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平成30年4月10日市長記者会見

[2018年4月12日]

ID:11931

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平成30年4月10日市長記者会見議題

  • G20保健大臣会合の岡山市開催について
  • 平成29年度岡山市のコンベンション開催状況について
  • BMX日本代表選手の強化キャンプについて
  • おかやまマラソン2018ランナー募集について

平成30年4月10日市長記者会見資料

市長記者会見動画

G20保健大臣会合の岡山市開催について

 皆さんおはようございます。
 本日は案件に先立ちまして、先日お知らせいたしましたG20の保健大臣会合の岡山市開催決定について申し上げたいと思います。
 2019年、来年に日本で初めて開催されるG20の保健大臣会合が岡山市で開催されることが決定いたしました。岡山市の強みである医療や健康になるまちづくりの推進に大きく寄与するであろう国際会議が誘致できたことを非常にうれしく思っております。また、岡山の魅力を世界各国に向けて情報を発信できるまたとない機会でもあります。今後は関係機関とともに一丸となってG20、保健大臣会合の成功に向けて取り組んでいきたいというように思います。

平成29年度岡山市のコンベンション開催状況について

会見する大森市長の様子1

 続きまして、議題に入ります。
 まずは、平成29年度の岡山市コンベンション開催状況についてご報告をいたします。平成29年度については、広報連絡のとおり開催件数353件、参加者数18万5,339人となっており、参加者数はわずかに減少したものの、開催件数についてはこれまで最高だった平成28年度を上回る過去最高となりました。参加者数が減少した要因は、平成28年度はインターハイや、また国体の中国ブロック大会が開催されたということがございます。平成29年度は同規模の大会がなかったことが一つの原因だと考えられます。
 一方の開催件数の増加については、平成28年度と比較して全国規模の大会や教育、産業分野の件数が増加してきており、この中には農林水産省と共催した「第12回食育推進全国大会in岡山」や観光庁と共催の「『持続可能な観光国際年』記念国際観光シンポジウム」の開催などか含まれます。
 また、増加の要因としては、おかやま観光コンベンション協会や岡山コンベンションセンターと一体となった推進体制のもと、地道にコンベンション誘致活動を行った成果であるとともに、昨年度、コンベンション開催補助金を拡充した効果も一因としてあるのではないかと思っております。今後もコンベンションの地元主催者との関係を強化し、国際会議を含むコンベンションのさらなる誘致、開催支援に取り組んでまいりたいと考えております。

BMX日本代表選手の強化キャンプについて

会見する大森市長の様子2

 次に2つ目の議題ですが、BMX、バイシクルモトクロスですけれども、BMXフリースタイルパークの日本代表選手の強化、キャンプ実施についてお知らせをいたします。
 岡山市では、昨年度より「岡山市ナショナルチーム等キャンプ誘致推進事業補助金制度」を創設し、2020年東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ誘致を進めております。このたび岡山市に本部を置く一般社団法人全日本フリースタイルBMX連盟が補助事業者となり、4月18日から23日の間、BMXフリースタイルパークの日本代表選手強化キャンプが、岡山市南区豊成3丁目の連盟のパークを練習会場にして行われることが決定しましたので報告いたします。
このBMXフリースタイルパークは、20インチの小型競技用自転車を用いた自転車競技の一種で、セッションと呼ばれるジャンプ台を利用し、ジャンプやターンといったトリック、技を決めて、その難易度を競う競技であり、平成29年6月に2020年東京オリンピックの追加種目に採用されています。
 このたびのキャンプは選手、監督8名、他スタッフ3名の計11名体制で実施され、中村輪夢選手や大池水杜選手といった2020年東京オリンピックでのメダル獲得が期待されている選手も参加予定となっております。このように強化キャンプが岡山市で実施されることを大変うれしく思っております。
 なお、地元交流事業として、19日木曜ですが、芳泉小学校の児童を対象に、講演や実技披露を実施していただくほか、21日土曜日のファジアーノ岡山、ホームゲームのハーフタイムに実技を披露していただく予定となっております。ファジアーノ岡山の応援と合わせてトップレベルの演技の迫力を味わっていただければと思います。本件は今年度最初のキャンプ誘致となります。今後もスポーツの振興を図るためにしっかり取り組んでまいりたいと思います。

