「いきいき社会貢献」では、のっぷとティアが社会貢献活動に取り組む岡山の企業を取材します。第二十五回は、生活協同組合おかやまコープにおじゃましました。
なお、内容は取材当時のものです。生活協同組合おかやまコープ(以下、おかやまコープ)は、1956年に設立し正規職員・定時職員約1800名、組合員約33万世帯からなる岡山県を区域として活動する生活協同組合です。
よりよいくらしを願う組合員一人ひとりが主役となり、出資・利用・運営を行う組織です。「思いやりの心でつなぐ人間らしいゆとりのあるくらしの創造」「参加・自主・自立で学び成長する多数者組織の実現」「協同と連帯がはぐくむ組織と地域社会の発展」を理念にします。おかやまコープ オルガ本部
おかやまコープクラブや地域の実行委員会を中心に地域のつながり、人と人とのつながりの中で子育てを応援する「子育てひろば」を開催しています。親子が一緒に集え、いつでも気軽に参加できのんびり過ごすことのできる場です。
2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響により対面開催は中止になりましたが、岡山西エリアの子育て制度サポート委員会では、オンラインで交流する子育てひろばを開催しました(2021年2月時点)。事前にお菓子や手作り工作キットなど必要なものを参加者へ送り、節分に合わせて牛乳パックの鬼のお面づくりをしました。親子で楽しくリトミック
2018年から一人ひとりが食べることを大切にし、自分にとって望ましい食生活を考え、実現できる力を養うためのプログラムとして夏休みに「たべる・たいせつ自由研究プログラム」を実施しています。
例年は、産地で直接行いますが、今年度は新型コロナウイルスの影響により自宅で楽しく食育について学びました。「コープおかやま豚」「コープおかやま牛」「生協牛乳」の3種類の学習教材を活用してワークシートで穴埋め問題に回答する形式や、感じたことを文章やイラストで表現する等しました。278名が参加し「いろいろな検査がされて、安全・安心なお肉が作られていることがわかりました。これからは残さず食べるように頑張りたいです。」との声もありました。
また、コロナ禍の中で頑張っておられる生産者を元気づけたいとプログラムに参加した子どもたちからメッセージを募りました。メッセージに飾り付けを行いワークシートと共に生産者へ届けると「元気になります!従業員とゆっくり見せてもらいます。」と、とても喜ばれました。
今後のありたい姿としてビジョン「つながり育む 笑顔広がる 豊かなくらし」と22の実現目標を掲げています。ビジョンの目指す事業や活動は、SDGsと重なり合うものが多く、行政や諸団体と力を合わせて取り組みをすすめます。
SDG1「貧困をなくそう」では、子どもの未来アクション、フードバンク、フードドライブなど具体的な活動に取り組み、関心を持つ人を増やし巻きこみながら進めていきます。おかやまコープのSDGsの取り組み
坂本昌靖さん
新型コロナウイルスの影響の中でオンラインの企画も増えました。発展的な取り組みになる取り組みの一つに特定非営利活動法人AMDA社会開発機構(AMDA-MINDS)との企画があります。国際協力支援として以前から基金支援を行い報告会などしていましたが、今回は初めて現地とオンラインでつながり交流を深めることができ、より身近に感じる中で今後の可能性を感じました。
よりよいくらしにつながる取り組みは、持続可能な社会につながっているだね!
次はどんな企業におじゃましようかな?楽しみだなぁ!
なお「いきいき社会貢献」では、「取材にきてほしい!!」という企業を募集中です。希望される方はお問い合わせフォームより、企業名、社会貢献活動の内容を添えてご連絡ください!