ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

Language

平成30年10月9日市長記者会見

[2019年11月29日]

ID:12071

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

平成30年10月9日市長記者会見議題

  • 総合特区に関する国との協議結果について
  • 岡山駅前広場のデザイナーの選定について
  • 岡山駅東西連絡通路への広告物の掲出の開始について
  • おかやま産前産後相談ステーションの窓口拡大について
  • 平成30年7月豪雨災害について
  • シンポジウム「女性活躍が新たな企業価値をつくる」について
  • スマート通勤おかやまについて

平成30年10月9日市長記者会見資料

市長記者会見動画

総合特区に関する国との協議結果について

会見する大森市長の様子1

 皆さんおはようございます。
 皆さん、あまり元気ないですかね。本日は初めに総合特区に関する国との協議結果についてお知らせをいたします。
 「岡山型持続可能な社会経済モデル構築総合特区」は、平成25年度から高齢者の方が在宅でも自立した生活を送ることができるよう、身体状態の改善を目指す事業を中心に取り組んでいます。この在宅介護に焦点を当てた特区は全国で唯一であります。今年の4月から第2期がスタートしていますが、国に対し5月に6項目の新たな提案を行ったところであります。この提案は、これまでの身体の状態改善だけでなく、一歩進めて地域や社会とつながりを持ち、自らの力を生かして生きがいを持って暮らしていける仕組みが必要ではないか、そして介護現場を支える介護職員に対する支援も必要ではないか、という点に着眼したものであります。
 協議の結果、5項目について、実現する方向で合意の見通しになりました。皆さん方の資料の2ページ、第1期実績及び第2期の提案内容をごらんいただきたいと思います。第2期のところで◎をしているのが今回の合意がなされた事業であります。この実施内容の詳細については若干詳細にわたりますので、この後担当からお聞きになっても結構ですし、明日10日には説明の場を設けると聞いております。
 それで、ポイントなんですけども、従前でいくと、その介護状態が重い人たちに対して、介護事業所に対して一定の費用が払われていたわけですが、そうなると、なかなかその状態をよくしていこうというインセンティブが働かない。したがって、状態がよくなれば、よくなるように努力していただいた事業所に対して、一定のインセンティブをお渡ししようじゃないかというのが今までの考え方、これまでの5年間の考え方であり、それらについては、国のほうもその考えを取り入れていただいているところでありますが、今回はそれを一歩進めて単にそういう状態が改善するだけじゃなくて、介護サービスに就労、仕事をするという視点を取り入れていく、その生きがいを見つけてもらう、こういった視点を加えてもらう。これが1つの大きな要素であります。
 それから、サービスの質の向上、先ほど言った状態をよくしていくというような取り組みを通所介護から訪問介護に拡大をしていく。また介護機器を介護従事者の負担軽減にも活用していく。こういう3つの視点を今回新たに入れさせていただいたということであります。
 第1期の総括のときには、私も厚生労働省に行って、官僚の方々といろんな意見交換をさせていただきました。岡山市としては、唯一の在宅介護特区の自治体として、この分野をリードし、国の制度改正の実現、さらには超高齢社会に対応する在宅介護モデルの構築を推進し、その成果を全国へ波及すると、そういう使命を持っていると思っております。第2期も引き続きこの自負を持って次のステップに入っていきたいというように思います。

