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令和2年5月22日市長記者会見

[2020年5月28日]

ID:21822

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令和2年5月22日市長記者会見議題

  • 岡山市新庁舎基本・実施設計業務委託企画競争の最適提案者決定について
  • 「新型コロナウイルスに負けない!!私たちのSDGsアクション」について
  • 特別定額給付金のオンライン申請の終了について
  • おかやまマラソン2020の開催中止について
  • ふるさと納税を活用した新型コロナウイルス感染症対策への寄附について
  • 新型コロナウイルス対策専用ダイヤルについて

令和2年5月22日市長記者会見資料

令和2年5月22日市長記者会見資料


岡山市新庁舎基本・実施設計業務委託企画競争の最適提案者決定について

 皆さんおはようございます
 今日は、議題が3つあります。
 まずは、庁舎のお話から申し上げたいと思います。本年の2月に募集を開始しておりました岡山市新庁舎基本実施設計業務委託について、企画競争により最適提案者を決定いたしましたので、ご報告をいたします。
 この本庁舎でありますが、昭和43年に造られたんですけれども、50年以上経過して老朽化が進んでおります。構造上、ユニバーサルデザインやバリアフリーへの対応も難しい、加えて大規模地震発生時に倒壊する危険性が高い。また、台風やゲリラ豪雨の際には、洪水や内水氾濫による浸水の可能性がある。多くの課題を抱えております。
 そういう状況にあることから、平成25年から、この本庁舎をどうするか、建て替えるのか、耐震化するのか、事業手法をどうするのか等々の議論を始めました。そして平成30年度には、現在の大供公園、鹿田町駐車場敷地に、本庁、北区役所機能を集約し、建て替えにより建設するという基本構想を発表し、昨年度は設計の基礎となる基本計画の策定を終え、いよいよ今年度から設計に着手することとなっていたところであります。
 この設計業務委託には、国内の設計会社4者から応募がありました。今週月曜日に、岡山市の局長級職員で構成する、岡山市新庁舎整備基本実施設計業務企画競争委員会を開催いたしました。その審査にあたって、まずは有識者の方々から防災や経済、住民自治の観点から意見をいただきました。そして、企画競争委員会ではweb会議システムにより各社にヒアリングを行い、その後有識者の意見を踏まえ、委員会で審査、採点をした結果、山下設計・丸川建築設計共同企業体の提案が最高得点となり、最適提案者として決定されましたので、ご報告をいたします。

