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平成29年4月10日市長記者会見

[2017年4月12日]

ID:12135

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平成29年4月10日市長記者会見議題

  • 県庁通りの将来像のイメージ」と「平成29年度『ホコテン!』の年間スケジュール」について
  • 平成28年度岡山市のコンベンション開催状況について
  • 「岡山市国土強靱化地域計画」の策定について
  • 「えきバス時刻表の表示内容のリニューアル」について
  • 台湾・新竹市政府視察団の来訪について
  • 国際友好交流都市・洛陽市(中国)への副市長訪問について
  • 国際友好交流都市・サンノゼ市(アメリカ)への訪問について
  • おかやまマラソン2017の募集開始について

平成29年4月10日市長記者会見資料

県庁通りの将来像のイメージ」と「平成29年度『ホコテン!』の年間スケジュール」について

会見する大森市長の様子1

 皆さんおはようございます。
 本日はまず、県庁通りの将来像のイメージと今年度の「ホコテン!」の年間スケジュールについてお知らせをいたします。
 まちなかの魅力と賑わいづくりを目指し、平成27年度、平成28年度と県庁通りにおいて回遊性向上社会実験を行ってまいりましたが、このたび県庁通りの将来像のイメージ図を作成いたしましたので公表させていただきます。
 現在、社会実験の結果をもとに沿道事業者や地元町内会、警察等との協議を進めているところですが、協議の中で沿道事業者、また住民の皆さんから一車線化してにぎわうイメージが湧かないといった声があったことから、県庁通りの将来像をビジュアル化することで率直な意見をいただきたいと思い、イメージ図を作成いたしました。
 資料1の県庁通りの将来イメージ図をごらんください。
 歩道を拡幅することにあわせて車道を1車線化し、自転車、走行空間を確保しております。歩道には街路樹やベンチなどを配し、さらに沿道の民地の一部が歩道と一体になって利用され、人々が集い、ベンチでくつろいだり、お話に興じたり、家族連れなどが木立の間を町並みを見ながら楽しそうに歩くなど、思い思いの過ごし方ができる様子をイメージしたものとなっております。
 ここにパネルを用意させていただいていますが、こちらがどちらかっていうと、初夏ですね。こちら側が冬のイルミネーションがきれい。少しこの道路、若干蛇行してるでしょ、こちらもそういうイメージ。これは蛇行させることによって車の速度を抑える。そして、人々が歩いて楽しむという、そういう状況を醸し出しているところであります。
 先ほど言ったように、歩道部分、自転車道の部分、そしてここがちょっとセットバックしてますから、ここが民地の部分になるんで、こういう姿にはすぐになるかどうかっていうのはちょっと別でありますけれども、次第にこういうふうになっていって、歩いて楽しむ、東西方向の人の流れがより増えていくんではないかっていうようなことを意味しているものでございます。
 今後、このイメージを持って、沿道事業者や地域の皆様などから意見をいただき、県警と交通の安全面などの協議を行っていきます。あわせて、人優先のまちづくりを進める県庁通りへの関心を高め、魅力あるまちづくりを進めるためにセミナー等の開催を通じて、歩いて楽しい県庁通りの実現に向けて具体的な検討を進めてまいりたいと考えております。
 続きまして、西川緑道公園筋での歩行者天国について説明いたします。
 先日、3月19日に開催された歩行者天国では、天候もよく暖かかったため、資料もつけさせていただいておりますけれども、歩行者通行量が3,166人ということで、単独開催としては最も多い方にご来場いただくことができました。市民主体の実行委員会により初めて企画運営していただいたわけですが、おおむねスムーズな運営ができたんではないかなというように思っております。私も当日会場に伺いました。人工芝に座られたり、またハンモックで横になって会話をされたりと、思い思いのくつろぎ方で楽しんでいらっしゃるように見受けられました。
 次に、今年度のスケジュールについてですが、今年度からは実行委員会が主体となって「ホコテン!」と銘打って定期開催することとしており、このたび資料3の実施概要のとおり実行委員会で決定いたしました。「岡山市民の日」直近の6月4日、日曜日を皮切りに春夏秋冬の季節を通じて計5回実施する予定でございます。民間ならではの自由な発想力で魅力的なものになることを期待しております。