おかやまマラソン2018ランナー募集について

 最後におかやまマラソン2018のランナー募集についてお知らせいたします。
 今年11月11日に第4回大会となる「おかやまマラソン2018」を開催いたします。明日11日からはいよいよランナー募集が開始となります。今回は海外からの参加を一層促進するために新たに海外枠を設けるとともに、人気の高いファンランの定員を100名増やすこととしております。
 また、新たな企画として、ランナー同士の出会いイベントを実施する予定です。前回大会で好評であった託児サービスについて引き続き実施いたします。本大会は専門誌が主催する全国ランニング大会100撰に3年連続で選ばれているなど、全国のランナーから大変高い評価をいただいております。改めまして市民の皆様、関係者の皆様のご理解ご協力に深く感謝を申し上げる次第でございます。地域の皆様に愛され、岡山の魅力にあふれる大会となるよう準備を進めてまいります。是非幅広い皆様にご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。

質疑応答

会見する大森市長の様子3
  • 記者
     今日ちょっとお伺いしたいのは、この発生案件ではないんですけども、昨日両備グループが「めぐりん」の認可に関して、岡山市さんは道路占用許可の案件で手続に誤りがあったということで発表されていたんですけれども、それについて事実関係と市の見解という点について教えてください。
  • 市長
     昨日、両備さんから発表の資料をいただいたということであります。そして今日、こういう形で定例会見がありますので、1日のうちに我々として事実関係を少し調べておく必要があるだろうということで少し調べさせていただきました。
     そうなると、少し昨日の会見でおっしゃった内容、会見そのものに私は出ていませんし、どのような内容だったかも聞いてないんですけども、その会見資料と我々の都市整備局の事務方が調べたものと、どうもちょっと食い違いがあるようなのです。その食い違いについて、どちらがどう正しいのか、言い方はよくないですけど、どこが、どれが真実なのかというところが少しわかりにくいところもありますので、それは事実関係については、もう少しこれから精査をしていきたいというように思っています。
     それで、多分今後の対応をどうするのかということでしょうけども、まずやっぱり事実関係をきちっと整理をすることが必要だろうと思います。もし何らかの課題、瑕疵等があればそれは是正していく、是正するように例えば指導していく。我々のほうに何かあれば、もちろん訂正をしていかなければならないというように思っています。そういった流れを国土交通省とも話をしながら次のステップに対応していくのかなというように思っています。
  • 記者
     それでは、昨日の取材の中では、実際に民有地だったところに、市の敷いた道路と勘違い、間違えてという部分は、実際ミスだったかどうかという部分なんですけど、そこら辺もまだミスだったかどうかというのはわからないということでしょうか。
  • 市長
     そうですね。そこも西大寺中央病院前のバス停ですよね。そこも、実はもう今朝この会見の前、直前ですけれども、都市整備局の事務方と話していたところでは、国土調査図等の資料を確認したところ、道路である可能性があるということも話に出ております。
     それが正しいのかどうかよくわかりませんけれども、どちらにしてもきちっと整理をする必要があるというように思っています。
  • 記者
     あともう一点なんですけど、これまでの両備グループさんの一連の対応に対して、市長は他の3市の首長さん方と一緒に撤回要請というのをされたということもあって、そのときの会見でもかなり思いを抑えながら発表されていたと思うんですけれども、これまでも両備グループのこのめぐりんをめぐる一連の対応について、市長は忌憚なくどのように捉えていらっしゃいますでしょうか。
  • 市長
     別に抑えてはないと思うんですけれども、私自身この前の会見でも申し上げたのですが、出された廃止届ですね。そこにはやはり廃止を目的としないとおっしゃったということで、その廃止を目的としない廃止届っていうのは一体何なのだろうかと、当然ながらやっぱり住民の不安というのは出てくるわけですから、そこに私は1つ大きな問題があるのではないかなというように思っています。