会見する大森市長

 (資料1の1枚目)ちなみに、これは北から南を写しております。岡山駅が手前のほうでありますけれども、岡山駅から見て、どうですか皆さん、烏城公園、そして岡山城、そんなイメージ、いかがでしょうか。1つがシンボル性なんですけれども、広場の広がりも含めてでありますが、いかにも岡山ならではのシンボル性を有しているというように思います。先ほど言いましたように、烏城公園をイメージした緑豊かな丘のような庁舎、岡山城の屋根の重層性をイメージしたバルコニーのデザイン、そして市民が集まり、憩いの場となるこのオープンスペース、このようにさせていただいているところであります。
 防災拠点機能の強化について、皆さんの資料の中に入っていると思いますが(資料1の2枚目)、まずは市長室と災害対策関係部署が近接することによるコントロール機能の強化、また広場と低層部を大屋根ひろばでつなぐことで、物資の供給や緊急避難など、円滑な災害活動が可能になる。
 最後のところ(資料1の3枚目)を見ていただきますと、将来の変化に柔軟に対応できる多様性。これから相当な年月使っていきますので、多分いろいろと市民の要求は変わってくると思います。それらに柔軟に対応できるようにしております。大平面のワンルームオフィスを確保していく、ITC化など将来の変化にも柔軟に対応するということであります。
 人が集い、まちとつながり、歴史を重ねていくというコンセプトが、将来にわたり発展を続ける岡山市のシンボルとして、しっかりとその役割を果たしてくれると思っております。具体的には、周囲に圧迫感を与えない段丘状の空間構成や緑あふれる憩いの場、市民の集いの空間となる庁舎前の段々ひろばから北へと広がる新大供公園など、今までの庁舎の概念を覆すようなインパクトを感じたところでございます。
 防災面でも、先ほど申し上げましたように、スムーズかつ的確な対応が可能となるよう提案されており、市民生活の安全・安心に寄与するものであると感じたところであります。
 岡山市では現在、歩いて楽しめるまちを目指して、県庁通りの1車線化や、路面電車の岡山駅乗り入れ、延伸環状化、岡山芸術創造劇場の建設、中心部の緑のボリュームアップなどに取り組んでおりますが、1キロメートルスクエアの南西角に位置するこの新庁舎と新大供公園が完成することにより、さらに中心市街地の回遊性が高まるとともに、まちを存分に楽しんでいただける魅力がまた1つ増えることともなり、私も大いに期待しているところであります。
 重要なのは、これからどういうふうに事を運んでいくかということなんですけれども、来月中にはこの当該設計の委託契約を締結し、その後は基本設計を経て、今年度内に実施設計の着手までを予定しています。これは、建設の財源として有利な起債が活用できるんですが、「市町村役場機能緊急保全事業債」というものなんです。この起債を利用するためには、今年度末までに実施設計に着手することが条件とされています。この起債を活用することで、全体の事業費約302億円のうち、後年度に約47億円が交付税措置されるということで、岡山市の実質的な負担を少しでも減らすということで、この国の制度にのらない手はないということで、実施設計は今年度中に着手させていただき、来年度には終えるということになると思います。
 問題は、今新型コロナウイルス感染症の関係で、経済が非常に落ち込む動きを見せております。今後、歳出面でも新型コロナウイルスの関係経費というのが増えてくるだろうと思いますし、収入面でもこれから若干税収が落ち込むことも考えられます。そういうところから見て、今後のスケジュールをどうしていくか。通常であれば、今申し上げましたように、設計を来年度中には終えて、令和4年度には現鹿田町の駐車場を解体し、令和4年度末には新庁舎建設工事に着手、令和8年度中の供用開始という運びで動いていたわけでありますが、それが本当にできるかどうかというのは、来年度末に財源を精査しながら判断をしていきたいと思っております。現在、新庁舎整備基金自体を90億円貯めております。今の調子でいけば大丈夫だと思うんですけれども、先ほど申し上げましたような、今後の歳入歳出を見ながら判断していかなければならないと思っております。
 ただ、先ほど耐震上の問題等々を申し上げました。実は、現本庁舎というのは、耐震診断の結果、構造耐震指標、これは基準値が1.0、つまり、1.0を超えると安全だということでもあるんですが、岡山市のこの本庁舎は0.26から0.53という結果が出ております。震度6強の地震により倒壊する可能性というのがございます。
 ちなみに皆さん、覚えておられると思うんですが、熊本の地震のときに、宇土市役所が倒壊しました。それで、さきほど本庁舎が0.26から0.53というふうに申し上げましたけれども、宇土市役所はこの基準値に換算すると0.3ぐらいであります。したがって、0.26というのは、宇土市役所よりも危ない。ちなみに、今皆さんがいる3階が最も危ない。0.26という数字になっています。今見てみると、構造壁の形になっていませんし、耐震に耐えられるような筋交い等もないということで、そういう数値が出ているんだろうというように思います。南海トラフ地震等々のことも予想されているわけでありまして、この庁舎自身もやはり早目に建て替えなければならないということもまた事実だろうと思います。
 そのあたり非常にデリケートな判断になりかねないところもあるんですが、とりあえずは本庁舎の設計を2年間で行って、次のステップをどうするかということを判断していきたいと思います。

