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平成30年5月10日市長記者会見

[2018年5月15日]

ID:11962

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平成30年5月10日市長記者会見議題

  • ブルガリア共和国女子レスリングナショナルチームの強化キャンプ実施について
  • 西川緑道公園筋歩行者天国「ホコテン!」と県庁通りの賑わいづくりについて
  • グアム準州(アメリカ)への訪問報告について

平成30年5月10日市長記者会見資料

市長記者会見動画

ブルガリア共和国女子レスリングナショナルチームの強化キャンプ実施について

会見する大森市長の様子1

 皆さんおはようございます。
 本日は、初めにブルガリア共和国女子レスリングナショナルチームの強化キャンプ実施についてお知らせをいたします。
 岡山市では、昨年度より岡山市ナショナルチームとキャンプ誘致推進事業補助金制度を創設いたしました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ誘致を進めているところであります。
 このたび、岡山県レスリング協会が補助事業者となり、5月14日から28日の間、IPU環太平洋大学、学校法人関西学園関西高等学校、岡山県立高松農業高等学校を練習会場にして、岡山市のホストタウン相手国であるブルガリア共和国の女子レスリングナショナルチームの強化キャンプが行われることが決定しましたので、ご報告いたします。
 今回のキャンプは選手8名、コーチ2名の計10名体制で実施され、リオオリンピックに出場した選手も参加する予定となっております。昨年度のバドミントンナショナルチームに続き、ホストタウン相手国であるブルガリア共和国からお越しいただくことは、より一層の交流促進の表れであり、大変うれしく思います。
 また、キャンプ期間中には、IPU環太平洋大学レスリング部員や地元高校レスリング部員との練習も予定されているとの報告でありますので、この機会を通じてレスリング競技の振興が図られるものと期待しております。
 本件は、先月のBMXフリースタイルパーク日本代表選手の強化キャンプに続き、今年度2件目のキャンプ誘致となります。今後も関係機関と連携し、ナショナルチーム等のキャンプ誘致を進めてまいります。

西川緑道公園筋歩行者天国「ホコテン!」と県庁通りの賑わいづくりについて

会見する大森市長2

 続きまして、西川緑道公園筋歩行者天国「ホコテン!」と県庁通りのにぎわいづくりについてお知らせをいたします。
 西川緑道公園筋歩行者天国「ホコテン!」は、平成27、8年度の社会実験を経て、昨年度から市民主体の実行委員会を設立し、定期開催をしています。昨年度は、グルメ、スポーツ、子供などをテーマに計5回開催し、平均で2,000人近くの方々が訪れるなど、多くの方にお越しいただきました。皆様方には資料をお渡ししていると思いますが、数値的に見ていただいて、平成27年度の社会実験のときは、平均して749人、平成28年度で平均すると3回、これは平均すると1,061人、平成29年度は5回行い、平均すると1,728人ということであります。定着をしてきたのかなと思っているところであります。
 また、同じく資料添付させていただいておりますが、来訪者へのアンケート結果ではおおむね8割の方から満足もしくはやや満足とのご回答をいただいており、民間ならではのさまざまなアイデアや企画がこうした評価にもつながっているのではないかなと思っております。
 今年度も5月27日を初め5回の開催を予定しており、市民主体の実行委員会による企画実施により、西川緑道公園界隈のより一層のにぎわい創出や魅力発信につながることを期待しております。
 なお、5月27日は、西川緑道公園を会場とした「花・緑ハーモニーフェスタin西川」も開催されます。同フェスタでは、フランスの食文化や雰囲気を気軽に体験できるイベント等が行われます。皆さんのお越しをお待ちしております。
 次に、県庁通りのにぎわいづくりについてですが、ホコテンが開催される5月27日には、県庁通りの沿道駐車場をお借りして、「みたてを変えればまちが楽しくなる」をテーマに県庁通りの魅力とポテンシャルを再発見し、将来のビジョンを地域の皆様と一緒に考えることを目的とした県庁通りデザインミーティングを開催いたします。
 当日は、沿道駐車場内で県庁通りの近未来を体感できるマーケットを開催し、引き続き夕方からは、建築家であり、まちづくりなど全国で幅広く活動されている馬場正尊さんや、県庁通りの沿道事業者の方々に参加いただき、県庁通りの将来について公開会議を行います。公開会議は誰でも傍聴可能であることから、将来の岡山のまちづくりを考えるきっかけとして多くの方の参加をお待ちしております。

