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平成29年5月11日市長記者会見

[2017年5月17日]

ID:12170

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平成29年5月11日市長記者会見議題

  • 「未来へ躍動する桃太郎のまち岡山」のプロモーションについて
  • 「旧後楽館中・高(天神校舎)跡地活用事業」に係る応募申し込み者数と応募者ヒアリング日程等について
  • 梅雨・台風・ゲリラ豪雨など大雨への備えについて
  • おかやま若手政策(わくわくアイデア)実現プロジェクトについて
  • 企業版ふるさと納税について

平成29年5月11日市長記者会見資料

「未来へ躍動する桃太郎のまち岡山」のプロモーションについて

会見する大森市長の様子1

 皆さんおはようございます。本日は、まず「未来へ躍動する桃太郎のまち岡山」のプロモーションについてご報告いたします。
 岡山市では、従来から「伝説の岡山市」などとして桃太郎伝説を背景に岡山市の隠れた話題性や魅力を情報発信してきたところですが、岡山市の都市づくりの目標として掲げられた「未来へ躍動する桃太郎のまち岡山」のシティプロモーションでは、これをより創造的に発展させ、「桃から生まれた桃太郎」のように未来へ向けて新たなモノやコトが誕生し、成長し、躍動する都市イメージを情報発信していきたいと思っております。
 今年度は、新・桃太郎ファッションの制作、そしてPR動画の制作、新・桃太郎関連イベントの開催、「桃太郎の日」を活用した効果的な情報発信、この4点を行うことといたしておりますが、今回のPR動画に岡山市出身でタレントの桜井日奈子さんを起用することといたしました。
 また、事業全体を通じて「鬼カワイイ」をコンセプトとした動画やイベントを展開することにより、若い人たちにも親しみやすい事業にしていきたいと考えています。
 皆さん、「鬼カワイイ」ってご存じですか。首を横に振られた方もおられましたけども、私も職員から説明を受けたときに言ってる意味がわかりませんでしたけども、「鬼カワイイ」には2つの意味が込められているということであります。
 1つ目は、若者が使っている言葉でとてもチャーミングだという、いわゆる強調する意味で「鬼カワイイ」、だからとてもチャーミングだという意味のようであります。
 2つ目は、「うらじゃ」のテーマでもあります「共生と融和」に象徴されるように、桃太郎も鬼も仲間としてまちに変化をもたらす、桃太郎のまち岡山のバックボーンを表現しているところであります。歴史的な意味からも、鬼と住民が仲よくやってたんではないかというような話もございますし、こういう融和の精神っていうのもこの中に入っておるというようなことで、市役所としては整理させていただいているところであります。
 さらに、新しいモノやコトの誕生を効果的に情報発信するため、「秋の桃太郎まつり」の初日に当たる10月7日を「桃太郎の日」に設定し、桃太郎大通りを会場としたイベント開催など、一連の事業のキックオフとしていきたいと考えております。
 今後も、引き続き桃太郎の都市イメージのさらなる定着を図るため、この事業をはじめとして実際に体感できる観光素材を創造し、発信する事業展開に努めてまいりたいと考えております。

「旧後楽館中・高(天神校舎)跡地活用事業」に係る応募申し込み者数と応募者ヒアリング日程等について

会見する大森市長の様子2

 続きまして、旧後楽館中・高(天神校舎)の跡地活用事業の応募申し込み結果が出そろいましたので、お知らせを申し上げたいと思います。
 当該跡地ですが、北区天神町の中心市街地にあり、敷地面積が約4,900平米でございます。「岡山市都心創生まちづくり構想」において、「文化芸術ゾーン」の一角として位置づけのあるポテンシャルの高い貴重な土地であります。市民の方の関心も高いものと思っております。市議会でも何度かご質問をいただいたところでございます。
 今回の募集は、昨日が応募申し込みの締め切りでございましたが、3者からご応募をいただいております。
 応募申込者名は、申込順に言いますと山陽放送株式会社、続いて浅野産業株式会社、3番目が公益財団法人石川文化振興財団を代表事業者とした株式会社ストライプインターナショナル、株式会社石川コーポレーションによるグループ、以上の3者となっております。いずれも岡山市を拠点として企業活動や公益活動を展開しておられる法人でございます。
 それぞれの提案内容でございますが、私、昨日中国市長会で呉のほうに行ってたもので昨日は見ることができなかったんですが、今朝担当から教えてもらいました。それぞれ都心創生まちづくり構想における文化芸術ゾーンにふさわしい工夫を凝らしたご提案をいただいているところでございます。
 今後の優先交渉権者の選定に際しましては、当該跡地が中心市街地にある限られた市有地としては残り少ない重要な土地であることと、売却価格だけでなく、事業提案の内容も事業を特定せず審査する方式での売却となっております。中心市街地の活性化、にぎわい創出、文化芸術ゾーンとしての魅力を高めるもの等々のさまざまな要素の判断をする必要があることから、最適な提案を選択するためには、近視眼的にはならず、より広く、より多様なまちづくりの視点から、客観性を高めながら判断してまいらなければならないと考えております。
 少し具体的に申し上げますと、今後これらの提案に対しまして、複数の外部有識者の方々にもご参加をいただいて応募者ヒアリングを開催します。今月19日金曜日に開催し、今まで以上に客観性を高めながら優先交渉権者の決定をしてまいりたいと思います。