「新型コロナウイルスに負けない!!私たちのSDGsアクション」について

会見する大森市長

 次に、「新型コロナウイルスに負けない!!私たちのSDGsアクション」、皆さんこの後ろのパネルですが、今までは新型コロナウイルスだったんですけれども、SDGsのロゴを入れたパネルを披露させていただきました。本当は、これを4月の頭から出したかったんですけれども、新型コロナウイルスの啓蒙がより大事だろうということで、今日までとっておきました。もちろん、新型コロナウイルス対策自体も最重要課題ではありますが、それだけではない新しい日常に入っていく中で、ずっとESDを、そしてSDGsを引っ張っていった岡山市として、このSDGsの動きも牽引していきたいというように思います。今日は、そのSDGsと新型コロナウイルス対策、両方をかみ合わせた説明をさせていただきたいと思います。
 現在、市民の皆さまの日常の暮らしに新型コロナウイルスの影響が出ている折、誰もが大きな不安を抱えておられます。その不安を和らげるよう、このたび公民館や市民団体、岡山市内の4つのトップチーム等に協力をお願いし、情報発信のページ「新型コロナウイルスに負けない!!私たちのSDGsアクション」をホームページ「おかやまESDなび」の中に作成いたしました。これは主に、子どもたちや親、高齢者等を対象として、市民や地域のつながり・活力を維持していく取り組みや、家で楽しく過ごせる情報を、SDGsをテーマに市民協働で発信するものであります。
 お手元に一覧があると思いますが見てください。SDGs3「すべての人に健康と福祉を」では、家庭でできる運動や、メッセージ発信によるストレス発散。SDGs12「つくる責任つかう責任」では、フードドライブ、不要となった食品活用や、エコレシピ。SDGs11「住み続けられるまちづくりを」では、テイクアウトできるお店の情報等、さまざまな情報が寄せられており、今後も随時情報を更新していきたいと思っております。ご利用をお願いしたいと思います。こうした取り組みを通じて、ウイルスとの共存という新たな問題を市民の皆さんと一緒に乗り越え、持続可能なまちづくりを進めていきたいと思っております。

特別定額給付金のオンライン申請の終了について

 次に、全国的な話題にもなっております、特別定額給付金のオンライン申請についてお話を申し上げたいと思います。この申請を終了するということであります。
 特別定額給付金については、申請書の発送に時間を要することから、申請書の到着を待つことなく早期に申請できる環境を提供することを目的に、マイナポータルサイトを活用したオンライン申請を5月1日から受け付けておりました。20日までに7,649件の申請があり、既に5,377件の支給決定を行っております。
 この申請については、各種報道でも話題になっておりますが、岡山市においても申請全体の約4割に入力ミスがありました。入力ミスにはいろいろなものがありますが、例えば口座番号欄に番号ではなくて銀行名が入っているというような軽微な入力ミスについては、職員が一つ一つチェックして、補正を行って、給付金の支給につなげているところでありますが、こうしたチェックは非常に時間がかかり、職員も土日関係なく対応してまいりました。さらには、世帯主でない人の申請など、支給できない申請が全体の約1割を占めており、この方々にはやむを得ず申請書、紙による再申請をお願いさせていただいたところであります。
 そういう中で一方では、もう既に岡山市は申請書の発送を終え、記者の皆さんにも、岡山市在住の人にはもう届いていると思います。申請書で申請いただくことが可能となっております。そして、昨日21日の時点で、約7万通の申請書がもう既に岡山市に届いているところであります。こうしたことから現状では、「申請書の到着を待つことなく早期に申請できる環境を提供する」というオンライン申請の役割は、もう既に終えたものと考えていいのではないかと思っております。今後、郵送での申請が増える中で、オンライン申請を継続し、入力ミスがあった場合には、給付金の支給までにこれまで以上に相当な時間がかかることが予想されるなど、市民にとってのデメリットが大きくなっていることから、オンライン申請は5月24日、次の日曜日をもって終了させていただきます。25日からは、もうマイナポータルサイトから申請できなくなります。したがって、24日までしかできないという状況になります。今後は、お送りしております申請書を使って、申請いただきたいと思います。

