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平成30年4月24日市長記者会見

[2018年4月25日]

ID:11942

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平成30年4月24日市長記者会見議題

  • G20関係閣僚会議(保健大臣会合)開催に係る組織の立ち上げについて
  • 大規模な多目的広場の整備について
  • グアム準州(アメリカ)への訪問について
  • 洛陽市への公式訪問団の報告について
  • おかやま西大寺マラソン大会の報告について
  • 春の烏城灯源郷、幻想庭園について

平成30年4月24日市長記者会見資料

市長記者会見動画

G20関係閣僚会議(保健大臣会合)開催に係る組織の立ち上げについて

会見する大森市長の様子1

 皆さんおはようございます。
 本日はまず、初めにG20の関係閣僚会議、保健大臣会合開催に係る組織の立ち上げについてお知らせをいたします。
 先日の会見で申し上げたG20保健大臣会合の岡山市開催に伴い、岡山市の推進体制を整備するため、5月1日付けで政策局内にG20保健大臣会合推進室を新設いたします。この推進室には部長級の室長を配置し、5人体制といたします。当初は、関係機関、関係団体との推進体制づくり、会場、宿泊施設の確保、プレイベントの検討などに取りかかります。その後、会議の日程が決まり準備を進める中で、必要に応じて増員を図りたいと考えております。
 皆さん方の広報資料を見ていただければ、部長級の室長が遠藤さん。この3月末まで広報広聴課長をしていましたので、皆さん方はよくご存じだと思います。広報広聴課長の前は東京事務所長をしておりまして、霞ヶ関、厚生労働省ともいろいろな関係、ネットワークを持っております。そういう面で、私は遠藤さんにやっていただくのがふさわしいのかなというように思っているところであります。
 ちなみに、厚労省の担当である統括審議官がおられるんですけど、その方も池田さんとおっしゃって、女性の方であります。非常にシャープな女性でありますけれども、そういう面でお互いの担当が女性同士ということで、こういう面でも女性の活躍をぜひ我々として、何か言い方は難しいですけど、女性の活躍を期待したいというように思います。

大規模な多目的広場の整備について

 続きまして、大規模な多目的広場の整備について申し上げます。
 皆様ご承知のように、ちょっと資料を。ご承知のようにと言っておわかりにならない人がいてはならないということで、広報連絡資料の2ページ目、ページ数はうってませんが、2ページをごらんいただきたいと思います。
 今の北長瀬の操車場跡地の岡山ドーム周辺の利用状況ですが、この西隣の3.56ヘクタールの多目的広場、ここでは暫定広場と書いておりますけれども、この広場で市民の皆様にサッカーやソフトボールなどを楽しんでいただいているところでございますが、平成25年に策定した岡山操車場跡地整備基本計画の中で、芝生公園などを中心とした総合公園として整備していく方針を示したところでございます。とすると、ここの暫定広場がいわゆるこういうサッカー、ソフトボールなどが使えなくなってしまうということで、新たにこの東側、新多目的広場と書いてますよね、こちらに1.32ヘクタールにスポーツ利用を目的とする、この新多目的広場を整備するということに今はしております。
 ただ、結果としてみれば、2.24ヘクタール減ってしまいます。で、現在の利用状況ですが、この西側の暫定広場の利用、これ週末はほぼ予約で埋まっている状況でございます。というところからいくと、スポーツ広場が相当不足していく状況になるわけであります。となると、我々としてもやはりこれだけ親しんでいただいている市民の皆さん方のマイナスの影響はできるだけ避けなければならないということで、新たな施設整備の議論を進めてまいりました。
 ただ、そういう面で新たな施設整備、今のものを補完するというだけでいいのだろうかということで、競技力の向上とかそういう視点を入れた検討を行ってまいりまして、平成27年度に岡山市スポーツ施設整備方針を策定し、多種目の競技が可能で、かつ全国大会など大規模な大会が誘致できる施設の整備方針を示したところであります。そして、この方針を踏まえ、平成29年度には全国大会の誘致の可能性について調査を行い、またソフトボールとグラウンドゴルフが誘致可能性の高いものとして挙げられたところであります。
 これらの結果を踏まえてみると、この岡山ドーム西側の暫定広場でスポーツをしている市民の皆様の楽しみを確保しつつ、全国大会を誘致できる十分な敷地面積が確保できる多目的な広場の整備地を探していたところ、南区の内尾の県有地が整備場所としてふさわしいと判断をいたしました。
 その理由ですが、高速道路のインターチェンジや2号線バイパスから近いという交通アクセスの問題、また宿泊施設の集中している岡山市中心部から車で30分程度の移動距離、時間であること、また全体が県有地であることから、用地確保に要する期間や交渉が民有地に比べ比較的容易であり、早期の施設整備についての優位性が高いというようなことからでございます。
 岡山県とはこれまでも継続的に協議を重ねてきており、好意的に対応していただいているところですが、今後は用地の取得に向けて用地の確定と、取得に必要な手続などについて協議を進めてまいりたいと考えております。具体的には6月議会には、ボーリングや測量等の調査費を予算計上してまいりたいと思います。
 また、広場の施設整備に当たっては、私は民間からのサポートもいただきながら、今後5年ぐらいを目途に完成を目指してまいりたいと考えております。