梅雨・台風・ゲリラ豪雨など大雨への備えについて

会見する大森市長の様子3

 続きまして、今年も梅雨、台風、ゲリラ豪雨の季節を迎えますので、それらに向けた備えを実施するとともに、浸水対策に向けた新たな取り組みを幾つか始めますので、ご紹介させていただきたいと思います。
 まず、例年実施している下水道や河川などの出水期前の一斉点検や職員を対象とした操作訓練を今年も行います。詳細な日時、場所等については配付資料の1から6ページをごらんいただきたいと思います。
 次に、配付資料の7と8ページをごらんください。
 豪雨等に対する排水能力を高めることも重要でございます。このため、平成27年度から新たに浸水対策特別事業を行っています。これは、通常の下水道や河川事業に加え、農業用水路のしゅんせつや改修など現地でのきめ細かな対策を実施することにより、短期間で効果を発揮させようとするもので、平成27年、28年度の2カ年間で116カ所、延べ203ヘクタールの浸水被害の軽減を図ったところでございます。
 続いて、配付資料9ページをごらんください。
 津島地区等においては、大雨が降った場合には地元にお願いして用水路に設置してある雨水取水用のゲートを操作して下水管に雨水を取り込んでいますが、操作員の高齢化や後継者不足が深刻化しているため、平成28年度から30年度にかけて津島地区において順次ゲートの遠隔操作化を実施しております。これにより、ゲリラ豪雨に対する初期対応の迅速化も図れます。
 しかしながら、近年増加しつつあるゲリラ豪雨に対して、行政の対応だけでは限界があります。このため今年4月から施行されている浸水対策条例に基づき、市民や事業者とも連携した浸水対策を進めていきます。
 配付資料10ページをごらんいただきたいと思います。
 子供たちへの浸水対策の意識啓蒙を目的に、小学校への雨水貯留タンクを設置することとしており、まずは今年度、南輝小学校と芳泉小学校へ設置することといたしました。
 また、配付資料の11ページをごらんください。
 既にご案内のとおり、4月から市民向けの雨水貯留タンクの補助を開始しており、5月10日の時点でもう既に34件の申請をいただいております。
 以上のように、市民、事業者とも協働の上でさまざまな施策を総動員して、市民の安全・安心を確保するための浸水対策を実施してまいります。

おかやま若手政策(わくわくアイデア)実現プロジェクトについて

 続きまして、「おかやま若手政策(わくわくアイデア)実現プロジェクトを新たに設置し、6月から始動させたいと思っておりますので、紹介させていただきます。
 平成29年2月議会、この2月議会ですが、議員の質問の際に職員のやる気が上がってきているというような指摘もいただいたところでございます。このプロジェクトを設置することにより、さらに職員のモチベーションが上がるような、そして具体的な提言等につながるような仕組みをつくりたいということで設置したところでございます。特に若手職員はフレッシュなアイデアを持っていると思いますので、できるだけここでも活躍をしてもらえればと思っております。
取り組むテーマですが、岡山市の政策課題で、特に若者の職員という視点から意見を取り入れてみたらどうだろうかということで、3つのテーマを設定いたしました。
 「ワーク・ライフ・バランス実現に向けた働き方改革」、「地域資源発掘!まちなかプロデュース+区づくり」、「岡山市役所“魅せる”化」、以上の3つのテーマに取り組みます。今後若手を中心とした意欲ある職員を各局区室から推薦を経て5月中にメンバーを決定し、6月から活動を開始、10月には活動を報告するというスケジュールで進めていきたいと考えております。

