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平成30年2月1日市長記者会見

[2017年2月6日]

ID:12325

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平成30年2月1日市長記者会見議題

  • 岡山駅東西連絡通路への広告物の掲出について
  • 東京都水道局と岡山市水道局の災害時相互応援活動に関する覚書の締結について
  • 「桃太郎のまち岡山」PR動画について

平成30年2月1日市長記者会見資料

市長記者会見動画

岡山駅東西連絡通路への広告物の掲出について

会見する大森市長の様子1

 皆さんおはようございます。
 本日は最初に、岡山駅東西連絡通路への広告物の掲出についてお知らせいたします。
 このたび、岡山駅東西連絡通路のショーケースやフラッグポールを活用して、民間事業者による広告事業を募集いたします。現在、東西連絡通路においては、ショーケースやフラッグポールに公共利用を目的としたポスターやバナー等を掲げ、情報発信しておりますが、この連絡通路は、岡山駅の東西地域を結ぶ単なる通路であるだけでなく、岡山の玄関口として、県内外から多くの人が行き来し、また東口・西口広場においては各種イベントが開催されるなど、中心市街地の活性化やにぎわい創出にも寄与している場所であります。そこで、民間活力を活用して、ショーケースやフラッグポールにデジタルサイネージ等を設置し、岡山のPR動画やイベント情報等を発信するとともに、民間広告を掲載することで、この連絡通路ににぎわいをもたらし、歩いて楽しい空間にしようとするものであります。
 特にフラッグポール部分においては、近年、他都市の駅の連絡通路等で設置され始めているデジタルサイネージを想定しております。パネルをごらんください。この上段部分が現在の岡山駅の東西連絡通路、もう皆さんよくおわかりだと思います。ここにフラッグポールなどがあり、ショーケースが右側手にあるんですけどね。下段は、このフラッグポールがこのようにデジタルサイネージに変わっていくと、こういうものでございます。民間事業者からの提案により、イメージ写真のような連絡通路になれば、現在岡山一番街からイオンモールへつながる駅内地下道で行っているデジタルサイネージによる情報発信と同じように、岡山市の進めている魅力とにぎわいのある中心市街地の創出、回遊性の向上、そして歩いて楽しいまちづくりがさらに進むものと考えております。
 契約金額は、施設活用料として年額2,800万円を最低価格とし、契約期間は平成35年3月31日までの5年を予定しております。
 今後のスケジュールといたしましては、事業者の募集を2月5日から3月5日までの1カ月とし、応募企画のプレゼンテーションを経て、4月上旬に業者の決定を行います。その後、準備期間を置き、9月上旬からの運用開始を予定しているところであります。

東京都水道局と岡山市水道局の災害時相互応援活動に関する覚書の締結について

 続きまして、このたび岡山市水道局が東京都水道局と災害時における給水活動等に関する相互応援の覚書を新たに締結することになりましたので、お知らせいたします。
 添付資料をごらんいただきたいと思います。
 災害時の水道に関する事業体間の応援体制について、現在は公益社団法人日本水道協会による相互応援の協定と東京都及び政令指定都市との間に締結されている19大都市水道局災害相互応援に関する覚書の2つの枠組みがございます。このうち19大都市の間の覚書では、岡山市が被災した場合、まず第1順位応援幹事都市が広島市、広島市も被災した場合には第2順位の堺市が、さらに堺市が被災した場合は第3順位の東京都が本市の給水復旧等に係る応援活動を行うということになっております。南海トラフ巨大地震では、広島市及び堺市も同時に被災することが想定されますが、今回の覚書締結により、両市の状況にかかわらず、岡山市は東京都の応援活動を要請することができるようになります。また、首都直下地震などで東京都が被災した場合には、岡山市も早急に応援活動を開始します。
 今後も、協定の締結のみならず、着実に施設整備を進め、ソフト・ハード両面から災害対策を進めていきたいと思います。