岡山駅前広場のデザイナーの選定について

 次に、路面電車の乗り入れを含めた岡山駅前広場のデザイナーの公募であります。
 路面電車の岡山駅前広場への乗り入れ検討に関しては、乗り入れに伴ってさまざまな配置をどうするかという議論がございました。そして、皆さん覚えておられると思いますが、タクシーの乗り場と一般車両の乗降の場所を交換したほうがいいだろうというような話になり、それが一定の合意をなされたところであります。それらを踏まえて、本年の5月に駅前広場のレイアウト案が確定したところであります。
 その大きな考え方は、そこで整理をされたんですが、例えばこういう乗り入れがあることによって、先ほどのタクシーと一般車両の場所が変わるということから見ていくと、今ある桃太郎像とか噴水周辺のにぎわい空間、また歩行者動線に変更が生じるということにもなってまいります。
 したがって、この駅前広場の全体のデザインについても検討する必要があるということになりました。それで、検討を進めるにあたっては、プロポーザル方式でデザイナーを選定することとしております。現在6社から応募をいただいております。皆さん方、広報連絡の添付資料は、デザイナーから提案された、これはイメージであります。A社からF社まであると思います。このイメージをごらんいただきたいと思います。それで、この出された6社の中からデザイナーを選んでいくことになるんですが、何といっても岡山の玄関口であります。この駅前広場のデザインを決めるということですから、広く市民のご意見を伺う必要があると考え、パブリックコメントの実施とともに、市民のご意見を伺う会を開催することとさせていただきました。
 資料の2をごらんいただきたいと思います。上にデザイナーの選定スケジュールというように書かせていただいております。それで、市民の意見はここに書いているとおりでありますが、その下に有識者検討会というのがございます。これはやっぱり客観性を保たなければならないだろうということで、複数の有識者からご意見を伺うということにしております。そして、企画競争審査委員会等々を経て、年度内を目途にデザインを取りまとめていきたいというように思っております。デザインの検討に並行して路面電車の乗り入れに関しても都市計画決定などの法手続を進め、できるだけ早く事業に着手してまいりたいと考えております。
 2として、整備スケジュール案というのをお示ししております。大体の作業スケジュールについては、ここで申し上げたことがあるかもわかりませんが、このような形で明確に表の形にして出したのは、確か初めてではないかなと思っております。ご参照いただければと思います。

岡山駅東西連絡通路への広告物の掲出の開始について

パネルを使って会見する大森市長

 続きまして、岡山駅東西連絡通路への広告物の掲出の開始についてお知らせをいたします。岡山駅東西連絡通路のデジタルサイネージが11月1日から広告物掲出の本格稼働をいたします。パネルをごらんいただきたいと思います。
 今までの東西連絡通路と何か雰囲気がちょっと違うでしょう。東側、西川それぞれ18面のデジタルサイネージがあり、これは同一画像を同時に放映していくということになってまいります。また、桃太郎のまち岡山をPRする仕掛けとして、中央改札側の壁面のデジタルサイネージで前に立っていただくと、桃太郎に変身した画像が映し出されるようになっており、自らが桃太郎になる姿を見て楽しんでいただきたいというように思います。そのほかにも観光スポット、グルメ、特産品などもタッチするとわかるように、こういうシステムができます。
 これらのデジタルサイネージは、民間活力を活用して、岡山市のPR動画や、民間広告を掲載するため設置したものであり、このことによって魅力とにぎわいのある中心市街地の創出、回遊性の向上や歩いて楽しいまちづくりがさらに進むものと考えております。なお、デジタルサイネージの設置は完了しており、明日より試験放送を行います。ちなみに、活用していただく会社は明宣社、広島に本社のある会社でございますが、施設活用料として3,300万円、年間ね。これは税抜きだそうですが、市のほうにお支払いいただくと、こういうことになっております。

