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令和5年7月11日市長記者会見

[2023年7月14日]

ID:51659

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令和5年7月11日市長記者会見

  • 「こどもまんなか応援サポーター」宣言をします

  • 「【第5弾】がんばろう岡山市!スマホ決済最大20%が戻ってくるキャンペーン」が8月1日よりスタートします

令和5年7月11日市長記者会見資料

市長記者会見動画

「こどもまんなか応援サポーター」宣言について

 おはようございます。それではまず、「こどもまんなか応援サポーター」宣言について申し上げたいと思います。

 岡山市では、これまで保育園等の待機児童の解消、また保育の質の向上、困難を抱える子どもや家庭への支援など、子育て支援に積極的に取り組んでまいりました。現在、こども家庭庁では、子どもの最善の利益を第一に考える、子どもに関する取組、政策が我が国社会の真ん中に据えられる「こどもまんなか社会」の実現を目指しており、この取組を応援し、自らも「こどもまんなか社会」のための取組を実践するサポーターを募っているところであります。モニターをご覧いただきたいと思います。

 これが「こどもまんなか応援サポーター」宣言であります。見ていただきますと分かりますように、この「こどもまんなか社会」の実現を目指すこども家庭庁の趣旨に賛同し、これからも自らのアクションを実践する「こどもまんなか応援サポーター」となることをここに宣言しますということで、今日の日付と、岡山市長・大森雅夫という形で書かせていただいております。

 今後の主な取組としては、子育てと仕事の両立ができるよう、まずは差し迫った課題である放課後児童クラブの待機児童の解消に力を注いでいきたいと思います。希望する全ての児童を一刻も早く受け入れることができるように、スピード感を持って受け皿の拡大を図ってまいります。

 また、子育て支援策として子ども医療費助成の大幅な拡充や、市営住宅における子育て世帯の優先入居に取り組むほか、新型コロナウイルス感染症の影響で中止が続き、4年ぶりの開催となるわくわく子どもまつりなど、お子さんと一緒に楽しめるイベントも実施予定であります。

 さらに、今年度は子どもや若い世代、子育て家庭を対象としたアンケート調査を実施することとしており、こども基本法に基づき、令和6年度中に策定予定である岡山市のこども計画の基礎資料として活用してまいります。

 今後も、希望する誰もが安心して子どもを産み育てることができ、子どもが将来に夢や希望を持って健やかに成長できるように取り組んでいくとともに、地域社会全体で子育てを応援する活動の輪が広がっていくように、機運の醸成を図ってまいります。

「【第5弾】がんばろう岡山市!スマホ決済最大20%が戻ってくるキャンペーン」について

 続いて、第5弾の「がんばろう岡山市!スマホ決済最大20%が戻ってくるキャンペーン」についてであります。

 8月1日からスマホ決済事業者、PayPay、d払いと連携してスタートいたします。このたび8月に事業を実施する狙いとしては、コロナの5類移行に伴う個人消費の拡大などにより、地域経済は全体的に改善してきていますが、今後も物価高などによる消費行動に注視が必要な中、夏期の観光やレジャー、帰省などによる人流増加が期待される時期に消費を後押しし、市内の事業者や市民生活の支援につなげたいというものでございます。

 モニターを見ていただければと思いますが、PayPayとd払いということになり、還元率は最大20%ということであります。2社両方使えば、最大8,000円相当のポイントが還元されるというものであります。

 対象店舗数ですが、昨年11月に実施した第4弾キャンペーンのときが約1万1,100店舗だったのに比べまして、今回の対象店舗数は約2,900店増加しております。6月20日現在で、約1万4,000店舗となっています。利用される方にとっては、前回よりも利用しやすくなっているのではないかと思います。

 対象店舗は、飲食店、居酒屋、宿泊、小売、サービス業、交通などであり、対象店舗には前回同様、PayPay、d払いのうち利用できる決済事業者が表示されたキャンペーンポスターやステッカーを掲示する予定であります。

 また、スマホ決済に不慣れな方へのサポートとして、7月3日から8月7日まで市内37の全ての公民館及び一部の公民館分館で、スマホ決済の講座を実施中であります。昨日、7月10日まででありますが、10公民館で開催し、約110人の方にご参加いただいております。公民館講座のほか、一定数10名程度の方が集まる場合は、出前講座での対応も予定しておりますが、今からの申し込みで参加できる公民館講座もたくさんありますので、市のホームページで開催予定をご確認いただきたいと思います。

 8月は、岡山市内で各種イベント、8月5・6日に烏城夏まつり、そして8月19・20日におかやま桃太郎まつり、うらじゃ。8月6日には路線バス、路面電車の運賃無料DAYなどが実施されます。市民の皆さんをはじめとして、市外県外から岡山市を訪れる方々にも、ぜひこのキャンペーンをご活用いただきたいと思います。

