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平成30年1月10日市長記者会見

[2018年1月12日]

ID:12310

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平成30年1月10日市長記者会見議題

  • 「中山間・周辺地域の振興に関する有識者懇談会」の開催について
  • 岡山市PR動画再生回数100万回突破

平成30年1月10日市長記者会見資料

市長記者会見動画

「中山間・周辺地域の振興に関する有識者懇談会」の開催について

会見する大森市長の様子1

 皆さん、明けましておめでとうございます。また、おはようございます。
 本日は、中山間・周辺地域の振興に関する有識者懇談会についてお話を申し上げます。
 中山間と周辺地域の振興に関する有識者懇談会を1月16日火曜日に開催をいたします。地域振興基金約35億円を活用しての事業について、来年度から10年間を目途に、さまざまな地域課題の解決に取り組む活動支援など、持続可能な地域づくりに向けた仕組みの構築を目的に、別紙1のとおり、NPOや企業経営者、連合町内会、連合婦人会、まちづくり、経済、農業分野の有識者の方々による懇談会を開催し、専門的な視点からのご意見をいただこうと考えております。
 平成30年度から事業を実施するに当たり、地域の資源を生かしたコミュニティービジネスによる地域活力の創出と地域における生活機能、サービスの維持、確保という、大きく2つの視点が重要じゃないかと考えております。事業のスキームとしては、地域住民はもとより、地域内外の企業やNPO法人などが、地域の将来の姿を描きながら解決すべき地域課題や活動内容を検討し、計画という形をご提案していただくことを想定しているところであります。事業の制度設計を進めるに当たり、今回、有識者のご意見もいただきながら、どのような事業を対象とすべきか、ハード、ソフト両面からの支援についてスキームを整理していきたいと考えております。

岡山市PR動画再生回数100万回突破

 続きまして、案件ではございませんが、岡山市のPR動画の再生回数が100万回を突破したことについてご報告をいたします。
 今年度、岡山市出身のタレント桜井日奈子さんを起用したPR動画を製作し、昨年10月7日より動画投稿サイトにて情報発信をしていますが、公開3カ月で再生回数が100万回を超えていることから、桜井さんの人気の高さはもちろん、鬼カワイイうらじゃダンスも、実際に踊ってみたい人たちの幅広い支持を集めているのではないかと思われます。
 なお、今月20日には、桜井さんがグランプリを獲得し芸能界デビューのきっかけとなったおかやま美少女・美人コンテストが開催されますが、そこでも桜井さんご本人がうらじゃ踊り連とともにうらじゃダンスを披露されると聞いています。今後も、この動画がうらじゃの魅力発信、そして岡山市の知名度や好感度の向上につながることを期待しております。

