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平成30年7月3日市長記者会見

[2018年7月4日]

ID:12022

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平成30年7月3日市長記者会見議題

  • 副市長の就任について
  • 広域的営業拠点の誘致について
  • 平成30年商店街等通行量調査の結果について
  • ヘルプマークの配布について
  • 旧三丁目劇場跡地再開発事業の進捗について
  • 富川市(韓国)への訪問について

平成30年7月3日市長記者会見資料

市長記者会見動画

副市長の就任について

 皆さんおはようございます。
 本日は案件に先立ちまして、副市長の交代についてご報告させていただきます。
 7月9日付で佐々木正士郎副市長が退任し国土交通省に復帰いたします。佐々木副市長には、財政局長と政策局長等をおよそ2年間、そして副市長を2年間、合わせて4年以上の間、市政の推進に多大なるご尽力をいただきました。大変感謝をしております。今後も岡山市を応援していただきたいと思っているところでございます。
 また、後任の副市長は7月17日付で総務省から加藤主税氏を任命いたします。今後は那須副市長とともに市政を支え、岡山市の発展にご尽力をいただけるものと思っております。

広域的営業拠点の誘致について

会見する大森市長の様子1

 岡山市本社・中四国支店等立地推進事業補助金制度を活用して、建材商社大手の野原産業株式会社、本社は東京都の新宿区でございますが、岡山市に立地している営業所を広域的営業拠点に昇格させ、「中四国カスタマーセンター」を今月2日に開設されましたのでご報告いたします。
 野原産業株式会社は、主にビルや商業施設に使われる内装資材等の販売をはじめ、各種工事の企画、調査、設計などを行っている会社でございます。このたび岡山、広島、高松の各営業所で行っている訪問営業と受注・発注業務のうち、商品の受注・発注業務について交通利便性の高い岡山営業所に集約することで、中四国全域を対象とする広域的営業拠点として開設されるということでございます。今回の集約は同じ業務を行う従業員を1つの拠点にまとめることで業務効率化を図るとともに、働き方改革につなげることも目的の一つとお聞きしております。
 と言いますのも、これまで各営業所では受注・発注業務に携わる従業員が少人数だったとのことですが、今回の集約で職場人数が増えることにより、従業員同士がフォローし合える環境をつくり出し、有給休暇の取得率向上を図るなど働き方改革につなげたいとお聞きしております。今回の開設に伴い、新たに5名の常用雇用者の採用が見込まれています。今後も引き続き中四国、さらには西日本圏域の拠点都市として、岡山市への企業の立地の推進に我々も頑張っていきたいと思っております。

平成30年商店街等通行量調査の結果について

 続きまして、平成30年商店街等通行量調査の結果についてお知らせいたします。
 岡山市では昭和41年以来、隔年で中心市街地の主要な商業集積エリアで歩行者、通行量調査を行い、商店街や中心市街地活性化のための資料として活用しているところであります。このたび今年の3月に行った調査結果がまとまりましたので報告させていただきます。
 調査は3月下旬の休日の日曜日と平日の月曜日にそれぞれ午前9時から午後6時までの9時間、表町、駅前、駅前地下街、駅南、奉還町の5地区合計59地点の歩行者通行量を計測したものであります。
 その結果、5地区全体の1地点平均の通行量は休日で5,654人、平日が4,324人で、前回の平成28年調査と比較しますと、休日で5%、平日で約10%通行量の増加が見られました。もう少し長いスパンで過去20年の推移を見ていきますと、やや減少から横ばいの状態が続いていましたが、平成24年を底として、地区ごとのばらつきはあるものの、全体としては通行量の増加傾向が徐々にではありますが、現れてきたと思います。
 地区ごとでいえば、表町地区の通行量減少の傾向はございますけれども、岡山駅周辺の4地区では、平成24年と比較しますと、通行量増加の傾向が見られます。
 こうした通行量増加の要因としては、駅前の大型商業施設のオープンに伴う来街者の増加、市中心部に来られる観光客数の増加、また中心市街地の定住人口の増加、例えばももちゃりのように中心市街地の回遊性向上の取り組みを行った効果など、全体としては魅力ある中心市街地創出への取り組みの効果があらわれてきているのではないかというように思っております。
 岡山市としては、この通行量の増加傾向をさらに持続的なものとさせるため、魅力ある中心市街地の創出に向けた施策を力強く推進していきたいと思います。

ヘルプマークの配布について

ヘルプマークを持って会見する大森市長

 最後に、皆さん方、これはヘルプマークでございます。このヘルプマークの配布についてご説明を申し上げたいと思います。
 7月2日から福祉事務所、保健センターなどでヘルプマークの配布を始めました。配布には申請は必要でございますけれども、面倒な手続はなくその場でお渡しいたします。
 ヘルプマークとは、例えば義足とか人工関節を使用している方、また内部障害や難病の方、または妊婦初期の方など外見ではわからなくても、援助や配慮が必要な方が周囲の方に配慮を求めやすくするもので、ストラップを使用してかばんなどに取りつけることができます。市民の皆様にはこのヘルプマークをお持ちの方を見かけられたら、電車、バス等で席を譲る、困っておられたら声をかけたり手助けをしたりするなど、思いやりのある行動をお願いしたいというように思います。