グアム準州(アメリカ)への訪問報告について

 最後に、グアム準州への訪問報告をさせていただきます。
 去る5月6日から9日の日程で、岡山市民友好親善訪問団を派遣し、私も団長として5月6日から8日の日程で訪問いたしました。グアム準州では、市民の皆様や市議会の訪問団とともに岡山市の魅力をPRしたほか、グアム大学の学長と会談をし、学生と交流するなど市民と行政が一体となって交流を深めることができたと考えております。
 私からは以上です。

質疑応答

会見する大森市長の様子3
  • 記者
     ホコテンなんですが、今回、評価として本当に好評を得られたと思うのですけども、一方で市長の目から見て、この1年を通じて目にした課題というものはあるのでしょうか。
  • 市長
     課題の…。まずは、やっぱりホコテンは気候に左右されますね。これはもうどうしようもない話なのですが、平成29年度の1月28日見ていただくと、これが今までのホコテンの中で最も少ない450人という数字なんですね。これ、雪が降って、本当に寒い日だった。
     3人制のバスケットのトライフープが来たよね。何でも、いわゆるプロの人までそこに出てきてくれて、ホコテンのにぎわいに一翼を担ってもらったのですけど、いやいや、あれだけ寒いとなかなか人は集まらないということはありました。でも、この450名という最も少ない滞在者のときを含めても、全体としてこれだけ伸びてきているということは、私は相当定着をしてきたのかなと。
     最後の「岡メシ」を行った3,358人、私もあそこで岡メシなるものを食べたのですけどね、本当に人が多くて、いわゆる都会のラッシュ時のような、そんな雰囲気が少しあったような気がします。
     やはり我々で、我々というのは市役所側が考えるよりは、こういう民間の人が自由な発想で考えていただく、そして彼らにとっても利益を出そうとする、利益を出すためには人を集め、そこに来てもらう、そういったことが必要になるわけで、彼らの発想というのはまねできないなという感じがいたしました。そういう面で、これからも民主体でやっていけば、より効果的なにぎわいづくりになるのではないかなというように思っています。
  • 記者
     もう一点、ホコテンの永続的に続ける課題として、どのようにして予算的に自立していくかということが課題の一つだと思うんです。前年度1,000万円近く予算を出して、今年度も1,000万円予算だと思うんですけども、今後そのあたりで実行委員会として寄附を募ったり、いろんな案を考えたりしていますけども、市長として今後その辺はどのようにしてクリアしていくべきだと思いますでしょうか。
  • 市長
     予算は分析していかなきゃいけないと思うんですけどね。だんだん定着していくと、今例えば警備の方なども相当数あそこにおられるわけでありますから、そういったものが少し軽減していただければ、よりコストは下がっていくでしょうし、コストを軽減するすべを考えていかなきゃいけないというふうには思っています。
  • 記者
     質疑がもう一件、来年度5回また同じく開催されるのですけれども、ここに対して市長として新たなアイデアとか、どういったものをしていきたいとか、そういった構想はお持ちでしょうか。
  • 市長
     私は、アイデアを出さないほうがいいと思いますね。そういう自由な発想でこういう実行委員会、パフォーマーがいて、直接事業者が入っているわけですからね、やっていただく。その中で、我々として何かサポートできるようなものがあれば、それはサポートしていったほうがいいと思うし、それから私だけじゃなくて、市役所側もこんなアイデアがあるというのを提示できれば、それはその中で議論していけばいいと思いますが、私として個人的に、個人的には何て言うか、プラスアルファとしてこんなことやったらいいんじゃないかっていうのは、今の段階では思いついていません。記者さんにもアイデアを出していただいて、そういう中でみんなで議論をして、おもしろそうなものをやっていけばいいんじゃないでしょうか、と思っています。
  • 記者
     好評なようなんですけど、ホコテンは。経済効果とかそういった分析はないのでしょうか。
  • 市長
     そうですね。少なくとも今の段階で数字は持っていません。それは出せるとは思いますけれども、後でちょっとうちの中でも検討していきたいと思います。
