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令和2年4月6日市長記者会見

[2020年4月9日]

ID:21169

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令和2年4月6日市長記者会見議題

  • 岡山市立学校の再開について
  • 岡山市成年後見センターの開設について
  • 造山古墳オープニングセレモニー等の中止について

令和2年4月6日市長記者会見資料

市長記者会見動画

岡山市立学校の再開について

会見する大森市長の様子1

 皆さんおはようございます。
 明日、4月7日から岡山市立の小学校、中学校、後楽館高校は、「密閉」「密集」「密接」の3密を徹底的に回避した上で再開いたします。ただし、今週中は午前中のみとし、部活動も実施いたしません。このように判断した理由について申し上げたいと思います。
 まず、岡山市の新型コロナウイルス感染症患者の現状でありますが6名であります。そして、感染経路不明な方がその中に1名含まれております。県内全体では11名ということでございます。
 国によりますと、4月1日の専門家会議の資料でございますが、このような地域は「感染確認地域」として位置付けられております。「3密」を回避し、リスクの低い活動は実施ということになっているということで、国の一つの指針にも適合しているかというように思います。
 もう一つの、これは大きな要素なんですが、教育委員会等々とずいぶん議論したところでございまして、全国の感染状況を見てみると、これからこの岡山にも感染が拡大してくる可能性を否定できないとも思います。そういう現状の中で、まずは再開することが新しい年度の学校、学年、学級の組織づくりをするにはいい機会ではないかというように思っております。
 具体的に言いますと、新しい年度でありますから、担任の教員とその学級の児童・生徒は、まだお互いがお互いを知らない状況であります。この学校を再開することによって、お互いが確認し合うことができます。もし、今後臨時休校となったとしても、先生方は児童の顔もわかっており、少し性格もわかってくると思います。そういう面でのいい相談窓口になることもできますし、先生方の指導も徹底することができるんではないかというように思います。
 なぜ、今週中は午前中とさせていただいたかということでありますが、子どもたちは2月26日の総理の休校の要請を受けて、それからすぐに我々は休校にいたしました。そういう面では、長い間学校には通っていないわけであります。学校での基本的な生活習慣をこの1週間で再確認していただいて、各学校での感染防止の取り組みもしっかりと徹底してほしいと思っているところであります。
 具体的に3つの密を徹底的に避けると申し上げました。その内容についてお話を申し上げたいと思います。皆さん方にお配りしている「岡山市立学校の再開等について」というペーパーをお出しいただきたいと思います。

 まずは、明日の始業式でありますが、短時間として各教室において放送で行うなど3条件を避ける。入学式も新入生と保護者、在校生及び教職員とし、必要最小限の人数とする等々で、その他としても朝礼など大勢集まる場面はできるだけつくらない。学校生活を見ていただきますと、感染防止では手洗い、咳エチケット等を徹底する。授業でありますが、常時換気を徹底して行う。授業では、間近で会話や発声をしたり、人と接触したりする場面をつくらないよう配慮する。体育の授業でありますが、密接する体づくり運動に代えて、密集せず距離を取って行うことができる、陸上やボール運動の授業を行うなどの工夫をする。音楽の授業では、歌ったりリコーダーを吹いたりする授業に代えて、鑑賞や創作の授業を行う。
 給食ですけれども、全員が同じ方向を向いて食べるような工夫をする。保健所長から特に注意してほしいと言われたのが、次の休憩時間であります。子ども同士が密接な状況にならないよう指導する。これは難しい面もあるんですけれども、教育委員会によりますと、その休校の間、子どもたちを先生方は守っていかなければ、という意識は非常に強くなっているということであります。完全に人と人との接触がないようにするというところまでは難しいかもしれませんけれども、子どもたちの動きについてはきちっと把握して、そういう指導はできるというのが教育委員会の判断でございます。そのように指導したいと思います。部活動については、来週以降は別途協議をしていくということであります。
 それで、次のページのところでありますけれども、人権に配慮した指導がありますが、不確かな情報に基づいて不当な差別、偏見、いじめ等が起こらないように、人権への配慮について全教職員で共通理解を図り、指導するということであります。
 以上で、これから動かしてまいりたいと思いますが、ただ先ほども申し上げましたけれども、今後の感染拡大の状況によっては、市全体ないしは地域を限定して臨時休校するということは十分あり得るということを我々認識しているところであります。
 この「3密」の回避等々の整理を、ずっとこの数日間やらせていただいたわけでありますけれども、これらについては幼稚園、保育園などとも情報を共有したいと思います。また、放課後児童クラブとも連携して「3密」を避けるため、引き続き小学校の空き教室等を活用するということもさせていただきたいと思います。