質疑応答

会見する大森市長の様子2
  • 記者
     中山間・周辺地域の振興について、この有識者懇談会では、対象となる事業内容のほかに、どういった点を専門家の方、有識者の方から募る形になるんですか。
  • 市長
     事業全体のスキームの問題になるんですが、まずはやっぱり対象地域の話もやっていかなければならないというように思っています。
     この基金っていうのは、旧御津町、そして灘崎町との合併のときに、合併特例債を活用して、基金をつくって、特に合併市町村との関係で、円滑に市政全体ができるようにっていうことでできている基金なんですが、使途はもう少し幅広く使っていいということではあります。
     ただ、合併地域はもちろん必要だと思うんですが、疲弊している地域、そういったものも対象として、この基金の活用をしていきたいなというように考えているところであります。ただ、疲弊しているといっても、どういう尺度で整理をしていくのかということを、有識者の方々にお話を聞いていくということが一つ必要かなあというように思っております。
     それから、事業スキームも同じでありまして、先ほど一言でコミュニティービジネスと言いましたけども、地域を本当に活性化させるものと地域の生活を維持していく、そういったものっていうのもあるでしょうから、そのあたりのイメージを整理をしていきたいなあというように思っています。
  • 記者
     これは本年度中に取りまとめるということなんですか。
  • 市長
     そうですね。まだスケジュール感が正確には整理ができてませんが、少なくとも来年度予算には、一定の整理をした上で予算提出はしたいと思っております。したがって、予算案に入るような整理は、この有識者会議にお願いして、そのスキームを整理していきたいと思います。
     ただ、詳細まで固まるかどうかは、それほど回数もできませんから、もう2月には予算提出していかなきゃならない、そんなに時間がないんで、詳細まではいかないかもしれませんけれども、大枠の整理はここでやりたいなというように思っています。
  • 記者
     先ほど、桜井日奈子さんを起用したPR動画が100万回を突破したということだったんですが、改めてこのPR動画の再生回数が伸びるということに対しての効果というか、期待感というのと、あと他都市の自治体がつくっているPR動画の例なんかで、他都市と比べた再生回数っていうので、何か岡山市が突出して多いとか、そういったのがもしご存じであれば。
  • 市長
     どこまで話していいのかよくわからないんですけど、一応は、まず他都市の例は調べてはもらっております。
     ゾンビムービーないしは恋愛ムービーというのを岡山県がやられて、昨年8月末に出されておりますが、大体これが両方とも平均して1万回程度というように聞いております。
     広島県のキャットストリートビューっていうのが、第一弾、尾道編として出ています。これは平成27年8月末ということですから、もう2年半ぐらいたっているんですか。これが50万回ぐらいのイメージであります。
     香川県が、平成28年9月ということですから、1年半ぐらいで、「うどんをすする音で赤ちゃんは本当に泣きやむのか」というのが14万回程度。
     北九州市が「COME ON!関門!」っていうので、これは21万回。
     非常に多いのが、別府市が、「100万再生で本当にやります!別府市・湯~園地計画!」。28年11月に出して、これが440万回と。宮崎市が「This is Nishitachi」っていうのが平成29年4月で17万回。
     とりあえず我々の近くの西日本の話だけで、今、手元にある数字をお示しすると以上のような結果になります。
     我々の3カ月程度で100万回を超えていくっていうのは、非常に、まずは回数としては多く、そして昨日、県の市長会がありまして、懇親会の場での話はほとんど皆さんこの動画、ムービー。昨日の会場にあったっていうこともあるんかもしれませんけど、桜井日奈子さんそのものもみんな知っていただいていたというようなことでありました。
     非常に効果はあったと思います。じゃあ、どういう効果かっていうところでありますけども、岡山市のPR動画ですから、当然ながら、この岡山市の発信については、「桃太郎のまち 岡山」としては、他県の皆さん方によく認知していただいているようにはなっているんじゃないかというように思います。
     それから、桜井日奈子さんがかわいいんで、そういう面でその相乗効果っていいますか、岡山の印象もよくなっているんじゃないかなあと。若干自画自賛のところはありますけど。それで、彼女自身も相当、私が言うのもあれですけど、プラスにはなっているんじゃないかなあというように思っているところであります。20日にも来ていただけるということです。私、独特な雰囲気も持っている女性だなあと思っているところでありまして、ファンの一人として応援したいなあと思います。
  • 記者
     今年の市政の抱負と市長がお考えになっている大きな課題というのを、改めてお聞かせいただけますでしょうか。
会見する大森市長の様子3
  • 市長
     課題っていうのは、私はもう本当に多々あるんじゃないかなあと。大きな高齢化、人口減少の中で岡山のまちをどうしていくかっていうふうに考えたときに、まちづくりっていうのも当然それに合わせた形でやっていかなければならない。その一つの思想がコンパクトシティー・アンド・ネットワークということであります。そして、そのまちづくりに関して言うと、岡山を牽引していくっていうのは中心市街地であります。その中心市街地の整備っていうのは、私は不可避だろうと思っております。
     ただ、この前の選挙で周辺地域、中山間地域、相当の不安感が蔓延しておりました。それらを払拭していかなければならないという意味では、そういう周辺地域、中山間地域の活性化も必要だろうというように思っております。
     それから、子育ての問題、これは相対的に見て、岡山の保護者の皆さんに私はご迷惑をかけていると思っております。子育て環境の充実、保育の充実っていうのは、もう大きな課題の一つとしてやっていかなければならない。
    教育問題も同じであります。教育の問題についても、少し上向きになってきたということでありますけれども、私はまだまだ不十分だというように思っております。教育委員会とともに、これらに邁進をしていきたいと思います。
     そして、今年は国民健康保険、国民保健と介護の関係のそういう改定の時期に、改定といいますか、介護は改定の時期、国保も県に移管されるという節目の時期になります。岡山の場合、ずっと国保の料金を上げていなかったわけでありますけども、今年はそういう全体の情勢をよく見ながら、その改定にも対応していかなければならないというように思っております。
     あとは健康増進、これも私は、健康寿命の延伸っていうのは、私が就任してからずっと大きな課題としてやっております。今も水面下では相当数、次のステップのことを模索しているところであります。これらについてもやっていきたいというように思っております。
