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平成29年10月11日市長記者会見

[2017年10月18日]

ID:12262

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平成29年10月11日市長記者会見議題

  • 「持続可能な観光国際年」記念国際観光シンポジウムについて
  • 岡山White+(ホワイトプラス)企業表彰制度について
  • 「おかやまぐらし移住の窓口」開所式について岡山市のフィルムコミッションについて
  • 協働のまちづくり展inイオンモール岡山について
  • 女性活躍シンポジウムの開催について
  • 「みんなでつくる水辺フェス~岡山旭川2017~」の開催について
  • スマート通勤おかやまについて

平成29年10月11日市長記者会見資料

市長記者会見動画

「持続可能な観光国際年」記念国際観光シンポジウムについて

会見する大森市長の様子1

 皆さんおはようございます。
 本日は、はじめに「持続可能な観光国際年」記念国際観光シンポジウムの開催内容についてお知らせをいたします。
 来週、10月16日午後に開催するシンポジウムは、「遺産、自然、そして人が関わりあう観光モデルについて」をテーマとし、私も「持続可能な観光開発に向けた岡山市の実践~城と庭、水と緑、そして人~」をテーマに基調講演をさせていただくほか、2つのセッションには岡山市関係者がそれぞれ2名ずつ参加し、カンボジア、パプアニューギニア、韓国等の発表者の方々とともに議論を深めるプログラムとなっております。また、16日、17日両日にテクニカルビジットを実施する予定です。
 テクニカルビジットって、私も初めて聞いたんで、何だいったいと言ってみると、これは何か観光庁がつくった言葉らしくて、通常「エクスカーション」って言ってましたよね。エクスカーションに、プラスアルファとして学びの意味を入れた言葉として「テクニカルビジット」と。これ観光庁の主催でもありますんで、テクニカルビジットを我々としても言葉として使いたいと思います。
 テクニカルビジットを実施する予定ですが、まず16日午前には、岡山城で実施中の実施実験事業やボランティアガイドの活動等、また、岡山後楽園では歴史の保存・継承と園の開放・活用等について実地で見聞していただく予定であります。翌17日午前には、旧内山下小学校で実施中の社会実験の一つとして位置づけ、2つのコースに分けて岡山の歴史・文化、自然を味わっていただきたいと考えております。
 ちなみに、全体の参加者でありますが、海外からの参加者が約30名、そして全体として350名を見込んでいるところでございます。
 岡山の誇る自然や文化を、環境保全をはじめとするESD活動等を通じて脈々と継承しながら新たな文化を創造し、地域全体で活用していく、こうした岡山市の持続可能な観光開発の取り組みを世界に向けて発信していきたいと考えております。
 私の講演ですが、今考えているところでありますけれども、やはり岡山として、このESD、持続可能な開発のための教育っていう視点を平成26年にやったという経緯もあります。観光においてもそういった側面を入れ込んでといいますか、哲学の一つとしてお話し申し上げたいなというように思っているところでございます。

岡山White+(ホワイトプラス)企業表彰制度について

 続きまして、「岡山市White+(ホワイトプラス)企業表彰制度」についてお知らせをいたします。
 岡山市では、「岡山市White+(ホワイトプラス)企業表彰制度」を立ち上げ、表彰の対象となる企業を募集しています。この制度では、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」と、従業員一人一人の仕事と生活の調和を図る「ワークライフバランス」の両方を積極的に推進する市内企業等を「White+(ホワイトプラス)」企業として3社表彰いたします。
 また、この「White+(ホワイトプラス)」っていう言葉、これは、何となく想像できると思うんですが、ブラック企業に対するホワイト企業ということで、「White+(ホワイトプラス)」っていう、この「+(プラス)」の定義自身、健康経営とワーク・ライフ・バランスの両方の要素を入れて、単にホワイト企業、ブラック企業に対するホワイト企業だけじゃなくて、一歩前に進んでるということをイメージするということらしいです。言葉としてはおもしろい言葉だと思います。
 この表彰された市内企業等については、市広報紙や市ホームページ等の広報媒体を通じて、企業名やその取り組み内容を広く周知します。また、惜しくも表彰されなかった企業においてすぐれた取り組みを行っていると認められた場合も積極的に公表していく予定です。企業の経営者や従業員の皆さんの健康意識の向上や健康増進といった健康経営の取り組み、また長時間労働の是正や育児支援の導入といった働き方改革に向けたワークライ・バランスに関する取り組みを促進することで、市内企業等の魅力発信、また企業ブランドの価値の向上、ひいてはヘルスケア産業関連市場の拡大へつなげていきたいと考えております。

