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令和4年10月12日市長記者会見

[2022年10月19日]

ID:42453

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令和4年10月12日市長記者会見

  • 県庁通りの一部及び千日前商店街の道路愛称の決定について
  • ハレまち通り(旧県庁通り)歩行者天国イベント概要について
  • 占用許可基準緩和によるテラス営業支援事業補助金について
  • 「岡山市エネルギー価格高騰緊急対策支援金」の受付を開始します
  • 農林漁業者向け「エネルギー、肥料、燃油価格高騰対策支援金」について

令和4年10月12日市長記者会見資料

市長記者会見動画

県庁通りの一部(市役所筋から国道53号までの区間)及び千日前商店街の道路愛称の決定

 皆さんおはようございます。それでは、記者会見を始めさせていただきます。
まず、今日最初は、公募していました県庁通りの一部、市役所筋から国道53号までの区間、そして千日前商店街の道路愛称がこのたび決定いたしましたので、発表させていただきます。
 県庁通りの新しい愛称は、ここを見てください「ハレまち通り」。「県庁通り」から「ハレまち通り」という名称に変わります。ちなみに今日から名称を変えさせていただきます。「市内外から様々な人々が集い、回遊性が高く、居心地のよい、歩いて楽しめるまちづくり」という思想とこのハレまち通りというこのコンセプトはきちっと合致しているというように思います。提案者は、内田邦子さんということであります。

 道路というのは、そもそも我が国において一時期、やはり通行という手段に重きを置かれていました。これは、車での通行、人の通行を含めてでありますが、もう一つ重要な要素として、そこで楽しむという空間となることが我々必要だと思っております。まだまだそこになじんでないケースが多いわけでありますけれども、我々としては今後とも様々な施策に取り組んで、地元の人たちと協力しながらにぎわいづくりを進めていきたいと思います。こういうオープンカフェとかですね、これは夜のこのライトも非常に美しく、人も歩きやすくなっていると思います。これもそういうところに入る。昼も夜も楽しめる場所になってくるんではないかというように思います。
 次に、「千日前商店街」の愛称であります。道路愛称ですけれども、「千日前商店街」だったものが「千日前ハレノワ通り」という名称に変わっていきます。これも今日から変えさせていただきます。
 まず、千日前商店街という「千日前」ということであります。芝居小屋や映画館などの施設に人々が集い、にぎわっていた場所ということで、岡山の市民の方は随分もうなじんでおられる。やはりこの千日前というのを続けていくべきだという考えの人が多いというのがこの「千日前」を残した理由であります。
もう一つは、新たなランドマークとなります「岡山芸術創造劇場(ハレノワ)」は、文化芸術分野の活動の場としてだけでなく、幅広い世代の方々が訪れ交流しコミュニケーションができる場となり、新たなにぎわいを満たし続ける文化芸術の発信拠点となるものであります。この「千日前」と「ハレノワ」が共に含まれた名前がふさわしいと考え、この愛称を選んだところであります。
少し長いのではないかという指摘もございましたけれども、やはり「千日前」という言葉、「ハレノワ」という言葉、これは両方とも捨て難いということで両者を合わせた、そういう言葉にさせていただきます。「千日前ハレノワ通り」を楽しみながらハレノワや千日前商店街に訪れていただくことで、表町が、また大きく岡山市のまちがより一層にぎわうことを期待しているところであります。
 今回2つの道路愛称を決定したことによって、道路や地域への愛着が深まることを期待するとともに、店舗や待ち合わせの場所の説明などにも使っていただき街歩きを楽しんでいただければと思います。