企業版ふるさと納税について

 最後に、案件ではございませんけども、企業版ふるさと納税の対象事業に対する寄附の募集についてお知らせいたします。
 既に資料提供させていただいておりますが、去る3月28日、平成28年度の税制改正において創設された「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」の対象事業として、岡山市が申請しておりました地方創生に係る3事業の全てが内閣総理大臣の認定を受けました。
 「企業版ふるさと納税」は、認定を受けた地方公共団体の地方創生事業に対して企業が寄附を行った場合、税負担の軽減効果が従来の2倍になる制度で、市外に本社を構える企業において、1事業当たり10万円からご寄附いただけることになっております。
 3事業、それぞれの内容はお配りしている資料の記載のとおりで、これらの事業にご賛同いただき、寄附を通じて事業推進を応援してくださる民間企業を募集いたします。
 今後、市内に支店や工場等がある企業や岡山市にゆかりのある企業の皆さんに対して個別訪問も行いながら、かつ事業の趣旨をご説明させていただき、寄附のご協力を依頼させていただきたいと考えております。地方創生に貢献する企業としてイメージアップにもつながると思われますので、格別のご理解とご協力をお願いします。私からは以上でございます。

質疑応答

  • 記者
     桃太郎のまちのプロモーションについて2点お伺いします。桃太郎の日というのは、これからも継続的にされていくようなものになるのか、今年の事業の枠の中でされるものなのかという点と、なぜこの日なのかという2点をお伺いしたいと思います。
  • 市長
     後段については私からちょっとお話をいたしますけれども、10月に秋の桃太郎まつりを行う、その初日だということもあって、10月7日にやらせていただこうということであります。
  • 担当課長
     今年度は、あくまでもこの事業の中で10月7日に設定して、その検証も見ながら、来年度以降、予算も含めてまた検討していきたいと考えております。
  • 市長
     でも、できればこういうのは継続してやっていくというのが発信にはつながっていくことになると思うんで、単年度予算ということでもう決めてるわけじゃないんですけれども、どうやって継続的に桃太郎のまち岡山というのを発信していくのかと考えると、やっていくのが望ましいなとは思っております。
  • 記者
     桜井日奈子さんに決められたということなんですけれども、その理由と、そのことについてどのように感じておられるかというのをお願いします。
会見する大森市長の様子4
  • 市長
     桜井日奈子さんってすごい人気ありますよね。私はまだお会いしたことはないんですけど、岡山の奇跡でしたかね、吉備中学校出身だとか、関連情報は私のところにもいっぱい入ってくるし、顔写真なんかを見ても非常にかわいい方だなと。岡山市出身として今こういう桃太郎の生き生きとした積極的なブランドを世の中に見せていくには格好の人であると。
     1つだけ心配したのは、本当に受けてくれるかということでありましたけれども、いろんなご厚意もありまして、受けていただきまして、実はほっとしているところであります。いつ発表できるかとか、そういうのも担当がわりとやきもきしていたところでありますが、ようやく今日の会見に間に合ったということで非常にうれしく思っております。
  • 記者
     後楽館高校の跡地につきまして、地元を知る3者からの応募があったということですけれども、改めてその提案内容をご覧になった率直な感想を聞かせてください。
  • 市長
     そうなんですね。実は、今朝見たばかりなんですけれども、先ほど言いましたようにRSK、そして浅野産業、そしてストライプイターナショナル、岡山で生活をしている人なら大体の方はもうご存じの会社であります。その会社の皆さん方が、当然この天神の位置づけもよくわかっておられる中で、こういう提案をしていただいたんだなあというのがよくわかりました。
     私も見たばかりなんで、ここで言いたいのはやまやまなんですけれども、一応お互い取り交わした条件の中で選定結果が出るまでは開示はしないということをお互いの約束とさせていただいておりますので、具体的な中身についてはここでお話し申し上げるのはちょっと控えさせていただきたいと思います。ただ、3者ともよく考えられているなあという感じはいたしました。
  • 記者
     これから審査に入るので、詳細は言えないと思うんですけれども、審査する中でいろんな視点って重要になってくると思うんですが、特に重視する点とか、心がけていく点というのを改めて教えてくださいますか。
  • 市長
     これも、今、ご質問ありましたけども、議会でも何度かこういう質問がありました。当然前提となるには、そういう財政面っていうかそういうものがしっかりしているかどうかっていうのは見ていかなきゃならないんですが、何といっても重要なのはこういう中心市街地、特に文化芸術ゾーンに残された本当に数少ない土地をどう使うかということであります。大きな面ではこういう中心市街地の活性化、にぎわい、回遊性とかそういう言葉を使って一つのカテゴリーを示してきたわけでありますが、大きな面であそこのにぎわいにつなげていくようなものにしていただきたいなあという思いがあります。