グアム準州(アメリカ)への訪問について

会見する大森市長の様子2

 続きまして、グアム準州への訪問についてお知らせいたします。

 本市の国際友好交流都市であるアメリカ、グアム準州から第30回グアム・ミクロネシア・アイランド・フェアへの招聘を受け、5月6日から9日の日程で岡山市民友好親善訪問団を派遣し、私も団長として5月6日から8日の日程で訪問いたします。
 私自身、今回こういう公式な形でグアムに行かせていただくのは初めてでございます。6日の朝5時ごろにこちらを出て、8日も朝5時に出て、帰ってくるというなかなか大変だなあという思いはあるんですけれども、市議団とともに積極的な交流を進めてまいりたいと思っております。
 グアム準州では、ミクロネシアの島々に息づく豊かな文化や伝統を紹介するグアム準州政府主催のイベント、グアム・ミクロネシア・アイランド・フェアに出席し、岡山市の魅力をPRするほか、グアム準州政府関係者への表敬訪問、グアム大学の学生との交流等を予定しております。
 この訪問を通じて友好の絆を再確認するとともに、2020年の協定締結10周年に向けた機運の醸成を図る等、友好交流を進めてまいりたいと思います。

洛陽市への公式訪問団の報告について

 最後に、案件ではございませんが、幾つかご報告いたします。
 まず、洛陽市への公式訪問団の派遣について報告いたします。
 洛陽市人民政府からの招聘を受け、去る4月9日から12日の日程で、佐々木副市長を団長とする岡山市公式訪問団が洛陽市を訪問しました。洛陽市では、洛陽市人民政府を表敬訪問したほか、洛陽自由貿易地域など中国内陸部の新たな拠点として発展する洛陽市の現状を視察してまいりました。また、岡山市日中友好協会による岡山市民友好訪中団の皆様とともに、洛陽牡丹文化祭り開幕式に参加するなど交流を深めることができたことは、大変意義深いことだと思っております。

おかやま西大寺マラソン大会の報告について

 続きまして、おかやま西大寺マラソン大会の報告をさせていただきます。
 4月22日におかやま西大寺マラソンに参加いたしました。私自身2回目の出走となったところでございます。西大寺会陽の会場となる西大寺観音院や、昭和のレトロな町並みが残る、映画のロケ地でも有名な五福通りなど、ロケーションに恵まれた3キロのコースを4,000人のランナーと一緒に楽しみながら走りました。西大寺地域の特色と魅力に加え、実行委員やボランティアの方々の手づくり感と温かみが感じられる大会でした。

