1年半の休館期間中、当館では収蔵品全点の点検を行いました。そこで学芸員が気づいた、往時の製作方法を探る手がかり、消費者の憧れなどを紹介します。
2022年4月22日(金曜日)-5月29日(日曜日)
午前9時から午後5時 *入館は午後4時30分まで
毎週月曜日
一般 310円(団体料金 250円)
高大生 210円(団体料金 160円)
小中学生 100円(団体料金 80円)
入場の際には、マスクをし、入り口で検温・手指のアルコール消毒をお願いします。
体調がすぐれない場合(発熱、倦怠感、味覚異常などの症状がある場合)は、来館をご遠慮ください。
底面に、6千年以上も前の制作者の指の跡が見える。
彩文壺
シリア、前4500-4000年頃
土器、高14.0cm
CT画像をみると、中空の円環部分とその上に乗る動物や壺が穴で連結されている。
動物・ミニチュア容器付き環状容器
パキスタン、前2200-2000年頃
土器、高11.5cm
特徴的な赤色のガラス容器。顕微鏡写真を撮ると、赤銅鉱の結晶が析出していることがわかった。
鋳造坏
東地中海地域、前1-後1世紀
ガラス、径6.7cm
バラ水を振りまく容器。胴部と頸部の境目をCT画像で観察すると、ガラスを折り返して細い穴にしていることが分かった。
突起装飾便
東地中海地域、2-3世紀
ガラス、高12.2cm
所在地: 〒700-0814 岡山市北区天神町9-31 [所在地の地図]
電話: 086-232-3636 ファクス: 086-232-5342