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令和元年7月11日市長記者会見

[2019年11月29日]

ID:11866

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令和元年7月11日市長記者会見議題

  • ホストタウン事業PRポスターのデザイン決定について
  • オリエント美術館開館40周年特別展の開催について
  • 平成30年7月豪雨災害から1年を迎えて
  • 第90回都市対抗野球大会出場(シティライト)について

令和元年7月11日市長記者会見資料

市長記者会見動画

ホストタウン事業PRポスターのデザイン決定について

会見する大森市長の様子1
  • 市長
     皆さん、おはようございます。
     まずは、ホストタウン事業PRポスターのデザイン決定についてです。
     東京2020オリンピック・パラリンピック開催まであと一年となった中、ブルガリア共和国を相手国としたホストタウン事業の取り組みを広くPRするためのホストタウン事業PRポスターのデザインが決まったので、お知らせいたします。
     このポスターのデザインは、岡山市立岡山後楽館中学校・高等学校の美術・イラスト部の生徒15名に参加いただき、提案をいただきました。本日はその中心的役割を担ってくれた高校生2名と中学生2名に来てもらっています。
     作品の内容につきましては、生徒さんから直接ご紹介をいただきたいと思います。
  • 西山琴乃さん
     岡山後楽館中等部の西山琴乃です。私がこの岡山の特産ピオーネを提案したのですが、高等部の先輩が自分のアイデアをこのようにイメージしてくれて本当にうれしいです。
  • 渡邊聖海さん
     岡山後楽館高校2年、渡邊聖海です。中等部から上がってきたこのデザインをもとに、岡山市とプロヴディフ市の交流が実ってほしいという願いを込めて、このデザインにさせていただきました。この事業を通して多くの交流が行われていることを知り、オリンピックをより身近に感じることができました。
  • 渡邉代央さん
     同じく、岡山後楽館高校2年、渡邉代央です。ブルガリアのポスターをつくるに当たって、岡山市とプロヴディフ市の交流事業がわかるように円をイメージしてこのようなデザインにさせていただきました。このポスターをつくり、プロヴディフ市についてあまり知らなかったのですが、ブルガリアについてよく知り、自分たちも積極的にこれから交流を進めていきたいと思います。
  • 末武叶多さん
     岡山後楽館中等部の末武です。今制作中のポスターを今後頑張っていきたいです。
  • 市長
     どうもありがとうございます。
     岡山後楽館中学校・高等学校は、ブルガリアのソフィア第18総合学校と、年に数回スカイプで交流したり、子ども海外派遣事業で生徒が訪問したりと以前から交流があることに加え、今年5月にはブルガリア女子レスリング代表チームを高校の授業に招き、書道を通じた交流授業を実施するなど、ブルガリアとの交流を積極的に行っている学校であり、我々からお願いいたしました。
     今回の取り組みによって、それぞれの学生の心の中に、さまざまな思いが残っていると思います。今後、ブルガリアとの交流が力強く続いていくことを期待しております。
     今、紹介していただきました渡邊聖海さんの作品はポスターとして、また渡邉代央さんの作品はフライヤーとして、市内の学校や他の公共施設、各種イベントなどで掲出し、ホストタウン事業をPRしていく予定であります。
     市民の皆様に、今回作成したポスター、フライヤーを見ていただき、また実施中のブルガリアパフェを食べていただくことで、ブルガリア共和国や選手を身近に感じていただき、東京2020オリンピック・パラリンピックへ向け、ブルガリア共和国への応援機運が高まっていくことを期待しております。引き続き東京オリンピック等の開催効果が岡山市にも波及し、地域活性化につなげられるよう、事前キャンプの誘致やホストタウン事業に取り組んでまいりたいと思います。
     では、次の案件に移る前に、生徒さんたちに何かご質問があればここでお受けしたいと思います。
  • 記者
     ブルガリア語で少しPRを。「こんにちは」でも何でも。
  • 渡邊聖海さん
     ドバル デン。「こんにちは」だそうです。
  • 記者
     ありがとうございます。
     2人の渡辺さんにそれぞれ1つずつ聞きたいんですけど、ポスターを作るにあたって、一番こだわった点を教えてもらえますか。
  • 渡邊聖海さん
     自分は、ブルガリアと岡山市っていうのが実ってほしいという願いから、岡山の特産品であるピオーネというのをイメージしてデザインをさせていただきました。
  • 渡邉代央さん
     私は、プロヴディフ市と岡山市の交流の内容がわかりやすいように、丸をイメージしてこのようなデザインにさせていただきました。