  • 記者
     観光客がこのくらい増えているんじゃないんかなとか、そういった見方もしながら。
  • 市長
     そうですね。来ている方がどこから来ているかっていうのは、たしかそういう分析ができてないと思うんですけれども、こういう集まりは単純に1人当たりの単価を掛けてやる、若干の波及効果の係数とかっていうのはたしかあるはずですから、経済効果は出ると思いますけどね。そこは少し検討してみたいと思っています。
  • 記者
     今後にということですね。わかりました。
  • 市長
     はい。
  • 記者
     後ろから失礼します。発表事項ではないところの質問で恐縮なんですが、前回の市長会見から2週間ぐらいたちまして、ゴールデンウイークが挟まると忘却の向こうのほうに行きそうなんですが、バスのお話でして、前回の市長の会見の後に結局ストライキが、無集札ストですか、そういうふうな形になって、実際に八晃運輸さんのめぐりんの西大寺方面の路線が始まってという部分に関してももう2週間ということになるんですけども、結局前回の24日の段階でまだストがどうなるかっていうふうなところで市長に見解を伺っておりますが、そこからここまでの一連の流れということについて、まず市長のご見解を伺いたいと思います。
  • 市長
     まずは、もう少し長いターンで考えていくと、廃止届っていうのがありましたよね。それは両備さんが撤回していただいて、まずは一段落かなというように思っていました。今回もストライキということで、たしか月曜は1時間はされたのですけど、やっぱり市民の足を奪うのはいかがなものかと私は思っておりました。だから、当局と組合の間で十分話をして回避するようにお願いをしたいというようにここで申し上げたと思います。
     集改札ストっていうのがあったわけではありますけれども、市民の足っていう面から見ると、それを奪うということにはならなかったという面では、私はほっとしているところであります。ただ、両備さんが考えられている問題、そこは両備さんにとっての解決策っていうのはまだ当然実現していないわけであります。その点については、制度論としては、我々は全国市長会、そして来週の月曜は札幌で指定都市市長会があります。そこでも私からは提案させていただこうと思っていますが、そういうことで着々と手続を進めていきたいというように思っております。
     あと、両備さんのお話は伺ってはいるのですけれども、他のバス事業者の話を、私は直接伺う機会はございませんでした。5月21日に法定協議会を開くことにしています。もちろんそれは、岡山にとっての公共交通のあり方の議論をさせていただくのですけれども、私は、まずはそれぞれの事業者が今思っていることを言っていただく場ということも、その場にとってみて重要なことじゃないかなというように思っております。21日の場でそれぞれの事業者からの話を聞き、我々としてできることが新たにあるのであれば、そこはまた考えていかなければならないというように思っております。とりあえずはほっとしています。
  • 記者
     一方で、両備さんが、これは相手方は多分国だったかと思うんですけど、東京地裁に裁判を起こしているものは、それについて地裁がそれを受け付けたかどうか判断はまだというところではあります。一方で、両備さんが中国運輸局と岡山市に公開質問状をとかを出されたりとか、何かいろいろ働きかけはされている。そこの部分の話し合いというのは多分これ今も続いていることだろうと思いますし、今後も続くことに、そこについての今の市としての見通しというのはどうなんですか。
  • 市長
     まず市として公開質問状に対しては、占用許可に関してのことが述べられていたわけであります。それについては、公開質問状の直後に会見を開かせていただいたので、私は市の考え方を整理して、ここでもお話を申し上げたつもりであります。担当のほうからも、両備にはたしかその私の趣旨はお伝えしていると思いますので、公開質問状に対してのレスポンスは、私は終わっているというように思っているところであります。もちろん市民の一人として、疑問があり、ああいう形でご質問されたというわけですから、私としては誠意を持って回答させていただいたということであります。
