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その14【株式会社ストライプインターナショナル】

[2017年2月21日]

ID:40631

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「いきいき社会貢献」では、のっぷとティアが社会貢献活動に取り組む岡山の企業を取材します。第十四回は、株式会社ストライプインターナショナルにおじゃましました!

なお、内容は取材当時のものです。
のっぷとマラソン

「岡山芸術交流」や「おかやまマラソン」など、記憶にも新しい大規模なイベント。たくさんのスタッフが関わる大きな催しですが、運営はどのように行われていたのでしょうか?実は、民間企業のサポートがあって実現したものですが、株式会社ストライプインターナショナルは、そんなサポート企業のひとつです。

今回は、アートやスポーツなど、多彩な切り口で魅力的な岡山のまちづくりをリードしている、株式会社ストライプインターナショナルをご紹介します。

株式会社ストライプインターナショナルとは?

アパレルブランドを全国展開している株式会社ストライプインターナショナル(以下、ストライプ)は、1995年に岡山市で設立された企業です。複数あるブランドラインは日本全国850を超える店舗で展開されており、特に若い女性たちに支持されています。
スタッフ陣も、トレンドに敏感な元気いっぱいの女性たちが活躍中。そして、アートやスポーツなど多彩な切り口で魅力的なまちづくりをリードすべく、社会貢献活動も積極的に行っています。

集合写真2

岡山のCSR(社会的責任)活動を主導する文化企画部のみなさん

  • 株式会社ストライプインターナショナル(団体検索サイト)

文化企画部のみなさんにお話を伺いました!

文化企画部では岡山で行われるイベントを中心に、CSR(社会的責任)活動を主導しています。その内容は企業協賛から事務局運営まで規模や内容もさまざま。
数多くの活動の中から、「岡山芸術交流」「おかやまマラソン」「ストライプマルシェ」「エコクリーナーズ」の4つをピックアップして、詳しくお話を伺いました。

「岡山芸術交流」では代表自らが総合プロデューサーに

2016年秋に初開催された「岡山芸術交流」は、現代アートのイベント。

岡山芸術交流

Liam Gillick, Development, 2016 Courtesy of the artist and TARO NASU, Tokyo © Okayama Art Summit 2016 Photo: Yasushi Ichikawa

「ストライプのCSRの5つの柱である、芸術・文化・起業・スポーツ・教育のうち、芸術をサポートするこの取組。延べ23万4,000人もの方に来場いただき、手応えを感じています」と、広報を担当した企画部の高杉美奈子さんは言います。
ストライプは行政や民間企業から成る実行委員会の中核として機能。全国にいる店舗スタッフを含む全社員にボランティア希望者を募り、会場受付などの実務を担うなど、県外在住の社員も巻き込んでの取組となりました。

本社企画部の高杉さん

文化企画部の高杉美奈子さん

「準備期間が短かったことや、初めての開催だったので手探りで進めた部分もあり、現場の事務局スタッフは苦心したことも多かったと思います。結果として事務局以外にも社員が自発的に参加してくれ、社をあげて関われたことが良かったです」。

鑑賞した人の声:街中に現れたアート作品に、非日常気分を味わうことができました。

特別協賛で「おかやまマラソン」をサポート

2015年に第1回大会が開催された「おかやまマラソン」では、スポーツを通じた地域貢献を目指したと言います。創業の地である岡山で、地域が一丸となって取り組めるイベントということで、サポートを決めたそうです。

おかやまマラソン

「提供したのは、フィニッシャータオル15,500枚とスタッフコート7,600着。アパレル企業らしい色を出しながら、いい形でサポートできたのではないでしょうか」と、文化企画部部長の岡田泰治さん。参加したランナーを、ボランティアスタッフ、そして応援に駆けつけた一般観覧客が一体となって、岡山の地域全体で応援することができました。

