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平成30年3月27日市長記者会見

[2018年3月30日]

ID:11912

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平成30年3月27日市長記者会見議題

  • 「新しい文化芸術施設」の施設名称(仮称)等について
  • 吉備線のLRTについて
  • 「サンノゼ市からの市民訪日団の来訪」について
  • 「洛陽市(中国)への公式訪問団の派遣」について

平成30年3月27日市長記者会見資料

市長記者会見動画

「新しい文化芸術施設」の施設名称(仮称)等について

記者会見する大森市長の様子1

 皆さんおはようございます。
 本日は初めに表町千日前地区に市街地再開発事業として整備を予定しております新しい文化芸術施設についてお知らせいたします。
 参考資料の1をご覧ください。新しい文化芸術施設は平成34年度のオープンに向けて岡山の文化芸術をつくり出し、国内外へ発信していく創造型劇場として整備を進めているところですが、このたび本施設を管理運営するための柱となる基本的な方向性をまとめた管理運営基本計画を策定しました。この基本計画は「魅せる」、「集う」、「つくる」のコンセプトに沿って未来に羽ばたく子供たちを育て想像力を養い、文化力を育む都市基盤を築いていくために必要と考える事業内容、規模などの概要をまとめ、それに合わせて専門家の配置、組織体制の規模、更に施設の開館日や予約方法などの考え方をまとめたものです。来年度にはこの基本計画で示した方向性や考え方を実践していくための具体的な事業や管理運営を行う組織、開館時間、施設利用料金など実際の施設運営に必要な詳しい内容を管理運営実施計画としてまとめていく予定です。策定に当たっては、検討懇談会や市民の方々から意見をお聞きしたいと考えております。
 このたびこうした施設の性格を市民の方にお伝えし関心を持っていただけるよう、その名称を決定することとさせていただきました。仮称ではありますが、「岡山芸術創造劇場」という名前にさせていただくということにしております。
 他都市では芸術劇場という形で非常にシンプルにやってる例もあります。少し先ほどから申し上げてますように今回のコンセプト、「魅せる」、「集う」、そして、「つくる」、特に岡山の文化をつくっていくという要素というのを特に今までの市民会館とは違うんだということを名称でも明らかにしたいと考え、「岡山芸術創造劇場(仮称)」という名前にさせていただくことといたしました。
 ただ、広くこれから市民の方々が親しみを持てるような愛称、例えば岡山コンベンションセンターは別名ママカリフォーラムと呼ばれておりますが、このママカリフォーラムに相当するような愛称については開館前の1、2年までに公募を含め検討してまいりたいと考えております。
 続きまして参考資料2、また今日非常に派手に置かせていただいておりますけれども、模型やパネルをごらんいただきたいと思います。
 これは、これまで新しい文化芸術の劇場ができるといってもどんなイメージのものになるのかというのがよく分からないという市民の声がありました。したがって、まだ設計の検討段階ではありますけれども、市街地再開発組合から提出された施設の外観やホールのイメージ図をお示しさせていただきます。

施設模型を使って説明する大森市長

 「岡山芸術創造劇場(仮称)」は市街地1キロメートルスクエアの南東角に位置する、ここの部分が南東側ということになります。下がこちらになって南、東、西ということでこのエリアに該当するわけであります。大ホール、そして中ホールの存在感というのが非常にこれは旧2号線でありますけども、割と存在感が示されているのではないかというように思います。そして、これがオフィス棟ないしは住宅棟でありますけれども、こちらの大ホール、中ホールとつないでいくここの部分でありますね。これが大屋根でつないで大きな吹き抜け空間をつくり、広場として誰もが気軽に訪れ、まちのにぎわいにつながるよう検討されております。
 こちらのパネルのほうが分かりやすいと思います。ちょっとこちらのほうで説明させていただきます。これが南東の端っこになってくるわけでありまして大ホール、中ホールそしてオフィス棟、下にはオフィス棟で上が住宅になっています。こちらも同じですが、この大屋根でつなぐ部分というのが、それがここの部分になってまいります。ここに人が訪れ集うことができる。様々なちょっとした集まりもここではできるんじゃないかなというように思っております。