ハレまち通り(旧県庁通り)歩行者天国イベント概要

 次は、ハレまち通り歩行者天国イベント概要であります。
歩行者天国化を伴う集客のイベントを11月27日に実施いたしたいと思います。イベントは「パレード」と題し、アーバンスポーツをテーマにハレまち通りの道路空間や沿道の駐車場等を活用し、BMXやランバイク、スラックライン等、様々な競技のパフォーマンスや体験ブースを設置いたします。
 ショー、パフォーマンスでは、岡山市出身を含む世界で活躍するトッププレーヤーのパフォーマンスを間近で見ることができ、また体験ブースではドローンやランバイクなど、小さな子どもたちでも楽しめる内容となっております。また、人気アーティストによるライブパフォーマンスも実施し会場を盛り上げていきます。また、リニューアルしたハレまち通りは、この歩道を活用してテラス営業ができる仕組みを構築しており、本イベント時にも沿道の店舗と連携してオープンカフェ等を実施いたします。
 この11月27日でありますけれども、皆さんご存じのように、11月はキャッシュレス決済でのポイント還元事業の期間でもあります。また、路線バス、路面電車の運賃無料デーも実施いたします。クロスしている西川緑道公園筋でも歩行者天国を実施いたします。ようやく岡山市もこのコロナの感染者、ピークが1,800人を超えていたところがありますが、ようやく1割程度にもなってまいりました。もちろんこれからも感染対策に意を用いていかなければならないわけでありますが、そろそろ消費の拡大、にぎわいも本格的に考えていかなければならない時期に来ているというように思います。

 そういうこともあって、今年の秋、岡山城のリニューアルも行います。そして、おかやまマラソンも動いていくわけであります。そして、11月の最後、第4週のこの日曜日には、今申し上げたような事業を行うことによって岡山のにぎわいをさらに高めていきたいというように思っております。アーバンスポーツに関しても、岡山はBMXの本場ともなっております。そういったことも市民の方によく肌で感じていただいて、このイベントを楽しんでいただければと思っております。

占用許可基準緩和によるテラス営業支援事業補助金

また、ちょっと関連いたしますが、3点目であります。占用許可の基準緩和によるテラス営業支援事業補助金であります。
 岡山市では、新型コロナウイルス感染症対策としての3密回避対策及びまちなかのにぎわいづくりを目的として、道路占用許可基準を緩和して沿道の飲食店等事業者がテラス営業を実施する制度を設けています。
 導入初年度の令和2年度には87店舗利用していただいておりましたが、現在は42店舗ということで半数以下になりました。このたび、この制度を一層活用していただき、感染症対策だけでなくにぎわいづくりをぜひお願いをしたいということで、テラス営業に必要な店舗改修工事費と備品購入費の一部を補助させていただきたいと思っております。
 補助率は、対象事業費の3分の2、補助対象限度額は改修工事が75万円、備品購入が30万円であります。申請期間は、この10月14日から12月28日までであります。
 事業者の方に、この制度を積極的に活用していただくことで、3密回避をしながら営業活動を継続してもらうとともに、テラス営業実施店舗が増加することで、例えばオープンカフェのような憩い潤いのある空間が今までとは違った雰囲気の通りになることを期待しています。多くの方々に街歩きを楽しんでいただきたいと思います。にぎわい関係は、これで案件は終えさせていただきます。

岡山市エネルギー価格高騰緊急対策支援金(商工業者向け、医療法人等向け)の受付開始

 岡山市エネルギー価格高騰緊急対策支援金について、お話を申し上げたいと思います。この受付を来週の10月21日金曜日から開始いたします。この支援金は、エネルギー価格高騰の影響を大きく受けている中小、小規模事業者や医療法人等の負担軽減を図るため支援金を緊急に支援するもので、商工業者向け予算25億円、その他医療法人等や農林漁業者を含め、合計予算額は30億4,000万円であります。本支援金の予算というのは、市独自の支援金としては過去最大のものでございます。
 申請の主な要点は3点でありまして、主たる事業所が岡山市内にある者、2点目が今年の1月から8月のうち、任意の2か月間で市内の事業所で使用したエネルギー経費の合計額が税込みで25万円以上であること。そして3点目です、今後も事業を継続する意思があることであります。

支援金額は、支援対象経費である2か月分のエネルギー経費合計額の20%で、法人が上限100万円から下限5万円まで。個人事業主が上限20万円から下限5万円ということで、申請期間は10月21日から12月23日まで、オンライン申請により受け付けます。10月17日からコールセンターを開始いたしますので、ご不明な点があればご連絡いただきたいと思います。
 なお、問合せや申請へのサポートは商工業者向けは岡山商工会議所や岡山北、西、南商工会、赤磐商工会瀬戸支所で、医療法人等向けは岡山商工会議所でも行うので、必要に応じそちらにもお尋ねいただければと思います。
 10月3日から受付を開始した事業用省エネ企業、導入設置する経費に法人15万円、個人事業主10万円の定額を補助する岡山市省エネ機器導入補助金は昨日10月11日までに176者の申請があります。補助金予算上限約5億5,200万円に対する執行率は4.4%であります。12月23日までオンライン申請により先着順で受け付けますので、事業者の皆様には本制度もぜひご利用いただきたいと思います。