     11月の議会でスタートダッシュという、庁舎の話とか、この中山間の話とか、路面電車の話、幾つか議題として、課題としてあげさせていただきました。これらについても頑張ってまいりたいというように思っております。
  • 記者
     昨日、4月1日から小規模保育所を新たに開園しますというので、95人募集人数があるという発表があったんですけれども、改めて4月に向けて、もうすぐ1次締め切りもありますけれども、待機児童の解消に向けてどのように今年お考えになられているか、お聞かせいただけますか。
  • 市長
     先ほども少し触れましたが、昨年4月の数字は849人ということで、ワーストツーということで、恥ずかしい結果になったところであります。それから、昨年10月段階では652人ということで、少し改善はしたものの、まだまだ十分とは言えない状況になっております。
     今年度中、1,500の受け皿を用意するっていうふうに申し上げました。今、それに向かって最後の調整をさせていただいているところであります。一人でも待機児童を少なくするという方針のもとに、全力を尽くしてまいりたいと思います。
  • 記者
     これまで中心市街地の部分っていうのが結構事業の中でも多かったかなあと思うんですけれども、今回、対象として合併地域や疲弊している地域も検討したいんだというお話もありましたが、中山間とか周辺地域の現状っていうのは、課題も含めて、市長としてどうお感じになっているかっていうのを教えてもらってもいいでしょうか。
  • 市長
     まず第1に、中心市街地のプロジェクトが目立っていたっていうところはあるんですが、私として、そういう周辺地域のことに意を用いなかったっていうわけでは全くありません。鳥獣対策等々、地域おこし協力隊もそうですか、多くの施策を行ったところであります。
     しかしながら、この10月の選挙のときに2週間、もう岡山市内くまなく回らせていただきました。以前から聞いていた話ではありますが、その不安感っていうのが非常に蔓延している。その背景にはいろんな、当該エリアの人口の減少問題、高齢化問題っていうのが大きくあるんじゃないかなあというように思っております。そして、産業の問題もあるかもしれません。そういったものが、全体として周辺地域の人の気持ちを、今申し上げたようにさせているんだろうというように思っております。
     今回の基金でどれだけそれが払拭できるのかわからないところはございますけれども、やれるところはやっていこうじゃないかということで、今回踏み切ってやらせていただいたところであります。
  • 記者
     中山間の話で、やはり、手を上げていただく、地元地域の方がもう一度頑張ろう、やっていこうっていう気持ちをどう高めていくかそこが一つポイントだと思うのですが、市長、地元に対しての頑張ろうっていう気持ちはどう高めていくのでしょうか。
会見する大森市長の様子4
  • 市長
     おっしゃるとおりで、何かやろうとすると一人じゃできない。となると、人と人が集まって、そして物事をつくっていこうとする。私はそういう組織づくりだけでも、大きなプラスの意味があるんじゃないかなというように思っています。
     ただ、地元の人の組織だけを待っているとなかなか進みぐあいもそう簡単に進まないのかなというように思ってまして、それは違うエリアからそこに入っていく、そういった企業があっても、NPO法人があってもいいんじゃないかなと。よく、よそ者、若者、ばか者って言いますよね。私そういう新たな刺激が当該地域に入っていく。相当プラスに作用すると思いますよ。だから、そういう効果も狙っているところがあるんですが、後はどうやって手を挙げていただくか、試行錯誤のところもあるかもしれません。とりあえずは来年度予算に一定の整理をして出していくことは出していくんですが、それで全てが終わりなのかっていうところについては、様子を見ながら考えていかなければならないところもあるかもしれません。柔軟に対応していったほうがいいんじゃないかと思ってます。
  • 記者
     動画の件なんですけれども、100万回再生達成すれば、何々という自治体もございましたが、市長何かお考えでしょうか。
  • 市長
     全く考えてませんが、そういう質問があることも想定をしなかったですけれども、何かあってもいいのかもしれませんね。担当とも考えながら、これも一つの岡山市の発信になるとすれば、ちょっと考えてみます。
  • 記者
     PR動画に関連して、何かしら県外の方からリアクションとか具体的に市長の耳に入っているでしょうか。
  • 市長
     具体的にはないですね。同じように動画の効果みたいな議論もしてみるのもおもしろいかもしれませんね。とりあえず100万回の達成の話は昨日いただきまして、1月9日現在で1万600幾つですかという話がありまして、即ここで発表させていただいてるということであります。そういう面ではそれの効果っていうことも議論として今後あるかもしれません。
  • 記者
     中山間に関して、有識者懇談会を設置される意義っていいますか、設置して事業を組み立てていこうとする意義、目的、狙い、そこを改めて伺いたいのですが。
  • 市長
     通常の事業だと、いろいろな要請があり、我々から見てこんな施策が必要なんじゃないかということで、物によっては地元とも相談しながら施策を組み立てていく、こういう作業になりますよね。ただ、一部の事業についてはこういう新しく物をつくっていく。特に今回の場合は額も大きいということもありますが、10年間これから中山間周辺地域の活性化のために、これらの事業を中心としてやっていこうじゃないかということなんで、やはり長期的な視野も見ていかないといけない。かつ、NPO法人なんかも入ってもらってますけども、現実に我々がどういうサポートをすれば、動いていただけるのか。先ほどの質問とも重複するんですけれども、私は現地の人たちの盛り上がりも必要なんですが、外から入ってくるということも必要になってくるわけであります。
     だから、そういう事業として、フィージブルなものをどうやってつくっていくのかっていうのは我々だけじゃなくて有識者の方の意見を聞いて固めていくっていうのがいいんじゃないかなっていうのを判断してセッティングをさせていただいたということであります。
  • 記者
     動画ですが、3カ月で100万回というのは、端的に食いつきがあったというのは何が要因というふうに市長はお受けとめされてますか。
  • 市長
     やっぱり一つは桜井さんなんでしょうね。桜井さんとそれからやっぱり鬼カワイイっていいますか全体のこの流れ、桃太郎の鬼を使って全体明るく仕上げている。そういったところが食いつきがよかった要素になるんじゃないかなと。だから、反射的効果は相当大きいんじゃないですかね。
     岡山のまち、吉備津神社、そして鬼ノ城、そういったものが舞台になっていますから、効果は大きいと思いますけど。答えになっているかどうかわかりませんけど。

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