中東イスラエル(/バレスチナ)のエルサレム旧市街は、かつてキリスト教徒にとっては世界の中心であり、ユダヤ教徒にとっては神が下りてくる唯一のよりしろ「エルサレム神殿」があった場所であり、ムスリムにとっては預言者ムハンマドがお告げを聞くために、ここから昇天したとされる、天とつながる場所でありました。エルサレムは、キリスト教・ユダヤ教・イスラム教それぞれにとっての重要な「聖地」なのです。伊勢神宮や出雲大社など、日本各地の「聖地」をテーマとしてきた写真家・中野晴生が、三大宗教の「祈りの聖地」であるエルサレムなどで撮影した写真作品を展観します。
2020年8月1日(土曜日)から9月30日(水曜日)まで
午前9時から午後5時 *入館は午後4時30分まで
毎週月曜日
月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日に休館。
2020年10月1日(木曜日)より、美術館建築の大規模改修工事のため、約1年間、長期休館します。
一般 310円(団体料金 250円)
高大生 210円(団体料金 160円)
小中学生 100円(団体料金 80円)
入場の際には、マスクをし、入り口で手指のアルコール消毒をお願いします。
体調がすぐれない場合(発熱、倦怠感、味覚異常などの症状がある場合)は、来館をご遠慮ください。
入場制限をさせていただく場合がございます。
ポイント1 伊勢や出雲など、日本の聖地を撮り続ける写真家・中野晴生さんが異郷の聖地エルサレムをどのようにとらえたのか。そのまなざしを写真から感じていただきたいと思います。
ポイント2 3月から5月に開催した「古写真で見る聖書の原風景」で一部紹介した90年前の古写真の中から、エルサレムの写真を併せて展示します。
現代の嘆きの壁
©中野晴生写真事務所
90年ほど前の嘆きの壁
撮影:1930年頃、American Colony Photographers
所在地: 〒700-0814 岡山市北区天神町9-31 [所在地の地図]
電話: 086-232-3636 ファクス: 086-232-5342