     それから後は、2億8,000万でしたっけ、そういう減収額を出されたっていう根拠とか少しわかりにくいところもあって、そういった点は申し上げたつもりであります。両備グループのほうもそういう声も参考にしていただいて、廃止届を取り下げていただいたわけですから、私はもうそこで1つ住民の不安は払拭できたかなというように思っています。
     次に、両備グループが考えられている、小嶋代表が考えられている大きな単なる自由競争じゃなくて、もう少し全体、地域の足を確保するっていう観点からの若干需給調整的なそういう要素を出すべきじゃないかっていうことについては、私はそれは一理あると思っています。ただ、規制緩和の流れっていうのも消費者にとってプラスにもなるわけですから、そこの調整を一体どう制度的に担保していくのかということは、これから私としては、市長会とか指定都市の市長会でも議論していかなきゃならない問題だと思っています。
     今回、昨日記者発表されたものについては、我々の占用許可で何らかの問題があれば、それは我々としても是正しなきゃならないし、それらについて運輸局とも調整していかなければならないというようには思っています。それは淡々と我々としてはやらせていただきたいというように思っているところであります。
     以上です。
  • 記者
     めぐりんの運行に関しては、別に支障が出るものではないという。
  • 市長
     我々が、めぐりんの運行についていいとか悪いとかっていうことを判断できる立場ではないわけでありまして、認可をしておられるのは国土交通省ですから、我々は今の状況を国土交通省のほうには適時、的確にお伝えをしようと思っています。後は、そちらのほうのご判断で対応していただくというように思っているところであります。
  • 記者
     今日の案件のコンベンションの開催状況のほうに関連してなんですけども、改めて岡山市がコンベンションの誘致に力を入れるその意義というものは、改めてどういったところにあるのかというところと、また今後市が総合計画の中でコンベンションの開催、平成32年度に20万7,000人にという目標も掲げていると思うんですが、それに向けてさらに今後伸ばしていくためにどういったような施策をしていくかというあたりと、それに向けた課題なんかがあれば、今の市長の考えをお聞かせいただきたいなと思います。
  • 市長
     まず、コンベンションの開催にとって岡山って非常にやっぱり優位性は持っております。統計的に私がきちっと持っているわけじゃありませんけれども、私、誘致企業の方々と話をするときに、今中四国支社を岡山に置く理由ということで、やはり何といっても交通の至便性、特に四国の方々が岡山に来やすいというようなことをおっしゃっていまして、そういう面での優位性っていうのは本当にあるんじゃないかなというように思っています。助成金も若干増やしていますし、私は、コンベンション、これから伸ばしていけるだけのポテンシャルは持っていると思います。
     また、人が岡山に来ていただくこと、また、泊まっていただくことによっての経済効果は非常に大きいですから、岡山の経済にも大きなプラスの影響があるだろうと思っています。
     それから、それを伸ばすための手段ですが、やっぱり何といっても地道な努力が一番です。例えば、コンベンションセンターでも来年のいろいろな埋まりぐあいを見ていると本当に埋まっているんですね。それは、コンベンションセンター、そして協会、岡山市も含めてですが、相当地道な努力をしている。この地道な努力に必要なものが助成金であったりもしますけれども、そこが何といっても大事だと思います。
     それ以外にも、ほとんどこのごろ毎年のように国際会議を誘致していますけれども、こういったことも、目立つことも重要な視点ではないかなというように思っているところでして、そういう引っ張っていく大きな大会と地道な努力、両方が相まってコンベンションの開催ということに結びついていくんじゃないかというように思っています。
  • 記者
     先ほどの両備グループの件にちょっと戻るんですけれども、向こうとしては、廃止届の取り下げの理由として法定協議会を開催してくれるからっていうふうに言っておりまして、県のほうは今度、12日にやるわけですけれども、市のほうとしては今、何かしらの今後の予定ってのはあったりするものでしょうか。
  • 市長