平成28年度岡山市のコンベンション開催状況について

 続きまして、平成28年度岡山市コンベンションの開催状況についてご報告いたします。
 今までは平成26年度が最も多かったんですけれども、それを超えまして開催件数339件、参加者数18万7,175人となっております。この要因ですが、一つは昨年夏等に開催されたさまざまなスポーツ大会の増加が要因となっております。そのほかにも民間の主体のコンベンションも多く行われましたし、また岡山市が主催する「第78回全国都市問題会議」、「第18回日中韓3か国地方政府交流会議」、「第17回介護保険推進全国サミット」が相次いで開催されたことなども増加要因と考えられております。これまでおかやま観光コンベンション協会や岡山コンベンションセンターとともに地道にコンベンション誘致活動を行ってきた成果があらわれているんではないかと思っております。
 今後、今年度予算でコンベンション開催補助金を拡充いたしましたが、こういったこともPRしながら従来の推進体制の下、コンベンションの地元主催者との関係も強化し、国際会議を含むコンベンションのさらなる誘致・開催支援に取り組んでまいりたいと考えております。

「岡山市国土強靱化地域計画」の策定について

会見する大森市長の様子2

 続きまして、「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法」に基づき「岡山市国土強靱化地域計画」を策定いたしましたのでお知らせいたします。
 この計画は、市民の安全・安心を確保するとともに、人命を守ることを最優先に、また地域社会が致命的な被害を受けることなく迅速に回復できるよう強靱な地域を確立することを目指し、岡山市の地域特性に即した取り組みを総合的かつ計画的に推進するためのものであり、強靱化に資する市の個別計画等の指針となるものであります。建築物の耐震化などのハード事業や訓練、防災教育などのソフト事業を実施するとともに、自助、共助、公助の適切な組み合わせによって地域の強靱化を計画的に推進していきます。特に岡山市では自然災害が比較的少なく、市民の防災意識があまり高いとは言えないことによる避難行動の遅れや、温暖な気候に恵まれた「晴れの国」という立地から降水量が少ないため異常渇水等により用水の供給が途絶することなどをリスクとして計画に盛り込んでいるところであります。
 この計画はおおむね5年ごとに見直すこととしておりますが、「岡山市第六次総合計画前期中期計画」の終期に合わせて調整することとし、当初の推進期間は平成29年度から4年間といたします。今後は毎年度進捗状況を確認し、PDCAサイクルを繰り返しながら計画期間中であっても必要に応じて施策や指標の見直しを行い、地域の強靱化を確実に進めてまいります。

「えきバス時刻表の表示内容のリニューアル」について

 続きまして、「えきバス時刻表」の表示内容のリニューアルについて申し上げます。
 このリニューアルは、岡山駅東口広場などの「えきバス時刻表」に市内のバス事業者4社が始めたバスロケーションシステムによる発車予測時刻を一元的に追加表示するもので、バスの利用者がよく抱いております、自分の乗りたいバスがいつ来るかわからない、いつ発車するかわからないといったバス待ちのストレスや不安を解消しようというものでございます。
 それでは、リニューアルいたしました時刻表を具体的に説明いたします。
 お配りした資料をお出しいただきたいと思います。
 一番大きく変わった点は発車までに見込まれる時間を表示できるようにしたことです。
 資料の1枚目、中央画面を見てください。現在時刻8時55分、例えば、この市役所方面の直近のバスでは、定刻では3分後の8時58分発となっておりますが、実際少し遅れているということで、発車時間は「あと5分」と表示しているところであります。
 また、昨年4月に東口広場のバス乗り場を方面別に再編したことから、後楽園、県庁、市役所などの方面ごとにレイアウト変更するとともに、後楽園方面、岡山城方面にはそれぞれの写真を掲載し、文字サイズの拡大、主な情報の英語表記も行っております。あわせてスマホ版でも同様の改良を行っており、東口広場などのデジタルサイネージより詳細な情報を掲示しておりますので、ご活用いただければと思います。これらの活用によって普段利用されている市民の方、また岡山を観光等で訪れる方にもよりわかりやすく快適にバスをご利用いただくことができるんではないかなと思っております。

台湾・新竹市政府視察団の来訪について

 続きまして、今後予定しております国際交流に関する案件を3件申し上げます。
 まず、新竹市の政府視察団の来訪についてですが、4月19日から22日の日程で国際友好交流都市である台湾・新竹市から林智堅市長を団長とする視察団22名が岡山市を訪問されます。岡山市では、岡山駅西口再開発と路面電車等について視察を行われると聞いております。一層の友好を深めさせていただきたいと思っております。

国際友好交流都市・洛陽市(中国)への副市長訪問について

 2つ目は、中国・洛陽市への副市長の訪問でございます。「第35回洛陽牡丹文化祭り」参加について招聘を受け、4月19日から21日の予定で佐々木副市長が洛陽市を訪問いたします。これにより洛陽市とのさらなる友好が深められればと考えております。