     それから、文化っていうのも文化芸術ゾーンでありますから、どう文化に親しみを覚えるような、そういうものになっていくのか、これから議論の中で外部有識者の方も、そういう視点でより積極的な評価を行っていただきたいというように思っているところであります。
  • 記者
     「桃太郎のまち岡山」のプロモーションに戻るんですが、この動画はいつどんな形で見ることができるようになるのかという点と、内容について、桜井日奈子さんが桃太郎になるのか、それと鬼というものがどういう形で扱われるのかというあたり、決まっていることがありましたら教えていただけますでしょうか。
  • 市長
     これからなんですけど、奇抜なことを考えているようです。従来の枠組みにとらわれない、そういったことを考えていこうとはしているんですけれども、先ほど言ったような桃から生まれるっていう、そんなイメージを積極的に能動的なそんなイメージを出していき、何ていうか今までとは違う、そういう桃太郎像をイメージしているところですが、もう少し待っていただいて。
     ただ、これで、今までの動画をどうすんだっていう話もあるんです。昨年は、うちの観光コンベンションの部署の職員が活躍しているのもありますから、いろいろな使い方あるんじゃないかなあと。だから、ベストミックスっていうか、一つを固定的にやるんじゃなくて、いろんな形で使っていくのが私はいいんじゃないかなあというように思っております。
     この桃太郎っていうのは先ほど言ったようにずっと桃太郎、そういう伝説を使って岡山っていうのを発信してきたんですけれど、私も総合計画をやっていく、議論していく上で最後の議論っていうのが岡山を売るっていうのは何が一番ふさわしいのかと、全国バージョンとして考えたときに、やはり桃太郎。桃もマスカットもある、だけどやっぱり桃太郎が一番全国へのアピール度合いとしてはいいんじゃないかっていうような声もいただいたんで、自信を持ってやっていきたいというように思っております。
  • 記者
     この動画は、いつごろ完成を予定されているんでしょうか。
  • 担当課長
     10月7日に間に合わせてつくろうと思っています。そこで一連のイベントとともにお披露目したいと考えています。
会見する大森市長の様子5
  • 記者
     大雨への備えでお伺いします。3年前の広島土砂災害で、砂防ダムを設置していなかったことが大変問題になってたと思うんです。岡山でもそういった地域が大変多くて、危険であっても砂防ダムがないところもまだあると思います。これは基本的には県の事業だとは思いますが、岡山市としてこういったハード整備に対してどういうふうに取り組んでいくか考えをお願いします。
  • 市長
     ハード整備は、砂防ダム自身は国ないしは県っていうことですよね。今の話は急傾斜の話ですよね。そういう面では排水ポンプなんかとは違うのかもしれませんけど。
     ハード整備ってそんなに簡単に動くものではないんです。実は昨日、中国市長会でも私は建設経済部会っていうところに入っていますが、やっぱりハードってそんなに動かない。だから、ソフト対策っていうのをとりあえずやっていかなきゃいかんなあっていう話を各市町村の間でやったんですけど。災害警戒特別区域、あと災害警戒区域、そういうところの啓発、これ自身一つは、やっぱり市民の皆さんに知ってもらうっていうのがこういう区域の意味でもあるわけでありますが、もちろん都市計画上の規制とかもないわけじゃないんですけれども、そういうことをきちっと啓発をしながらやっていくということになるんだろうと。ハードの整備の重要性ももちろんでありますけれども、ハード、ソフトあわせて対応していくということになろうかと思います。
  • 担当課長
     そのとおりでございまして、28年度から警戒区域の中で土砂災害特別警戒区域を順次指定しておりまして、32年度までに全域を指定する予定としております。
  • 市長
     今のはソフトの話だね、どっちかっていうと。だからといってハードをおろそかにするつもりはない。ポンプ施設なんかも順次動かしていってますし、ハードとソフトをあわせた対策を順次やっていきたいというように思っております。
  • 記者
     大雨の備えのほうで、先月河川事務所のほうで浸水域の新たな想定が発表されて、その中で市役所のほうも最大3メートル、12時間程度の浸水が予測されているというような結果が出ました。防災を指揮する拠点として市役所がそういう危険性があると指摘されたことに対してどう受けとめられているのかお願いします。
  • 市長