おかやまマラソン2020の開催中止について

会見する大森市長

 次に、おかやまマラソン2020の中止であります。案件ではございませんが、今日既に報道されておりますけれども、少しコメントを申し上げたいと思います。本年11月8日に第6回となる「おかやまマラソン2020」を開催する予定でありましたけれども、新型コロナウイルス感染症の影響により、昨日、大会実行委員会にて開催を断念せざるを得ないとの判断がなされました。ランナーや沿道の多いボランティアとして、多くの市民の皆さまが参加する、岡山市の秋を代表するイベントであったため、中止になったことを非常に残念に思っております。ただ、市民の皆さんやランナーの安全確保のためには致し方ないというように考えているところであります。一刻も早く新型コロナウイルス感染症が収束し、来年は無事におかやまマラソンが開催されることを願っております。
 1つ残念なのは、このおかやまマラソンを目指してまちの中をジョギングしている姿がずいぶん見られたんですね。それで、これらは市民の健康増進のためにも本当にいいことだなあと思っていたんですが、少しその機運はそがれたという面はあるのかなというように思います。来年はぜひ実施したいと思いますが、そのジョギングの、ないしは健康増進ための運動はぜひ続けていただきたいと思います。私も5回続けてファンランを走っていたんですけれども、今年は目標がなくなったなと、残念ではあるんですが、ちょっとしたジョギングは続けていきたいなと思っております。

ふるさと納税を活用した新型コロナウイルス感染症対策への寄附について

 5月20日からふるさと納税を活用して新型コロナウイルス感染症対策への寄附を募集しております。岡山市民の皆さまや、市外で活躍する岡山市出身者の皆さまを初め、岡山市を応援したいという気持ちを持たれている人の寄附をお寄せいただきたいと思います。詳細については、岡山市のホームページでご確認をいただきたいと思います。

新型コロナウイルス対策専用ダイヤルについて

 最後の話題ですが、本日付で資料提供をさせていただいておりますが、念のため申し上げたいと思います。
 新型コロナウイルス対策専用ダイヤルであります。新型コロナウイルス感染症拡大のさまざまな防止対策が講じられる中、特別定額給付金等の市民生活への支援策や、中小企業等の融資や支援金といった事業所支援策などさまざまな支援事業を実施しているところであります。それぞれの支援策については、広報紙やホームページなどでお問い合わせ先をお知らせしているところでありますが、市の代表電話にもお問い合わせが増えており、通常時は1日あたり800件ぐらいのところが、1日あたり1,500件ぐらいになっている、倍増しているというようなことであります。
 問い合わせが増えているということとともに、やはり中にはどこに何を尋ねていいかわからない人もおられるようであります。今後、支援が本格化するとともに、施策のさらなる上積みも見込まれることから、本日、新型コロナウイルス対策専用ダイヤルを開始いたしました。お気軽にお問い合わせいただき、各担当に確実につながることにより、市民の皆さまにご安心をいただきたいと思います。
 私からは以上です。

質疑応答

○記者
 定額給付金のオンラインシステムの仕組みについて伺いたいんですけども、当初迅速で的確な申請を目的にオンライン申請があったと思いますが、結果としてそういった実態にならず中止ってことだと思いますけども、この受けとめを。
 
○市長
 でも、やはり結果として大きな面ではよかったんじゃないでしょうか。申請書は5月18日までに発送させていただき、皆さんのお手元にも届いていると思いますけれども、最も早くご提出いただいて、最も早く振り込めるのは5月25日ということになっているわけであります。
 そういう面では、5月1日からオンライン申請を受け付け、相当数の人、先ほど申し上げた数の人には、もう既にお手元に1人あたり10万円が振り込まれているところでありますから、一定の機能は果たしたのではないかと思います。
 ただ、おっしゃるように入力ミスがあったことも事実ですし、それから暗証番号がわからなくなって、窓口へ並ぶことによるトラブルがあったことも事実だと思います。そういう面でサーバーが機能しないとかいろんな話があったので、そこは謙虚に受けとめ、それぞれの担当しているところ、これは岡山市だけの問題ではありませんけども、そこは反省しながら次に同じようなことを繰り返さないように整理をすべきだというように思っております。
 