オリエント美術館開館40周年特別展の開催について

会見する大森市長の様子2

 次に、オリエント美術館の開館40周年特別展の開催についてお話し申し上げます。
 オリエント美術館は1979年、昭和54年に開館し、今年で40周年を迎えております。これを記念して特別展「ミイラと神々-エジプトの来世、メソポタミアの現世-」を開催いたします。
 この特別展は、「見えない世界を見る」をキーワードに、造形物に表された神々や精霊の姿を通して、古代メソポタミアの人々が神々に祈った現世での試練と、古代エジプトの人々が望んだ未来での復活という死生観を対比的に紹介しています。鑑賞することで、世界最古の都市文明に生きた人々の精神世界を追体験していただけると思っております。
 会期中には、展示に関連しまして、ミイラ作り体験ワークショップや、古代のエジプト、メソポタミアの精神世界に関する特別講演会などを開催します。そのほか、小・中学生を対象にエジプトやメソポタミアの神々を参考に、陶芸粘土で作品を制作する工芸教室なども行います。充実の展示に加えて、関連イベントも盛りだくさんの展覧会であります。幅広い世代の方々に楽しんでいただければと思います。
 なお、参考までに、オリエント美術館40年の歩みについて若干コメントをさせていただきます。
 オリエント美術館は、学校法人岡山学園の(故)安原真二郎氏からイラン・イラク地方の考古美術品1,947点の寄贈を受けたことを契機に、岡山市がオリエント地域の建築エッセンスを散りばめて建築した、国内唯一のオリエント地域専門の公立美術館であります。
収蔵品は、その後も購入や市民等からの寄贈・寄託により、ギリシアやエジプト、ガンダーラ地域を含むオリエント文明全域にまたがる、文化史的価値が非常に高く、貴重な考古美術品約4,700点を保有するに至っております。
 特に、平成17年に岡山商工会議所の前会頭岡崎彬氏の父、林平氏のコレクション約1,000点をご寄贈いただいたことが大きく貢献しております。
 最も有名で高価な収蔵品は「アッシリアレリーフ」と呼ばれるもので、開館25周年記念事業の一環として、平成16年に1億数千万円で取得しております。紀元前9世紀ごろの古代アッシリア帝国の宮殿の壁面彫刻の一部で、鷲の頭に翼のある精霊が描かれております。初めてメソポタミア地域を統一したアッシリアの芸術は、古代メソポタミア文明の一到達点として輝きを放つものです。当展を代表する収蔵品であります。その連続する部分は、大英博物館、ルーブル美術館、メトロポリタン美術館に収蔵、展示されております。
 40年間の累計入館者数は約190万人。ぜひ、この特別展に足を運んでいただきたいと思います。

平成30年7月豪雨災害から1年を迎えて

会見する大森市長の様子3

 案件は以上ですが、そのほかいくつか申し上げたいと思います。
 まずは、昨年の7月豪雨から1年たちました。状況については何度かこの場でも申し上げているところでありますが、昨年の7月豪雨の後の1年間、岡山市にとっても厳しい1年だったというように思います。特に災害が少ないと言われてきた岡山市に住む我々にとっては、この大きな災害は多くの教訓を残したと思っております。
 1年経ってみて、今まち全体を見てみると、平静を取り戻していると思いますが、個々に見ていると、やはりまだまだ災害の前の状態に戻っていない方もおられます。我々としては、その方々の支援を継続していきたいと思っております。災害の少ない岡山市から、災害に強い岡山市に変えていかなければならないと思います。そういう面では、ハード、ソフトそれぞれの施策に万全を期してまいりたいと思います。