春の烏城灯源郷、幻想庭園について

 最後のご報告でございますが、平成28年度から開催しています、春の烏城灯源郷、春の幻想庭園を今年も岡山城、岡山後楽園の連携の元、4月27日から5月6日までの間開催いたします。期間中は、岡山城、岡山後楽園はもとより、両施設を結ぶ動線において幻想的なライトアップを行います。
 また、岡山城では、備前焼のこいのぼり、かぶとの色づけなどの体験イベントを実施し、来場者をおもてなしいたします。ゴールデンウイーク後半となる5月3日から5日には、岡山城において親子で楽しめる子供向け体験イベント、烏城おしろあそびや、石山公園において17時からは、岡山城を眺めながらさまざまなジャンルの料理が楽しめるゴールデン夜市を開催いたします。ぜひ多くの皆さんにご来場いただき、楽しんでいただければと思います。

質疑応答

会見する大森市長の様子3
  • 記者
     G20の関係で今回庁内組織を立ち上げるということだったんですけれども、今後、先ほど言われていた関係機関、団体とかとの推進体制づくりに向けてと言われていたのですが、これはそういった例えば県だとか、担当課との組織づくりみたいなのを進めると思ってもよろしいのですか。
  • 市長
     はい、そうですね。県にももちろん入ってもらいたいと思っていますし、経済界の皆さん方、また保健大臣会合ですから医療関係の皆さん方とか、また岡山大学も非常に医療に力を入れ、有名な大学でもございます。大学にもぜひ入っていただきたいと思っております。そういったメンバーを整理して、しかるべきときに立ち上げたいと思います。
  • 記者
     時期的にいつぐらいまでにみたいなのが、立ち上げの時期がいつぐらいになるかとかは…。
  • 市長
     これは、今水面下で実際上の保健大臣会合の日程を整理しているところであります。まだ決まっておりません。そういったものをにらみながら、いつがいいかというのを判断していきたいと思っています。
  • 記者
     あわせて日程の関係が出たのですが、日程は国が決めるあれかもしれないのですが、いつぐらいに日程が決まる時期的なものだとか、どれくらいの人が実際になったら海外から岡山に来られるのか、規模感みたいなのがわかればと思って。
  • 市長
     同じ気持ちが私もあるんですよ。早く決めていただかなければならないと思うのですが、今、担当のほうで厚労省としきりとやっているところであります。そんなに時間が私はかからないのではないかと思いますが、すみません、いつまでっていうところがここでは申し上げられません。
  • 記者
     大規模な多目的広場の整備について聞きたいんですけれども、南区内尾といいますと、環境保健センターとか岡山南支援学校が建ち並ぶあの一角ということでよろしいですか。
  • 市長
     そうですね。今、現実に支援学校でしたか、がございますよね。あの一角として使われていない未利用地があります。付近の方が使ったりするケースはあるでしょうけれども、きちっとした形で目的がはっきりされていないような、そういったところがございますから、そのうち一体どれだけ我々として必要として考えていくのか、グラウンドとして4面程度は我々も必要だというように思っておりますので、こういった必要面積を今、県には、水面下では話をしながら駐車場のスペースとともに確保していきたいということを申し上げているところであります。
  • 記者
     補足なんですけど、あいている未利用地といいますと、大きく分けてあそこ多分2カ所あると思うんですけど、あの2カ所を丸々購入するような流れで…。
  • 市長
     全てでいくと、あれ相当な広さですよね。14ヘクタールぐらいあるんですか。
  • 記者
     14ですか。
  • 市長
     13でしたっけね。13とか14ヘクタールあるのですが、それは全てではありません。その中の、今申し上げたように、グラウンド4面がとれて、かつ駐車場とか、そのほかの附帯施設みたいなものも要るのかもしれませんけれども、そういった所要面積を出して、今県と交渉をしているところであります。
  • 記者
     先ほど全国規模の大会を誘致できるようなというところも今後お考えだということなのですが、これも挙げたソフトボールですとか、グラウンドゴルフの大会を誘致しようと思ったら、どれぐらいの面積が必要になってくるんですか。さっき言った13、14のうちです。
  • 市長
     ちょっと待ってください。だんだんと突っ込まれると。
