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特別展「古代エジプト・ふしぎ発見!ーナイルの贈り物と秘められた物語ー」みどころ

[2025年6月21日]

ID:73256

古代エジプトふしぎ発見

特別展「古代エジプト・ふしぎ発見!-ナイルの贈り物と秘められた物語-」

古代エジプトの考古美術品が日本に初めて伝わったのは、明治時代のことです。本展覧会では、いずれも早い時期に日本にもたらされたことで知られる、岡山と下関所在のエジプト・コレクションを出発点に、人々を魅了し続けるエジプト文明の魅力の再発見をテーマとします。日本がアジアをリードしてきた考古学的調査の成果にも触れながら、ミイラを収めていた棺や彫刻、装飾品、護符、土器など、合わせて280点あまりの資料を、「生活」「信仰」「埋葬」などの切り口から紹介いたします。ここでは展示の構成と作品を少しだけ紹介します。

プロローグ コレクターたちと古代エジプト

児島虎次郎

ギザの大スフィンクスの前に立つ虎次郎
1922年6月
高梁市成羽美術館
岡山ゆかりの西洋画家・児島虎次郎は1922年と1923年にエジプトを訪れ、古美術品を収集した。

西洋考古学講義 図
久米美術館
久米桂一郎による、日本初のエジプト考古学の授業で用いられた図版。

第1章 生活

魚形容器
新王国時代・第18王朝か
MIHO MUSEUM
ナイル川に生息する魚を模した化粧皿。

柄付青銅鏡
新王国時代
下関市立美術館
全体が銅合金でできた鏡。

第2章 信仰-人々の願いと王の権威

アクエンアテン王とネフェルトイティ王妃の肖像の浮彫
新王国時代・第18王朝アクエンアテン王治世
早稲田大学會津八一記念博物館
かつて神殿を飾っていたレリーフの一部です。

ホルスの眼を捧持するヒヒ像
末期王朝ープトレマイオス朝時代初期
東海大学文明研究所SK219
ヒヒの姿をした知恵の神、トト神の像。

第3章 埋葬ー副葬品が語る再生と復活の旅

帆船
中王国時代
東京国立博物館
被葬者が旅に出るための船。帆船と櫂船がセットで副葬されていた。

タマケトのシャブティ
新王国時代・第19王朝
下関市立美術館
来世で働くお人形「シャブティ」。身体には故人の名前や呪文が記される。

木棺断片(頭部)
末期王朝ープトレマイオス朝時代
横浜ユーラシア文化館
額には再生の象徴であるスカラベが描かれている。

エピローグ 収集から探求へーエジプトブームと日本人研究者の挑戦

黒色研磨土器
ヌビア・Cグループ文化
東海大学文明研究所SK120
鈴木八司氏がヌビアで収集したものと伝わる。

陶棺の蓋
プトレマイオス朝ーローマ支配時代
マルカタ南遺跡・魚の丘彩色階段周辺出土
早稲田大学考古資料館
早稲田大学エジプト調査隊が初めて調査した遺跡の資料です。

お問い合わせ

教育委員会事務局生涯学習部オリエント美術館

所在地: 〒700-0814 岡山市北区天神町9-31 [所在地の地図]

電話: 086-232-3636 ファクス: 086-232-5342

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