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平成29年11月14日市長記者会見

[2017年11月17日]

ID:12286

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平成29年11月14日市長記者会見議題

  • 市役所筋の渋滞対策について
  • 広域周遊観光につながる歴史・文化資源をテーマにした短編集の完成記念イベントについて
  • ストラスブール市(フランス)への視察について
  • 「おかやまマラソン2017」の開催結果について

平成29年11月14日市長記者会見資料

市長記者会見動画

市役所筋の渋滞対策について

 皆さん、おはようございます。
 本日は、はじめに市役所筋における渋滞対策としての、下石井1丁目の交差点の改良についてお知らせいたします。このように、各論の渋滞対策というのは、今まで4年間にわたる記者会見の中でも一度も取り上げてこなかったんですけれども、もうご存じのように、この交差点については渋滞が頻繁に起こっており、市民への影響も非常に大きいということで、その対策についての経緯を含めてご説明を申し上げたいと思います。
 昨年の暮れあたりから、この下石井の1丁目交差点を先頭に、岡山駅方面へ向かう車で渋滞の発生が見られるようになりました。この状況を受けて、岡山市では問題意識を持って対策案の検討を始めたところであります。具体的に動いたのは都市整備局の面々でございますけれども、同時期に岡山県警も同じような問題意識を持っていたようです。イオンモール岡山を合わせた3者によって対策の協議を重ねた結果、改良工事を行うことになったわけであります。工事については、年明けから着手し、3月末までに完成をさせたいというように思っております。

図面にて説明

会見する大森市長の様子1

  こちらが市役所です。こちらが岡山駅ですけども、皆さんここの一番、左折レーン、ここが非常に渋滞してますよね。この横断歩道、この歩行者用の信号が赤になる時間が大体20秒ぐらいあるんです。通常なら、大体これが20秒では10台ぐらい行くようになるんです。ただ、青信号で途中で赤になっても人は渡っていきますよね。そういうことを考えていくと、この左折の車っていうのは1回当たり、歩行者の信号が赤になっている間、20秒当たり通常なら10台行けるところが大体6、7台になるんです。
 今回、ここに新たに、左折レーンを設けるということにします。左折レーンができますと、こちらの右折レーン、右折ができる時間、これが大体20秒から30秒ということを、状態に合わせて警察のほうで対応していただいているようですけども、20秒から30秒ぐらいあります。その間に、ここに新たに左折レーンができると左折することができる。ここはずっと赤になってますから、この20秒から30秒を加えて全体として20台ぐらい行くことができる。となると、今までの3倍ぐらいはけていくということになるんです。これが課題1ということで、なかなか左折レーンが動かない、それが動くようになるということであります。
 この課題の1っていうのが皆さん方よく認識をされるとこだと思うんですが、課題の2っていうのは、今の状態っていうのは、ここで県庁通りの先に横断歩道があって、ここが停止線になるんです。そうなると、当然、この左折がうまくいかないわけですから、ここに車が滞留していくということで、見てください、これ。横断歩道の上に車がいる状態になります。これで歩行者、ないしは自転車も危ない状況になっている、危険な状況になっていくわけであります。
 それを、ここの横断歩道をこちらに移設をします。そして、ここが25メートルです。右折をして、この県庁通りの交差点は県庁方面への右折信号、ここだけになってくる。これによって、見てください。今の北進のスペースっていうのが、ここは本来交差点の中ですから、ごくわずかの北へ行くスペースが非常に広くとることができるということになっているわけであります。ここに停止線がありますから、ここの横断歩道に車が滞留していくということは考えにくくなってくるというわけであります。したがって、このような危険な状態っていうのが避けられるということであります。この工事に合わせて、当然、ここに警察のほうが新たに信号機を、移設を行っていただくわけであります。

図面の説明終了

 今回の交差点改良事業は、市民の皆様から一日も早い実施が求められております。実は、最初にこの都市整備局から話を聞いたときは、あ、これはいいというように思いました。そして、当然、今年の年末までに間に合わせると随分市民の皆さんも助かるんではないかなあというように思って、できないかっていうことを話をさせてもらったんですけれども、具体的に動いたのは昨年の年末から、県警、イオンモール岡山と協議検討を始め、測量や設計作業を進めてきたところで、彼らとしてはもう最速の動きをして現在に至っているということでありまして、年末までは難しい。したがって、工事を年明けから着手して、先ほど申し上げたように、3月末までに完成するというスケジュールで行うことになります。
 今年の年末年始には間に合わないんですけれども、年末年始の渋滞対策としては、イオンモール岡山は、駐車場料金を平日においても無料時間の短い休日料金に設定し、交通整理員の増員、またホームページや折り込みチラシなどでの公共交通の利用促進のPRなどを実施していただく予定となっております。また、岡山市、岡山県警としても、道路標示板を利用して公共交通利用の啓発を考えております。3月末まで、できればそれ以降、市役所筋の渋滞緩和や通行の安全性向上には大きな効果があるものと考えております。