旧三丁目劇場跡地再開発事業の進捗について

 議題は以上ですが、最後に2点、お知らせでございます。
 まず、旧三丁目劇場跡地再開発事業の進捗についてお知らせいたします。
 表町地区での新たな動きとして、先般、旧三丁目劇場を含む表町三丁目15番地区の市街地再開発準備組合から事業協力者が決定したとのニュースがございました。明日、4日に準備組合から、事業協力者から提案があった事業概要などを公表されるというように伺っているところでございます。当該地区は、新西大寺町商店街の入り口に当たる重要な立地でもございます。現在、市で進めている千日前の岡山芸術創造劇場(仮称)の整備と合わせて歴史ある表町地区の新たなにぎわいが創出されるものと期待しているところでございます。

富川市(韓国)への訪問について

 最後に韓国富川市への訪問についてお知らせいたします。7月12日から15日の予定で岡山市の国際友好交流都市である富川市へ、岡山市民友好親善訪韓団を派遣いたします。私も団長として訪問いたしますが、7月11日、12日には岡山市で開催される第54回献血運動推進全国大会に出席などのため、皇太子殿下が県内を訪問されますので、殿下をお迎えした後、翌13日から14日の1泊2日の日程で伺いたいと思っております。富川市では市民の皆様や市議会の訪問団と一緒に富川市長、市議会議長を表敬訪問するなど友好交流に努めていきたいと思っております。
私からは以上です。