「桃太郎のまち岡山」PR動画について

会見する大森市長の様子2

 最後に、「桃太郎のまち岡山」PR動画公開についてお知らせいたします。
 岡山市では、第6次総合計画において、新たな都市づくりのシンボルとして、未来への躍動感、力強さと健康、白桃に代表される農産物などを、全国的にも知名度が高く、岡山固有の歴史文化に古来する桃太郎に重ね合わせ、「未来へ躍動する桃太郎のまち岡山」を都市づくりの基本目標として掲げ、市民と行政が一体となって取り組むこととしています。
 この「桃太郎のまち岡山」を広く知っていただくため、これまでもロゴマークやフレーズの積極的な使用やフェイスブックの活用などを行ってまいりましたが、さらなる認知度向上のために、このたびPR動画を作成いたしました。この動画には、昨年、平成生まれで初のタイトルホルダーとなられた将棋界でも注目の若手棋士、菅井竜也氏を起用しています。菅井氏は、岡山市出身・在住で、郷土岡山に愛着を持っておられ、寒い中、今回の撮影にも懸命に取り組んでいただきました。なお、ロケ日には、報道機関の皆様もこのロケの様子を取材していただきまして、ありがとうございました。
 岡山市の目指す未来へ躍動する都市イメージを今後の活躍が期待される菅井さんの姿に重ねて感じていただければと考えております。
 また、内容も、桃太郎に扮する菅井さんと鬼との対局の交流により「桃太郎のまち岡山」の都市イメージを発信するものとなっております。動画は15秒と60秒の2本作成しており、15秒のものは2月1日から、60秒のものについては2月5日から公開いたします。公開方法は、インターネットの動画サイトでご覧いただけるほか、市役所の庁舎や市内各所にある街頭ビジョンでの放映、SNSの活用などを予定しております。この動画により、岡山市の進める「桃太郎のまち岡山」の認知度を高め、市民の皆様とともにその実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
 なお、プレゼント企画がございますので、紹介をさせていただきます。動画を見てクイズに答えてもらうと、菅井竜也王位直筆の扇子が当たります。この扇子は、今回の動画の作成に当たって特別に菅井王位に書いていただいたオリジナルのものであります。皆さんご覧いただきたいと思いますが、これです。「躍動」と書いております。菅井王位の躍動の揮毫、そして「桃太郎のまち岡山」の朱印が入っており、ここでしか入手することができない貴重なものでございます。是非応募していただければと思います。このような取り組みにより、少しでも多くの視聴につながればと思っております。
 私からは以上でございます。