広域周遊観光につながる歴史・文化資源をテーマにした短編集の完成記念イベントについて

会見する大森市長の様子2

 では、2つ目の議題でございます。
 広域周遊観光につながる歴史文化資源をテーマにした短編集の完成記念イベントについてお知らせをいたします。
岡山連携中枢都市圏における広域周遊観光ルートの造成を目指して、テーマに基づいて製作した短編集が完成し、その記念イベントを11月27日、イオンモール1階の未来スクエアで行います。
 この短編集は、昨年度、備前池田家と郡代津田永忠の国づくり、また古代吉備の国の繁栄の2つのテーマに基づき、ドラマ性を加味し、資源の周遊につながるようなダイナミックなものとなるよう、美作市在住で「バッテリー」等多数の著作のある小説家、児童文学作家のあさのあつこ先生に執筆をお願いしたものでございます。短編は「岡山藩物語」というタイトルで3本、「吉備の風に吹かれて」というタイトルで3本の計6本であります。池田光政、綱政親子の君主としての葛藤や、温羅、阿曾媛の悲恋など多岐にわたる内容で、登場する人物がどれも魅力的でみずみずしく描かれており、その時代の人々に再び生命が宿ったかのように感じられる物語となっております。
 皆さんも是非これを、簡単に読めますんで読んでいただきたいと思うんですが、私が読んだ感じでは、私は結構歴史が好きで、さまざまな文献を読んで、例えば光政、綱政のいろいろな性格については承知をしていたところなんですけれども、実は、例えば「岡山藩物語」の最初の光政、綱政の話を読んだときは、これが生命の息吹っていうか、2次元が3次元になったというか、命を宿すっていうのはこういうことなんだなあと、今までのそういう通常の歴史書っていうか、そういったものを読んでいるのとは全く違う感じがいたしました。担当職員が、涙が出たっていうような話をしておりました。
 先ほど、温羅と阿曾媛の悲恋っていう話を申し上げましたけれども、その女性によると、女性の視点から見るとこれは非常におもしろいっていうような話もあり、これは本当に乞うご期待でありまして、是非皆さん読んでいただければというように思います。少し、今までの吉備豪族とか、また桃太郎のもととなった温羅伝説とか、そして、おきた姫とか、いろんなものが違ったものとして、多分心の中に入ってくるというように思います。
 完成記念イベントでは、あさの先生と私が対談を行い、短編集を執筆された際の思いや苦労話も伺いながら、岡山の歴史に改めて注目していただくきっかけになればと考えています。また、短編の一本「温羅と阿曾媛」の舞台となったゆかりの地である鬼ノ城、また吉備津神社等をあさの先生のナレーションで紹介する動画も公開いたします。
 なお、この短編集は当日のイベントで配布するほか、インターネットで公開するとともに、連携中枢都市圏内の小・中・高等学校や県内自治体の図書館に配布することなど、より多くの方にごらんいただくことにより、物語ゆかりの地を訪れる機会につながることを期待しております。