「おかやまぐらし移住の窓口」開所式について

会見する大森市長の様子2

 案件は2つでございますが、少しお知らせをしたいことがございます。
 まず、「おかやまぐらし移住の窓口」開所式でございます。岡山市では、平成28年4月に岡山市東京事務所内に移住相談東京窓口を開設し、専任のアドバイザーを配置することで、東京圏におけるワンストップでの移住相談を行ってまいりました。こちらの窓口も多くの方が利用され役立っているところではございます。
 ただ、このたび連携中枢都市圏ビジョンの具体的な取り組みとして、「移住相談東京窓口」を全ての連携市町との共同設置にして名称を「おかやまぐらし移住の窓口」とし、10月2日月曜日、東京駅日本橋口から徒歩1分の日本ビル3階に移転いたしました。
 移転によるメリットとして、相談件数が多くなる土曜日も開所し、17時までであった相談終了時刻を18時まで延長することで、より移住希望者の目線に立ったきめ細かな相談ができるものと考えております。
 あわせて、私は今度伺うんですけども、そこのビルには兵庫県など他の自治体の窓口も開いてるらしく、必ずしも1つのエリアだけに移住希望者も固執してるわけじゃございませんから、そういうついでに寄っていただくとか、そういう効果も期待できるんじゃないかなというように思っております。
 そして、資料としてお配りしておりますけれども、10月13日金曜日の16時から日本ビル3階の地方創生オフィスフロア内において、連携市町の代表者の方にも出席していただき、開所式をとり行うことになりましたので、ご報告いたします。

岡山市のフィルムコミッションについて

 続きまして、岡山市のフィルムコミッションの活動状況についてご報告をいたします。
 岡山市は、映画等のロケ地誘致や撮影協力を行っております。昨年度から数々の映画やテレビのロケ撮影が行われております。
 今回、10月28日と12月16日、それぞれ全国公開される映画があるということから、お話をさせていただくわけであります。10月28日は、京橋や表町などで撮影された「先生!」が公開されます。また、岡山の実話であり、JR北長瀬駅前、新岡山港など、全編を通じて岡山市内でロケが行われた「8年越しの花嫁」が12月16日にそれぞれ全国公開されます。
 これからも、映画等のロケ地誘致や撮影協力を通じて、全国に向けて情報を発信してまいりたいと考えております。

協働のまちづくり展inイオンモール岡山について

 続きまして、市内で行われるシンポジウムやイベントについて幾つかお話を申し上げます。
 10月18日と19日の2日間、イオンモール岡山1階の未来スクエアにおいて、「協働のまちづくり展」を開催します。この「協働のまちづくり展」は、地域の社会課題解決の事例に学び、多様な主体の協働によるまちづくりを広げるために開催するものですが、今まで余り関心を持っておられなかった市民の皆様にも知っていただくため、初めてイオンモールで開催することといたしました。町内会など、自治組織の課題解決の事例報告や展示だけでなく、今年は岡山後楽館高校の生徒たちのまちづくりの取り組みを発表していただき、また市民活動を行う際の資金調達の仕組みなどについて考えるフォーラムも行うことにしております。多くの皆様にご参加いただきたいと思います。

女性活躍シンポジウムの開催について

 また、10月25日、同じくイオンモール岡山で開催する「女性活躍推進シンポジウム」についてお知らせします。
 女性活躍推進法が昨年4月に施行され、1年以上経過しましたが、女性活躍推進に取り組む県内企業は18.5%にとどまっているという調査結果もあり、企業における取り組みは進んでいない状況であります。このシンポジウムでは、今なぜ女性活躍が必要なのか、生産性の向上や人材の確保など、経営戦略としての女性活躍、働き方改革の重要性、企業にとってのメリットを先進的な取り組み事例を交えて情報発信いたします。是非多くの企業の経営者や管理職の方々にご来場いただきたいと思います。

「みんなでつくる水辺フェス~岡山旭川2017~」の開催について

 続きまして、「みんなでつくる水辺フェス~岡山旭川2017~」の開催についてお知らせいたします。
 岡山市では、岡山のシンボルでもある岡山城、そして後楽園周辺と旭川の美しい水辺の景観が一体となって、さらなる魅力創出を目指した「旭川かわまちづくり」を推進しております。その一環として、多くの方々がさらに「かわ」と「まち」に親しんでいただくイベントである「ミズベリング岡山旭川」を過去2年間にわたり開催してきたところで、今年もより市民の皆様に親しまれるように、「みんなでつくる水辺フェス~岡山旭川2017~」と題して10月22日に開催いたします。
 今年は、コミュニティーマーケットやカヌー・サップ体験、まち歩きツアーなど、旭川とその周辺を生かした各種イベントが予定されており、思い思いの楽しみ方をしていただき、新しい魅力の発見などにつながればと考えております。気候のいい時期ですので、是非ともお越しいただきたいと思います。

