第10回「おかやま協働のまちづくり賞」のインターネット投票を受付中です。
テーマ:子どもと一緒に未来を描けるまちづくり
あなたが思う『優れた協働の取組』に、投票をお願いします。
このインターネットでの投票結果が、審査に反映されます。
(インターネット投票〆切後に開催する、岡山市協働推進委員会による審査で入賞取組が決定します。)
まずは応募された取組をご覧いただき、2つの取組を選んで、団体への応援メッセージも添えて投票してください。
【注意事項】
【投票期間】 令和7年10月31日(金曜日)午後5時まで
千種学区安全・安心ネットワークでは、小学校やこども園と連携して子ども達が多世代の人と交流ができる環境をつくるため地域学校(園)協働本部「からふる」を結成しました。
「からふる」の活動は新1年生の給食見守りから始まり、農業体験、算数の支援、「花きずな運動」でキリンビール(株)岡山工場から提供された3種類の花を植え、特別養護老人ホームに贈る活動などを展開しています。
これらの活動を進めるため、小学校(こども園)と支援ボランティアとを結んでいるのが、地域学校協働活動推進員の3人で、小学校や子ども園と連絡を密にして支援ボランティアの活動につなげています。
地域内には多くの経験を積み、素晴らしい技術を持った方が多く眠っています。「からふる」にはこのような素晴らし経験や技術を持った方が多く登録をしています。そして、活動を通じて生きがいづくりにもなっています。
閉園した旧岡山市立旭竜幼稚園を暫定的に利用し、子どもをまんなかにした、多世代交流ができる、みんなが安心して過ごせる居場所を開催しています。
核家族・共働き家庭増加による地域の人間関係の希薄化、貧困による体験格差など、子どもたちが直面しているさまざまな課題に、地域住民や子育て支援者と共に取り組んでいます。
ちょっと話せる、相談できる、気軽に寄れる居場所を作り、子どもだけでなく、親のケアや専門機関への引き継ぎ、困難を抱える家庭や産後鬱、ネグレクトなどの早期発見にも役立っています。
地域に根付き、世代や立場を超えたつながりを通じて、また戻ってきたいと思えるような、地域の循環、まちづくりを目指しています。
御津地域では、周りが高齢者の多い集落が多く、同じような幼い子供を持つ家庭が近所にいない人もおり、「孤育て」になってしまいやすい現状があります。
御津地域で家庭保育を行っている家庭のほとんどが御津金川認定こども園に入園し、小学校は御津地域に3校あるものの、中学校は1校で、多くの方が15年の間、関係が続いていく地域です。そこで、親子クラブ「御津はちみつクラブ」を中心とした、御津地域の未就園の子どもたちやこども園の子どもたちとその保護者達をつなぐネットワークを作ることで、一時的な関係ではなく、園に入学して、小学校に入学してからも、つながりを持ち続けられるようになります。
また近年、日本では、発達障害をもつ子どもが増えているといわれており、御津地域でも、様々な特性や個性をもつ子どもたちを抱える親は、子どもたちがありのままで受け入れてもらえる居場所を求めて、悩みながら奮闘しています。「御津はちみつクラブ」では、幼い時から一緒に遊んだり、活動したりすることで、お互いを理解し、受け入れ、大きくなってからも一緒に励まし合いながら成長していける基盤をつくっていると考えています。そしてその活動を愛育委員さんや栄養改善委員さんなどに支えていただくことで、地域の子どもたちの様子を知っていただき、理解していただく機会になっていると考えています。
岡山ビューホテル、公益財団法人 YMCA せとうち、備前味噌醤油株式会社、平林金属株式会社、株式会社ありがとうファーム、就労支援B型事業所カモノハシ、岡山市危機管理室、岡山市環境事業課、認定特定非営利活動法人チャリティサンタ、特定非営利活動法人岡山市子どもセンター、一般社団法人岡山市ひとり親家庭福祉会、おかえり子ども食堂、わいわい保育園中山下園、岡山大学、岡山県立大学、ノートルダム清心女子大学
岡山ビューホテルは、「思いやり」を大切に、全国的にも稀な「地域の子どもを支えるホテル」という独自モデルを確立しました。
