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その34【日常で感じる「地域のつながり」の大切さ】

[2021年2月15日]

ID:41942

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「つながる!協働リレーコラム」では、岡山で協働を進めている皆さんに、自分たちの活動や経験を通じて、「協働」に関して感じていること・考えていることについてコラムでご紹介いただきます。

なお、内容は執筆当時のものです。

岡山市協働推進委員 田中真厘恵

筆者写真

岡山県岡山市出身。
公立中学校講師を経て、現在二児の母。
2019年に岡山市子ども子育て会議委員を務め、2020年7月から岡山市協働推進委員会委員。

協働推進委員になった理由

私が協働推進委員に応募したきっかけは「私にできる小さな一歩は何か」という自身への問いかけからでした。私自身、未就園児の子どもを育てる中で、地域で子育てをすることについての意義を体感し、子どもたち自身の影響も間近に感じており、私自身も何かできることはないだろうかと思うところからでした。

子どもを通じて感じた人とのつながりの大切さ

地域の公民館や児童館、図書館などの公共施設を利用する中で、子どもたちの集まりを対象とした講座や、子育て世代に向けた講座も多く受講している中で感じることは、もっと身近に、気軽に参加できるものが増えたらという願いがあります。

定期的に参加している幼児の集まりの会では、季節に応じた行事に関することや創意工夫された制作など、親子で楽しむことが出来ます。
図書館や美術館などの公共施設は、小さな子どもを連れて行くことに遠慮していたような場所だったのですが、幼児から参加できるものが多くあり、行ってみると感性を刺激されるような出会いが多くあります。
そして、そうした場所へ未就園児の子ども二人を外に連れ出す際に、場所や開催時間、対象年齢など「興味関心」という側面だけでなく、子どもと外出するための前後の時間配分など様々な準備が必要なので、交通機関なども含めて、「環境」もある程度整っていることも大切だと感じています。

また、公民館などで開催される講座の多くは、主に地域の方々によって開催されることも多く、このことにおいては大変ありがたさを感じています。
そう感じている理由は、児童館などでも当てはまることですが、公民館などで知り合った地域の方々が近所のスーパーや散歩等で声をかけてくださる機会が増えたからです。こうした輪が広がっていくことで、以前に比べ、また行ってみよう、参加してみよう、という気持ちにもなり、なにより子どもたちにとって、知っている大人が増えることは大切な過程でもあると考えています。

第三者の方との関わりがあることで、新しい価値観を許容する機会が増え、どうしても限られた世界になりがちな子どもと親の世界から、多種多様な価値観に触れられる機会を持てることができます。
祖父母世代の方々との交流や、親以外の大人と触れ合う事で、新たな気付きがあり、その様子を見守る親自身にも学びがあります。子どもだけでなく、親自身の教養も深め、リフレッシュされる側面もあると思います。

年齢や性別を超えたつながりは、生活に潤いをもたらし、日々学ぶことが多いと感じています。

人とのつながりを大切にした地域づくりの重要性

地域によって活動内容の充実度は異なることもあり、何より「地域でつながる」という事において、昨今の情勢を鑑みても難しい部分があるのは承知の上ですが、繋がりが非常に大切だと思います。

昨年度から続く新型コロナウィルス感染症拡大に伴う「人」との関りが制限される世の中において、その関りの大切さを痛感する毎日です。多様な価値観や生き方が混在する世の中で、お互いが思いやりを持って行動し、情報共有し、理解し合える地域づくりに貢献したいと思い推進委員として今後も、一生懸命活動していきたいと存じます。
34_協働推進委員会で協議の様子

協働推進委員会で協議の様子

のっぷ

ありがとうございました。次は誰が登場するかな??