     そのほか、たしか認可に関しての国に対しての取消訴訟ですかね、それがなされているというのは承知していますが、そこはもう司法の世界に行っているわけでして、両備さんと国との間で議論がなされる、私として何かそれに対してコメントするのはできないというように思っています。
  • 記者
     集改札ストという手法はどうごらんになりましたか。
  • 市長
     そうですね。そこは、これも私としてコメントする話ではないんじゃないかなというように思っているんですね。あくまでストライキというのは、集改札ストにしろ、労使の話であります。組合が当局に対して要求をする、その要求に対しての当局側の対応に不満があれば、それなりの対応をしていくということの一環としてなされたのだろうというようには思っているんですが、私として最も重要なことは、やはり市民の足を確保するという点であります。そういう面から見ると、全体として一部ストライキが実施されたことは遺憾ではあります。残念ではあります。しかしながら、それ以降1日のストとか、もうそれも一部私は影響が出たと思うんですよ。学校の行事の日にちを変えていくとか、そういったことでそこは非常に残念なところはあるのですが、全体として見れば、その影響は大きくなかったという面ではほっとしているところであります。これからもやっぱり市民の足を確保するという観点からは、私として、市としてできることはやらせていただかなければならないというように思っています。
  • 記者
     関連してなんですけれども、今、21日という話がありましたけれども、県のほうは国と両備側が、いわゆるまさに今係争中ということでしばらく様子を見るということで、ペンディングになりましたけれども、市のほうはこれを予定どおりやるということですね、21日にね。
  • 市長
     ちょっと県の話は私がコメントするのはどうかと思うのですが、県と岡山市は、構成メンバーが違うんですね。県はどちらかというと、両備さんが中心でほかに、ほかに何というか、ほかが出るのかどうか私もよく承知をしてないのですが、県とあとは4つの市と両備さん、あと国とかね。そういうことで、どちらかというと、今回の問題、両備さんのご主張の問題に対してどう対処するかというところが中心ではないかというように思っています。
     岡山市の法定協議会というのは、それも包含するかもしれませんけれども、全体としてやはり岡山の地域の交通をどうするか、あり方をどうするかということを決めていく場であるわけでありまして、そういう面では、私としてはこれから定期的に開き、解を出していかなければならないというように思っています。
     ただ、3月にやろうとして、それはやめましたよね。これは本来であれば、この4月、5月ぐらいからスタートさせようと思っていたのですが、両備さんがああいう廃止届とかそういったことを出されるということであったので、「市民の足を確保するという観点から早急にこの法定協議会を開かなければならない」と思ってそれを前倒しした、で、廃止届がもう撤廃されたのだから、「前倒しをする必要はない」ということで3月はやめたんです。それで5月21日からは、私としては岡山の交通のあり方を整理する必要があるということで、これからはこの問題に対して淡々と、淡々と、と言うと怒られるかもしれませんが、対処したいと思っています。
  • 記者
     もう一度確認になりますけれども、ただほかの事業者からもと、先ほど話がありましたけれども、まず今度の21日には、両備さん、八晃さんと、中鉄さん、下電さんですか。いわゆる全業者にも出てきてもらうという前提で考えてよろしいんですか。
  • 市長
     はい、そのとおりです。
  • 記者
     法定協議会を前にということなんですけども、市長もおっしゃったように、市内にも交通の問題ということですから、幸いそのことだけではもちろんないと思うんです。それで法定協議会を開くということを前に、市としての問題意識、つまり何が問題だと感じていらっしゃるのか、問題意識のところを伺いたいんですけども。
  • 市長
     まだ21日に何をやるかというところは十分打ち合わせができてないんですが、これは私として、市長としての思いですけど、これから高齢化というのはより進んでまいります。人口自身も今まで岡山市は順調に伸びてきました。しかしながら、出生率がここまで低くなると、その社会移動でこの自然減をカバーできなくなってきます、ここは。ということは、全体としては人口が減少しているということは否定できないわけであります。
