[2019年8月30日]
ID:20329
今年2月に続き、3×3(スリー・エックス・スリー)バスケットボール男子日本代表候補26名によるキャンプが行われました。
今回のキャンプは、(公財)日本バスケットボール協会と平成31年4月19日付けで締結した「東京2020オリンピック競技大会に向けたキャンプ実施に係る協定」に基づき、東京2020オリンピックに向けた代表選手選考および代表チームの強化を目的に実施されました。
参加選手には、今年5月に開催された「FIBA3×3アジアカップ2019」、6月に開催された「FIBA3×3ワールドカップ」に出場した選手のほか、Bリーグの有力選手(5人制バスケットボール元日本代表)など豪華な顔ぶれが集い、代表レース生き残りを懸けた激しい練習が繰り広げられました。
また、歓迎式では大森市長より選手へ激励の言葉を伝え、贈答品として岡山自慢の季節のフルーツ「ピオーネ」「白桃」などを贈り、選手らを歓迎しました。
今回のキャンプでは、岡山市の中心部にある岡山コンベンションセンターのイベントホールと屋外広場へ3×3コートを設営しました。街中に突如として現れた3×3コート。通行する人が足を止め興味深く見入っていた風景は印象的でした。これもアーバンスポーツである3×3の醍醐味ではないでしょうか。
キャンプ最終日には、イオンモール岡山1階未来スクエアにて、地元プロバスケットボールチーム「トライフープ岡山」と日本代表候補による無料公開試合や、日本代表候補選手との写真撮影会やサイン会が行われました。
「3x3.EXE PREMIER 2019」に参戦しているトライフープ岡山との試合は、元日本代表でトライフープ岡山所属の比留木謙司選手が大声で激を飛ばしたかと思えば、日本代表候補選手がダイナミックなプレーで応酬するなど見ごたえ十分で、両チームの活躍に会場は盛り上がりました。
3x3の魅力は何と言っても観客と選手の距離が近くプレーが間近で見られることです。選手同士の掛け声、体と体がぶつかり合う音が聞こえたりと、その臨場感は格別です。買い物に訪れた人がつい足を止めて観戦する様子を見て、とても嬉しく感じました。
試合終了後、コートを周り観客とハイタッチする選手たち。観客の呼びかけや写真撮影にも快く応じてくれるなどファンサービスもお手のもの。観客の中には、今回のキャンプ情報を聞きつけ遠方から駆け付けた人がいたり、お気に入りの選手に自分が着ているTシャツへサインを求める子どもがいるなど、東京オリンピックが来年に迫る中、3×3の注目度の高さを改めて感じました。
今回のキャンプは、トライフープ岡山のサポートはもちろん、地元の高校生も会場設営や練習のお手伝いに駆け付けてくれました。
「岡山ってスゲェ!」と憧れの選手が目の前にいる状況にただただ興奮する高校生もいれば、シュート練習の球出しを手伝った高校生は、「日本代表候補選手への球出しはドキドキして手が震えた」と話してくれました。また、「トップレベルのプレーを間近で目に焼き付けることができ、この経験を今後に活かしたい!」と力強く話してくれる高校生もいました。
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