     まず、私が持っているあんちょこによりますと、今、内尾で利用できる土地は13ヘクタール程度ございます。それで、これからその中のスペースとしてどれだけの面積を我々として購入していくかっていうところまでは、ここではまだ申し上げる段階にはなっていませんが、必要なものとして県のほうにお示しをしているのは、競技スペース4万平米、4ヘクタールですね。4ヘクタール以上と、400台以上の駐車場を一体的に整備していくという視点からいっております。後は土地の形状とか残った土地を有効に活用できるかどうかとかいろいろな県側の事情もあると思います。そういったところを調整しながら必要面積を出していくということになるんだろうと思います。
  • 記者
     すみません、もう一点、完成までに大体5年後を目途にというお話を伺いましたが、直近のスケジュールとしましては、6月にボーリング調査費を補正予算で上げる予定だということは、取得は大体いつぐらいを目途に。
  • 市長
     来年度の予算でということに今の段階ではなると思います。確定したものではございませんけども、そういう方向でいきたいなと思っております。
  • 記者
     土地取得に関しましては、県との協議だけを進めてこられたんですか。ほかの民有地とかっていうところも候補として挙げて…。
  • 市長
     これについては、県とだけ進めてきております。県との関係も相当前からやらせてはいただいているところであります。全体的に非常に好意的に対応していただいていると思っています。
  • 記者
     すみません、発表案件ではないんですけれども、めぐりんのバス路線をめぐる問題で、両備グループさんが昨日両備ホールディングスのバスでストを1時間、時限ストを行ったということで、今後も26、27と、あと5月5日以降ということで、市長がグアムに旅立たれるというのは、なるのかどうかはちょっとわからないですけれども、あるということで、2点ございまして、1つは前回廃止届が撤回されたときは4市が要請されたということで、今回も事態を回避するために何らかの動きをされるのかという、どうかという点と、もう一つ、道路占用許可手続で許可有効ということを市のほうとして公表というか、まとめられたということで、その翌日に両備グループの労組さんが抗議書を持ってこられたと思うんですけれども、それに対して改めて市の考え方というものを教えていただきたいんですけど、その2点をよろしくお願いします。
  • 市長
     はい。2点にだけお答えするとちょっと中途半端になるかもしれないので、私が一連のこの10日間ぐらい、今おっしゃったようにストライキの通知があったり、公開質問状があったり、抗議書を持ってこられたりいたしました。その内容を見てみると、ポイントは2つなのかなと。1つは、国による認可取り消しを求めている。それから、市に対しては、占用許可の取り消しを求めている。そういうことかなというように思っております。
    岡山市を含めて全ての行政ですけども、これは行政であるからにはやっぱり法律に従って行動していく。これがやっぱり要求されていることだと思います。法治国家である限り当たり前のことじゃないかなというように思っています。
     そういう面から見ると、中身は繰り返しませんけれども、私は道路法の規定で占用許可の許可があるわけで、道路法の考え方からいって今回の場合は占用許可に問題はないというように思っております。取り消さなければならないような瑕疵があるとは思っておりません。
     ただ、1つだけ、両備さんが持ってこられた抗議書の中に、特記条件に関する見解っていうのが、以前自分たちが受けた指導と異なっているのではないかという指摘がありましたよね。その点は私少し気になりました。都市整備局の担当者に確認をいたしました。そうすると、以前やはり担当者によって指導の仕方っていいますか、度合いっていいますか、そういったものが異なっていたこともあり得るっていうように私自身は受けとめました。これは少しまずいだろうということで、昨日、整備局のほうには指示をいたしました。指示の内容は、特記事項の遵守の仕方について、指導が異なることがないよう、例えば、特記条件の中に一文を入れるとかそんなことをしてきちっと明文化して、平等に対応ができるよう、そこは徹底してほしいということを指示いたしました。速やかに対応させたいと思っております。
     そうなんですが、先ほど言ったように、私は占用許可には問題はないと思っておりますけれども、今回のさまざまな許認可に対して両備さんが、私は問題意識を持つのは、我々として否定しちゃならないことだと思っております。したがって、必要に応じて議論していくっていうことは全くやぶさかではございません。ただし、ストライキという形で市民の足を奪うことだけは、ぜひ避けていただきたいと思います。