     そういう中で、今言ったように高齢化でいくと、車を運転できないという人も増えてくるわけで、そういう中で公共交通というのは非常に重要なんですね。もちろん人が中心部に住んでいるから、またいろんな拠点に住んでいるから、そういうコンパクトシティー、あるいはネットワークという議論が必要になってくるわけであります。そこでの公共交通はすごく重要なことになるわけで、将来的な人口分布、いろんなことを考えながら、岡山の公共交通をどう張りめぐらせていくのかということを議論するというのが、今岡山市にとっては本当に重要な考えの一つだろうというように思っています。それを議論させていただきたいということであります。
  • 記者
     路線バスのところを見ますと、路線バスの何が今問題になっていると、将来は問題になるとお考えでしょうか。
  • 市長
     路線バスというか、例えばこれはLRTの話をします。それでLRTを岡山から総社のほうへ敷いたときに、じゃあ単純に駅が少し増えるということでいいのかといったら、そうではない。だから、例えばそういうLRTの駅からこのほかに拠点となるバスにどういう交通で結んでいくのか、そういう議論が必要になってきますね。それからあと路面電車、今岡山っていうのは、全国で最も短い距離でしかないわけで、これを定時性があるので非常に使いやすいと、そういったものをどうやって伸ばしていくのかという議論がありますね。そういうこととともにバスがとどう組み込んでいけば、岡山市内の市民にとって効率的な路線なのか、そういう整理が必要になってくる。その中に一つの路線バスというのは大きな要素になってくるので、交通体系全体を見ながらそういう路線バスをどう体系の中に位置づけていくか。今やっている既存の路線というのは重要になってくると思います。既存の路線プラスアルファ、マイナスアルファ、どうすればいいのかということを議論していくということであります。
  • 記者
     今回の特定案件の話ではないのですけれども、岡山市をロードバイクで走っていた男性が路面の溝にはまって転倒して大けがをしたというので、岡山市を相手取って裁判を起こして、控訴もされたと思うのですけれども、まずこのことについてその控訴の理由であるとか、市長がお考えになられて所感があればお伺いをしたいのですけれども。
会見する大森市長の様子4
  • 市長
     ごめんなさい。その案件自身は承知しています。たしか控訴はしたというところまでは承知していますが、控訴理由ないしは控訴でどういうことで我々として主張していくのか、そのあたりの整理がまだ、ちょっと私の頭の中には入っておりませんので、ここでは回答を避けさせていただきたいと思います。
  • 記者
     裁判をというところが、またあれなんですけど、ロードバイクで街中を走る人が全国的に増加して、岡山市でもロードバイクで走っているような姿を見るようになったと思うんですけれども、今回のように排水のために設けられている溝に、そういうロードバイクで走っている人がはまって事故を起こしてしまうということが少なからず今後もあったりするのかなというふうに思うのですが、その安全性の確保、溝の安全性ということについては、どういうふうにお考えですか。
  • 市長
     あれはたしか鹿田小学校の少し西手の通りで起こった事故でしたよね。ロードバイク自身が車輪の幅は非常に狭いので、通常の自転車では起こり得ないようなそういう溝の中にはまっていったということで、それが設置管理の瑕疵に当たるかどうかということについて、今議論がなされていると。裁判の話は確かに、ちょっと横へ置くとしたら、我々はあるいはロードバイク、そういう車輪というか、タイヤの幅が狭い、そういったものが一般的に往来をしているということであれば、それを踏まえて道路の構造等々は考えていかなければならないというようには思っています。議論としてはそういう方向で我々としての整備方針は考えていかなければならないのではないかというように思います。
  • 記者
     レスリングのナショナルチームの強化キャンプについてお伺いしたいんですけれども、改めて事前キャンプ誘致の意義と、こうしてレスリングのナショナルチームの強化キャンプが決まったことについて、今後の効果とか、そういったところをお聞きします。
  • 市長