ストラスブール市(フランス)への視察について

 続きまして、ストラスブールへの視察についてご報告を申し上げます。
 11月4日から9日にかけて、岡山商工会議所や岡山経済同友会、岡山大学の皆様とともにフランスのストラスブール市に行ってまいりました。
 ストラスブール市では、基礎自治体の広域連合組織であるストラスブール・ユーロメトロポールの首長やストラスブール市の副市長、ストラスブール大学の学長、アルザス商工会議所会頭などと話をさせていただくとともに、昨年、岡山市を訪問された元市長であり、今はユーロメトロポールの副議長でもあります、カトリーヌ・トロットマンさんとの意見交換を行ったところでございます。また、市内をLRTや徒歩で視察した後に、都市交通政策や都市計画、若者政策、産業イノベーションなどについて市役所の担当職員に話を伺いました。
 印象に残った点として2つ申し上げます。
 1つは、都市の中心部が歩いて楽しい町なかであったということでございます。景観を損なうことなく、利便性の高いトラムを中心とした公共交通や、自動車が市内の通り抜けを行うことができないように整備されたトラフィックゾーンなど、人を中心とした都市空間を実現するためのさまざまな工夫が行われておりました。
2つ目は、人口の2割超を占める学生に対する行政の姿勢です。2010年に開始された、「ストラスブールは学生が大好きだ」キャンペーンをはじめ、学生に対するさまざまな支援を行って、最善の受け入れ環境を整備することで地域定着を促すほか、若者の視点を生かしたユニークなまちづくりを進めるなど、若者に対して積極的な施策を推し進め、彼らを非常に重視していることがわかりました。
 これらの2点は制度も違いもあり、そのまま取り入れるわけにはいきませんけれども、その考え方を岡山市のまちづくりに、進展させていくに当たっては、非常に参考になるものであったと思います。
 また、冒頭でも述べましたが、このたびの視察は行政、経済界、大学、産官学が合同で行ったものであります。この産官学がともに行動し、考えることを通じて、このたびの視察に対する岡山市の真剣な姿勢がストラスブール市にも伝わり、非常に丁寧な対応を頂戴することができました。今後も、広く市民の皆様と思いを一にして連携協力していくことで、岡山のさらなる発展を目指していきたいと思います。

「おかやまマラソン2017」の開催結果について

 最後に、案件ではございませんが、一昨日に開催いたしましたおかやまマラソンについて申し上げます。
 今年3回目を迎えたおかやまマラソンですが、1万6,200人のランナーをはじめ、5,000人を超えるボランティア、沿道からは16万人の絶え間のない声援を送っていただいた町内会をはじめとする市民の皆様、ご協賛、ご支援いただきました企業、団体など多くの方々のご理解とご協力のおかげをもちまして大盛況のうちに大会を終えることができました。今回の新たな取り組みとして、ファンランのスタジアムフィニッシュへの変更や託児サービスなどを実施したところでありますが、全体として非常に好評だったと伺っております。また、現在行っているアンケート結果についても、2月に予定されているおかやまマラソン実行委員会で示されるものと聞いております。引き続き、おかやまマラソンが皆様に一層愛される大会として定着、発展するよう、実行委員会を中心にさらなる改善を図ってまいりたいと思います。

質疑応答

会見する大森市長の様子3
  • 記者
     交差点の改良事業でお伺いします。まず1点、年末から市と県警で問題意識を持って、イオンを交えて3者協議で今回判断したということですけども、この対策が必要だというふうに判断した数字的な根拠があればお願いします。
  • 市長
     数字は今、ここでは持ってませんけれども、イオンの下石井一丁目交差点からが、渋滞が市役所筋、大供の交差点までつながっており、場合によってはそこから商工会議所のあたりまでずっとつながっている状態、これはやっぱり一日も早く解消していかなきゃならないというように認識するっていうのは、私は至極当たり前のことだとは思うんですけれども、ただそれを具体的に動かしていこうっていうのはなかなか、実際上予算も取ってなかったわけですから、それは予算の流用でもってやれるものはやっていこうと、これは全体の事業費7,000万円ぐらいかかるところでありますけれども、そういうことで岡山市側、また岡山県警からも発議があったところであります。
     そういったお互いの認識のもとに、イオンモールのほうも非常に協力的でして、敷地の一部を無償でお借りをしているということもございます。こういったことで3者の考え方が一致して、早急に動くことができたということであります。根拠って言っていいのかどうかわかりませんが、そういう流れだと私は承知しております。
  • 記者
     渋滞対策として多分この手前側が結構混むと思うんですが。ここを改良しようと思った理由というのがあればお願いします。
  • 市長
     今現在発生している市役所筋の渋滞の最も大きな要因、原因は、やはり下石井一丁目交差点の問題だというように認識をしているのは、これは岡山市側も、また県警も同じ認識でございます。したがって、ここも若干渋滞のポイントじゃないかということですよね。もちろんそうですけれども、見てる限りここずっとつながってますよね。ここが改良して流れてくると、こちらにも相当プラスな影響にはなってくるんじゃないかなあというように市側の都市整備局及び県警側はにらんでて、この左折が円滑にいき、また、ここへ滞留できる台数が増えていけば全体として相当改良されるだろうという認識であります。もちろん今後の状況を見て、さらなる対策を打っていくっていうことはあり得ると思いますけど。
  • 記者
     矢印の左折信号ができると左折への時間がどれぐらい延長されるものか。