応援した人の声:応援しているだけで、熱気に包まれる熱いイベントでした。これからも続けてほしいです。

女性に大人気の「ストライプマルシェ」の開催

2016年5月に第1回を表町商店街で、第2回、第3回は石山公園で開催された「ストライプマルシェ」。パンをテーマに、岡山県内外の人気店が集まりました。

ストライプマルシェ
本社企画部の山下さん

文化企画部の山下智子さん

「会場の装飾や各所との調整など、プランが決まるまでは大変な面もありますが、事務局のスタッフが楽しんで取り組めるイベントでもあります。お客さんとして参加してくださる社員もおり、家族連れで来場される方も多いです。お客様から喜びの声を聞けると、企画した私たちもやりがいを感じますし、うれしいですね」とは、マルシェ担当の山下智子さん。継続性を重視して、イベントそのものをストライプが育てていく方針を立てて取り組んでいるところなのだとか。そのほか、運営にあたっての課題はいろいろありますが、皆でアイデアを出し合って検討を重ねているそうです。

参加した人の声:ストライプらしいおしゃれな装飾がステキでした!

若年層の参加も多い「エコクリーナーズ」

2007年から年2回、岡山と東京で開催されている、ボランティアによる清掃活動「エコクリーナーズ」。指定の集合場所に集まり、グループごとに決められた範囲のゴミ拾いを行います。

エコクリーナーズ

「約1,000人が集まる岡山市については市が清掃用具を貸してくださるなど、バックアップ体制も充実しています。この他に岡山県下の29か所の地点を中心に、それぞれのグループが同日・同時刻に活動を行っています。始めた当初は250人ほどだった参加者ですが、現在では2,000人以上を数えるほどに拡大。学生やアパレル業界の参加者が多いのも特徴のひとつです」と岡田さん。若者に影響力のある会社だからこそ、率先して「まちをきれいにする」という意識を持って取り組んでいるのだそうです。

参加した人の声:朝から体を動かし、とてもすがすがしい気分になれました!

分野にとらわれずに多彩な活動をされているんだね。どれも参加してみたくなるわ!

もっと魅力あるおかやまへ

社内外の連携が欠かせない社会貢献活動を支える文化企画部。部長である岡田さんは、どのようなCSR活動を行っていくか、部内で熟慮して決めていると言います。代表の石川氏は、創業の地である岡山への思い入れが強く、地域活性のためのイベントには積極的。その意向を大切にすることはもちろんですが、ユーザー目線でのニーズを分析し、地域社会へのメリットを考慮した結果として、多様な分野での活動が実現しています。

また、それぞれのイベントを単発で終わらせず、5年・10年と長く続けることで「まちづくり」として価値あるものにしたい、とのこと。CSR活動でありつつも、事業としての「継続性」を大切にしている理由が、ここにあるのです。
本社企画部の岡田さん

文化企画部部長の岡田泰治さん

「私たちは日頃からターゲットを若い女性たちにしていることもあり、イベントを行うときもこの層にリーチするための戦略をある程度持っていると自負しています。食や健康、アートなど、どれをとっても若い女性たちの興味の対象と親和性が高い。肩肘張らずに、気軽に参加してもらえるのも、ストライプが関わることの意義のひとつではないでしょうか」と、岡田さんは語ります。

活動のひとつひとつが、高いデザイン性や洗練された雰囲気、取り入れてみたくなるようなスタイリッシュな感性に溢れている点が魅力です。

女性向けアパレル企業だからこそ実現できるライフスタイル提案が活動のベース。次の時代に向けて、常に新しい事業へのチャレンジを続けるストライプ。今後もその活動から目が離せません。

文化企画部のみなさんの思いはひとつ。「岡山に暮らす方も、遊びに来てくれる方も、岡山が魅力的になれば喜んでくれる。そう信じて活動しています」。

のっぷ1

岡山のまちをリードする株式会社ストライプインターナショナル。CSRの専門部署があるなんてびっくりしたよ!これからどんな活動を展開されるのか、わくわくするなぁ

株式会社ストライプインターナショナル

のっぷ2

次はどんな企業におじゃましようかな?楽しみだなぁ!

なお「いきいき社会貢献」では、「取材にきてほしい!!」という企業を募集中です。希望される方はお問い合わせフォームより、企業名、社会貢献活動の内容を添えてご連絡ください!