パネルを使って説明する大森市長

 ちなみに、大ホールは1,750席程度入るホールをイメージしたものがこれでありまして、これはバレエ、オペラなど大掛かりな舞台芸術がここで公演をされていきます。中ホールは演劇、舞踏などの舞台芸術の創造活動、特に演劇は自らの言葉が発せられてそれが劇場、この観客席に届いていくというようなことで大体800席程度が最も望ましいというようなことを言われております。設計の方にもそういうふうに伺ってますし、一度仲代達矢さんとか何人かのいわゆる大物俳優さんたちがこの問題について我々のところに訪れてお話をされておりました。その方々もやはり800席程度が一番望ましいんではないかというようなことを言われたのを記憶しております。
 今後は今お示しさせていただきましたイメージ図なども活用しながら地元の方々への説明や市民の方々へPRに努め、開館に向けての機運を高めていきたいと思います。また来年度から先ほどご説明しました管理運営実施計画の策定や施設整備の詳細な設計が進んでいくことから岡山市の意思決定に際して専門的な判断が必要になってまいります。こうしたことから全国各地の文化施設の整備に関わってきた実績も豊富でこれまで岡山芸術創造劇場の構想や計画などの策定に継続して関わっていただいている岡山出身の劇場計画コンサルタントである草加叔也氏にスーパーバイザーとして専門的、技術的助言や関連情報の提供などをしていただきたいと考えております。なお、プロフィールについては参考資料3に添付させていただいております。

吉備線のLRTについて

会見する大森市長の様子2

 続きまして、吉備線のLRT化について岡山市、総社市を代表して私のほうからコメントさせていただきます。4月4日13時からこの岡山で総社市長、そしてJR西日本社長の3者で3者会議を開催することが決定いたしました。
 2月23日には私と総社市長、JR西日本社長の3人でお会いし、3者の役割分担、費用負担等について議論し、まだ幾つかの課題は残っているもののおおむね合意に近づいてきたという感触を得たところでございます。この点については皆さん方に申し上げたところでございますが、その後総社市ともよく相談し、もう一度活用できる国の補助制度やまた軌道、特許手続など全体をチェックするとともにJR側でも会社内の手続を行ったと聞いており、私としては大筋合意できたと感じているところでございます。
 このため4月4日に岡山で3者で会ってJR西日本社長からその結果を聞くとともにこれまで整理してきたことについての最終の確認をし、その内容について発表いたします。吉備線のLRT化については平成26年から本格的に検討を行ってまいりましたが、これまでLRTとはどういったものか、またLRT化の目的、LRT化によって期待される効果についてお話しする機会がなかったので、この機会に少しその点について触れさせていただきたいと思います。
 当日はなかなかそういう話にはならないと思いますので、今日若干基本的なことではありますけれども、少しお話をさせていただきたいと思います。
 片岡さんとも話をしているところでありますけれども、吉備線におけるLRT化の目的は岡山市から総社市をつなぐ連携軸の公共交通サービスを向上させることで、まず沿線住民の利便性が増す。そして、その周辺の沿線地域の活性化、また観光振興を図るところでございます。今回我々が想定しているLRTですが、まずこの岡山の東口から路面電車が走ってますよね。あの道路内を走行する路面電車と同じような形態、いわゆる自動車交通と併用していく、そういう区間が一定区間あるわけであります。それと共に鉄道と同程度の速度が確保できる今のいわゆる鉄道専用路線ですね。その専用区間を、またLRTが走る。だから、専用区間と併用区間を両方走っていく、こういうように皆さんイメージをしていただきたいと思います。バリアフリー化された低床、床が低いですね。車両を導入できるとともに鉄道駅に比べ駅の規模が小さく安価であるため、新駅が設置しやすいなどのメリットがあることなどからLRT化によって岡山市から総社市にかかる吉備線の利便性が向上するものと考えております。
 本当はイラストをここに出すのがよかったんですが、芸術創造劇場を今日はメインにしておりますので、添付しているものを少しごらんいただきたいと思います。これももう少し改良していかなきゃならないんで、岡山版になってません。これから市民の皆さん方にご理解をいただくためにより簡易な、簡易といいますか岡山に即したLRTのイメージのイラストとか等々を行っていきたいと思いますが、ここを見ていただきますと岡山でいうとですね、いわゆる路面電車の駅に近いと、いうふうに考えていただければ。したがって、駅の設置費用というのは、基本的に本当に安価にできます。自由にLRTに乗ろうとする場合も、至る所からここに入ってこられるということになってきます。右側手にはLRTが動き、左にはバスがとまっています。これがタクシーであってもいいわけですし、バスやタクシーなどの他の交通手段との乗換も非常にしやすくなっていく、向上させることができます。したがって、より利用しやすい公共交通ネットワークを構築できるのではないかと思っております。駅を中心とした都市機能や居住の集約化によるまちづくりもできますし、先ほど申し上げたような観光資源のアクセスも非常に向上するんではないかというように思っております。
 抽象的な話じゃ分かりにくいと思いますんで、これはまだ確実にこうなるということではないんですけれども、多分こういうふうに持っていくことになるだろうというようなことを、その具体の例をお話しさせていただきたいと思います。
 まず桃太郎線、吉備線の備前三門駅の西側、いわゆる関西高校があるわけですけれども、関西高校の前というのは非常に今渋滞をしております。この渋滞の原因というのは踏切と信号の交差点が非常に近いということで両方から信号と踏切が交通の円滑な交通の阻害要因になっているということでありますが、これがLRT化して路面電車のように道路を走行すると皆さん考えてください。そうすると、踏切はなくなります。したがって電車も車も同じように信号処理をして動くようになるわけです。したがって、非常にスムーズになってくるというところが一つ出てくると思います。
 それから、あと備前一宮駅をイメージしてください。今、吉備津彦神社から改札が線路を挟んだ反対側にあります。したがって、駅からこの吉備津彦神社に行くには、線路を越えるために改札を出てから踏切まで遠回りをしていく必要が出てきます。LRT化して神社側からも吉備線への乗車がすぐできるようになれば、非常に便利になってくるわけであります。
 総社市においても片岡さんからは県立大学前の学園都市構想や沿線のまちづくり、さらには吉備路観光の起爆剤としてLRT化に大きな期待をしてるとも聞いてるところであります。取りあえずの例示は今のような形にさせていただきたいと思いますが、4月4日での3者会議で合意ができた後は6月議会で補正予算を確保させていただきたいと考えております。そして、地域のご意見も伺いながら吉備線LRT化に向けた基本計画を取りまとめたいと考えているところでございます。