おかやま産前産後相談ステーションの窓口拡大について

 最後に、資料としてお配りしているものとしての最後ですが、おかやま産前産後相談ステーションの窓口拡大についてお知らせをいたします。
 平成28年9月に妊娠、出産、育児に関する専用相談窓口として保健福祉会館内に設置していましたおかやま産前産後相談ステーションを、平成30年10月1日に、市内に5つある保健センター内にも増設をいたしました。これは通称「さんさんステーション」と呼んでいるようでございますが、このさんさんステーションは助産師等の専門職により妊娠届出時から産後にかけて、妊娠、出産、子育てに関するあらゆる相談を受けていただける場でございます。平成29年度は延べ約3,000人余りの方に利用していただいており、相談された方からは核家族で転勤し不安だったが、妊娠中の体調や、子育て支援情報を聞けて安心したとか、母乳の出方や赤ちゃんの体重の増加を見てもらい、大きくなっていることを確認でき安心した、という声などをいただいているところであります。
 今回、増設したことにより、より身近なところで、専任スタッフの相談を受けていただくことが可能となりました。このステーションでは一人一人の状況を踏まえて、妊娠中から産後の育児に関し、いつごろ何をしたらよいか、利用できるサービスは何なのかなど、わかりやすく一覧にした妊娠期からの子育て応援プランを新たに提供することといたしました。安心して妊娠、出産、子育てしていただけるよう、このさんさんステーションを多くの妊産婦さんやご家族にご利用いただければと思います。

平成30年7月豪雨災害について

 続きまして、案件ではございませんが、いくつかご報告をいたします。
 まずは、7月豪雨の関係でございます。さまざまな支援に関する進捗状況については、10月4日時点で取りまとめた資料をお配りしておりますので、参考にしていただければと思います。
 1つだけ申し上げたいと思いますが、罹災証明であります。災害義援金配分委員会は、今週行われる予定で、4次の配分を決めておりませんけれども、我々からの提案として、床下浸水も対象にさせていただくということを議会で申し上げました。その影響もあって、従来床下浸水の罹災証明はまだ5,6件だったところが、2、30件オーバーになってきていると。配分委員会で正式に決まれば、また新たな動きが出てくるんではないかなというように思っております。

シンポジウム「女性活躍が新たな企業価値をつくる」について

 続きまして、10月30日にイオンモール岡山で開催する「女性活躍推進シンポジウム」についてお知らせをいたします。
この前、中枢中核都市を議論する国の有識者会議ですけど、地域魅力創造有識者会議の資料を見ていましたら、岡山、これは県ですけども、全国に比べて管理職割合って結構高い。しかしながら、M字カーブが深い。だから、一定の年齢になったら会社から離れている。こんな傾向が出ております。興味のある方は、また担当のところに行っていただきたいと思います。
 多分、各企業の方、人材不足もあり、これからどういうふうに進めたらいいのかという迷いを感じている企業も多いのではないかなというように思っております。我々としては、この成長に欠かせない女性の活躍とか企業経営にもたらすメリット、こういったものがあるわけでございますから、先進的な取り組み事例を交えて情報発信をしていきたいというように思います。

スマート通勤おかやまについて

 最後ですが、「スマート通勤おかやま2018」の実施について申し上げます。
 岡山市では、自動車から排出されるCO2の削減や、朝夕の交通渋滞の緩和、公共交通の利用促進などを目的に、市内外にお勤めの皆様に自動車から徒歩や自転車、公共交通等を利用した通勤へと変化を促す取り組みとしてスマート通勤おかやまを実施しております。
 この取り組みは、国土交通省、岡山県、倉敷市と協働して行っており、今年も10月22日から26日までの5日間実施をいたします。
 優秀な実績を上げられた市内の事業者に対しては、岡山市から表彰を行うこととしておりますので、事業所のCSR活動のPRにも役立つことから、多くの皆様にご参加をいただきたいと思っております。
 事業所で参加をする場合には、10月17日までに事業所登録をしていただく必要があります。ぜひともよろしくお願いを申し上げたいと思います。
 私からは以上です。