ユネスコ創造都市ネットワークへの加盟申請について

 案件は以上ですが、もう一つ話をさせていただきたいと思います。ユネスコの創造都市ネットワークへの加盟申請についてであります。

 6月30日に加盟申請について報道の皆さん方にはお伝えしたところでありますが、私から改めてコメントさせていただきたいと思います。お手元にある参考資料のとおり、加盟申請は日本ユネスコ国内委員会の承認を経て、6月30日にユネスコへ行ったものであります。

 これまで岡山市は、児童文学を中心として様々な取組を行ってきたところであります。ネットワークへの加盟は、加盟都市との交流など新たな広がりが期待できるものであります。ちなみに文学分野での加盟都市は、現在42都市、お手元に資料があると思いますが42都市でありまして、その中に日本から加盟をしている都市はございません。このため、今回ユネスコから認定を得られれば、文学分野では国内初の加盟となります。

 既存の文学事業をベースに、新たに福祉、教育、観光など他分野の事業や関係者との連携を図り、産学官一体となって推進したところであります。結果の発表は10月の末ということになっておりますが、我々としてはいい結果、加盟が認められることを祈っています。以上です、私からは。

質疑応答

○記者
 おはようございます。私からは、2点お尋ねさせていただきます。1つ目はこどもまんなか応援サポーターの関係で、ちょっと確認にはなるんですけど、これは自治体とか企業とか個人でも就任できると思うんですが、今回は大森市長個人で……。

○市長
 これは自治体の長としてやらせていただいているか、と?

○記者
 ということでしょうか。

○市長
 はい。

○記者
 これは、県内では奈義町が先月でしたか、参加を表明されていて、県内2例目、2自治体目という理解でよろしいですか。

○市長
 そういうことで結構です。

○記者
 もう一点、これはちょっと案件外になって申し訳ないんですけれども、改選後初めての定例議会が先週終わりました。新人の皆さんも全員登壇されて、質問をされていたと思うんですけど、今まで経験のある方とは違った新しい視点での質問も出されていましたし、経験のある議員の皆さんも多く登壇されて、そういった方々は市政が今まさに抱えている課題であるとか問題点についていろいろ質問をされていました。この6月議会を終えての感想をお願いします。

○市長
 全体の感想と言われても非常にコメントが難しいんですけれども、今言われたように、新しい議員が相当数登場されたということで、しかも一番若い人は26歳ということで、「物心ついてから私のことはテレビで見ていました」っていう、そういうふうなことを、議場じゃないですけど、1対1の場ではそういうことをおっしゃっていたようなこともあり、フレッシュ感はありますね。
 その感性っていうのは本当に大事にしていただいて、一人一人が岡山市のことを考えてやっていただいているということで感謝を申し上げたいと思いますし、それから当然ながら、まだ市政について詳しくは承知をされていないんで、一つ一つの政策っていうのは当然ながら経緯があって出しているもんですから、そういうこともぜひこれから勉強してほしいっていう話は申し上げたところであります。議場ではフレッシュ感は満載でしたね。これからもそういう新しい感性での議論をお願いしたいなというように思っております。
 それのほかに幾つかの課題が出て、何を取り上げればいいのかよく分かりませんけども、新アリーナについて各会派から議論があったわけであります。様々な意見があり、私としても新アリーナの今計画を作っているところでありますんで、ぜひ県にも参画をお願いしたいということを申し上げております。事務的には、県の担当者と連絡を取ってやっているわけでありますけれども、ぜひ知事さんにもそういう面で一緒になってこの新アリーナ構想の議論をしていただけないかという話を申し上げているところであります。
 実際上、3月にここの場で会見させていただいて、幾つかの点について言及させていただきました。それ以降は紙でのやり取りを数回行っているところであります。ただ、残念ながらまだ進展は見られていないと、こういうことであります。経済界、そしてプロスポーツ界、非常に望んでおられる状況であり、客観的な情勢から見ても、私としてはその実現に向けて前に歩んでいきたいというように思っています。これからどうやって進めていくのか考えながら対応していきたいと思っています。

○記者
 改めまして「こどもまんなか応援サポーター」について、今までも力を入れてきた子どもへの施策だとは思いますけれども、意気込みといいますか、より推進させていくということで、育児応援みたいなことでコメントいただけますか。

○市長
 何についてのコメントになる?

○記者
 施策について。今までもたくさんあったので。

○市長
 今までのを総括して、今後の方向という、そういうイメージですか。実際は、私が市長になって約10年でありますけれども、子育てに関しては本当に最重要事項の一つとして、政策を出させていただいたところであります。待機児童、一時期は800人を超えることになっておりましたけれども、今年は1人になるということで、この政策も大分動いてきた。児童虐待なんかもありました。それの対策も我々なりに適切にやってきたというように思います。
 そういう中で、コロナの影響もありますけれども、岡山市も出生率が非常に低い状況になっており、やはり子どもを育てる環境をよりよくしていかなければならないっていうのは、私にとっても本当に重要な課題、人一倍そういうように思っているところであります。これからも保育の質をどう上げていくのか、先ほど言ったように放課後児童クラブをどのように対処していくのか、それから低所得の子育て世帯に対してどうしていくのか、それぞれの課題があると思います。真剣に取り組みながら子どもを育てるっていうことが、本当に最重要課題の一つであると、そういう認識を持って対応していきたいと思います。