 ちなみに、LRTの案件じゃございませんけれども、先日の23日の会見で市役所筋における渋滞対策として下石井1丁目交差点で進めている改良工事の一部が完成し、23日の朝4時に供用が開始されました。その状況についてのご指摘がありましたんで、そこの状況をお知らせ申し上げたいと思います。
 南から交差点を左折し西へ向かう車が信号1サイクルでこれまで6台から7台しか通過できず渋滞の原因になっておりましたが、改良後は約3倍の15から17台が通過できるように改善されました。その結果供用開始前の17日、18日はいずれも市役所筋北進車線で渋滞が発生していましたが、供用後の24日の土曜日は目立った渋滞は発生しておりません。ただし、25日の日曜日は正午頃からイオンモール岡山の駐車場が満車となり、その影響で市役所筋北向き車線で渋滞が発生してる状況が見受けられました。イオンモール岡山では提携駐車場への誘導の徹底などの渋滞対策に取り組むと聞いております。効果検証、この左折レーンをつくったことに関する効果の検証については全ての工事が完了し交通が安定する期間を経て、5月下旬頃に詳細に調査を実施したいと考えております。

「サンノゼ市からの市民訪日団の来訪」について

 続きまして,アメリカカリフォルニア州のサンノゼ市の市民訪問団の来訪についてお知らせをいたします。
 岡山市とサンノゼ市とは、昭和32年5月26日に姉妹都市締結を行ってから昨年60周年を迎えました。岡山市では岡山市・サンノゼ市姉妹都市締結60周年記念実行委員会を組織し様々な記念事業を実施してきました。昨年4月には岡山市民友好親善訪米団をサンノゼ市へ派遣し私も団長として参加したところですが、このたびは4月8日から12日の日程でサンノゼ市から市民訪日団、約30名が岡山市を訪問されることになりました。岡山市では、記念式典や祝賀会といった公式行事で盛大にお迎えをすることとしております。また、訪日団は岡山市内を視察するほか、関係の深い経済団体や大学等を訪問する予定と伺っており、幅広い分野で交流が深まるものと期待しております。訪日団の皆様にはこの機会に岡山の魅力を存分に感じていただけるようおもてなしの心で歓迎したいと考えております。