スマート通勤おかやまについて

 最後ですが、「スマート通勤おかやま2017」の実施について申し上げます。
 岡山市では、自動車から排出されるCO2の削減、また交通渋滞の緩和、公共交通の利用促進などを目的に、市内外にお勤めの皆様に、徒歩や自転車、公共交通等を利用した通勤を促す取り組みとして、「スマート通勤おかやま」を実施しいるところであります。
 今年も10月23日から27日までの5日間実施します。参加者数は、添付資料の1ページにお示ししていますように年々増加しております。特に昨年度は、県下全体で119事業所、約6,100人もの多くの方々にご参加をいただきました。
 また、今年も、優秀な実績を上げられた市内の事業者に対しては岡山市から表彰を行うことにしておりますので、事業所のCSR活動のPRにも役立つことから、多くの皆様にご参加いただきたいと考えております。
 スマート通勤の効果ですが、添付資料の2ページ目をご覧ください。
 この渋滞解消の具体例などが書かれております。また、スマート通勤の参加者からは、気分転換ができて時間の効率化を考えながら仕事を進められたというような仕事の効率アップ、また健康改善効果などを実感したという声が寄せられているところであります。
 参加方法ですが、10月23日から27日までの実施期間中に、可能な範囲で徒歩、自転車、公共交通等を利用した通勤をしていただく、その結果を報告していただくだけの簡単なものではございますが、事業所で参加する場合には10月18日までに事業所登録をしていただく必要があります。今年も多くの方にご参加いただけるよう、事業所登録や結果報告は紙面またはウェブ上で簡単に行うことができるように準備しております。是非ご参加をいただきたいと思います。

質疑応答

会見する大森市長の様子3
  • 記者
     今度の国際観光シンポジウムの岡山市で開かれることの狙いと、これによってどういったところに期待するかというところを聞きたいと思います。
  • 市長
     まず1つは、平成26年にESDの世界会議をすることができました。また、昨年は日中韓の会議をさせていただきました。今年もこの国際観光シンポジウムということで、国際会議、それを市が主催するという意味での国際会議を行うことができました。これ自身、私は結構大きな意味を持っていくんじゃないのかなと。海外への発信という意味もありますし。職員自体のノウハウの取得っていいますか、おもてなしの場からさまざまなプレゼンテーションを行うに当たっての流れっていいますか、非常にスムーズになってるような気がいたします。そういう面では、もう今後国際会議等を行うに当たっても、何のちゅうちょもなくできるようになってきてるんではないかな、という効果もあると思います。
     それから、ちょっと脈絡がないところもあるんですけれども、今回蔚山に行かせていただいて、日中韓の我々の後の会合をさせていただいたときに、やはりこういう一つ一つの取り組みを行ってるということが、さまざまな自治体にとって、結構岡山ということを考えていただくきっかけになっているんではないかなと。来月、ソウルの特別区の道峰区っていうところの区長さんが来られることになったんですが、それはやはり日中韓の会議を経て、そういうことを見ながら、ああ、岡山ってこういうことをやってるんだと、是非仲よくしたいなと、文化交流したいなというようなことを思っていただいてるという面で、さまざまな面での草の根の交流にもつながっていってるんじゃないかなというように思います。
     今回の件は、またあとは、我々が大きく日本をリードしてるESD活動の面から見てもプラスに働くんではないかなと思ってます。
  • 記者
     先ほどの関連になりますが、テクニカルビジットは場所を後楽園、岡山城、さらに旧内山下小学校等ございますが、どういった取り組みを国内外に発信していかれるための取り組みがここに備わっているのかというところを具体的に教えていただけますか。
  • 市長
     先ほど申し上げたように、観光ボランティアの活動とか、岡山、結構よくやっていただいてる、そういう要素があるんじゃないかなというように思います。それから、特に外国語を今、相当対応がよくなっていると、私は一般の方からも、英語、韓国語等はもう万全なんじゃないかなという話も聞くんですけども、そういう具体の動き、活動、こういった状況についてお話をしていく、ないしは内山下小学校っていうのは、ある面廃校になって、耐震上も問題がある、そしてかつ中の文化財の問題、文化財が埋まってるというような話の中で、いろいろ社会実験を繰り返しながら次の活用を模索している、こういったこともお示しする一つの題材にはなるんではないかなというように私としては感じているところであります。
  • 担当者
     今回のシンポジウムのテーマに沿った歴史・文化、そういったところを、本市の強みも含めまして、いろいろ今実施している社会実験も含めて、国内外の方に情報発信していきたいと考えております。

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