質疑応答

会見する大森市長の様子2
  • 記者
     総合特区で二、三、お尋ねをさせてください。
     先ほど説明の中で6項目あります。そういう中で高齢者の活躍推進事業、それが就労支援する仕組みをつくるための研究を行うということですけれども、そういう中でどういうふうにこの研究を実にあるものにしていったらいいのでしょうか。改めて市長の口から見解をお願いします。
  • 市長
     4ページ目を見てください。ああ、ごめんなさい、そこの広報資料の4ページ目。
     この事業スキーム案を見ていただくと、通所介護施設へ行ったときに、確かに重度の人っていうのは、ずっとかかりっきりになっているっていいますか、そういう方が多いですよね。ただ、軽度の方っていうのは、実際上3、4時間入っている。それをうまく就労に使っていけば、本人も生きがいを持てるし、社会もこれでハッピーになる。なかなかニッチなところを突いてきたなと。よく考えてるなっていう感じがいたしました。
     これが事業の内容でありますけども、もっと大きな面から見ると、岡山も、岡山のハローワーク管内でいうと、有効求人倍率は2になっているところであります。そういう面で、ぜひ高齢者の方にも働いていただきたい。そして、高齢者の生きがいをどんどんどんどん増やしてもらいたいということを思っております。
     我々としてはそういう施策を進めていきたいというように思っており、先日お話ししたと思いますが、SIBでもそういったことをやらせていただこうというように思っています。この介護される方というのとはちょっと違いますけれども、広く高齢者の方に社会参加をしていただく、こういうことはこれからの一つのキーポイントだろうというように思っています。
  • 記者
     その中で、これらの事業を通じて今後はどういう岡山市の福祉といいますか、在宅介護についてのまちづくりを進めていきたいでしょうか。
  • 市長
     そうですね。やはり高齢者の方の明るく前向きな姿を求めたいですね。
     実は、この前の議会でも老人会の話があったんですよ、連合会の話ね。私、彼らともよく接触していますけれども、さまざまな社会への参加、スポーツもやりながら、非常に生き生きと暮らしている。できるだけそういう方向に持っていくっていうことが、今岡山だけじゃなくて、我が国全体に求められているんじゃないかなというように思っています。
  • 記者
     あと一点、すいません、合意の見通しということで一つ、最終的な合意はいつという。
  • 市長
     これ合意はなされたということ。
  • 記者
     いつ付けで。
  • 市長
     2ページでこの第2期と書いてあるでしょ。この二重丸しているところはもう合意がなされたと。
  • 記者
     何月何日付けかわかりますか。
  • 担当者
     正式な書類につきましては、まだ国のほうから来てないんですけれども、こういう形で発表させていただかないと新しい事業を進めるのに間に合わなくなるということで、国との話はできておりまして、今日このような形で話をさせていただいております。
  • 市長
     何日にペーパーが来るとかっていうのがあるわけ。
  • 担当者
     そうです。
  • 市長
     じゃあ、事実上の合意ということでしていただければと。
  • 記者
     特区の関係なんですけれども、2期目の効果についてお伺いしたいんですけれども、第1期目については、5年間されてみて、市民の福祉の向上という面において市長としてどのように総括されますか。
  • 市長
     これは発想転換ということだろうと思いますね。
     実は、私はこの第1期の項目について、官邸にいる役人ですね、それからあと地域の活性化事務局の人たちと話をしたことがあります。最初に岡山市から提案があったときに、これだと思ったと彼らも言っていました。要は、従来の考えっていうのは、介護をする度合いが高ければ高いだけ費用を払っていくとなると、事業所のほうにその対象となる高齢者の状態をよくしようというインセンティブが働かない。これを変えていくっていうところに大きな発想の転換があったと思います。
     これは政治家の方とも何回も話しましたけど、なかなか本当にいい発想をしていたというふうに言われました。私が発想したわけじゃありませんけどね。でも、今そういう考え方は、国の新しい制度に取り入れられているんじゃないかというように思っております。
     これを今度、一歩進めようと、就労みたいなところに進めようということで、こっちはどこまで行くのか、様子を見ながらやり方を検討していく必要があると思っています。