○記者
 改めて、郵送申請に一本化したというのは、そちらのほうが迅速に行えるといったとこの判断になりますか。
 
○市長
 一言で言うと、申請から給付までが早くなる。それぞれの市民のことを考えると、例えばこれからオンラインでの申請をされて、我々では入力ミスの修正ができないようなものは、郵送でもう一回再申請してくださいとお願いをしなければいけない。そこから申請書を送ってもらうと、相当時間がかかってしまう。市民に早く給付金が届くということを考えると、もうこのオンライン申請自身を打ち切ったほうがいいだろうと、市民のことを考えるとそうだろうという判断に至ったところであります。
 
○記者
 新庁舎のお話なんですが、今回設計会社のほうがイメージ図を出していますけども、確認として、今後基本設計されるということなので、このイメージ図とか、このあたりができる実物というのは変わってくるっていうことでしょうか。
 
○市長
 そうですね。ただ、このイメージ図だけではなくてさまざまな機能ですね。こういう機能にしたいという彼らの提案をもって、我々は了としているわけでありますから、基本はそれをベースとして、我々のこれから具体的な市政を運営する上で、こういうことをお願いしたいというような、そういう擦り合わせはこれからやっていき、基本設計、実施設計という話になっていきますけれども、基本はこれをベースとしてやっていくということになると思います。
 
○記者
 コロナの影響で今後の税収の話もありましたけども、現状ではスケジュールどおり進めたいという思いでいらっしゃるということですか。
 
○市長
 もちろん、先ほども言いましたように、この岡山市の本庁舎は最も悪い点はやはり耐震なんですね。戦後に起こった南海地震では、岡山は相当被害が出て、たしか私が承知している限りは、岡山市を襲った中での震度が最も大きかったのではないかと思うんですけれども、そういったものが過去にあった。今後地震があったときに、本庁舎が本当に持ちこたえられるのかどうかというのはよくわからない、ないしは非常に危惧されるということから考えると、やはり一種の災害対策の司令塔にならなければいけないものである庁舎が崩壊していくと大変なことにはなりますね。もちろんBCPなどもあって、それなりに対応はできるとは思うんですけれども、ここに市民も多く来られますから、そういうことを考えると、一刻も早く造ったほうがいいのではないかと思うんですが。
 今、新庁舎整備基金を90億円貯めているんですけどね。建てるときには130億円ぐらいまで持っていきたいと考えて、順調に推移していたんですが、これができるのかどうか等々考えると、何とも言えない。やらなければならないというものもあるけど、これからの財源を見ていったときにどうなるのかという不安があるということで。歯切れ悪いんですけどいいでしょうか。
 
○記者
 新庁舎の件でご質問なんですけど、今回イメージを見られて率直なご感想をお聞かせいただきたいのと、あとほかの3者に比べて評価の採点の点数が高くなっているかと思うんですけど、どういった点が評価されたんでしょうか。
 
○市長
 どう思いましたか。
 
○記者
 スタイリッシュというか、格好いいです。
 
○市長
 格好いい。
 私、記者の皆さんに聞いてもいいのではないかと思うんですけど、私、会社名を全部伏せて事前に見せてもらったんですけど、岡山のシンボル性っていうのは一番ついていたような気がしますね。それで、言われなければ明確にはわからないかもしれないんですけど、岡山城のイメージを出している。その前の公園のイメージも烏城公園のイメージを出して、だんだんと高くなっている。この海抜ゼロメーター地帯に近いようなところをちょっと上げていくということも重要だろうと思うし、そういう面では防災面を含めた機能面も充実していると思いますし、シンボル性という面では相当いいんじゃないかなというように思っています。
 
○記者
 もう一点、コロナウイルスの影響についてなんですけど、スケジュールは後ろ倒しになるかもしれないというふうにおっしゃっていましたけど、規模というか、規模はまた小さくなるというか、そういうふうなお考えというのは。
 