図面にて説明

会見する大森市長の様子4
  • 市長
     私が聞いてる限りは、今まではここでこれが青で、この歩行者が通れない、いわゆるここが赤の状態っていうのは大体20秒ぐらいのようなんです。ただ、先ほど申しましたように、20秒あっても青信号でここまで行って途中で赤になると、人っていうのはこのまま真っすぐ行きますよね。したがって、本来ならば左折できるものが左折できない状況になってる。青信号だからできるんだけども、ここはまだ人が歩いている、こういう状態があるんで、実際上は6、7台しか1回に左折ができない。今度どうなるかっていうと、同じですけど、ここに今回右折だけができる状態になります、矢印が右側に出て。そのときに同じようにここに左折ができるわけなんです。これは交通量に応じて大体20秒から30秒ぐらいだと。
     だから、それだけ増えますから、となると、この20秒から30秒っていうのは大きくて、これ当然ここが赤なんです。人が歩いてない。したがって、ずっと車が動けるということで、今の6、7台から少なくとも3倍ぐらいの台数がはけるんじゃないかと、そういう計算を岡山市側、そして県警側はされてるという認識だと思います。
  • 記者
     議題とは変わってしまいますが、池田動物園なんですが、検討会っていう先月の動きの中で岡山市、その後スタンスっていうのはどのようなっておりますでしょうか。
  • 市長
     私が承知をしているのは、動物園側がうちの産業観光局に一度お話に来られたということは承知をしております。それで、これから池田動物園の将来像を考えていこうと、そういうメンバーに入ってほしいという話があったっていうのは承知をしております。したがって、私はここでも申し上げましたけれども、そういう将来像を動物園側が検討する際には、岡山市も参加するのはやぶさかではございませんっていうふうに申し上げて、担当のほうも入ることについては前向きに答えているはずでございます。それ以降の話については、どんな将来像を描いていくのか、いつ検討会が始まるのか、全体のメンバーがどうなってるかとかっていうところの詳細はまだ私は伺っておりませんけれども、そういう話がある以上、これから将来像について動いていくもんだというように思っております。我々としては参加させていただきたいと思います。
  • 記者
     下石井一丁目交差点と言われてますが、ここを左折して、イオン北駐車場になると思うんですけど、そこからの入店がやっぱり一番多いように店側からは聞かれてますか。
  • 市長
     そこまでは承知してませんけど、こっから左折してこのイオンに入っていく車もありますが、それは同じようにこっちから跨線橋といいますかを渡ってANAのホテルのほうに行く車も相当数多いわけであります。その割合がどのくらいかっていうのは私は承知しておりませんけれども、随分こちらのほうに、コンベンションセンターとかそっちのほうに行く車もこの渋滞で困ったという私は認識なんですけど。あとは、この比率がどうなってるかっていう数字があるのか。
  • 事務局
     把握はしておりません。
  • 記者
     図を見ましたら、イオンモールの敷地の中で無償借地箇所という部分があると思うんですが、この網かけの部分が市が無償で借りて、網かけの部分までは市有地ですか。
  • 市長
     無償借地をした部分よりも東側は当然市の市有地のはずです。
  • 記者
     以前議会でも質問があったかもしれませんが、この横断歩道、これをかつてなくしたらどうかというそういう論戦があったように私は記憶しているんですが、そのようなお考えというのは、現時点でどのようにお考えでしょうか。
  • 市長
     そういう議論が常にあるっていうのは時々話題にはなります。話題にはなりますが、現実にじゃあ皆さんに地下を渡ってもらうかっていうと、現実に今横断歩道をこれだけ渡っておられるわけでありますから、そこまで規制っていいますか誘導していくのがいいのかどうか、そのあたりはここでは何とも申し上げられないというように思います。ただ、今回この新たに左折レーンを設けることができたんで、とりあえずそれを見て、次の対応が必要がどうか考えていかねばというように思っております。例えば、これでも全然渋滞が全く解消されないということであれば次の手として何を打っていくのか、打っていくことができるのか、そういう中の一つとして考えられないわけではないと思いますけれども、今の段階でどうこうという判断はできないというように思ってます。
  • 記者
     あさのあつこさんによる広域短編集、今後この短編集を通じてどういったようにこの広域周遊観光をつなげていこうというのを、もう少し具体的に何か今後の考えがあれば。
  • 市長
