[2018年12月18日]
ID:16564
平成30年8月5日(日曜日)から8月15日(水曜日)までの11日間、昨年に引き続きフィリピン共和国女子バレーボールナョナルチームの強化キャンプが行われました。
今回のキャンプは、昨年実施した岡山シーガルズとの強化キャンプが大変有意義であったということから、今年8月にインドネシアで開催されるアジア競技大会に向けた強化練習を実施したいとの意向により実現しました。
日々の練習は、岡山シーガルズや中国学園大学バレー部と一緒に行われました。2回目の来岡ということもあり、選手たちは既に顔馴染み。再会するやいなや、笑顔で挨拶を交わす様子に、言葉の壁は感じられませんでした。
また、昨年と少し選手が入れ替わったチームは、激しいレギュラー争いが繰り広げられており、代表生き残りを懸けた練習はとても真剣で迫力がありました。
オフの日には、おかやまスポーツプロモーション機構主催の「テクニカルビジット(先進技術視察)」が、本キャンプ誘致事業において初めて実施されました。
この取組みは、岡山市の企業が持つ最新技術に触れ、体感し、知っていただくことで、観光とは違った面で岡山市の魅力を感じていただくことを目的とした新しい取組みです。
今回は怪我や疲労など各々の事情を抱える選手のために、ダイヤ工業(株)を訪問しました。
ダイヤ工業(株)が作る高機能サポーターに選手は興味津々。サポーターなど製品を購入するのはもちろん、選手が所属する自国のチームにぜひ紹介したいと声があがるなど大変好評でした。
その後、白桃狩りを体験していただきました。岡山自慢の白桃を口いっぱい頬張った選手たちは、「おいしい!」と日本語で喜んでくれるなどご満悦。みんなでワイワイとリラックスした時間を過ごしました。
また、小学生を対象としたバレーボール教室や岡山シーガルズとの公開試合が地元交流事業として開催され、多くの方々がふれあい楽しみました。
中には感動の再会をした子どもいたようで、選手と友達のように接しているのがとても微笑ましかったです。
試合は我らの岡山シーガルズが勝利しましたが、フィリピンチームがあと一歩に迫るセットも!試合後、河本監督より「安定して力が出せるようになれば十分期待できる」と、フィリピンチームが昨年より強くなっているとお話ししてくださいました。
フィリピンチームの今後の飛躍がとても楽しみですね。
アジア競技大会の結果は第8位でしたが、格上の香港チームに勝利するなど、確実に成長しているフィリピンチーム。岡山市での強化キャンプが一助になっていると確信しています。
また、今回来岡したマナバット選手(愛称:ディンディン)とサンティアゴ選手(愛称:ジャジャ)は、今年10月に開幕したVリーグに参戦しています。
岡山シーガルズの一員でなかったのは残念ですが、岡山に戻ってきた時には、よきライバルとして多くの声援を送りたいですね。
実はフィリピン国内で絶大の人気を誇る女子バレーボール。各々の選手がテレビ番組を持つなどアイドル顔負けの人気だそうです。
この取組を通じて、岡山シーガルズのみならず岡山市も一緒に国内外へ広くPRしていただけたらとても嬉しいですね。
ディンディン
ジャジャ
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