質疑応答

会見する大森市長の様子3
  • 記者
     東西内通路への広告物の掲出は、今回、このタイミングでやろうと思ったのはなぜか。
  • 市長
     実際事務方が考えてくれたものなんですね。まずは、イオンと駅との駅南地下道の、あれ結構見られてますね。皆さん方もよく見られるんじゃないでしょうか。そういうデジタルサイネージが各地で結構多くなって、にぎわいをもたらしてるという話がありまして、品川とか大阪、またあと新大阪もあるっていうふうに聞きましたけど、我々のほうも、地下道で随分、何ていいますか、華やかさ、にぎわいを増してるということもあって、そして東西連絡通路のフラッグ、余り目立たないでしょう。あれがこういうデジタルサイネージに変わると、大分何か活気が出てくるんじゃないかという発想を持ってくれて、そして今回の動きになったということであります。私はすばらしいことだなと思っております。
  • 記者
     そのデジタルサイネージは最低価格が2,800万円で設定されてるが、どういうところにこのお金が使われるのか。
  • 市長
     2,800万円我々のほうに入って、それの使い道ですか。
     これ、別に何かの目的のために入ってくるということではないんですけれども、ただ当然ながら東西連絡通路は市の管理のものでありますから、維持費とかそういったものはかかってきます。約2,000万円程度年間かかってきますんで、そういったものに充てるっていうのは正しくはないかもしれませんけれども、そういった費用も必要だというようなこともございます。必ずしも関連はないんですけど、税金と同じ、さまざまな手数料入りますよね、ほかのでも。これを何に使うっていうことが特定されるものではない、そういう目的税的なものではないと私は理解しております。
  • 記者
     菅井さんの出演されるPR動画を市長実際にご覧になられたか。率直に感想を。
  • 市長
     見ました。
     率直に言うと、私はまず、菅井さんと鬼との将棋の場面が非常に印象的です。菅井さんに何回か私お会いしてるんですけど、若干シャイな、そして気さくな方なんですね。それが画面でそのとおりの、菅井さんらしさがそのまま出てるなっていうのと、鬼の演技がめちゃくちゃうまい。是非見ていただきたいなというように思います。やりとりが非常にコミカルで、そして「桃太郎のまち岡山」っていうのを大きな面で表していただいてるかなと思って、非常に楽しく見られるものだと思います。
  • 記者
     先日も桜井さんを起用したPR動画が3カ月で100万回突破してましたけれども、このPR動画も今後の期待があれば。
  • 市長
     私、これ本当に何が一番効果的なのか、そして我々も公の立場として、こういうPR動画っていうのはどうあるべきなのかって時々考えることがあるんです。桜井日奈子さんのPR動画に関して言うと、彼女の持つキャラクター、かわいらしさと、それからダンスのアクティブな、そういう感じで、非常に多くの再生回数をもたらしてくれた、すばらしい、ありがたいことだなというように思ってます。まちで話を聞いても、本当によく話題になってます。
     今回、この菅井さん、私、菅井さんとこの鬼のやりとり、今申し上げたとおりなんですけど、こういうダブルでやるっていうのがどういう意味を持つかなというふうにも思うことがあるんですね。シティプロモーションは桜井さんの鬼カワイイで動いてると。今回ただ、我々も、総合計画をつくり、初めて「桃太郎のまち岡山」と打って出たところであるんで、こういう菅井さんと鬼との対話を通して「桃太郎のまち岡山」っていうのを売り出していくっていうのも決して悪くはないかなと。ただ、将来的にはやっぱりできるだけ集中していくというか、そういったことも必要なんじゃないかなっていうように思ってるところであります。ただ、「桃太郎のまち岡山」で、最も日本人に岡山ということでいけば何なのかっていうことは、やっぱり桃太郎のまちが知られてるんじゃなかっていうとこから入ってますからね。当面は桃太郎のまちで頑張っていきたいと思います。
  • 記者
     水道の協定で、距離のある東京と覚書を結ぶことの意義と一番期待されるところは。
  • 市長
     広報連絡資料のこの水道関係の3ページ目、ごらんいただきたいと思いますね。
    これね、応援幹事都市ってありますよね。これ、第1順位、第2順位、第3順位とありますが、第3順位が出てるのは堺と岡山だけなんです。堺市は浜松と岡山、岡山が広島と堺、どちらも、岡山でいくと、この広島・堺っていうと西日本で、南海トラフでいくと、この3都市が被災することが、ということで、少し離れた東京都が第3順位として出てきて、堺も同じように仙台が出てきて、補完性を担保したっていうことになってくるというわけであります。
     既にこういう覚書はもうできてるんですけど、本当にこの被災したときっていうのは混乱をきわめる可能性があります。そうなったときに、もう広島、堺、この西日本が非常に大変な状況のときに、もうすぐに東京都お願いしますということが言えるということは私は大きな成果じゃないかなというように思ってます。逆に、我々のほうも東京に行かなきゃならないんで、これはお互いの今度は地理とかそういったこともわかっていかなきゃならないでしょうから、少しこれから訓練なんかもやっていかなきゃいかんでしょうけれども、少し離れた地域と応援体制を結んでいく、これは重要だろうと思ってます。