岡山市成年後見センターの開設について

会見する大森市長の様子2

 次に、成年後見制度でありますが、成年後見制度の利用に関する相談窓口として、岡山市成年後見センターをこの4月20日に開設いたします。保健福祉会館の9階に設置することとしております。成年後見制度は、判断能力が不十分な方々の権利を擁護し、支援する制度であります。制度の利用者は増加傾向にあるものの、認知症高齢者等の数と比較すると、利用者は少なく、この制度が十分に活用されているとは言えない状況であります。制度が難しく家庭裁判所への手続が煩雑であることや、本人にふさわしい後見人を見つけることが難しいことなどがその理由と考えられます。
 こうしたことから、このセンターを設置し、成年後見に関する相談に応じ、制度の説明や手続きを支援するとともに、ふさわしい後見人候補の推薦を行い、制度利用の支援を行っていきたいと思います。これにより、成年後見制度の利用が必要な方にとって、制度を利用しやすくなるんではないかというふうに思っております。

造山古墳オープニングセレモニー等の中止について

 最後1点、案件ではございませんけれども、先日、造山古墳のオープニングセレモニーの話を申し上げたと思います。これについて状況が少し変わりましたので、ご報告をいたします。
 このオープニング記念セレモニー、前回は地元のボランティアガイド団体が主催する造山古墳まつりとあわせて5月3日日曜日に開催する予定であるという旨をお知らせをいたしましたが、やはりこの全国的なコロナウイルス感染の拡大の状況に鑑みて中止をすることといたしました。
 私からは以上です。