農林漁業者向け エネルギー・肥料・燃油価格高騰対策支援

最後に、農林漁業者向け「エネルギー、肥料、燃油価格高騰対策支援金」でありますが、これも受付を開始いたしますので、お知らせをいたします。この支援金は、エネルギー、肥料、燃油価格高騰の影響を大きく受けている農林水産漁業者の負担軽減を図るためのものであります。
 申請の要件は令和4年以降も継続予定で、令和3年分の確定申告や決算報告を行った者や施設園芸を営んでいる者であります。支援金額は、エネルギー対策が農事組合法人は上限100万円、個人が上限20万円、肥料対策が上限50万円、また施設園芸の燃料対策が上限20万円となっております。各区役所、JAの窓口等で申請書を配布いたしますが、営農計画書を提出かつ水稲の耕作面積が30アール以上の方には申請書を郵送いたします。
 申請期間は、令和4年10月21日から12月23日までで、JA岡山の各営農センターと、JA晴れの国岡山瀬戸支店で受け付けます。問合せは、そちらのほうにお願いしたいと思います。私のほうからは以上です。

質疑応答

○記者
 (県庁通りについて)新しいすてきな名称が決まりましたけれども、改めて市民にどういうふうに使ってほしいか。どういうふうに親しんでもらいたいか、ちょっと気持ちを改めて教えてください。

○市長
 そもそも今、ハレまち通りというのは2車線で、道路が2車線でありまして、それが車の通行になっていました。歩行者の方も歩いてはおられましたけれどもそれほど多くはなく、あそこで楽しむという感じではなかったんではないかと思ってます。
 岡山においては、西川緑道公園は十分やはり楽しんでいただける、そういうスペースになってると思うんですが、これがその南北を行く西川緑道公園とともに、東西を結ぶ道路として1車線化になりましたし、そしてそこで様々なベンチなど、また緑も豊富にしました。これから様々な施策を行っていきますが、市民の方には一言で言うと楽しんでいただきたいなというように思っております。もちろん通行にも供するわけですけれども、あそこで楽しみ、憩う、そういう風景を見たいなと思っております。

○記者
 愛称の関係で県庁通り、特にこれも元々愛称という形だったと思うんですが、それで結構市民の方にもかなり定着していて、ここでまた改めて新しい愛称ということなんですけれど、市としてはどういうふうに市民に定着するためにPRをしていくかというお考えがあるんでしょうか。

○市長
 まずは、ハード的には、今県庁通りとしている、あれ何と言うのかな、標識に、標識にはすぐに、できるだけ早く「ハレまち通り」という名称に変えさせていただきます。
 それで、先ほどの質問にもあったんですけど、今回我々としては当該区間ですね、大きくその使い方っていうか、それを変えていくんだっていう意思表示を示させていただいたところであります。道路交通ももちろん重要ですが、やはり当該場所で楽しんでもらう、そういう場所にしていくということであれば、やっぱり名称としてそれにふさわしい名称に変える必要があるんではないかという議論がございました。私もそのとおりというように思いまして、先ほど申し上げた「ハレまち通り」という形にさせていただいたところであります。この名称とともに、本当に市民の皆さんが東西の通行を、また通行に限らずあそこに行ってもらって楽しんでいただけるようなそういう場所にしていけたらと思ってます。
 県庁通り(という愛称)も残ってますよ。53号よりも東側は県庁通りという形にして、そこは私が今申し上げたような使い方とは違う従来型の使い方ということであるから。(整備した区間については)「ハレまち通り」という名称で岡山の市民の皆さんに楽しんでいただければと思ってます。

○記者
 愛称の関連なんですけれども、先日商業施設の「杜の街(グレース)」ができたりとか、来月は岡山城のリニューアルオープンがあったと思うんですけど、そういった動きも含めて、改めて岡山の街の人の流れというものをどんなふうに期待されていますか。