  • 記者
     もう一点、被災者の生活再建の進捗状況を発表されたんですけれども、全体の被災状況から鑑みて、市長として何か気になる点というのはありますでしょうか。
  • 市長
     先日も平島の方々が来られてお話をされました。それなりにもちろん悩みがあり、我々として彼らに寄り添った支援をしていかなければならないというように思っております。できることはやっていかなきゃならないということで、検討していきたいと思っておりますが、全体としてみると、個々人はこれからまだまだ再建途上にあるっていう方は多いんですけれども、町全体としては落ちつきは取り戻しつつあるのではないかなというようには思っています。
  • 記者
     駅前広場の件で伺えれば。まず1点目として、今後の整備スケジュールが初めて出されたということですけども、これを見る限りでいきますと、平成34年度末にこのもろもろの工事を全部完成させるっていう認識でよろしいでしょうか。
  • 市長
     まあ、今の案としてはですね。
  • 記者
     あと、現時点で6つ集まりましたけれども、ざっとごらんになって印象論といいますか、今後、これからこうなってほしいみたいなのはございませんか。
  • 市長
     私は、いくつかの要素があるんですが、一つは駅前ですからにぎわいっていうのは必要ですよね。もう一つは、岡山らしさというのが必要なんじゃないでしょうかね。どこの駅におりても同じ風景、金太郎飴っていうのはいけないのではないかというように思っております。だから、岡山らしさっていうのは、私は不可欠だろうというように思います。
     それからあとは、先ほど申し上げましたように、駅前の商店街とか、そういった方々からも歩行者の動線を非常に気にされています。そういったそれぞれの関係者の意見をよく聞いて、それに対応できる、そういった配置が重要だろうというように思っています。
  • 記者
     関連して駅前広場なんですけれども、6社から提案が出ているんですが、事業費にかなり差があるところもあると思うんですが、このあたりはこれから市民に話を聞いていく中でどのように考えればいいのか、岡山市のほうでまだ事業費というのは固めてないと思うんですけれども、判断材料として提供される中でどういうふうに市民に判断してもらえばいいのかっていうことと、それから有識者の検討会は、これはどういった分野の有識者をそろえていこうと今のところ思われているのか教えていただければと思います。
会見する大森市長の様子3
  • 市長
     はい、最初の点は確かに難しいとこですね。最初から額を設定するわけにもいかないところがあって、とりあえずデザインを出していただいた。
     我々もトータルの額っていうのは決めてはないんですけども、ただ現実に岡山市が出し得る額っていうのも限度がある。これは駅前広場も一応国の交付金対象事業になるんですね。たしか3分の1ぐらいの交付金で、あとは起債、交付税もありますから、そういうことでは全て単独でやらなきゃならないものではないんですけれども、それにしてもやっぱり限度がありますね。
     したがって、この6社のデザイン、方向性として決めていただくと、それからこの現実的な予算、具体的に、定量的にはここでは言えませんけれども、現実的な予算とすり合わせをしていくっていう作業が必要になると思います。
     それからあと、今、先ほどの質問ともかぶってくるんですが、岡山らしさっていうのは後で付加するっていうことも当然あるわけで、そういったことがプラスアルファになる場合もありますから。デザイナーを決めて、大きな方向性はここで決着させた上で、具体のデザインについては個別協議ということになろうかと思います。
     それからあと、有識者のところはまだ私としてきちっと聞いているわけじゃありませんが、当然ながら景観とかそういった関係者は必要になってくるだろうと思います。都市計画も出てくる可能性は高いと思いますが。
  • 記者
     岡山駅前広場のデザイナーの選定についてなんですけども、このプロジェクトのデザイナーを選定する一連の過程の名前は何と。
  • 市長
     プロジェクトの名前。
  • 記者
     はい。
  • 市長
     名前はつけなきゃいかんですかね。あったほうがいいかもしれませんね。
  • 記者
     それぞれの案を見ていますといろいろタイトルがついているんですけども、それを統括する何かこう、岡山市の何か名前というか。
  • 市長
     記者さんが今度こちらのほうへ来られて、担当になっているからそう感じるのでしょうね。どうするか今後考えていかなければならないですね。