「洛陽市への公式訪問団の派遣」について

 最後に洛陽市、中国河南省でございますけれども、への公式訪問団の派遣についてお知らせいたします。洛陽市人民政府から第36回洛陽牡丹文化祭開幕式への出席について招聘を受け、4月9日から12日の日程で佐々木副市長を団長とする岡山市公式訪問団を派遣します。洛陽市では洛陽牡丹文化祭開幕式への出席、洛陽市人民政府市長表敬訪問などの公式行事に参加します。また、岡山市日中友好協会が募集された岡山市民友好訪問団が同時期に洛陽市を訪問されますので、市民と行政が一体となってさらなる友好を深めてまいりたいと思います。私からは以上です。

質疑応答

  • 記者
     吉備線のLRT化について、4月4日に来島社長が来られてトップ会談をするということは、もう既に最終調整を終えてこの日に合意するということなんでしょうか。
  • 市長
     私としてはもう大筋の合意ができたと思っておりますけれども、そこは2月23日以降私は直接来島社長とお話をする機会がございません。したがって、彼らのほうで内部の手続は一応は終わってるというのを間接的に聞いてるところでありまして、我々のほうもやるところは先ほど言ったように幾つかのポイントについては整備はできたと思っておりますんでですね。大筋の合意はできたと私自身は感じてるところでありますけども、4月4日にそこは3者で話をして正式に発表させていただきたいと思います。その際にJR側、そして我々側にご質問いただければと思います。
  • 記者
     仮にこの日に合意に達したとするならば、当日イニシャルコスト、ランニングコストを含めその辺の関わりについても詳しく説明をされるんでしょうか。
  • 市長
     まだ4日にどこまでお話をするかというところについては、調整はできていません。これから何を発表させていただくのか、当然3人でお会いするわけですからその後記者会見を予定させていただいております。そこでの話す内容についても、これからまだ1週間ほどありますから整理をさせていただいて当日に臨みたいと思ってます。
  • 記者
     改めて、なぜ、吉備線でLRT化が必要なのでしょうか。
会見する大森市長の様子3
  • 市長
     まず先ほど言いましたように、LRT化の効果というのは非常に私は大きいと思うんですね。この問題はそもそもJR側も岡山の吉備線をLRT化にするとまちの活性化につながったり非常に沿線も元気になっていくんではないかというような指摘があり始まった話ですが、私もそういうように思っております。そういう元気になるにふさわしい路線だと思っておりますんで、かつLRT化しやすいですよね。
     例えば、山陽本線のように本当の基幹線であると、そこは道路の併用ということではなくてやはり一定の速度はずっと確保してやらなければなりませんし、吉備線というのはLRT化しやすい。しやすくてかつまちが元気になりやすい、そういう路線だというように思ってるところであります。
  • 記者
     LRT化について市長自ら大筋合意できたと感じているというような感じでご説明されていますが、4月4日にまだ最終的な話合いもされる中で今もう大筋合意を感じたと言われて6月補正の話までされている。どういう根拠で大筋合意に至ったんだと思われているんでしょうか。
  • 市長
     まず第一に私は昨年の議会では非常に厳しい折衝になってると、JR側とですね。厳しい折衝状況になっているということを申し上げたと思います。そこは一言で言うとやっぱりイニシャルコスト、ランニングコストを含めてですが、コストの負担についてなかなかこれは折り合えるのかなというような不安を持ってました。
     そこが2月23日にJR西日本に行く、ないしはその行く前ぐらいから大きく進展をし、そこで一定の合意という形に近づいてるというのがもう肌で感じられたわけであります。それから、ちょっとよく待てよと、我々も今言ったようにコスト負担の話だけお互いがやってるじゃないかと。LRTを実現するためには果たしてそれだけなのかという、隘路がないのかどうかということをもう一度ちょっと改めてチェックしてみようというようなこともやりました。そういう面では国土交通省の担当のところに行ったり幾つかまたそれを持ち帰って検討させていただいたり幾つかのことをやらせていただいてます。
     そういうところから見て全体として私はこれで行けるんじゃないかというように思っているところであります。JR側とこの表現についてJRはそういうふうに言わないかもしれませんけれども、私としてはもうここまで来たら大筋合意ができたんではないかというように感じているところでありまして、あとは4月4日を待つということにさせていただきたいと思います。
  • 記者
     それでは、4月4日はもう合意の発表というような形で期待も含めて。
  • 市長
     はい、私としてはそう感じてます。
  • 記者