○記者
 すみません、もう一点質問したいんですが、スマホ決済でありますけれども、今回は第5弾ということで、いつも決済でより経済が盛り上がっているようには感じますが、改めましてコロナも落ち着いて、この夏休みも皆さん人もお金も動く時期にというところで、これを契機にどのようにしていきたいか伺ってもよろしいですか。

○市長
 岡山市の経済は動いているとよく言われますけれども、やはり企業センサスなどを見てみると、小売とか、飲食とか、5年前に比べてやはり少し落ちているっていうところがあるんですね。それは、なかなか消費が回復しないというところに行き着くんではないかというように思っております。
 5月8日から5類になって、人は動いていきます。8月という、これ結構お金を使いやすいときでもありますから、そのときに我々としては20%の還元、こういう事業を行って、より消費を上げていく、そして岡山の経済に貢献し、またそれぞれの家庭の財布に優しくということをイメージして、事業をやらせていただいているところであります。

○記者
 スマホ決済についてなんですけれども、第4弾、第3弾のこのキャンペーンのときに、経済効果が20億以上みたいな形で発表をいただいていると思うんですけれども、先ほどもお話ありましたが、今回コロナが明けての消費が拡大する中でのキャンペーンなんですけれども、具体的にどのぐらい見込みたいなとお考えでしょうか?

○市長
 前回以上を見込めるんではないかなと思っています。その要因としては、8月っていう、こういう消費がしやすい時期であるというのが一点、そして先ほど申し上げましたように、うらじゃとか、それから我々も併せて路面電車、バスの無料DAYも実しますんで、従前以上の効果が上がることを期待しております。

○記者
 今回第5弾も、もともとはこういったキャンペーンもコロナ禍での消費拡大についてのところを狙ってのキャンペーンだったと思うんですけれども、コロナが明けて今回やられるということで、今後第6弾、第7弾というのも視野に入れられているかどうかお答えいただければ。

○市長
 まだ交付金が確か25だっけ、25億円程度は残っております。25億円程度コロナの交付金が残っているのと、必要があれば当然一般財源もつぎ込んでいくということになろうかと思うんですが、「何が最も岡山の経済に効いてくるか」ということだろうと思います。
 そこは、我々も市議会のメンバー、それから市民の方々にも話を聞いていくんですけれども、やはり経済界の方々がどう感じているのか、彼らの肌感覚っていうのは非常に重要でありますので、様々な統計資料とともに見て、人の話を聞いて、対応していきたいと思います。ただ一方で、やはり低所得者の方が困っているという実態もありますから、そういった限られた財源をどう配分するのか十分考えて、9月補正に臨んでいきたいと思っております。

○記者
 案件外で1点教えてください。マイナンバーカードの関係で、様々な自治体で返納等の報道もありますが、岡山市内でそういったものを集計されているのでしょうかということと、あと総点検の指示というのも来ていると思うんですが、岡山市の進捗等を教えてください。

○市長
 返却も幾つか出ていることは承知しております。具体的には、後で担当のほうからご連絡したいと思いますが。それが1点。
 それから、マイナンバーカードについては、まず市民、国民の安心感というか信頼感の醸成が必要だということで、政令市の市長会等々を通してやっているところであります。そういう中で、今点検の話が国から7月中に具体の点検の指示が来るということを聞いているんですけれども、先週伺ったところではまだ我々のほうには届いてないということでありますので、国からの指示を待って我々として、人員体制もあるかもしれませんし、今のままできるのかどうか分かりませんから、マイナンバーの信頼性を得るためにも我々としてはきちっと対応していきたいと思っています。まだ(指示が)来てないよね?(担当課に確認)

○担当課
 まだ来てないです。

○記者
 案件外の追加なんですけど、マイナンバーカードの件で。幾つか返却が出ているということですが、そのことについての受け止めはどのように考えていますでしょうか。

○市長
 何についての受け止め?

○記者
 返却、マイナンバーカードの返却についてどのように受け止めているか教えてください。

○市長
 いろいろと報道されていますし、個人個人として若干心配な方がおられるのは事実だと思います。逆にそういう面からも、より信頼性を高めなければならないということで、我々として、自治体としてやっていくことが何なのかっていうことでいけば、国との関係は、我々も国に対して言うべきことは言っていく。ただ、大きな方針としてそれを、マイナンバーを普及させていくということで今までこうやってきたわけですから、それをより安定的なものにしていく、信頼性がよりあるものにしていくためにはどうすればいいか、そういう視点から我々としては対応していきたいというように思っています。よろしいですか。

○記者
 ありがとうございます。追加なんですけど、岡山市独自で、何か普及のためにとおっしゃっていましたけど、何か対策とかは考えていらっしゃいますか。

○市長
 少なくとも今の時点では考えていませんが、今後どんな事態が出てくるのか、秋までに報告をしろと。たしか8月中に中間報告ということでありました。幾つかの節目がありますから、節目ごとに我々は我々としてどうしていくかっていう対応を協議していきたいと思います。

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