     例えば、吉備津神社と鬼ノ城っていうのもこれは岡山市と総社市ですから、津田永忠さんに関しては閑谷学校だってそういうことになるわけなんで、広域的にものを考えていくっていうことは我々としてやっていかなければならないんですが、短編集として大きな都市圏全体にすぐに広がっていくっていうことにはならないかもしれません。ただ、何といっても今まで我々が大きな観光スポットとして世の中に売り出している岡山城、後楽園、そして吉備津神社ほか、こういったものに命が吹き込まれたというところって私すごい大きいと思います。それが深掘りをされることによって、全体としての波及効果っていうのはあるんじゃないかなあというように思います。是非読んでください。
  • 記者
     ストラスブール市のご報告で、今後岡山のまちづくりを進めていく中で、何かもし取り入れられることができるのであればとか、参考になる部分っていうのを少し具体的に。
  • 市長
     まず、大きな制度面での違いっていうのは、フランスは交通税っていうのを取ってるんです。今回の公共交通に関しても、いわゆる交通税だけで100億を超える額を投入している。これは一定の会社の例えば従業員の所得にかけてるんです。それが成立したのが1970年代っていうふうにたしか伺いましたけれども、彼らはそういう交通権みたいなものを整理して交通税を取って、そして交通にいろいろ税金としてお金をかけていく。そして、市営で全ての交通を行っていく、こういうようなシステムをとってるんで、先ほど申し上げたように全くイコールではないと思うんですが、ただやっぱり大きな方向性っていうのは我々としても見習わなきゃいけないなあというように思ってます。
     私が一番感じたのは、暮らしやすいまちって何だろうというふうに自分に問いかけたときに、一つはさまざまな消費をしやすい、ショッピングとかその消費をしやすいっていうのは一つあると。それから、文化活動をしやすい、こういうのもあるだろうというんですが、そういう目的がなくてもぶらぶら歩くだけでも楽しい、そういった空間づくりっていうのはすごい重要なんじゃないかなあというように感じました。今も路面電車の駅乗り入れの問題、そして県庁通りの1車線化の問題、それは問題提起をさせていただいているところであります。歩行者天国も問題提起をし、これは定着をしたところでありますが、こういった方向については決して間違ってないなというように思いました。これらについて、私としては今後も前向きに進めていくべきだという思いを持ったところであります。
  • 記者
     交差点の改良事業で、この一連の総事業費と各機関の負担割合、市としてはどのように捻出していくかという部分についてお聞かせください。
  • 市長
     まずは、事業費は7,000万というように聞いています。県警側の設置費用等は承知をしておりません。イオンモールからのは、これは無償借地っていうことにはなってますけども、彼らとして直接負担をしているわけではないと思います。
  • 記者
     今回のその交差点改良については検証事業はしていくんでしょうか。
  • 市長
     交通量調査を後でやるんだよね。
  • 事務局
     当然事業開始する前にまず調査して、完了後に調査というふうに今考えてます。当然休みの日と平日を調査していきたいというふうに考えてます。
  • 記者
     動物園の関係なんですけども、市としても考えるメンバーに加わっていくとのことですけど、市としてどのようなビジョンを持って動物園を将来こうしていきたいとかビジョンが何かあればお願いします。
  • 市長
     我々もメンバーに入る以上は我々なりの頭の整理はこれからしていきたいというように思います。
     ちなみにマラソンの質問が全然ありませんけれども、本当にすばらしい天気のもとで大会記録も多く出ていました。非常に若干プライベートな話ですが、私の友人たちも多く参加をしてくれて、100回ぐらいマラソンをやってる人間が、こんな気配りがある大会っていうのは本当にすばらしいと。当日の荷物の預ける、出す、こういったこともほかの大会にはなくスムーズにやれたとか、いろいろとプラスの評価をいただきました。うちの副市長も42キロをフルマラソン走って今足を引きずっております。ここのメンバーの中にも某記者が走ったという話もございますが、本当に多くの人がこういうマラソンに関与していただいて、単に走るっていうだけじゃなくて、いろんなこれも波及効果で健康に配慮した運動をするようになっているのかなあ、これは健康寿命も相当よくなるんじゃないか、期待をしているところでは本当にすばらしい大会でありました。メディアの皆さん方もいろんな形で宣伝をしていただいたり、本当にありがたいというように思っております。ありがとうございました。

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