     今日も報道を、山陽新聞を見させていただきました。もう既に市民の生活に影響が出てきております。ぜひ両備の労使間でしっかりと話をしてストライキの回避をお願いしたいと思います。
     なお、このバスの認可に当たっての制度を見直すべきではないかというところについては、我々としても思考できるところがあります。したがって、既に県の市長会には何市か合同で提案をさせていただきました。各市長の了解もいただいて、全国市長会にこれから持って行く段取りをつけていきたいと思っております。私も連休明けには政令市の市長会議がございます。まちづくり部会長として岡山市の提案として本件を提示し、各政令市の市長さん方と議論していきたいと、そして、できればまとめて政令市の合同の要望として国交省と話をさせていただきたいというように思います。
     それから、今の最初の質問にはお答えしてないのですが、これから何か行動を起こすのかということでありますが、今申し上げた点の骨格部分っていうのは、私は、両備さんはもうご存じだと思います。ただ、抗議書の一部について我々がこういう手だてをとるとかいうことは申し上げてはいませんので、今記者さん方とのやりとりの中で、私が申し上げたことを両備の幹部のほうに整理をして持って行き、両備のほうにご理解をいただくような、そういったことをさせていただきたいとは思っております。
     また、必要に応じて議論したいということであれば、私としてはもうウエルカムであります。
  • 記者
     幹部に持って行かれるというのは、担当者によって特記事項の扱いが違うっていうのは直しますということであったりということですか。
  • 市長
     それもそうですが、それはどっちかというと、端に近いところがあるんで、大きな考え方みたいな、今申し上げた全体の考え方について、今私が申し上げているのは、私の個人的な見解ではなくて市としての見解を申し上げているところがありまして、その市としての見解を全体として担当者のほうから両備のほうには伝えさせていただきたいと思っています。
  • 記者
     あと、市長会の部分でまとめられるというのは、骨子としてはどのようなものをお考えですか。
  • 市長
     組織。
  • 記者
     骨子的なもの。先ほど市長がおっしゃったあり方ということです。
  • 市長
     それは、もう既に、多分山陽新聞もどなたかは担当されていたと思いますが、私も今持っていますけども、件名、路線バスの維持についてということで、この前玉野で行われた市長会の場で、岡山市ほか何市かの皆さん方と一緒に提案させていただいて、それを全市長にご了解いただいたと。で、これから中国市長会に行き、全国に行って、国に対して要望していくと、そういう流れになると思います。
  • 記者
     引き続き両備の話で恐縮なんですけど、先ほど市長は市としての見解を両備の幹部に伝えるというふうなご発言もあったと思うんですが、たちまちスト、26日も予定されていて、27日は岡電の労組もあって、路面電車も含めて全日という話もあります。この市としての見解というのは、たちまちこの後すぐにお伝えになって、その際に先ほどおっしゃられていたようなストライキの回避を、どうしてほしいみたいな要望も合わせてお伝えになられるのでしょうか。
  • 市長
     まず26、27日と予定されているのはストライキですよね。本来であれば、もちろん労働者側が使用者に対して、こんな要求なんだと。その関係で、その要求がなかなか通らないと。したがって、そのストライキをもってということになるのだろうと思います。そういう面では、労使間の問題であって、私としてその労使間の問題をここでとやかくというわけにはいかないとは思っています。しかしながら、ストライキを行うことによって多くの市民に影響が出てきます。そういう面ではそれはぜひ回避してほしいという旨を今申し上げたところであります。それは、両備さんに対しても、今日の会見の骨子になるのかそのものになるかわかりませんけれども、それをもって、うちの幹部から両備さんのところに持っていってもらうと、そういったことになると思います。
  • 記者
     市としてそういう希望というか、考えを持っているということを伝えるということですか。
  • 市長
     そうです。
  • 記者
     一点だけお尋ねします。いわゆる両備グループの関連でお尋ねします。