     これは、そもそも何でこうなったかっていうと、経緯だけ話をすると、路面電車が駅に乗り入れられてないでしょう。こうなると非常に不便、特に高齢者の方とか、一旦地下に潜ってからまた上がらなきゃいけない、それも階段だと。平面で行くときは信号を2つ渡らなきゃいかん。というようなこともあって、かつ駅をおりて見えないんですね。だから、路面電車っていうのがなかなか存在がわかんない。岡山へ来られる方も、また岡山駅を利用する市内の、県内の人も便利なんじゃないかということでこの乗り入れを提案して、どういう乗り入れの仕方がいいかっていうのをずっと議論していると。これで平面乗り入れに大体固まったんですけれども、固まったら今度はレイアウトをどうするかっていう話になり、先ほど言ったようにタクシーと一般車両がかわったほうがいい。こうなっていくと、あそこの広場っていうのもレイアウトを変えなきゃいけないなっていうところで、今度はデザインが出てきている。
     一貫はしているんですけれども、全体のプロジェクトっていう、最初からそう考えた動きじゃなかったもので、このような形になっています。頭の中に入れておきたいと思います。
  • 記者
     我々は何とか問題でとかつける場合も、何とか問題もタイトルが岡山駅前広場問題としてわかるのかどうか。
  • 市長
     何かいい案があったら教えてください。
  • 記者
     先ほどの7月豪雨の進捗状況に関連して少しお話しされていたと思うんですが、改めて、豪雨から3カ月たって、市長としての所見と現時点での市としての反省点っていうのを教えてください。
  • 市長
     そうですね。多くの災害っていいますか、被災者を出してしまった、7,700の人家被害があったっていうのは、これは平成になって最悪と言っていますけど、さかのぼるとどこなのかっていう話を時々やるんですけどね。昭和9年の室戸台風までさかのぼっちゃうんじゃないかっていうことを言う方も多い。そういう大きな災害を出してしまった、この一つの大きな要因っていうのは、まず砂川が決壊したこと。そして、岡山は干拓地が中心で、海抜ゼロメーターっていうかが、多い、したがって内水が氾濫したこと、この2つであります。したがって、それの対応っていうのをやっていかなきゃならないっていうのは本当に心の底からそう思いましたですね。
     それから、ただ豪雨による死者が出なかったっていうのは、私は不幸中の幸いだったというように思っております。だから、ソフト面がうまくいったのかっていうと、必ずしもそうではないっていうところもあります。
     課題は山積をしています。実はこの前、平島の方が来られたときも、市の対応が悪いというご批判もいただきました。市の職員もみんな、ここに職員座っていますけれども、後ろにもいますけど、誰も経験したことがないんですよ。
     そういう中で、不慣れな中にいろんな問題を生じたと。私は職員自身は本当によくやったと思いますけど、そういういろいろな問題が生じたことも事実だろうと思います。また、住民の方もこういうのは初めてだったという問題もあろうかと思います。だからそういう課題をどうやって整理をしていくのか、それを教訓として生かしていけるのか、こういったことがこれからの中心になろうかというように思っています。
  • 記者
     整備スケジュール案を今回示されたんですけれども、平成33年から34年の工事で、ってことは、これを見ると平成34年度、もしくは35年度に開業するのかなっていうふうに思っていたんですけど、どの程度の目標を持って。
  • 市長
     いや、もう案としては、こういう案でいきたいと。もちろんこれが前倒しできれば前倒しをしたいと思いますし、何らかの事情で若干ずれることもあるかもしれないけど、我々としてはこういう案でいきたいというように思っているという。
  • 記者
     平成34年に無事工事を終えて開業するという。
  • 市長
     そうですね。
  • 記者
     先ほどの工事のスケジュールなんですが、平成34年度末までに完成して供用開始としては平成35年度の目安ということでございましょうか。
  • 市長
     そういうことになりますね。今の時点での案としてはですね。

お問い合わせ

市長公室 広報広聴課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: (広報担当)086-803-1024 (広聴担当)086-803-1025 ファクス: 086-803-1731

お問い合わせフォーム