     LRT化について、先ほどの質問のお答えの中で全体としてこれで行けると強いお気持ちを述べられましたけども、それは市民からして多額の税金を投入するというそのコスト面でも市民が納得できる額であるという認識に基づくのでしょうか。
  • 市長
     先ほどイニシャルコスト、ランニングコストで隔たりがあったというふうに申し上げたのも、これはやはり我々としてどんどん税金を投入すればいいと思っているわけではないからこういう議論になっているところでありまして、当然やっぱり市民に説明ができる範囲内で税金投入ということになるわけであります。そういった視点を、常に忘れずにやらせていただいたところであります。私は、今回の合意内容が市民の皆さんにご理解いただけるものだというようには思ってます。
  • 記者
     吉備線のLRT化の効果について沿線住民の利便性の向上ですとか観光振興、具体例としまして関西高校前の交通渋滞のお話も出ました。これは重点という意味ではどれも同じようなレベルでの交通渋滞の解消にもなるし、観光振興にもなるし、沿線住民の利便性にもなるしという岡山市からしてみるといずれも重要な政策だと考えておられますか。
  • 市長
     いずれも重要だと思います。先ほど申し上げたのは、関西高校の前が特に交通渋滞対策には効いてくると思いますよね。吉備津彦神社のところは観光面で少し申し上げたんですが、新駅の設置の話も少し申し上げましたよね。新駅の設置というのはこのLRTに関していうと駅の設置費用が本当に安価だということなんですね。したがって、道路との併用区間はスピードを落としますから、そういう面では併用区間の駅というのももちろんできてきますし、専用区間ももちろんやってもいいんですけども、新しい新駅の設置ということが私はそれも大きな利便性の向上につながっていくと思ってます。具体的に駅をどこにつくっていくのかというのは今後の話になりますが、それによって今の吉備線、桃太郎線沿線の生活というのが一変してくる可能性というのはあると思います。
  • 記者
     4月4日の話し合いの中身、見通しとか希望、期待、このあたりを市長のお言葉で改めていただけますでしょうか。
  • 市長
     LRT化については、随分長い間議論させていただきました。私が市長に就任してからも平成26年からかな、本格的にこれを動かしたわけでありますけれども、ようやく最初の実が結実しそうだなというように思っているところであります。4月4日の合意から新たに3者でもう具体的にこのLRT化について検討をしていくことができるということになれば非常に岡山市の特に吉備線沿線地区を中心として生活は大きく変わってくるんではないかなというふうに思っているところであります。
  • 記者
     議会でも気持ちよく合意したいとおっしゃったが、そのあたりを改めてよろしいですか。
  • 市長
     それは合意は気持ちよく、プロセスではいろいろありました。プロセスはいろいろありましたけども、今は岡山市、総社市、そしてJR西日本とも私は非常にすがすがしい気持ちで当日を迎えられるんではないかなというように思っています。
  • 記者
     新しい文化芸術施設について、施設の名称が仮称ですけれども決まってこれから具体的に計画を進めていくと思うんですが、改めてこの施設に対する期待とどんな役割にこれからなっていくかというところをお聞かせください。
  • 市長
     今までの市民会館というのはやはり貸し館で、イベントがあるときにそのホールをお貸ししますということの機能だけだったというように思っております。その機能は当然ここに継続していく、継承していくわけでありますが、それとともに(今、名称の話を申し上げました)芸術創造劇場、クリエイティブなこういう要素をここに入れていく、つくっていく。岡山市民自らが新たな文化をつくっていくという要素を加えるということと共に、この1キロスクエアの南東側にある先ほど一番皆さん方から見て右の下ですね。ここの大屋根の部分、ここが象徴、シンボリックなものでありますけども、人が集うという要素も入れています。大きな面では、岡山の中心街のより活性化につながっていくんではないかなというように思っております。したがって、「つくる」機能、そして「集う」機能、これがより増していくということを期待してるところであります。
  • 記者
     「岡山芸術創造劇場」は今後の手続もあって仮称がついてると思うんですけど、一応主としてはこの施設の名称については岡山芸術創造劇場で行くとお決めになられたという理解でよろしいでしょうか。
  • 市長
     そうですね。これから条例を出していかなければなりません。私としては、この岡山芸術創造劇場という名称で議会側に提案をしていきたいというように思っているところであります。

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