     今回ストライキの回避をお願いしたいというふうに市長のコメントがありましたけれども、実際昨日ストライキが起きました。ストライキが実施されたことについてはどのようにお考えでしょうか。
  • 市長 
     残念です、まず。一言で言うと。やはり私が今申し上げたように、今回のストに関しての要求のポイントは、どちらかというと認可を取り消せという話が中心だったというように思うんですね。それは、国と議論し、その前提条件となる市の占用許可に対しても議論があるのであれば、我々と議論していただいてやっていただきたいというように思います。そういう面で国に対しては認可の取り消し訴訟もされているというように伺っているので、そういった司法の場もあるかもしれません。ただ、やはり市民の足を奪うということについてはぜひ回避していただきたいと。行われたということは非常に残念だというように思っています。
  • 記者
     関連してですけれども、市長会を通じて国と話し合うということですけども、そこを考えられた場合に、市長として今の国の認可のあり方に対してやはり異議があるといいますか、そういう意見をお持ちなのでしょうか。
  • 市長
     異議っていうのがまだよくわかんない。
  • 記者
     異議というか、要は黒字路線だけに入れるとか、市長は手法に思うところがあるということなんでしょうか。
  • 市長
     これが市長会に出したものなんですが、ポイントのところだけ読みますと、採算性の確保が困難であっても地域にとって必要な路線が数多く存在するなど、地域の実情をしっかりと把握した上で、特に路線バスを維持するため、過度な競争の抑制や財源のあり方を含めた制度の検討を求めるものである、こういうことです。
  • 記者
     そういうふうな細かい部分については今後の話し合いということになると。
  • 市長
     いや、我々も今15の市長の間では、こういう合意はできました。要旨からちょっと広がってきましたよね。私としてはこれが1,700の市長会としての要望ということにしたいとは思っているんですが、要望項目っていっぱいありますよね。その中で重点的にやっていくっていうためには、違ういろんなやり方を考えていかなきゃいけない。それが一つには政令指定都市の市長会をまた舞台にした議論もさせていただいて、そして国と議論していきたいというように思っています。まだ方向性について出ているわけではございません。
会見する大森市長の様子4
  • 記者
     さかのぼるようで恐縮なんですけども、まずG20の関係なんですが、これは庁内組織を立ち上げて、その後関係機関と集まられて推進体制組織というのはいわゆる実行委員会のようなものを想定、念頭に置かれてらっしゃるのでしょうか。
  • 市長
     実行委員会が何を指すのかというのはちょっとよくわからないのですけれども、実質的には岡山市が最も責任を持ってやっていかなきゃいけない。その事務的なものを受け持つのがこの推進室だと思います。私はその中に県の職員も入っていただきたいなというように思っているところであります。それが母体となって、まずはこの市役所の庁内に関係の部局、これは保健福祉だけじゃなくてやっぱり関係するところ幾つかございます。そういったコアな部分をつくっていく。そして、さまざまな経済界、先ほど言ったような人たちと一緒になって議論もしていく。その中にはそういう保健医療というのを申し上げましたけども、やはり岡山の発信の場ということであれば、当然観光とかそういった関係の方、それで今話題になっている今度はその交通の問題だとか、そういったところも出てくるでしょうし、だから広い意味でご協力を求め、またご意見があればそこでいろんなものを言っていただくという、そういう場としての推進体制組織みたいなものをつくっていかなきゃという意味であります。
  • 記者
     あと、5月1日に庁内組織ができて、いよいよ具体的に準備が走り出すんですが、改めて開催に向けての意気込みというのを話していただけますか。
  • 市長
     私は保健大臣会合が岡山でできるというのは非常にうれしいことだというように思っています。そのポイントは、何といってもやはり岡山は医療のまちであります。医療に関して言うと、政令指定都市間でも一つ一つの項目を整理しても上位にあるわけでありまして、かつ厚生労働省、これ医系技官とのつき合いが多いんですけれども、皆さん方、岡山大学をよくご存じだという面で、この保健大臣会合をやるのは非常にやりやすい。かつ、行った後にこの医療の、健康の、こういったものを伸ばしていく、こういった足がかりになるだろうという面で非常にうれしいところがあります。