国際友好交流都市・サンノゼ市(アメリカ)への訪問について

 最後に、アメリカ・サンノゼ市への訪問でございますが、サンノゼ市とは1957年に姉妹都市を締結いたしまして、本年5月で60周年を迎えます。そこで、この60周年を記念して4月21日から27日までの日程で「岡山市民友好親善訪米団」を派遣し、私も団長としてサンノゼ市を訪問いたします。今回、私どもの訪米団のほかにも、岡山市議会、岡山商工会議所、岡山学芸館高校和太鼓部の方々による訪問団もサンノゼ市を訪問され、一緒に60周年を祝う予定としており、本日午後から結団式を行います。現地ではサンノゼ市主催の歓迎式典などに出席するとともに、今回の特色として、「日系祭り」において訪米団に参加いただく市民の方にもご協力をいただき、日本文化を紹介するブースを出展いたします。これらの交流を通して両市の絆を再確認するとともに、友好交流を深めてまいりたいと考えております。
 今回の訪問に当たっては、「岡山市・サンノゼ市姉妹都市締結60周年念事業実行委員会」を立ち上げ、「60年続く絆を再確認し、発展的交流に向けて新たな一歩を刻む」というスローガンを掲げ、さまざまな分野での交流について検討してまいりました。9月には岡山大学とサンノゼ州立大学によるサイバーセキュリティーとビッグデータ分野の共同研究に関するシンポジウムを岡山市で開催するなど、新たな交流事業も予定しています。

おかやまマラソン2017の募集開始について

 最後に案件ではございませんが、おかやまマラソン2017の募集についてお知らせいたします。
 今年11月12日に開催されます、「おかやまマラソン2017」でございますが、4月12日からいよいよランナー募集が始まります。マラソンの定員は1万5,000人と変更はありませんが、ファンランについては、定員を200人増やして1,200人といたします。コースについても変更し、スタジアムをゴールとするとともに、距離も5.6キロメートルへ延長します。皆さん是非申し込みをお願いいたします。

