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アカミミガメ(ミドリガメ)及びアメリカザリガニに関するお知らせ

[2023年6月22日]

ID:23080

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アカミミガメ(ミドリガメ)及びアメリカザリガニに関するお知らせ

 アカミミガメとアメリカザリガニは、2023年6月1日より「条件付特定外来生物」に指定されました。
 アカミミガメとアメリカザリガニについては、2023年6月1日以降、野外への放出、輸入、販売、購入、頒布等を許可なしに行うことが禁止されています。
 一般家庭において現在飼育している個体については、2023年6月1日以降も引き続き飼うことができますので、絶対に野外に放出せずに、最後まで飼い続けるよう、お願いいたします。

アカミミガメ・アメリカザリガニの規制について(環境省)別ウィンドウで開く
指定に関する政令の閣議決定について(環境省)別ウィンドウで開く

アカミミガメについて

 1950年代後半にペットとして輸入され、以来「ミドリガメ」の名称で販売されていたため、簡単に入手できました。
 小さいうちは飼育が容易ですが、長生きする上に、成長すると攻撃的になることがあるため、捨てられることもあり、現在では日本各地で定着が進んでいます。
 アカミミガメが在来のカメ類と餌等を巡って競合し、定着地域では在来のカメ類のほか水生植物、魚類、両生類、甲殻類等への影響など生態系等への被害を及ぼすことが懸念されています。

アメリカザリガニについて

 1927年にウシガエルの餌として利用する目的で27匹(20匹との説あり)のアメリカザリガニが神奈川県に輸入されました。
 その後、ウシガエルの養殖場が閉鎖された影響で、アメリカザリガニが附近に逃げ、繁殖が始まり、1930年代に、東京、埼玉、千葉方面へ伝搬。1960年代には北海道を除く国内都府県へ伝搬したとされています。この原因は、自然分散のほか、人による持ち運びがあったものと想定されます。
 アメリカザリガニが在来のザリガニ類へ病気を媒介するほか、在来の水生植物、水生昆虫類、魚類、両生類等への影響など生態系等への被害を及ぼすことが懸念されています。また、農林水産被害も報告されています。

アカミミガメの特徴

・側頭部に赤い斑がみられます。
・甲羅に黄色や黒のしま模様が入ります。
・幼体(孵化してから性成熟が始まるまでの期間にある個体)は特に鮮やかな緑色をしています。
・成長したオスは、体色がくすんで茶褐色になり、模様がなくなることがあります(黒化)。
・甲羅の長さが雄は20cm、雌は28cm、体重は2.5kg 程度で、雄より雌のほうが大型になります。

アカミミガメの写真

アメリカザリガニの特徴

・成体は赤から赤褐色で、若齢個体は淡褐色、黄褐色、緑泥色をしています。
・全長は通常10cm程に成長し、最大で15cm程になります。
・ハサミの幅が細く、赤みを帯び、全体的にとげがあります。
・頭部の先端のとげは鋭く、短いです。

アメリカザリガニの写真

アカミミガメの飼育

 ペットとして飼育する場合には、長生きし大きくなること、大型になるときれいな色が失われ気が荒くなることを十分に理解し、最後まで飼育してください。

大きくなってもいっしょにいるよ(環境省)別ウィンドウで開く
アカミミガメを野外に放さないで!(環境省)別ウィンドウで開く

アメリカザリガニの飼育

 ペットとして飼育する場合は、決して野外に放さず、寿命を迎えるまで大切に飼育してください。

アメリカザリガニを野外に放さないで!(環境省)別ウィンドウで開く

外来種の対策

導入・逸出の防止(予防)

 これ以上野外に導入しないよう以下の「外来種被害予防三原則」を守ることが大切です。
・「入れない」 悪影響を及ぼすおそれのある外来種を自然分布域から非分布域へ「入れない」。
・「捨てない」 飼養・栽培している外来種を適切に管理し、「捨てない」(逃がさない・放さない・逸出させない)。
・「拡げない」 既に野外にいる外来種を他地域に「拡げない」(増やさないことを含む)。

環境省の対応

環境省アメリカザリガニ・アカミミガメ相談ダイヤル

規制に関するご質問・ご相談については、環境省が相談ダイヤルを設けています。(終了時期未定)

  • ナビダイヤル 0570-013-110
  • IP電話等の場合 06-7739-7899
  • 受付時間 午前9時から午後5時まで(12月29日から1月3日は除きます)

※通話料は発信者の負担となります

お問い合わせ

環境局環境部環境保全課 自然保護係

所在地: 〒700-8554 岡山市北区大供一丁目2番3号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1284 ファクス: 086-803-1887

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