  • 記者
     本日の議題と離れるんですけど、民泊の件で、岡山県は、6月の民泊法の施行を前に、条例を定めずということになりましたが、市はどう対応されるのか。
  • 市長
     条例の議案はもう少し議論して、2月の中旬に発表させていただきたいと思うんですけれども、まずは民泊については、岡山もインバウンドのお客さんが非常に増えてきている。今、民泊でさまざまなクレームが来てるとか、そういった段階までは至ってませんけれども、まずはこれだけ多くなってきてるんで、これから何が起こってくるかわからない、そういう状況の中で、民泊についての業務は岡山市でやらせてもらうということを考えてます。これが1つですね。
     2つ目として、条例を制定する必要があるかどうか。この条例を制定するっていうのは、ちょっと私もうろ覚えで申し上げるところもあるんですけども、たしか対象地域を絞って、ここの地域に関してこういうふうにするとか、そういうスキームだったと思ってます。そう考えていくと、もちろんこれから民泊のさまざまな業務に関して我々としてやっていかなきゃならない。ただ、特定地域をつくって、この地域がさまざまなレギュレーションを切迫性を持ってやっていかなきゃいかんというところまでは、私は今岡山市はそこまでのところにはなってないんではないかなというように思っております。まだ十分にはスタッフと検討できてない面もありますけれども、基本的に私はそういうことだろうというように思ってます。
  • 記者
     水道の提携で、例えば大阪が被災状況が激しいということになった場合に、大阪を飛ばして岡山に来るのかなどという情報が覚書の中にあるんでしょうか。
  • 市長
     ちなみに東京都は大阪とも結んでいるんですね。ただ応急の給水活動についてはお互いが大分整理をしてると私は聞いております。
  • 担当課長
     大阪市水道局とも今回同時に東京都水道局が個別の協定を結んでおります。岡山市も大阪市も同じようにもし被災したとすれば、東京都は両方を支援する体制をとられると聞いております。
  • 市長
     ちなみに、大分整理してるっていうのは、ちょっと資料を読ませてもらいますと、まずは東京都が岡山へ来るときに、先遣調整隊6名、応急給水隊、給水車5台、12名、応急復旧隊復旧班4班52名を直ちに派遣できる東京ウオーターレスキューが整備されているということを議論しているところであります。分母になるのかもしれませんけど、それらを岡山に送ってくれると。逆に、我々のほうも同じように考えているわけであります。
  • 記者
     PR動画に菅井さんを起用した理由について改めて教えてください。
  • 市長
     そりゃまず、王位をとられましたからね。平成生まれの初めてのタイトルホルダー、そして今将棋界が随分盛り上がってますよね。羽生さんの永世7冠、そして国民栄誉賞、そして藤井4段の活躍、そういう中で、国民の目が相当将棋にいってる。また、菅井さんの、先ほど言った、何ていいますか、人懐こい、シャイな、そういった性格も私は岡山の市民の方々に相当受けると思います。そういう総合的な視点で菅井さんにお願いしたということであります。
  • 記者
     吉備線のLRT化で、3月末までに総社とJRと3者による協議で一定の方向性について目処をつける運びだったと思うが、現在の協議の状況、今後の見通しなど、今の思いがあれば。
  • 市長
     LRTに関しては、確かに11月議会に、非常に厳しい状況だっていう表現だったと思いますけども、申し上げました。それからも、案を出しながら、まだ詰めているところですが、今日段階、まだ解は出ているわけではありません。厳しい状況が変わっているわけでもございません。でも、私は、市民の皆さん方にお約束をした3月中に一定の目処を示したいというのはきちっと履行したいと思っているところであります。
     この記者会見の場っていうのも、ある面、私が市民に対してお知らせをする場ではあるんですが、それとともに、やはり大きな場である議会っていうのがあります。特に来年度の予算について、このLRTどうするかっていうのは非常に大きな話であります。もう予算的にはなかなか、もう現段階で目処がついていない以上、掲載していくっていうのは難しいことになるでしょうけれども、それにしてもやはり、3月中に一定の解を出すべく努力をしていかなきゃならないと同時に、その予算を審議していただく議会においても、私は最新の状況をお話をしなければならないというように思っております。できれば一定の解をお示しするっていうこともあれば、よりいいのかもしれません。
     そういうことで、今総社市長とともに、JR西日本の幹部と、できれば社長さんですけれども、会うべく、その段取りをしているところであります。できれば2月議会前にはお会いをしたいというように思ってます。そういう節目をつくって、節目までにどこまで詰められるのか、その作業を今担当とともにやっているところであります。

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