質疑応答

会見する大森市長の様子3
  • 記者
     2点お伺いします。まず、1車線化についてですが、現時点でのスケジュールもしくは目標についてお願いします。
  • 市長
     スケジュールなんですけども、これをつくった意味っていうのは、将来のイメージがよくわからないという沿道の事業者等々の声を踏まえてつくらせていただきました。これをまた議論の一つとして関係者にお示しをしたいというように思っております。そして、いろいろとこれからそういう調整、警察も含めて調整をさせていただくわけですが、それらを見て大きな課題はないっていうか、ここでゴーサインが出るだろうということになれば、事業化に向けた詳細設計を行っていきたいというように思っております。目標っていうか、埋設物が多いんですね、あの辺ね。だから、そういう埋設物の移設みたいなこともありますから、それを詳細設計と並行にやっても平成30年度になるんじゃないかなというように思っております。そういう詳細設計とあわせて整理をして平成31年度、平成32年度に事業を行っていくと、最も早くて平成32年度いっぱいで完成をするっていうのが今の目標っていいますか、できればそういうふうになればという思いであります。
  • 記者
     「ホコテン!」ですけれども、これはこの時期に開催する理由と、計5回という設定の狙いについてお願いします。
  • 市長
     時期については、なかなかユニークだと思いますよ。7月にあったり1月にあったり。これ、どっちかっていうと、この実行委員会の民間の皆さん方がこの日で行こうという判断をされたようであります。春と秋にあるっていうのが一番わかりやすいことはわかりやすいと思うんですけども、私は斬新なアイデアというか、こういうことをやっていこうという思いっていうのは、それこそ民間の方々の思いとしていいんじゃないかなというように思っております。5回っていうのは私も詳細には聞いておりませんけれども、予算の関係もありますから、そういったことを踏まえながら実行委員会と市当局との間で整理をされたものだというように理解しております。詳細については、もし必要であれば後で関係部局にお聞きになっていただければと思います。
  • 記者。
     先ほどの一車線化のところで、確認なんですけれども、平成30年度になるというのは、詳細設計に入るのが平成30年度になるということでしょうか。
  • 市長
     これは平成29年度で予算をとっておりますんで、できればここでゴーサインが発せられる状況になったときから始めたいというようには思っております。できれば平成29年度から入りたいなというように思っております。
     そして、今言った埋設の関係者ですね、ガスとか電気とか、うちでいうと水道もあるんですね。そういった関係者との調整っていうのは、平成29年度から始めたとしても実際動かしていくとかは、早くても平成30年度になるんではないかというようなことを都市整備局のスタッフは言っていました。
  • 記者
     岡山連携中枢都市圏がこのほど形成されまして、新年度から本格的な事業展開をされます。改めて、市長の抱負をお聞かせいただけますか。
  • 市長
     まず一つ、岡山市自身は今、社会増があり人口が増えてるんですが、大きな面ではこれから人口減少が当然出てまいります。そして、その中には高齢化の話も出てくるわけであります。そういう面では、今までのようにやっぱり市単位で物事を考えていくっていうよりは、やはり、より効果的、効率的にさまざまなものを行っていくというのは少し広域的に考えていく必要があるだろうというのがあります。
     それから、地方創生という面で見ても、例えば、その中の観光産業っていう話を捉えても、この前マレーシアに行かせてもらいましたけれども、やっぱり岡山市だけじゃなくて真庭市、吉備中央町、こういう関係市町と一緒に行くと、違う特色がそれぞれの市町から提案できていく、それが一体的になることによって、よりいいものもできていくわけであります。
     桃太郎伝説、そして今、池田家と津田永忠さんの話も、これらを展開させようというように思っているわけですけれども、それぞれやはり岡山市単独ではなかなかできない、広域的に物事を考えていかなきゃいけない、そういったことは非常に私は有意義だろうというように思っております。8市5町の枠組みの中で一層飛躍できることを期待しながら、この連携中枢都市圏を大切にしていきたいというように思っております。
  • 記者
     今回、コンベンションの件数が最多であったということで、その要因としてこれまでの皆さんの努力の結果というふうに言われていましたが、具体的にもう少し、こんなところがつながったのではというところと、あと今後予算も拡充されておられますが、どういったところをさらにターゲットとして力を入れていきたいかを教えてください。
  • 市長
     このコンベンションというのは、大きくなればなるだけ余計準備期間が長いんですね。だから、例えば今どんなに動いても平成29年度に成果はそれほど上がってこないということだろうと思います。
     平成28年度の、例えば高校総体の話も、これは県と関係市でやってるわけですが、チェックはしてませんけれども、前の石井知事がいろいろと努力をされたということもおっしゃっておられました。そういうことで、私が平成26年度、ESDをやらせていただきましたが、これも前髙谷市長時代に、それも相当前に開催を決定したものであります。この市で開いた3つも、その中の日中韓は1年前ぐらいに決められたんですが、介護サミットと全国都市問題会議は、やはりその前から決まってたわけであります。
     今ここでは申し上げられないんですが、いろいろと今、水面下で大きなものは行おうと、開催しようということでいろんな人が動いているわけであります。そういう地道な努力がなければ、このコンベンションの開催っていうのは難しいんじゃないかなというように思います。
     したがって、今回補助金を増やしたのも、これははっきり言って関係のライバル都市に負けてはならないということでやらせていただいているところでありまして、いろいろなものが相まって初めてコンベンションが開催できるんだろうというように思っております。そういう地道な努力を今後も進めながら、また岡山の優位性があることも事実ですから、やはり中四国の中で、岡山で開催するのが一番人が集まりやすいという声も聞きます。そういった優位性を頭の中に置いて地道な努力、そして関係のシステムの制度の整備、こういったことをやっていきたいなというように思っております。
  • 記者
     改めて、県庁通りのイメージ図ができ上がったということで、市長の率直なご感想と、こうなることによって今後どういうふうになってほしいというあたりを聞かせてください。
  • 市長
     皆さん、どう思いますか。私は、初夏と冬のこの県庁通りのイメージ、こうやって出させていただいて、最初にこれを担当から見せられたときは非常にわくわくする、そんなイメージがありました。人優先といいますか、そういう道路がここにできることによって東西の人の流れがより多くなっていく、本当にありがたいことに西川筋は非常に人の動きもよくなってきてるわけでありますから、東西もいろんな社会実験を通じて少しはよくなっているというお話も報道等で私も見たりもするんですけれども、こうなっていくと、より大勢の方がこの県庁通りを歩いていただけるんじゃないかなというように期待に胸膨らむところであります。
  • 記者
     県庁通りの一車線化について、去年の10月くらいのアンケートで結構、交通事業者から否定的な意見があるというふうにおっしゃってたと思いますが、これをどうやってクリアしていかれるのでしょうか。
  • 市長
     交通事業者の方も業種によって差異はありますけれども、プラスの意見とマイナスの意見というのはもちろんあります。沿道事業者も同じであります。100%一つの意見に固まっていくということはないんでしょうけれども、やはり私としてはできるだけのおおむねのコンセンサスっていうのは得るべきだろうというように思っております。そういう面で先ほど申し上げましたように、シンポジウムを開催するということも考えてますし、まず、これをつくったというのも、そういうコンセンサスづくりに役立つだろうということでやらせていただいておりますので、さまざまな形で関係者の皆さんとお話をさせていただきたいと思っております。

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