     もう一つは、今申し上げたようにさまざまな発信に使えるだろうということで、まだ日程はわかりませんけれども、その日程が定まればそれに向けて全力を尽くしたいと思っています。
  • 記者
     もう一点だけ、ちょっと別件。内尾のグラウンドの関係なんですけども一点だけ。これは広場を整備されるのか、それか、いわゆる全国大会を誘致するということで、いわゆる観客席なんかも含めての競技施設、このようなものを整備されるのか。今描かれているイメージというのがおありでしたら。
  • 市長
     観客席までは私自身議論したことはないのですけども、やっぱり全国大会で試合をする場合、決勝戦というのは、例えばソフトボールでいうと黒土のグラウンドというのが常識的らしいですね。そういったことをイメージするのであれば、黒土を入れていくということも考えていかなきゃならないし、観客席も同じかもしれません。一定のものが要求されるのであれば、それはそれに従った形でやっていくということになるんだろうというように思っています。
  • 記者
     またストのことに戻っての質問なんですけども、今後ストが実際に実施された場合に、市として代替の交通手段を市民に提供するようなことがあり得るのかということと、明日に迫ったその点を伺いたい。
  • 市長
     まずは回避していただきたいと、その一点に尽きます。
  • 記者
     あと、先ほどおっしゃられた特記条件への指導の濃淡が違っていた点もあるというのは、具体的に言いますと、地先所有者の了解をバス停なんかを設定する前に取るのか、設置した後に取ってもよいということなのかという点のことということで。
  • 市長
     地先所有者の了解を取ることというのが特記事項に入っているんですね。私が具体的に聞いた話では、以前はやはり地先所有者の了解が取れない場合に、ちょっとバス停を動かして、この設置場所を動かして、その地先所有者の了解の取れる地先所有者のところにしようという話を指導したことがあるという事実を伺いました。地先所有者の了解というのは、本来でいけば道路の構造上問題が出てきたり、交通上問題が出てくる。地先所有者にとっての出入りの本当に妨げになってしまうとか、そういったことは多分、多分といいますか、占用許可をするに当たっての考え方になると思うんですけれども、ちょっと表現が悪いんですけれども、何の問題もないのにその地先所有者がバス停だめだよと言っているというのは、若干やっぱり権利の濫用的な色彩も出てくるんで、民地を使うわけじゃありませんから、道路を使うわけですから、それが本当に客観的に見て問題がないような場所の占用であれば、そういったことは認めるよということを言っていくということが必要なんじゃないかなというように思っています。
     ただ、そこの判断というのをそれぞれが勝手に判断しちゃうとまた問題が出てきますから、私のイメージ、まだこれは結果というわけじゃないのですけども、例えば地先の所有者、占用許可の近いところにある所有者の了解が取れないときは相談してくれとか、お互い客観的に見て、これは占用上問題がないという判断だったらそれは許可するという場合があるんじゃないかな。これが今回のケースも2件出ていますけど、実際上もバス停があったりして、ここに1個加わることによって、そんなに所有者に影響を与えるわけじゃないよねということで我々認めているわけですから。そういったことは事前にもやっぱりやっていかなきゃいけないんじゃないかなと。それを明らかにしなきゃいけないんじゃないかな、そういった意味であります。
  • 記者
     そういったことを明文化していくということ。
  • 市長
     そうですね。
  • 記者
     その確認なんですけど、より公益性に配慮したような内容にするというか、そういうことになるということですか。
  • 市長
     それを公益性と呼ぶのであれば公益性なんですが、バス事業そのものが公益的な事業ですよね。だから、それはそういうふうに我々今までもやっているわけだから。ただ、そういう地先所有者が、常識的に見てこれを了解しないというのはちょっとどうかなと思えるところってあると思うんですよね。それについてはやはり客観的に判断して、我々平等というのが非常に重要だと思っているんですよ。だから、客観的に判断して問題ないというのであれば、それは許可すればいいのではないかなというように思っています。

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