     正確には覚えていませんけれども、1回河川事務所長が来られて説明を受けました。考え方を変えて、基準を変えて、たしか浸水区域を見直したということで、相当厳しい数字っていいますか図になったっていうのは承知をしているところであります。もちろんそういう図をもって我々としてそれを頭の中に入れていくっていうことは重要なんですが、余り悲観的になってもいけないし、我々のやれることって何なんだろうということは、きちっと対応していくということに尽きるんじゃないのかなあというように思っております。
     昨日話題になったのは、私、タイムラインの話をさせてもらったんです。岡山の旭川がもし氾濫したときに、そういう対応っていうのをどうしていくのかっていうタイムラインです。それも関係機関が一体となってやっていくとなったときの、要するにあれは何かっていうと、できるだけ被害を最小限に抑えていこうと、それも官民あわせて一体でやっていきましょうと。メディアもこうやって入っていただいているわけです。ああいうことをやっていくとか、国土強靱化の議論も同じだと思うんです。いろいろとゲリラ豪雨も時間雨量の想定を今までから変えていかないといかんのじゃないかっていうような議論があることは承知をしているんですけれども、そういった状況を踏まえながら少しでも市民の生命、そして財産をより守っていくという視点からさまざまな施策を行っていきたいというように思っております。
  • 記者
     今回、資料では津島地域の浸水ゲートに触れられていますが、こういうゲートは市内にはどれぐらいあるんでしょうか。
  • 市長
     遠隔化をやってるところ?
  • 記者
     いや、遠隔化はこの今3カ所でやってて、30年度までにさらに3カ所を追加するということですけども、こういう今マンパワーでやっているようなところについてです。
  • 市長
     これは多いんじゃないか。
  • 担当課長
     市内で下水関係のゲートは47カ所ございます。
  • 市長
     下水以外はあるの。
  • 担当課長
     農林関係でたくさんあります。
  • 市長
     だから、余りそれだけに限定すると全体像が見えなくなっちゃうから、特に農水系は結構数多いから。結構みんなそれをやりくりしてやってるんで、この議論はここよりも、ちょっと終わって、関係の部局が集まってからやったほうがいいかもしれません。
  • 記者
     それともう一点。若手政策なんですけど、想定はやっぱり20代、30代ぐらいの職員でしょうか。
  • 市長
     いやいや、もっと40代でも私はいいと思います、私は。これは個人的っていうと、ここは個人的なことを言う場ではないんですけれども、岡山市の職員、若手の職員って結構優秀なんじゃないかなあと思ってます。そこはいろいろな層がいるんで、そういった方々の勢いをより何か強められればいいなあというような意識を持ってこれをセットさせていただきました。案件として何か大上段の案件って余りここにはない。どっちかというとニッチな案件っていうか。でも、そこは例えば総合計画とか、そういったところでもいろいろな形で今議論をしている。それを屋上屋を重ねるよりは、やっぱりそういうニッチ部門で、まだなかなか手が届いてないっていうか、そういったところを少しアイデアとかというものを出してやっていけたらいいんじゃないかなっていうように思っているところであります。
  • 記者
     企業版ふるさと納税なんですけれども、全国で寄付をする企業が増えてきていると思いますが、その中で岡山市の事業に理解を示してもらうためには、ある程度企業側へのメリットも必要になってくるんじゃないかと思うんですが、そのあたりは考えておられるでしょうか。
  • 市長
     事業側へのメリットっていうのもあると思います。ただ例えばこの中の「桃太郎のまち岡山」創造・発信、岡山城の新たな活用による魅力アップ、もちろんそういう観光産業だとか、そういったところは企業側にもメリットが出てくる、そういったことはあるんだろうと思うんですけれども、それだけじゃなくて例えば岡山の出身で、ないしは岡山に少し仕事でいて、それで少し岡山から離れているような人、いわゆる岡山にゆかりのあるような人、岡山を応援したいなあっていう人たち、そしてそれが企業であったり、企業の幹部になっておられるような人にお話をしていくっていう、そういった視点も私はあるかと思っています。だから、どっちかというと個人の寄附、今話題の、いろんな議論になってますけれど、ふるさと納税と同じような視点っていうのはあるんじゃないのかなあというように思っております。これは両方の要素があるんじゃないかと。
     今、おっしゃったような視点でのこれから企業回りもやっていかなきゃいかんと思いますが、それだけじゃなくて直接こういった事業と余り関係ないかもしれないけれども、企業として岡山市がやろうとすることに賛意を示していただけるようなところにも声をかけていきたいなあというように思っております。是非メディアの皆さんもこの点については報道していただければありがたいなあというように思います。

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