コロナ禍で失われた経験の補完や心のケアを目的に、給食のない休みに子ども食堂を開催。ひとり親家庭を招いた写真展や料理教室、防災・フードロスを学ぶイベントを展開。さらに24時間保育園へ特製おやつを届け、地域の子ども食堂の卒業祝いも実施し、見守り機能を再生。
企業や団体と共同開発したオリジナル商品の売上の一部や、宿泊客の清掃不要・マイ歯ブラシ持参協力によるコスト削減分を活動資金に充当。
これにより障がい者支援や環境負荷軽減にも広がり、産官学民連携で「思いやりの循環」を未来へつなげています。
添付ファイル
Le Lien(ルリアン)〜難病児・障害児・医療的ケア児家族と絆を紡ぐ居場所〜、こども訪問看護ステーションゆい、合同会社OEN Candy Slow.carespace、HOME18岡山
2025年現在、岡山県内の医療機関を受診している医療的ケア児は、岡山県内に居住する318人(岡山県子ども・福祉部障害福祉課 保健医療部医療推進課 岡山県医療的ケア児支援センターによる調査結果より)とされていますが、医療的ケア児、難病児、障害児やその家族は感染症の予防、移動の困難さ、環境の不一致など様々な課題が要因となり、一般的な子育てに比べると交流の場が少なく、機会があっても体調や気分が優れず参加が難しいことも多いため、他者との関りを持つ機会が少なく閉鎖的な日々を送り、情報の散漫さに苛立ち、生きづらさを感じている家族も多くあります。
そこで、同じような悩みを抱えてきた当事者であるわたしたちが、当事者家族・支援者・希望者の交流、生きやすい環境作りを目的として、理解者を増やす活動を行いながら協力を得ながら保護者への癒し、子ども(当事者・きょうだい)への楽しみを提供できる場としてお話会や交流イベントを開催しています。
生の声を支援者、地域の人に届けること、現状の生活や家族の想いを周知してもらうことで変わっていく未来があると信じて...
高島学区は比較的児童数が多いですが、中井では子ども会は任意参加で、近年参加者数が減少傾向にあります。子ども会の運営方法や、子どもと保護者同士の交流に工夫が必要と感じていました。
これまで、市民のひろば・町内の行事案内等の広報配布物を仕分けして36班550世帯に配布する作業を、町内会と協働しながら、子ども会育成会役員である保護者のみで行ってきましたが、役員の負担を軽減し、役員の子どもも一緒に活動出来るようにするため、広報仕分けの活動時間や仕分け方法の見直しを行いました。
また年間スケジュールを作成し、町内会との連絡も口頭だけでなく、マニュアル化することで、地域の方に活動を理解して頂きやすくなるように工夫しました。
子どもが地域活動に積極的に参加することで、子どもと保護者同士や地域の方とのコミュニケーションが活性化しつつあります。
岡山市北区建部町で行うこの取組は、中学生・大学生・大人が円になって対話を行う「たけべ中学生だっぴ」によって、自己承認力やコミュニケーション力を育み、将来像への気づきや挑戦意欲を高める場を提供するものです。
また、『だっぴ』で得た刺激や学びを日常に落とし込むため、駅清掃や地域マルシェ出店、PR動画制作などを中学生自身が企画・実施し、大人は伴走者として助言や環境整備を行う自主的な地域活動「たけべ部」を毎月開催しています。
中学生の挑戦力や協働力を育むとともに、地域とのつながりを深めます。
子どもにとって遊ぶことは、生きることそのものです。2001年の法人設立から「子どもが豊かに育つ社会の実現」を目的に、子どもが「やってみたい!」ことに挑戦し失敗できる遊び場づくりに取り組み始めて現在に至ります。
いつでも誰でも行きたい時に行けるよう、プレーパークを常設開催、参加費は無料にしています。プレーパークでは、自己肯定感と生きる力を育むことができます。2013年からは岡山市の委託事業で普及啓発、2024年からは購入したプレーカーによる出張プレーパーク事業も行い、各地に『遊び』を届けています。
未来を描けるまちづくりを子どもと共に、地域住民、行政、学校、企業等、多様な個人や団体と協働して進めていきます。
「点字ブロックの上に物を置かれる、壊れていても気づかれない現状を変えたい」
そんな思いから、私たちのこの活動は始まりました!