○市長
 原則ないのではないでしょうか。これからいろんな事態は考えられますけど、本庁舎は10年、20年使おうというものではないわけですから、正確に忘れましたけど、何十年も、半世紀以上使っていこうというもので、コロナウイルスの対策で若干歳入が減ったから小さくしようとかっていうのは、今のところ考えられないですよね。ただ、ほかのところで機能分散させてやっていくというのはゼロじゃないとは思いますけれども。
 使い勝手とか、本当に将来のことを考え、我々としてこれでいこうということを整理したので、可能性ゼロとは言えませんけれども、原則はこれでいくべきだろうとは思っています。
 
○記者
 2点あるんですが、1点目、昨日小・中学校が再開されましたけれども、これについての受けとめと、今後の授業の遅れなどに対応するカリキュラムの改編などをお考えかどうかをお聞かせください。

会見する大森市長

○市長
 ちなみに昨日、私、仕事が終わって家に5時半ぐらいに帰ったんですかね。ちょうど私のマンションで、鹿田小学校6年の女の子に会ったんですよ。にこにこっとしているので、「今日学校だったね」って言ったら、「本当久しぶり」って。「どうだった」って言ったら、「うれしかった」って。
 多分、全員が全員じゃないかもしれませんけども、私は大多数は、子どもは、また保護者の皆さんは、学校の再開を待ちかねたのではないかなと思います。
 ただ、この新型コロナウイルス自身は、岡山市では実質的な感染、濃厚接触者とご家族とかで発生した人はおられたりして、そういった人は除きますけど、実質的に新規感染自体1カ月以上出てないわけであります。ただ、これは収束しているわけではありませんし、専門家の皆さんも、ウイルス対策を十分やった上でいろんな行動をしてほしいというようなことも言われている。そういう3密回避対策というのは十分やっていかなければいけないし、そういうことは認識しながらも、学校の再開に子どもたちは、非常に楽しんで元気よく行っていただいたのではないかなというように思っております。
 次に、今後のカリキュラムのところですが、これは今日はありませんが、教育委員会の問題だろうと思います。教育委員会からはやはり、子どもたちの学力を保つということは非常に必要だろうというように思っていて、したがって7月末まで授業をやっていくということを決めております。そして、さまざまな行事もいろいろと変更したりして、工夫をしながらやっています。オンライン教育なんかも一部動かしたりしているわけでありますけれども、そういうことをやりながら、先生たちは真剣に取り組んでいただいているわけで、私は岡山市の小・中学校の教育というのは、うまく動いているんではないかなというように思っております。
 ちなみに、昨日の鹿田小学校の6年の女の子は「運動会が変わっちゃった。秋になっちゃった」って言って、「残念だね」って言ったら、「秋にやれるからいいもん」って言っていましたけどね。
 以上です。
 
○記者
 9月入学について2つの案が政府から示されていますけれども、大森市長のお考えをお聞かせください。
 
○市長
 私はこの会見でも申し上げましたけど、9月入学については今しか多分ないということで、9月入学の切りかえはぜひ検討していただきたいというように思っております。
 来年一挙に9月入学にすると、学生数が4割増になっていくという話も聞いているところであります。そういう面でいくと、先生の負担ないしは要員確保、そのほかのさまざまな問題が出てくるので、暫定的に順次やっていったほうが、多分世の中全体へのストレスというのは少なくなってくるのかなというように思っているところでありますが、ただ大きな面でそういう国際標準、ないしは子どもたちが世界で活躍しやすい、そういう形にしてあげるっていうことが重要なのではないかなというように思います。留学にしても随分やりやすくなりますし、ぜひ私はそうしていただきたいというように思っています。
 
○記者
 いくつかあるんですけれども、3つほどに絞ってお尋ねします。
 1つは、昨日関西エリアの緊急事態の宣言がとれて、県内のコロナの入院者が一旦いなくなったということができたと思うんですけど、これからのコロナ対策についての、今のこういう状況についての感想と対策への考え方をもう一度教えてほしいなと思います。
 