○市長
 そもそも我々のその発想の原点っていうのは、やはり「歩いて楽しいまちづくり」ということで様々な施策を行っているところであります。歩いて楽しいっていう視点からいくと、一つのハード的な整備というのは当然必要でありまして、それが先ほどの、ハレまち通りの1車線化ということがひとつ。それから路面電車の延伸とかですね、そういったことも、乗り入れを含めてあるわけです。
 それで、そういうハードだけでは、決して歩いて楽しいとは言えないじゃないかと。そのソフトの視点、様々なやっぱり拠点があって、そこに行くことが楽しめるような、そういう場所じゃないとやはり人はなかなか楽しめない、そういう面では両備さんがやられた杜の街のプロジェクトっていうのも大きいと思いますし、今回の岡山城のリニューアル、そしてこの劇場ができていく、そういう劇場ができることによって市民会館自身がもう効用を失ってきますので、その周辺の整備、そういったものが様々な形でプラスに働いていくんじゃないかと思います。

 それ以外にも今岡山のまちにとって大きいのは、様々なところで再開発が動いています。その再開発ひとつひとつが、一つの拠点性を帯びていくんではないかなと思っております。岡山のまち自身が随分前に動いてるという感じがいたします。そのほかもありますけれども、例えば西大寺なんていうのは、五福通りの周辺は様々な動きが出てきてます。岡山の中心街だけじゃなくて、いろんなところに波及効果を生んでるんではないかなと私は思っております。

○記者
 最後に、ちょっと先ほど少しお話が出ましたけれども、コロナが少し落ち着いて経済を回していきたいという意欲をお話しいただきましたが、全数把握の見直しがあってもう2週間ほどですかね。今、市としてはどういう状況か、落ち着いているのか、ある程度業務とかは変化があったのか、そのあたりをちょっとお伺いしたいです。

○市長
 まず、大きな面でいくと、1つは今おっしゃってるように全数把握っていう今まで必要とされていたものがなくなったっていうのが1つあります。それで2つ目としては、1日当たり1,800人を超えてたものが今は約1割程度になってきたというのがあり、保健所としては随分楽になってるということが言えると思います。全数把握の面からいくと、60歳だっけ、65歳だっけ。

○事務局
 65歳。 

○市長
 65歳以上の高齢の方、ないしは基礎疾患を有する方っていうのは、発生届が必要になってくるわけですが、今日大体(感染者のうち)1割程度ではないかというように思っております。それ以外の方は数としては把握するにしても、その属性といいますかそれを詳しく今チェックする必要はなくなってますんで随分楽になっております。ただ、届出対象外の方もケースによってはいろいろなご連絡をいただいたりしているという、そういう対応もあることはありますけれども、全体として言えば、なかなか定量的に申し上げることは難しいんですが、労力的には半分以下で対応できているというのが担当からの報告であります。

○記者
 また愛称の件なんですが、愛称決定の流れ、過程がもし分かっていれば。

○市長
 経緯ですか?

○読売新聞
 はい、複数の案から幾つか決められて協議したとか。この案が一番とか。

○市長
 後で細かい数字は担当からお話しさせていただきますけれども、大きな流れでいきますと、一定期間を決めて公募していただきました。多くの方に募集していただいて非常に感謝をしているところであります。
 それで様々な申請というのか、応募された、公募された方の中で、カテゴリーを決めていくんですね、たとえば「晴れ」というものを使っているとか、それから例えば「千日前」っていうのを残すとか、いろいろなこういうカテゴリーを決めていき、それらが申請者の全体の意向というのがどうなってるかというようなチェックをさせていただき、それを基に各局長クラスから成る委員会を設けて、どれが一番望ましいのかということを決定させていただいたということであります。件数等については…(担当課説明を促す)

○担当課
 「ハレまち通り」については、応募が391件ありました。そのうち、「晴れ」をイメージしたものが約80件ありました。そのほか「千日前ハレノワ通り」、それについては369件ありまして、「千日前」を残してほしいというのが65件、あるいは「晴れ」をイメージしたものが42件ありました。具体的には、「ハレまち通り」というのがカタカナ、あるいは他の書き方を含め10件、それから、「千日前ハレノワ通り」については、もう「ハレノワ通り」、もしくは「千日前筋」とかというのが、「ハレノワ通り」が19件、あるいは「千日前筋」というのが4件が主な内容でございます。また詳しいことは(お尋ねください)。

○市長
 詳細がもし必要ならば、後でも担当のところへ行っていただければと思います。

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