     はい。今年度、法定協議会を開いていくということは、従前から申し上げていたところでありまして、ただ、それを前倒しして3月たしか19日だったと思いますが、開くということを申し上げていました。この19日は、特に両備さんのほうから廃止届が出たということもあって、その対策を考えていくということを1つの大きな議題として挙げるつもりでありましたから、廃止届がなくなった以上、3月に行う必要はなくなったということで延期をさせていただいたところであります。
     今は日程調整をしているところでありまして、連休前はちょっと難しいようですね。だから、5月にはできると思いますが、開催をして、これからの岡山の地域交通網の議論をその場でやらせていただきたいと思っています。
  • 記者
     そうなりますと、今のところでいくと、市内に両備さんだけではなくてめぐりんの八晃さんもしかり、あと市内の全社にもちろん参加していただくということにはなります。
  • 市長
     私、これからの網の議論をするときには、全社集まって議論しないと余り意味がないんじゃないかなというように思っております。両備さんの最大の我々の不安っていうかは、廃止届、廃止出されると、今、実際上両備を通勤、通学に使っている人たちが困ってしまう。じゃあ、その対応をどうするんだということが問題にあったわけですが、それがなくなったとすれば、将来的にいろんな不安があるのは別ですよ、とすれば、この近々で言えば岡山の交通網をどうしていくか、LRTの議論もありますし、路面電車の延伸の議論もあります。そういうものをあわせながら、交通網として議論していくことが必要だし、それには携わっている人たちがみんなで集まって協議をしていく、そういうことが必要なんじゃないかなというように思っています。
  • 記者
     案件のほうに戻るんですけれども、BMXのキャンプ誘致につきましてよろしいですか。
    これって、岡山に誘致するのに企画とか経緯っていうのはどうなんでしょうか。
  • 市長
     これは、理事長さんが岡山の方らしくて、昨年の12月2日、3日で第1回の全日本BMXフリースタイル・パーク選手権が開催されたということであります。
     開催するに当たって、出口さんっていう方が理事長なんですけれども、市役所のほうに相談に来ていただいたようであります。その際にうちの職員からオリンピックの正式種目にこのBMXが選ばれていたということもあって、今回のキャンプの補助制度を紹介したということのようであります。そうしたところ、出口さんのほうも、では、やっぱり岡山の盛り上げに協力したいという温かいお話をいただいて、それが今回の合宿につながったということであります。
  • 記者
     次、交流事業も行われるということなんですけれども、市長、こういう新しい追加種目を岡山で強化する、合宿が行われるということに対しての期待ですとか、何か。
  • 市長
     BMXってご存じですか。
  • 記者
     いえ、間近で見たことはないんで…。
  • 市長
     私、この前の平昌オリンピックでスノーボードのハーフパイプを少し見ていると、最初は、余り見たことないときは一体何なのだろうっていうふうに思っていましたけど、連続でメダルをとったり、自分はできないけど見ているとおもしろいなっていう感じじゃないですか。強制しちゃいけませんけど。
     BMX自身見たことはないんです。私、見せてもらおうと思っているのですけど、割と似ている雰囲気ですよね。こう言うとBMXに怒られちゃうのかもしれませんけど。ああいう平野選手ですかね、ああいう人、相当するような方が日本にもいて、この自転車で岡山のまちで練習してくれるのかと思うと、何となく楽しい気分になってきますよね。
     昨日も、競輪の世界選手権で銀メダルをとった河端さんが岡山市に訪れてきてくれたんですけど、そういったいろんな競技があって、そういう競技を市民の皆さん方に見せていただき、それがかつ再来年のオリンピックでメダルをとってくれるというようなことであれば、身近にメダルの選手を見ることもできるわけですから、何となくわくわく感ってあるんじゃないでしょうかね。
     ちなみに、岡山市の出身であまりこのごろオリンピックでメダルをとっている人が出てないんじゃないかというのが昨日も話題になったので、こういう練習場などを通じてどんどんそういう活躍をしてくれればいいなというように思っています。

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