質疑応答

会見する大森市長の様子2
  • 記者
     通行量調査の件でお伺いしたいと思いますが、先ほど過去20年で推移を見たら、全体的には増加に転じているということ、要因としては大型商業施設の開業というふうにおっしゃったんですが、改めてその大型商業施設というと、イオンモール岡山になると思うんですが、このイオン開業が岡山市に与えた効果というか、影響のあたりをどのように見られているかというところと、あと各地区ごとで見ると、表町はこう見ると、休日で18%減ったり平日も減っているということなんですが、この表町がいま一つちょっと、減少傾向が続いている。この要因についてどのように見られているでしょうか。
  • 市長
     まず資料でいきますと、別紙の2枚目ですね。一番後ろのページを見ていただきたいと思いますが、駅南地区というのを見ていただきたいと思うんですけども、これが休日、平日とも伸びていますよね。これがやっぱり一番イオンの影響を受けているところだろうというように思っています。そういう面では、私もよくイオンには行かせてもらうんですけれども、若い方を中心に相当そこに人が集まってきているのかなと。そういった人たちがイオンだけではなくて、周りの商店等に動いているのかなという感じがします。
     だから、イオンの効果というのは、相当数あるのではないかと思っているところで、そこは市の経済の動きというものがより活発化するわけですから、非常に好ましい現象だろうというように思っております。
     表町も天満屋のあたり、ないしは上之町は、そこそこ頑張っておられると思いますが、やはり南のほうがなかなか通行量が伸びないということはそのとおりだと思うんですね。ただ、幾つか今民間サイドでも議論が出ていますし、現実に幾つかの施設ができたりしていますよね。それに今、千日前でやろうとしている再開発、我々の岡山芸術創造劇場(仮称)の建設は、そこが中心になると思うんですけど、そういったものと、今回、旧三丁目劇場のところの再開発が動き出した。流れとしては変わってくる要因が幾つも出ているんじゃないかなと思っております。これから、中期的には大きく変わっていくのではないかと期待をしているところであります。
     以上です。
  • 記者
     市として例えばもっと回遊性を促していくような、そういう施策あたりでさらに進めていきたいところとか、考えられていることがあれば。
  • 市長
     回遊性については、私が就任してからずっと申し上げていることなんですが、一つには県庁通りの1車線化などの整備ができてくれば、先ほど駅南地区に人が集まっている、特にこれ、土曜日の夜は相当の人があそこに出ているんですね。そういったものを、街をもう少し広く使っていただくような、そういったことになっていくんじゃないかなと思っています。
     それから、もう一つの要素っていうのはやっぱりあれですね。岡山城、後楽園、こういった周辺の整備っていうのも、今後一つの鍵になってくるだろうというように思っています。
     石山公園周辺の整備についても、今後新しい劇場ができれば、当然、今の市民会館をどうするかっていう話が出てくるわけですから、そういったことを中心にあのあたりの動きというのもより活発化していくだろうと思うんですね。そういったことを考えて、幾つかの拠点整備っていいますか、そういったことを考えていかなきゃいけないと思っています。それは、既にご存じのように動いています。急にはなかなか動きませんからね。こういうのは最初動かすのがなかなか大変なところがあるので。
     そういったことでいろんな芽は出てきていると思います。あそこの乗り入れの話もそうですよね。路面電車の駅の乗り入れも、これは大きな効果があるんじゃないかなと私は思っています。
  • 記者
     今の通行量調査に関係するんですけども、奉還町商店街を含めて駅の西口エリアで市としてにぎわい創出策で考えられていることはありますでしょうか。
  • 市長
     一時期、もう今、運動公園口って言ってね。で、あそこの再開発ができたときに、一端ぐっと伸びていますよね。そして、今の動きとしては、運動公園で行われるファジアーノとかシーガルズの、そういったスポーツとのかかわりを強めていこうというような動きが一つと、それから、もう一つは結構外国人用のいろんなお店もあるようでありまして、根強い人気はあるのかなと思っています。
     今、具体的にこれというところはまだないわけでありますが、それは後楽園口と同様に岡山の顔ですから、地元の方とも話をしながら、また我々でもアイデアを出しながらどうしていくかっていうのは検討していかなきゃいけないと思っております。
  • 記者
     同じ質問なんですけれども、この数字を見て、回遊性向上に努めてまいりましたけれど、率直な印象としていかがですか。
  • 市長
     物事は一朝一夕にはなかなかいかない。でも、私は5年前に市長にならせていただいて、そこからの動きってのは、徐々には出ているんじゃないかなと思っております。これから中期的には町なかの交通量、交通量っていうのは歩行者量ですね。が、やっぱりある程度伸びていくのではないかなというように思っています。
  • 記者
     あとヘルプマークについてお伺いしますけれども、これ確かに非常にいい試みだと思います。ただ、先ほどお伺いすると、全国の政令指定都市が14番目、岡山県内でも18番目、ちょっとやや遅れての導入ですけれども、この時期に導入を決めた理由について教えてください。
会見する大森市長の様子3
  • 市長
     この時期というか、これは正直言って私はこういう動きをあまり承知していませんでした。たしか昨年だったと思いますけど、県の市長会でこのヘルプマークを、これはたしか東京都からの動きだったと思うんですけれども、東京都からの動きでこういったヘルプマーク、このマークをかばんにつけている人は手助けを必要とする人なんだという認識が出てくると。それはそうだと。これはいいんじゃないかなというように、まずそこで思いました。
     それから、たしか議会でも質問がありました。私もそのときに動かしていったらいいんじゃないかなというように思って、各担当と相談をしたところであります。それから私自身はそんなに時間が経っていると思っているわけではありませんけれども、それなりの手続を経て、このヘルプマークが今日の段階で実現することができたと。
     あと、まだ岡山県内も幾つかやってないところがあるんですね。私は、今日も午後市長会があるんですけれども、岡山市としてはこうして、これはやっぱり全県下でやったほうがより効果があると思いますということは申し上げようと思っています。決してそんなにタイムラグがあったと思っているわけではございません。
  • 記者
     ちょっと話が外れるんですが、日曜日に岡山市、倉敷市の中学生5人が乗用車を運転して死傷した事故について、具体的に岡山市での対応って何か進んでいるものがありますでしょうか。
  • 市長
     まずは、その事故について私はメールを受け取って、最初はよく理解できなかったんです。よく見てみると、事故を起こした車5人が全部中学生だったと。当然ながら運転している人も中学生だと。これはまあ一言で言うと、言語道断というか、あってはならない話だと思います。
     月曜日に早速教育委員会の方が説明に来られました。それぞれの子供たちの実情などもお伺いをしたところであります。教育長のコメントの中に、規範意識の向上に努めたいというコメントを、報道で知ったんですけれども、具体的にどうするかっていう話を教育委員会の方とはお話をいたしました。そしたら、来週の月曜に校長会があるようですね。もちろん、そういう啓蒙に努めていくとかそういったことはやっていくんでしょうけれども、具体的に何を市の教育委員会として発信していくのか、発信っていうのは各学校もそうですけど、各家庭に何を訴えていくのか、それを今週中に整理をしてほしいということを申し上げました。今週中に彼らも整理をして、これは校長会だけで終わる話じゃないと思いますけれども、まずは校長会で披瀝したいと。私自身は今週末に教えていただくことにはなっておりますけれども。非常に大きな問題だと思います。こういうことが二度とないように、教育委員会のほうには頑張っていただきたいというように思います。
  • 記者
     関連なんですけど、それぞれ5人が結構広範囲の地域に住んでいて、ツイッターでつながったということ。それに関して市長としてはいかが思われましたか。
  • 市長
     ツイッターという話もありますが、私が確かにいろんな中学、同じ中学の複数の生徒がいる場合もありましたけれども、基本的にはいろいろと広がっていますよね。だけど、何が要因なのか、今教育委員会で分析をしておりますから、その分析に対応した形で対応策が出てくるものだと思っております。
     ツイッターにせよ何にせよ、やっぱりSNSをなくすわけにはいかないわけですから、あるものとして我々は前提に考えて、やらなければならないところはやっていくという精神でいくしかないと思っています。

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