     実は、このブルガリアのレスリングがなぜ岡山に来ていただけるのかということのきっかけなのですけど、これはまずプロヴディフと岡山が姉妹都市になるということもあって、ホストタウンにブルガリアとの間でさせていただいている。そして、うちの職員がブルガリアに行ったんですね。そして我々の補助制度とかそういったものをご説明して、どうぞ来てほしいということでお話をしたところ、少したってからレスリングの皆さん方が岡山に来てくれるということになったわけで、私としてはそういうさまざまな動きがこういう効果を生んでいるということは非常にすばらしいことであると思います。バドミントンもそうですし、岡山で、あのスペインの柔道なんかもありますが、いろんな方がそういう練習環境を是として、また我々のサポートを是として来ていただくとなると、岡山ににぎわいが出てくる、そういうことにはなるだろうというように思っています。
     それで結果として、そしてブルガリアとの交流が一層進むということもありますし、かつ、かなりの発信に相当つながっていくんじゃないかなというようにも思っています。そういう面で非常に今回有意義なことだというように理解しています。
  • 記者
     1点だけ確認させてください。
     先ほど、法定協議会の回答の中で、市長が全業者に出席してほしいとの回答がありましたけれども、いわゆる例えばバス事業者以外に、全業者はどこまで広がるのでしょうか。
  • 市長
     バス事業者の全業者と言ったのですが、今日の議題ではないので、それは後で、都市整備局に聞いてもらえますか。
  • 記者
     はい。
  • 市長
     はい、すみません。それじゃあ、私も何というか、バス事業にちょっとこだわっていたかもしれませんね。
  • 記者
     すみません。関連してなんですけど、法定協議会ということでまだ内容が明確には決まってないと思うんですけども、ただ先ほどからここでやっている両備のこの問題、出てきた問題が第1回目の議題の一つに当たるんでしょうか、それともこれとは関係なく岡山市のバス全体のことの話になるんでしょうか。
  • 市長
     まだ決めてないんですよ。ただ、先ほど答えたように、法定協議会というのは何をするものなのかというと、岡山の交通体系をどうするかなんですね。だから、それを主眼に置くんですけれども、最初ですから、当然ながら私は来ている方々に今の課題、問題意識というのを言っていただくべきだろうというように思っています。担当と話をしているわけではないのですけど、そういう中で今日も質問の半分近くがこの問題になっているわけであります。それは、市民の関心事として非常に大きな話でもあるわけでありますから、当然ながら事業者の皆さん方からもこの問題というのは多く出てくるのではないかと思っています。我々として、それを主要議題にするということではないと思うんですけれども、当然ながら議論としては出てくるだろうというように思っているというところであります。
  • 記者
     先ほどの件と関連するんですが、繰り返しになって恐縮なんですけれども、法定協議会で事業者と話をする際は、今回両備の問題も含めて、排除をすることもなく、両備の問題も含めてその話を聞いていきたいという理解でよろしいでしょうか。
  • 市長
     はい、結構です。排除するつもりはありません。だから、その問題を含めて、今それぞれの事業者が抱えている課題、問題意識、そういったものを述べていただければというふうになっています。
  • 記者
     もう一回すみません。それで、その話を聞いた上で、できることがあれば市としても考えていかなければならないと言われていましたけれども、それはそれで、できることは考えていくというのは、それは網計画をつくっていく中で、全体の中で考えて、何かをそこを考えていくということなのか、出てくれば緊急的に対応するようなこともあったりするのか。
  • 市長
     それはちょっとこれからの議論の流れ中で決まってくる話だと思っています。もちろん網計画をつくるための会議ですが、それは市民の足を確保しようとしている各事業者の問題意識の中で網計画づくり以外の課題があり、我々としてそれに対処しなければならないとすれば、網計画以外の話についても当然ながら我々として対処していかなければならないこともあると思います。

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