質疑応答

会見する大森市長の様子3
  • 記者
     2点お聞かせください。
     1点目は、学校再開のことで、感染拡大の状況によっては市全体の地域の休校もあり得るというふうにおっしゃいましたが、具体的にどういった状況になれば休校措置をとるかということを……。
  • 市長
     そうなんですね。そこをどれだけ定量的に言えるのかっていうことは議論したんですけれども、やはり今後の推移自身がよくわからないところもあるんで、今言えるのは今後の推移を常にウォッチして、一つ一つ的確に対応していくというところにとどまるのかなというように思っています。
  • 記者
     わかりました。
     あと一点、これは確認ですけれども、先ほど感染防止の対策が読み上げられましたが、これは改めて市内の各学校に通知を出すということでしょうか。
  • 市長
     通知します。
  • 山陽新聞
     これからですか。
  • 市長
     はい。もう事前にはいろいろと各学校とも調整をとっていただいていますけれども、今日正式に決めさせていただいて、通知をさせていただきたいと思います。
  • 記者
     判断理由なんですけども、ちょっとよくわからなかったところが、児童・生徒とか顔や性格を知っていることとか、お互いをよく知らない状況で確認し合えるっていうのは、これが判断理由にどのような関係があるのかちょっとよくわからなかったので、もう一度お聞きしてもよろしいですか。
  • 市長
     1点目はいいですよね。岡山市の現状が国の専門家会議の中でどこに位置づけられるかっていうところでありますが、今おっしゃったのは2点目だろうと思います。これも教育委員会と随分議論をさせていただきました。
     例えば、これを、休校をそのまま続けていくと、これは新学期が始まるわけです。担任の先生、クラス替えも行われています。新しくその学校に入る生徒たちもいます。こういったところで、先生と生徒がお互い顔を合わさないままずっと休校になっている。こういう状態になりかねないわけであります。
     ある程度の期間が続いていくと、当然ながらいろいろな指導をしていかなきゃならない。また子どもの困ったことも相談もあるだろうと思います。そういう面では今週中、明日から学校を再開すれば、当然ながらお互いがお互いを認識することができる。今後の指導及び相談に対して的確に対応ができるだろうというそういう判断であります。
  • 記者
     例えば、インターネット環境を使ったりして、何かその顔合わせもインターネット上でやるみたいこととかも検討したんですか。
  • 市長
     検討はしました。しましたが、まだまだ岡山の場合はそういうネットを使える環境にはすぐにはならないということで、それを全面的に岡山市内の学校でやっていくのは無理だろうという判断をいたしました。
  • 記者
     感染経路が不明な人がいるっていうことに関してなんですけども、市長はそのような事例を知ってどのように考えられたか、思ったかというお気持ちを聞かせていただいていいですか。
会見する大森市長の様子4
  • 市長
     一昨日だったと思いますが、男性一人が南区の男性だったと思いますけど、自宅とほぼ職場の往復だけで過ごされていた。若干スーパーには通っていたという話があるんですけれども、それ以外でよく言われる3密、そういったところに該当するところに行かれたことはないとおっしゃるんですね。また、東京とか大阪とかそういったところへの出張、プライベートな旅行もないとおっしゃっているということで、保健所長も少しこれはどうしたんだろうかということで、もう一度検査をし直してみようかということになりました。それで、昨日再検査結果が出たんですが、やはり陽性となっていました。もうちょっとこれは職場にも聞いてみようかという感じはあるんですけども、結局のところわからないままになる可能性も結構高いとは思います。
     それは、だから、そういう面では、市中感染が何らかの形であったのかもしれない。そこは何とも言えないですけども、ただ一つの例でもって、これが岡山市内全体にこの感染が蔓延しているということにもならないのではないかとは思っております。
  • 記者
     この感染、昨日の再検査でもまた陽性ってことになったと思うんですけど、この結果を反映しての学校の再開の判断がこの市中感染、そこまで言われてないと今おっしゃっていましたけども、この結果を反映しての判断ということになるんですか。
  • 市長
     もちろん。全ての結果を見た上での判断をさせていただいています。
  • 記者
     これに関して若干の不安みたいなところは、この新しい結果を見て、この休校を再開するという判断にちょっと悩みとかそういったような状況だったんですか。
  • 市長
     総合的に判断する上での一考慮要素になったことは間違いありませんが、全体から見て、先ほど申し上げたような判断をしていくということになったということであります。
  • NHK
     あと最後に、保護者さんが例えば私の子どもは絶対に行かせたくないっていうようなことが今後も想定されるんですけれども、その場合はどのような対応をとるとか考えていらっしゃいますか。
  • 市長
     そうですね。そこは教育委員会も今考えているところであります。具体的にはまた整理をして、これから各学校に話を伝えていきたいと思います。
  • 記者
     2点、学校再開で質問します。
     まず第1点が、市中感染が排除できない中での今回再開方針ですけれども、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。
  • 市長
     もう今申し上げたとおりでありまして、NHKの方にお話を申し上げたとおりですが、もう一回繰り返すと、確かに1人はどこで感染されたかが現在のところわかっておりません。そういうことがあるということは事実として受けとめなければならないと思います。しかしながら、職場と自宅の往復が中心だった、そういう方が1名出たという事実は受けとめながらも、それは市内全体に感染が蔓延している状況とまでは私は言えないんじゃないかなというように思っております。
     そういう面で、この状況の中で3密を回避しながら、今後の休校もあり得るという前提で、私としては最善の方法を判断したというように受け取っていただきたいと思います。
  • 記者
     あと一点、お聞きします。
     顔を合わすことが大切だという趣旨の話があったと思うんですけれども、そういう中で、短期間、例えば1日とか2日だけ顔を合わせて再び休校っていうお考えはなかったんでしょうか。
  • 市長
     いろんな考え方はありますけれども、今言っているように、それも一つの判断要素。もう一つの判断要素っていうのは、先ほど国の専門家会議からの通知の中で、岡山は「感染確認地域」っていうところに位置づけられると。これは3密を回避してリスクの低い活動は行うことも可となっていますからね。我々としては、そういう国の方針に適合しながら判断しているということであります。
  • 記者
     学校再開についてです。
     出席停止についてなんですけれども、不安に思っている保護者の方もいる中で、今のところ基礎疾患のある児童・生徒などということなんですけれども、例えばご家族に基礎疾患がある方がいらっしゃるだとかそういう方の場合はどうされるとか、あと今後、学校にお話をされていくということですが、どういったお話をされるのか、あと不安に思っている保護者の方にどういう説明をされるのかっていうその点をお願いいたします。
  • 担当者
     出席停止については、先ほどおっしゃったように、子どもが例えばちょっとした風邪の症状でも出席停止になります。それから、そのほかの場合で、例えばご家族に基礎疾患があって、例えば子どもがウイルスを持って帰った場合に直接命にかかわるとかそういった心配、同居家族にそういった方がいるとかいうような点については、これは出席停止にせざるを得ないかなというふうには思っているんですが、ただ不安だからということだけで出席停止ということにはなかなか難しい(※)。ただ、それを学校としてはしっかり聞いて、いろんな心配事を払拭するような話をしていくという作業が必要だと思いますし、もし学校で判断に迷うということがあれば、教育委員会と協議をしていくということになろうかと思います。
    (※)この記者会見後、保護者から登校を見合わせる旨の連絡が学校にあった場合は、その児童・生徒は欠席扱いとせず、出席停止扱いにすることといたしました。

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