第90回都市対抗野球大会出場(シティライト)について

 最後に、今週日曜に都市対抗野球大会に出場するシティライト岡山硬式野球部の初戦に向けての話でございます。
 改めまして、シティライト岡山硬式野球部の皆さん、このたびは第90回都市対抗野球大会へのご出場まことにおめでとうございます。岡山市拠点のチームとしては、1972年のクラレ岡山以来47年ぶりの都市対抗野球大会出場となります。大変うれしいと思っております。
 シティライト岡山硬式野球部は7月14日午後2時から、東京ドームにおいて宮崎市代表の宮崎梅田学園と第2試合で対戦いたします。今回、岡山市民が心を一にして岡山市を代表して戦うチームを応援する機会ができたことをうれしく思っております。私も当日応援に行くこととしております。今の予定では始球式もさせていただけるということになっております。シティライト岡山硬式野球部の皆さんには、日ごろの練習の成果を存分に発揮していただき、岡山市の代表として優勝を目指して頑張っていただき、市民に感動と興奮を届けていただくことを期待しております。

質疑応答

会見する大森市長の様子4
  • 記者
     1点確認させてください。先ほど、西日本豪雨で市長が多くの教訓を残したというふうにおっしゃいました。多くの教訓とはどういうものだったのか、あとそれに付随して、その教訓をもとにどうしていくのかを教えてください。
  • 市長
     そうですね。まず、ハード面からいくと、百間川の整備をやっていなかったらどんなことになっていたか、それは恐ろしいものがあります。それから、例えば、南区の浦安ポンプ場などが機能して、今までよく内水氾濫していた南区では、それほど大きな被害がありませんでした。私はそのハード面において、事前の整備の重要性を痛感いたしました。砂川の決壊や、至るところでの内水氾濫に対してのハードの整備はもう不可欠だろうと思います。できるだけ前倒しをして、砂川は国、県の事業でありますけれども、我々でやれるところはきちっとやっていくということが重要だろうというように思った次第であります。
     ソフト面については、砂川の決壊でも死者は出なかったというのは不幸中の幸いだったと思うんですけれども、いろいろとアンケートを見てみますと、我々からも危ない、逃げてくださいと発信しているんですけども、隣人からノックで気がついたという方が多いですね。やはり、災害当初は自助、共助が非常に重要だと、今さらながらに自覚をいたしました。今、自主防災組織結成率100%を目指しているところでありますが、そういうソフト面での改善、これも早急にやらなければならない問題だと思っております。
  • 記者
     先ほどのブルガリアのお話で、パフェで歓迎ムードという話がありましたけど、パフェでまちおこしということで10年ぐらい前からやっていると思うんですけれども、その辺の手応えというか、実際にどの程度浸透したかというかをちょっと伺いたいんですが。
  • 市長
     私は岡山に住んでいますが、うちの娘はずっと岡山に住んでいなかったので、岡山の旅行雑誌を買ってみると、最初にパフェが掲載されているのが結構あるんですね。だから、岡山以外の人が岡山に来たときにパフェをというのは、相当浸透しているのではないかと思うんです。ちなみにその関係で、東京にいる人だとか、岡山の外にいる人に話を聞くと、結構岡山のパフェって有名ですよ。ただ、桃にしろぶどうにしろ、時期が限られているという問題はあるんですけども、それなりに浸透していると思います。ブルガリアパフェというのも一つのアクセントになっていいんじゃないかなと。ブルガリアの国旗にちなんでと言っても、ブルガリアの国旗をどれだけの日本人が知っているかよくわからないところもありますから、それをやることによってプラスの効果は結構あるんじゃないかなと思っています。

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