]

ID:38618

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OKAYAMA×SDGs ユースの集い

2月20日(土曜日)に「OKAYAMA×SDGsユースの集い」が開催されました。中学生や高校生、大学生、35歳以下の社会人を対象にSDGsへの理解を深め、それぞれが一歩を踏み出すきっかけになればと岡山ESD推進協議会とSDGsネットワークおかやまが主催しました。

集合写真

会場参加者

オンライン集合(モザイク)

オンライン参加者

新型コロナウイルス感染症対策として、オンラインと併用開催し会場25名、オンライン15名の計40名が参加しました。

「SDGsとは?」を活動に絡めて紹介!

SDGsを聞いたことがある、取り組みをしている、よく知らないなど様々なユースたちが参加しています。ユースの一人であるNPO法人グリーンバード岡山チームで地域のごみ拾い活動を行っている菊竹有希さんがスピーカーを務め「SDGs×グリーンバード」と題し、自身の活動を絡めてSDGsについて説明しました。
菊竹さんは193の全国連加盟国が2030年までに達成すべき共通の目標であるSDGsは、経済・環境・社会どれが欠けても達成できない「新しい未来のカタチ」を示すものと話します。地域のゴミ拾い活動から海洋プラチックごみ問題へ寄与することは、「目標14:海の豊かさを守ろう」だけでなく、「目標11:住み続けられるまちづくりを」、「目標15:陸の豊かさも守ろう」など様々なターゲットにつながっており、1人の100%の努力では解決できない、たくさんの人の1%の力が必要ですと声を強め訴えました。

菊竹君写真

SDGsについてオンラインで説明する菊竹さん

人生グラフで自分をぶっちゃける!

今までの人生でよいとき、わるいとき、変化があったときを折れ線グラフに書き出した人生グラフを見せ合いながら、3人グループで話をしました。
受験時の悔しい思い出、部活での成功体験、心に残っている言葉、現在の活動などを話し合うことでお互いを理解し合います。「私も感じたことがある」「僕も同じ経験をしたよ」「初めて会う人にここまで話すとは思わなかった」などの感想が参加者より聞かれました。

人生グラフ写真

人生グラフを使って自己紹介

同じ興味を持つ仲間を見つけて次の一歩へ!

自分のやりたいことについて、興味が似ている者同士でグループを組み、やりたいことを話し合います。「ICTを活用した教育を進めるためにオンライン環境の問題を解決し、多世代で交流をしたい」「教育による健康づくりが重要であり、食育の推進や必要な知識を身に付け循環するサイクルをつくる」「差別をなくすために障がい者や外国人をテーマに交流会をする」「子どもたちと森の中での宿泊体験を通じて、空き家問題を考えるツアーをする」「やりたいことを実現するためには仲間を集めることが必要であり、対話をしていくことが重要だ」「新たな自分の視野が広がるカタリバをつくりたい」「岡山に住む大学生、留学生の交流会をしたい」「プラスチックに価値を生み、ごみを無くす」の、8つのテーマが生まれました。仲間と話し考えたことで、それぞれがヒントを得て次の行動に繋げます。

グループワーク

グループワークで取り組みたいことを考え中

セッション2全体共有

グループワークの内容を発表

1ヶ月以内に取り組む、アクション宣言!

イベントを通じて考えたことを行動に移すために1ヶ月以内に取り組むことを一人ひとり宣言しました。
「森で行う宿泊体験を実施するために、まず新見の友人に連絡をとる」「おじいちゃんとゴミ拾いをする」「1日1枚写真を撮影しSNSに載せる」「プラスチックごみ軽減のために学校へ企画書を出す」「食品ロスをしないために食べられるものは食べる!」など様々なアクションが挙がりました。
クロージングでは、ファシリテーターの神垣匠さんより「周りと価値観を共有することで理解が深まり協働することができます。出会いが点と点のつながりを生んで線となり、活動を続けていくことで面となって広がり、岡山がより良くなっていく」との言葉がありました。

アクション宣言

1か月以内に行動するアクション宣言

集いの場を通じて

「図書館のチラシを見て参加しました。最初は少し不安に感じながら参加しましたが、とても楽しかったです。SDGsへの理解も深まりもっと知りたいと思いました」
「コロナで人と会う機会が少なくなっていますが、改めて会話をすることは大切で楽しいと気づきました」

「自分と違う意見を聞くことはとても勉強になるので、このような場にまた参加したいです」
「SDGsの話を聞いてより身近なアクションを知ることができました」
などの声がありました。また、自団体以外の活動に積極的に参加したいなど、新たなつながりも生まれていました。
小川岡山ESD推進協議会事務局長からの終わりの挨拶でもありましたが、2030年まで残り10年を切りました。目標達成のためにはすぐ行動に移すことが重要です。2030年になったときに、このSDGs×ユースの集いに参加してよかったと思い出されることを期待します。