ボッチャ日本代表チーム“火ノ玉JAPAN”の強化合宿が行われました！（令和7年4月24日から27日）

令和7年4月24日（木曜日）から27日（日曜日）までの4日間、ボッチャ日本代表チーム“火ノ玉 JAPAN”の強化合宿が岡山市で行われました。

今回のキャンプは、5月22日（木曜日）から27日（火曜日）にタイ・パタヤで行われるアジア・オセアニア選手権に向けた強化に取り組むために行われました。

大森雅夫 岡山市長、高岡敦史（たかおか あつし）おかやまスポーツプロモーション機構副運営委員長、 杉本正治（すぎもと まさはる）岡山県ボッチャ協会会長等にご出席いただき歓迎式典を開催しました。

来岡記念として、岡山市から市産の“いちご（やよい姫）”、おかやまスポーツプロモーション機構から “きびだんご”と“きびだんごチロルチョコ”など、岡山を感じていただける品物を贈呈しました。 

選手を代表して、一戸彩音（いちのえ あやね）選手が強化合宿とアジア・オセアニア大会に向けた抱負を語ってくださいました。 

歓迎式の後は 、火ノ玉 JAPAN vs チーム OKAYAMA によるボッチャ対決をしました 。チーム OKAYAMA は、火ノ玉 JAPAN の足元にも及びませんでしたが、選手の方々と和やかな交流の場を持つことができました。

低学年と高学年に分かれ、全児童を対象として、ボッチャ体験授業が行われました。 

講師は、パリパラリンッピク団体で銅メダルを獲った廣瀬隆喜（ひろせ　たかよし）選手・遠藤裕美（えんどう　ひろみ）選手、個人で7位入賞した一戸彩音（いちのえ　あやね）選手。

ルール説明の後、選手のスゴ技を見せてもらいました。どの技も一発で決まり、カッコイイ！！小学生のみなさんからも「スゴイ！」と歓声や拍手が！！ 

この後、選手も交えてチームに分かれて実技体験。 

ボッチャのルールは、とてもシンプル。目標球である「ジャックボール」により近く寄せることができたチームが勝ち。でも、駆け引きなどが奥深い。 

どうやって、相手より近くにボールを寄せるか、仲間同士でどこからどう狙っていくか作戦会議。 

高学年チームは、作戦会議に熱が入り、とても上手な試合運びをしていました。4月から新しい学校生活がスタートしたばかりの小学生でしたが、仲間同士知恵を出し合っていました。

ボッチャは、『コミュニケーションのスポーツ』と呼ばれる理由がわかります。 

どの児童も目を輝かせながら、ボッチャ体験を楽しんでいました。 

強化合宿では、戦術強化だけでなく、海外遠征に向けた体調管理などのトレーニングも兼ねているそうです。

国際大会では、初めての会場での長時間にわたる試合に臨むため、不慣れな環境下において、長時間の試合に集中する力をつけるため、連日、朝9時から夜8時頃までトレーニングをし、ホテルに帰ってから体のケアを2時間近く行うそうです。とてもハードなスケジュールです。  

令和7年5月22日（木曜日）～27日（火曜日）にタイ・パタヤで行われたアジア・オセアニア選手権の結果は以下の通りです。

【優勝】

• BC1女子　遠藤裕美（福島県ボッチャ協会）
• BC3ペア　有田正行（株式会社電通デジタル）・一戸彩音（株式会社スタイル・エッジ）

• BC2男子　杉村英孝（TOKIOインカラミ）
• BC3女子　一戸彩音（株式会社スタイル・エッジ）
• BC4ペア　江崎駿（トランコム株式会社）・岩井まゆみ（一般社団法人豊田市ボッチャ協会）

【期間】令和7年4月24日（木曜日）から 令和7年4月27日（日曜日） 4日間 

【参加者】火ノ玉 JAPAN の選手8名、スタッフ17名（計25名） 

【活動場所】ジップアリーナ岡山 

【補助事業者】日本ボッチャ協会