○市長
 岡山の実態もずっと見させていただいて、本当によく皆さんルールを守っていただいて、新規感染を増やさないようにしていただいたなと思っています。県外に出ていませんので報道でしか知りませんが、大阪もほとんどゼロに近くなっている。我々の隣県である兵庫もそういう状況であるというのは非常に喜ばしいところであります。
 よく言われているように、ウィズコロナというのをこれから我々は実践していかなければならない。飲食店の協会がこの前来られて、安全ガイドラインを一緒に作成しようと、市で作成してくれないかという話がありました。これなんかも、業界としていろいろやっているにしても、なかなかそれを各店舗にブレイクダウンしにくいというようなことをおっしゃっていましたので、我々としては保健所とも打ち合わせをしながら早期につくっていくというふうに申し上げた次第であります。
 そのように一つ一つ供給ベースからのアプローチ、需要ベースからのアプローチをしていって、ウィズコロナがスムーズに動くようにしていくというのが重要だろうというように思っています。
 
○記者
 それと関連するかもしれません。今日発表いただいた新庁舎もそうなんですけども、今そういう民間のお店とかは、新しい生活様式という言葉が今出てきて、3密とかを配慮した新しい営業のやり方とか、店の配置とかいろいろ考えていると思うんですが。例えば、この新庁舎も同じようにそういうことを配慮される必要が出てくるかと思うので、それを早目に例えば提示することが市民には一つのモデルになるかと思うんですが、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。
 
○市長
 そこはあまり考えたことがなかったですね。このウイルス対策というのも、最終的な決着は何なのかっていうのは、過去の歴史が全部物語っているわけでありますから、確かにペストとかそういうのは発生してから上下水道が完備されていったとか、そういう衛生状態を良くしようという話はあるのは事実ですよね。
 ただ、今の新型コロナウイルスの関係で、建物の構造とかに影響があるというところまでは、私はあまりよく理解してなかったので、今のご指摘は初めてで、私として承知をしてなかったんですけども。もちろん、影響があるのであれば。ワクチンができたりしても要るんですかね。よくわかんないですよね。あまり素人考えはやらないほうがいいような気もして、私はこの新型コロナウイルスの関係というのは、我々はプロじゃないわけですから、専門家の意見を聞いてやっていく。そういう中には今のところ入ってないのではないでしょうか。すみません、よく勉強してないところもあって。
 
○記者
 もう一点は、実は今日烏城公園でオープンカフェ、市のほうで随分社会実験をやってこられたものが、今日からテイクアウト方式ですけれども始まるということで、それへの市長の思いと、そのエリアの、さっき歩く話もされたので、その辺も関係あるのかなと思うので、あたりをあわせて教えていただけますでしょうか。
 
○市長
 私、市長になってからずっと申し上げているのは、岡山の全体の人の動きが点から点になっているということであります。要は自動車での職場と自宅の往復があまりに多すぎる。人が街の中を歩いていない。別の言葉で言うと、それほど楽しんでおられない。街歩きを楽しんでおられないという点があるのではないかなと思っています。例えば、同じ近隣の政令市、広島と比較しても自動車分担率が2割ぐらい高い状況になっているところであります。
 そういう面では、市民の皆さんに街歩きを楽しんでもらい、人生を充実させたいというそういう気持ちはあります。その中で、1つはやっぱり中心街であるわけでありまして、それからもう一つの要素としてああいう歴史ゾーンといいますかね、そういったところも大きな要素になってくるのではと思っています。
 オープンカフェもその一つであるわけですけれども、後楽園、岡山城、そしてもう少しして劇場が千日前にできれば、あそこの現市民会館も更地になってきます。それをどう活用するのか、旧NHKの跡地も今オープンな状況になっているわけでありまして、それらをどういうふうに皆さんに楽しんでいただき、また岡山に来られる人に楽しんでいただけるのかというのが重要であり、ご指摘のオープンカフェもその一環として整理させていただいているということであります。

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