○「点字ブロック発祥の地」の記念碑がある地元の中学校と協働
○「点字ブロックの日」関連行事として、視覚障がい者のエスコートを中学生が体験
○この体験の中で見つけた壊れた点字ブロックの場所を中学生がまとめ、道路管理者である市に届け、市が修繕
○市は、修繕の状況を中学生にフィードバック
この活動は新聞やテレビでも報道していただき、広く知っていただくことができました。
こうした、岡山で発祥した点字ブロックへの関心を高める活動を通じて、未来の岡山市の優しいまちづくりに繋げたいです。
岡山理科大学科学ボランティアセンターは、2008年の設立以来、地域の団体・個人と協働して、岡山市内を中心に学生主体の科学イベント等を実施してきました。特に、2013年に「人と科学の未来館サイピア」がオープンしてからは、月に1回のペースで「理大の日」という企画を実施し、子ども達に多様な科学に関する体験活動を提供してきました。この取組によって、岡山の子どもたちに質の高い教育を提供し、科学への興味・関心を高めることに貢献しました。
大学生が主体となって活動することで、大学生自身の成長を促すとともに、地域で科学ボランティア活動を牽引する人材を育成してきました。
本活動は、岡山の将来を担う理工系人材の育成にもつながると考えています。
御南中学校区地域支え合い活動実行委員会、西学区連合町内会、御南学区連合町内会、西学区愛育委員会、西学区婦人会、御南西公民館、株式会社ミナモト建築工房、岡山市立御南中学校、岡山大学教育学部、山陽学園大学、都市の森ファーマーズクラブ(TFC)、特定非営利活動法人 0-99おかやまおしえてネット、くらしのたね
地域住民・地域団体が主体になって、「みんなでみんなの子どもを見る」スタイルで子どもを真ん中に多世代が交流できる取組です。未就学児親子を中心としています。
活動には、多世代の地域住民や中学生、大学生が見守りボランティアとして参加し、親子にとって、家族でも、教師でもない第三者との関係=「ななめの関係づくり」を目指します。
毎週金曜日、自然の中で五感を使った外遊び、また日本文化(歳時)にふれる季節の行事を行い、旬の野菜を使った手作りのお昼ごはんを毎回みんなで囲んで交流しています。また市民農園団体や近隣保育園と協働しながら子どもたちが土にふれ、野菜を育て、収穫し、食べるという循環の取組も実践しています。
IPU環太平洋大学サステナブルブランドプロジェクト、岡山市政策企画課、岡山ビューホテル、株式会社アーチファーム、株式会社セントラルフーズ、助け合うお母さんの会、岡山県立東岡山工業高等学校、カンコーマナボネクト株式会社、一般社団法人教育ソリューション研究協議会、株式会社いんでいら、一般社団法人DESIGN GOALs
本取組は「子どもと一緒に未来を描けるまちづくり」を体現するもので、子どもが「体験を通じて学び、振り返り、次の挑戦へつなげる」ことを重視しています。
食育(ジビエ)、県産品による商品開発、ラグビー体験と食文化の融合、多文化交流、高校生向け主権者教育といった活動を展開し、学生と子どもが地域や社会課題に触れながら未来を描く力を育成します。
これらは文部科学省が提唱するウェルビーイング(自己実現・自己肯定感と、つながりや社会貢献意識の両立)を高める学びであり、PBL(課題解決型学習)の実践モデルでもあります。
体験したことを振り返り、次の行動へとつなげる学びの循環を重視し、子どもが未来を描く力を育む地域協働モデルとなる取組です。